イギリスにはたくさんの世界遺産があります。
世界遺産にもいろいろあって、今日紹介するのは運河の橋。
ポントカサステ水路橋です。
たまに、ローマ人が作ったんですか?って聞かれるけど、残念ながらそんなに古くない。
200年前くらいに作られました。
橋のたもとにいろいろ書いてあります。
クリックしたらちょっと大きくなるので、読んでみてください。
え、え、何語ですか~? ってカンジでしょ?
ウェールズ語です。
そう、ここはイングランドではないのです。
でもパスポート検査はないので安心してください(笑)
記念碑の下半分は英語。
ちょっと訳しますね。
トマス・テルフォードによって、1795年から1805年にかけて作られました。
地元の石で作られた18本の橋脚の中心のものは、鉄細工の部分から下を流れるディー川まで126フィートの高さがあります。
長さ 1,007 フィート 、幅11.10 フィート、深さ 5.3 フィート、イギリス最大の規模です。
使用された鋳鉄はウイリアムハゼルディーンさんによって、シュールズベリーの鋳造所と、近所の ケヴンマウルから調達されました。
施工費は47000ポンド。
水はディー川、ランゴレンのホースシュー滝からひかれています。
見えるおうちはテルフォードが住んでいたそうです。
すぐ後ろのものは施工者のジェッソップのもの。
片側に歩道があります。
これは昔エンジンが付いていたかったボートを馬が引いたため。
馬用の道ということです。
橋の上は1艘しか渡れません。
なので、向こう側とこちら側に少し幅の広い部分があって、そこですれ違います。
ね、ギリギリってカンジでしょう?
ナロー(幅の狭い)ボートとはよく言ったものです。
脇にはお手洗いと小さなお土産物屋さん、資料も少しおいています。
ここは何と入場無料です。
道理で安い周遊のツアーにも含まれているわけだ(笑)
ガイドが付いていない添乗員さんだけのツアーのバスをよく見かけます。
ツアーの人たちは大概予定が詰まっているので、写真を撮って15分くらいでいなくなってしまいます。
なので、混んでいてもちょっと待てば静かになります。
せっかくだからゆっくり時間を取って、出来たら向こう側まで歩いてみてください。
高所恐怖症の人は気を付けてね。
私も途中で怖くて引き返しました。
根性で上流の写真だけは撮りましたけど。
もしくは運河の旅でここを通るとかもいいですよね。
運河の旅って敷居が高いと思っているかもしれませんが、日本人がコーディネートしてくれる会社があります。
ナローボートガイド(リンクします)
私のお気に入りブログ(右手)にリンクしてあるので、ブログもぜひどうぞ。
のんびり運河の旅でイギリス観光なんて、ステキ!
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