2024年1月31日水曜日

回転寿司に行ってみた!

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イギリスに回転寿司ができたのはいつだったかなぁ?

ジョニー・イングリッシュの映画に出てきたのがメジャーな紹介だった気もするので、2003年にはもうあったということ。
あれは Itsu というお店だった。

Yo sushi というチェーンが一斉を風靡して、おしゃれで国際感覚バッチリだと自称したい人たちで溢れていました。

ロンドンにたくさんあった、そんなYo Sushiもどんどんなくなってしまい、ロンドンの店舗は数えるほど。

昔はリッチモンドにもあったのに。

私は何回か試したことがあります。
殆どは興味半分のお客様と冷やかし程度。

自分の意志で行ったのは(すごく大げさな言い方😆)2回くらい。
なので回転寿司の流儀とかには不慣れだと思うので、的を得ないことを書いていたらごめんなさい😔

この日は午前中にギルドのひとつ「VINTNERS]を見学していました。
終わったのはは12時半頃かなぁ。
本当は KOYA で温かいおうどんを食べようと思っていたんだけど、KOYA は激混みで店内は席無し、外の席には空きがあったけど、寒そうだし、通りの人に見られながら食べるのは落ち着かないので諦めました。

うろうろして見つけたのがこちら、KURUMAYA というお店です。
このお店は入り口にテイクアウェイのエリアがあるので、ここもパッと見かなり混んでいました。
そのまま奥に進んで係に一人の席があるか聞いたらカウンターの一番奥に通されました。


ラッキー、落ち着いて食べられるね。

白ワインをグラスで注文して、さて何を食べようかと思ったらお盆の上に乗った餃子がいくつか運ばれてきました。

ウエイトレスがお盆からひとつベルトコンべイヤーに乗せて、その後お盆ごとカウンターの中の人に渡して回転している隙間に餃子を並べました。
焼きたてだしおいしそう。
にんにくが効いていて、焼具合は少し柔らかめ。
特に美味しいってわけじゃないけど、まぁまぁかな。
数分後に焼き鳥登場。
ちょうどお盆が運ばれてくる位置なので、ラッキー。
というのは、こういったキッチンからの温かいものは蓋無しでぐるぐる回っているので、あまり衛生的とは言えない。
焼き鳥も私の横から世界へ飛び立ってしまった後(笑)蓋無しで1周したので食欲がうせてしまいました。
中で握られたおすしも最初の2周くらいは蓋無しでまわって、その後中の人が蓋を被せるようになっていました。
握って乗せる前になんで被せないんだろう。
きっと私みたいな人は回転ずしには不向きですね。

また何か温かいものが来たら回転ベルトに乗る前に受け取ろうと待ち構えていましたが、何も来ないので蓋がされた白身のお寿司を試してみることにしました。
スズキかな?
シャリは多め。
お味はテイクアウェイのレベル。
鉄火巻き(本当は4つあった)はマグロが筋っぽい。
お皿に色が入っているから、多分みんな違うお値段なんだろうと思います。
メニューを渡されたわけでもないし、こちらからも聞かなかったので、何がいくらなのかはさっぱりわからない。

このお店は地下にテーブル席があるようで、時々そこへの注文がカウンター内に届きます。
船盛のお寿司の注文が来ました。
「わ~、どんな風になるのかな」
そう思ってみていたら、回転しているお皿をベルトから降ろして並べなおすだけ!
全部ではなくて部分(半分くらい)だけだったけど、全部新しく用意すると思っていたのでびっくり。


逆に下から間違った注文が戻ってきたら、小分けにしてベルトに乗せるのも目撃。
一旦どこかに持って行ったものでも再度提供するんですね。
フードロスにならないので、いいことなのかな。

ハマチ(Yellow Tail)が食べたかったけれど、見かけなかったのでカウンターの人が暇そうなときに聞いたらその場で握ってくれました。
これ、ハマチ?
思っていたのとは違う味でした。

斜め向かいの人がツナが新鮮かどうか聞いて、さっと焙って盛ってきて欲しいって注文しました。
中の人が冷蔵庫からサクを一本とりだして、それが調理場から戻ってきたのが数分後。
まだまな板の上に乗っていたので、私も同じものを切ってもらいました。
ゴマが効いている(笑)
マグロの味はそんなにしない。

