この間「知られざるモネ展」の事を書きましたが、新聞に彼に関する記事が載っていました。
モネが白内障を患っていて、亡くなる数年前に手術をしたことは有名ですが、重症だったときにはどれくらいの視力があったのか、というお話でした。
左の上は同じ景色の写真、下はおそらくモネが見たであろう景色。
でもモネは視力(はっきりした輪郭)の低下よりも色の識別力の低下を恐れていたようです。
彼の作品に以上に明度の高い色が使われたり、青を強調しているのは、茶色く濁ってきた視界への反発が底辺にあるのでは、という見方もあります。
彼の作品に以上に明度の高い色が使われたり、青を強調しているのは、茶色く濁ってきた視界への反発が底辺にあるのでは、という見方もあります。
霞んだ様なロマンティックな風景は実は白内障が原因かもしれないわけです。
ただ、白内障の手術が成功した後に、作風が大きく変わったわけではありませんから、まだ謎は残ります。
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