カウンター上を永遠に回っているサバは食べたくなかったので、中の人にサバ頂戴って言ったら握ってくれました。
2貫あったけど、一つ食べた後。
これは普通においしかった。

てんぷらも調理場から来て、ベルトに乗る前。
さっくり揚がっておいしかったです。

けっこうお腹がいっぱいになったので、ちょっとさっぱりショウガをいただこうと思ったらベルトとショウガの間に何かがある。
てっきりお箸やショウガが載っているトレーの一部だとお持っていましたが、どうやらメニューのようです。

これでやっとお皿の料金がわかる!
アラカルトのメニュー以外に回転しているお皿のお値段も出ていました。
オレンジ、3.50(654円)
赤、3.90(729円)
緑、4.50(841円)
青、4.90(916円)
ピンク、5.50 (1028円)
黄、5.90(1103円)です。
いずれも今日のレート(1ポンド187円)

ということはエビのてんぷらは5.90ポンド(1103円)。
ちゃんとエビも入っているし、3本で5.90ポンドは安い。

焙ったツナは5.50ポンド(1028円)。
エビのてんぷらと比べると、あんまり価値ないかも(あくまでも個人的な感想)
スズキは4.50ポンド(841円)、餃子が4.90ポンド(916円)。

丁度ベルトの上を回ってきたサバは赤だから3.90(729円)
あれ、私のサバはピンクのお皿だったような。
写真で確認したらやっぱりピンク。
細かいところだけど、1.60ポンドお値段が違う。
その場で握ってもらったら高くなるのかも。

お勘定をお願いしたら、ウエイトレスがお皿の確認に来ました。
その時にサバを注文したらピンクのお皿だったけど、普通は赤なのにどうしてか聞いてみました。
ブログの読者の皆さんに説明する責任がありますからね(笑)

そうしたら注文しても本来は赤いお皿のはずだそうです。
カードを出したらお会計は入り口のレジでお願いしますと言われました。
ワイン2杯も飲んだからか、予想よりも高い。
この食事で63.60ポンド(11893円)というのは、また行こうという気にはならない。
1回の経験で十分です。

あとで気が付いたけど、ここ、サービスチャージが20%。
回転寿司で、お会計もキャッシャーまで行くタイプで20%。
これはちょっとないんじゃないかと思いました。
セントポール大聖堂のそば、車屋(KURUMAYA)というレストラン。








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2024年1月29日月曜日

ビャンビャン麺を食べてみた!

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この間桃太郎君と好きな食べ物の話をしていたら
「最近ビャンビャン麺が好きで、見かけたら食べてる」って。

ビャンビャン麺って、名前は知っているけれど、どんなものなのか見当がつかない。
そこでネットで調べてみたら、モチモチした幅広の麺で、スープ無しで食べる混ぜそばみたいなものということがわかりました。


キャンドルを作りに行くときに、ちょうど時間が合うので、東ロンドンという場所柄きっとあるだろうと思って探したらよさそうなお店が見つかりました。


このお店のロゴが「ビャンビャン麺」のビャンの字なので、きっと本格的なはず(笑)

58画もある!
絶対自分では書けそうにないなぁ。

場所はロンドンの金融街が見えるコマーシャルストリート。
19世紀の終わりに「切り裂きジャック」がウロウロしていたエリアです。

この辺りは昔から移民が多く住んだエリア。
ベルサイユ宮殿を作ったルイ14世の時代、フランスから圧政を受けたユグノーの人たちが逃れて住み着いた場所のひとつがこのエリア。
シルクの生産の技術を持った人たちでした。
その後アイルランドのリネンやレースの技術を持った人が移り住んで、ロシア、東ヨーロッパ、オランダからユダヤ人、と多様な人たちが住むエリアになりました。
そんな人たちの間で珍しいものを取引したのがこのエリア。
通りの名前、コマーシャルストリートというのも「お商売の通り」ということです。

レストランの外観。
ガラスの大きな窓、そしてオープンキッチンです。

桃太郎君はビール、私はグラスワイン。
寒かったので温かいスープが欲しいなと思ったのですが、スープ食べちゃったらビャンビャン麺食べきれないかも。
だって他にもいろいろ前菜食べてみたいし。

前菜はきくらげとピータンを選びました。

ピータンは久しぶり。
辛そうなソースがかかってきましたが、ピータンの甘味で中和されて丁度いい感じです。

きくらげの方はさっぱり味でめちゃ辛。
私には辛すぎで、ほとんど桃太郎君がビールのおつまみにしました(笑)


そしてビャンビャン麺ですが、私はメニューに好きなものがなかったのでさっぱりシーフードのスープに麺を入れてもらえるか聞いてみました。
そうしたら問題ないって。
そうしてやってきたのがこちら。

上に乗っているのは鰹節じゃありませんか!
スープがめちゃめちゃおいしい!
でもね、ビャンビャン麺をスープに入れて提供しないのはなぜか。

それは、そうするととても食べにくいからです(笑)
食べ終わった時には、右手の小指の下の筋肉が破裂するかと思いました(涙)

でも美味しかったけどね。

桃太郎君は、私がメニュー以外のものを注文したのを見て自分も細麺のソースで平麺みたいに注文していました。
それがこちら。

ごはんを食べながらいろんなお話をして、とっても楽しかったです。
こちらはお勘定。
東ロンドンはやっぱり安いですね。
ビャンビャン麺を食べたのは初めてなので、どれほどのものかというのは言えませんが、私はとっても満足でした。

ただ、ここは前菜の前に麺が出てきたし、お手洗いは広くてきれいだったけれど、その周りはデリバリーのものとかが溢れていて必ずしも整頓されているとは言い難いです。

それでもウエイトレスはフレンドリーだし、注文にもいろいろ応えてくれて、個人的にはとてもいいと思いました。



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2024年1月27日土曜日

東ロンドンでキャンドルデビュー!

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桃太郎君からもらったクリスマスプレゼントのひとつはアロマキャンドルでした。

私はアロマ系のものはスプレーか専用のマシーンを使うので、桃太郎君もそういった用のオイルをプレゼントしてくれたことがあります。

キャンドルは使わないのを知っているはずだと思っていたので意外でした。

で、そのキャンドルには紙が添えてあって、1月27日1時45分って書いてあったんです。
それは、キャンドルメイキングのセッションの予約で、場所は東ロンドン。
キャンドルではなくて、そっちがメインのプレゼントでした。


最近、桃太郎君は何かに挑戦する体験タイプのものに興味を持っていて、ガールフレンドにも陶芸の数週間にわたるコースをプレゼントしたりしています。

到着は私たちが最初。
全員で15人のクラスのようです。
作業台の上には必要なものの間にカップケーキ。
イギリスのカップケーキは甘すぎるものが多いので、私は遠慮しましたが、桃太郎君は気にしない。
一口食べて「マミーが好きそうな味じゃないけど、僕は平気」と言ってふたつ食べました。

さて、クラスのメンバー(8人のお誕生日ファミリー、3人の女の子グループ、男性のカップル、そして私たち親子といったバラエティーとんだ構成)が揃ったら開始です。
ちなみに全て大人。


自己紹介で名前と好きな香りをみんなの前でお話しして、まずはじめは自分のキャンドルに遣う香りの選択。

10種類くらいの香りから、好きなものを選びます。
今回使うのは、ろうそく部がソイワックス、香りはフレグランスオイルです。

アロマオイルの中で、フレグランスオイルというのは人口香料。
そしてエッセンシャルオイルというのは自然香料だそうです。

キャンドルに含まれるのは通常フレグランスオイルで、香料を混ぜると想像以外のものになるのでお勧めできないそうです。

ということで、用意された香料をベースに自分だけの香りをミックスして作り上げるみたいなことは無し。

それでも香りの選択は楽しい。

デパートの香水売り場みたいな試験紙に香りを取ってお気に入りを見つけます。
私はこれ。
Patchouli(パチュリ、カッコウ・藿香、広藿香)と胡椒。
桃太郎君は Oud &Belgamot(沈丁花(じんちょうげ)科に属する香木とベルガモット)
温められたソイワックスの温度を確認します。
60度ちょっとの温度だったのが少しずつ下がってきて、指定の温度で香料を投入。

よく混ぜてからキャンドル用のカップに芯を入れて液状のろうそくを注ぎます。
冷える間にろうそくに関するクイズ。
私も桃太郎君も10点満点.....

と言いたいですが6点ずつでした。

最後は自分で作ったろうそくと記念写真。
英語がそれほど得意でなくても問題ないと思います。
スタッフもフレンドリーだし、楽しかった。

自分で作ったキャンドルがお土産。
楽しくて1時間弱の時間があっという間。
家族やお友達で出かけるのにぴったりだと思います。


こんな感じの東ロンドンのビルの2階。
中にはお手洗いもあります。
インスタントのコーヒーマシーンがあって、そちらは無料で利用できます。
イギリスの観光の一環で、自分で作ったキャンドルを持って帰るのもいいかもね。
まだ新しいビジネスだそうだから、例えば自分で選んだアロマでお土産用のキャンドルをたくさん作るのもアリじゃないかな。
色々なアイディアを聞いてもらえそうな感じでした。




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2024年1月22日月曜日

無料の展望台に行ってきた!

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ロンドンには何か所か展望のいい場所があります。

古くからあるのはモニュメント。


1666年にあったロンドン大火の記念塔で高さは約60m。

告白します。
実は上ったことはありません。
え~ロンドンのガイドなのに?
だって、高いところ苦手なんですもん。

高いところに全くいかないわけじゃないですよ。
お仕事で仕方なくいきます(涙)

セントポール大聖堂のドーム(111m)ブログ始める前に上がったので記事はなし!
ロンドンアイ(135m)最後に乗ったのはコロナ前、4年以上経つ!
と、ここまで書きましたが、これってその建物の高さであって、展望台の高さってわけじゃないんですよね。
今まで全く考えていませんでした。

例えばシャード。
310mなのはてっぺんのガラスの頂点。


展望台の高さは244mです。

それを上回る建物が金融街にできたのが去年の11月。
254mの展望台です。

そして予約は必要なものの、入場は無料。
その辺はスカイガーデンと同じ。
お友達のロンパラさんが予約してくれて、ねこなすさんと3人で行ってきました。

ちょっと写真を紹介します。
こちらがそのビル、ガラスの側面に他のビルが映りこんでいるのがそう。
リフトに乗ります。
そして到着したのは58階。
グラウンドフロアにもこの階にもお手洗いがあります。

ビルに入ってすぐに荷物検査があるのはスカイガーデンやシャードといった他の展望台と同じだけど、ここは小さめのキャリーケース(転がすタイプ)が受け入れられていたのが驚きでした。

ロンドンでは美術館や博物館などでもキャリーケースは持ち込めないところが多いです。

まずリフトを降りてすぐのフロアは小さめで窓にも遠い。
そこから階段で一つ下の階に降りると展望台のエリアです。

さっきまでご飯を食べていたレストランのあるエリア。


尖っているのがシャード、頭でっかちなのがスカイガーデン。
両方かなり低く見えます。
でもシャードの方がこのビルよりも高いはず。

あ、セントポール大聖堂。
曇っていたので全く色がないですね!

こちらはアイコニックなタワーブリッジ周辺です。
くるっと一周して景色は楽しめたものの、他に楽しいことは何もない。
個人的な意見ですが、スカイガーデンの方がいいなぁ。

もしくはシャードの中に入っているシャングリラホテルでお茶やカクテルを飲むという選択も。


ところでスカイガーデンは10時から6時までに入る場合、無料だけど事前予約が必要です。
そして、それ以外の時間に入る場合は予約なしで大丈夫だったんだけど、今は費用が掛かるように変更になっています。
10時前に入るときはカフェでの飲み物が1杯含まれるチケットが£9.50(16歳以下は無料)
夜はシャンペンが1杯含まれて(18歳以上のみ)£18.25 
いずれもその時の混み具合に拠りますが、その場でチケットが購入可能です。

それ以外にもヴァレンタインの日にはテーブル無しの入場(シャンペン付き)がひとり20ポンドとか、イベント時にも楽しそう。

他にもレストランの利用やガーデンのお散歩など行って楽しい感が満載。
これはかなり前だけど、桃太郎君と行った時のレポート。

ホライズン22は私からは特におすすめってわけではないけれど、無料でロンドンを楽しめる選択が増えるのはいいですね!





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2024年1月19日金曜日

リバプールストリート駅そばのジャパニーズ

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お友達と4人でランチに行ってきました。

ロンドンから西イングランドにお引越しをしてしまって、なかなか会えないロンパラさんがオーガナイズしてくれました。

今回はロンドンの金融街に去年オープンした展望台を見に行く計画。
折角なので、その前にみんなでランチをしようということで、集まったのはこちら。


こういった集まりの時は事前にメニューをチェックして、何を食べようか計画するのも楽しみのひとつ。

ランチにはセットメニューがあって、17ポンドから、と最近の値上がりが激しいロンドンでは門が広い印象です。

名前が「Shiro sushi」なので、ここはやっぱりおすしかな。
メニューに載ってる写真がかっこいい。
創作寿司って感じなのかな?
でもランチのメニューにあるのは単品での一般的なアラカルトに加えて、盛り合わせが江戸前寿司とおまかせデラックス江戸前寿司、そしてちらしって感じ。

ドリンクメニューはウェブに載っていない。
ということはきっと高い(笑)

ランチの約束の時間は12時。
12時に開くレストランなので、あまり早く行くのもなんだし、リバプール駅の横のモールでうろうろして、アヒルちゃんの写真を撮って(リンクします)時間調整。

更にうろうろしてやっと見つけたのがこちら。
Shiro Sushi の入り口。
12時2分にレストランに到着したら、みんな着席済み。
今日のメンバーはみんな何十年も(笑)イギリスに住んでいるんだけど、こういったところはちゃんと日本人気質。

カクテルを含むドリンクメニューを見たら、案の定高い。
一番安い(大したこともない)白ワインでさえ39ポンドもする。
その割にはカーヴァが45ポンド。
原価を考えたら絶対にカーヴァの方に軍配があがるなぁ。
ということでみんなで新年の乾杯。
レストランで一番儲けが出るのはカクテルだと思う。
スピリッツ類は長持ちするし、ただ専門のバーテンダーに費用が掛かる。
なのでそれを考えればワインもいい線行ってるんじゃないかな。

このカーヴァは一般の売値が8.50から10ポンド。
たぶん卸だともっと安く仕入れができるから45ポンドで売るというのは悪くないお商売だと思います。

コロナ前までワインの利益率は75パーセントくらいだったけれど、最近のロンドンでは原価の5倍くらいつけているところも多い。
お酒が好きな人にとっては少しつらいですね。

小さな個人営業のエスニック系のお店なんかは良心的な値段設定のところもまだまだ多い。

この間紹介したサウスケンジントンの中華(リンクします)ではグラスワイン(しかも175ml)が5.80ポンド。
多分あのワインの原価はボトルで6ポンドから7ポンドくらいなので、かなり良心的です。


だけど、今日はそんな計算は置いておいてお友達との楽しい会が目的。
4人集まるのは5年ぶりくらいかもしれない。
英国観光庁の集まりで知り合って、何回か旅行もした、10年くらいのお付き合いです。
もとはもう一人いたんだけど、彼女は日本に帰国してしまったので、今は4人。
Mさん以外はブログで色々発信しているので、実際はそれほど久しぶりという感覚ではありません。

みんなでお出かけの後は私のも含め、3つのブログに記事が被りまくりなので、少しずらしてこの記事を書いています(笑)
1週間前だから、もういいかな。
ま、でも同じところに行って3種3様の記事になるのも面白いですけどね。
リンクしたのはこのレストランの記事なので、よかったら比べてみてください。


さてウエイター君にきれいなお寿司の写真を見せて、メニューに見当たらないけど注文できるのか聞いてみました。

そうしたらランチじゃなくて、夕食のアラカルトのクリスタル寿司というものだとアラカルトメニューを持ってきてくれました。

3種類のお寿司が2貫ずつなのわかりますか?
気になるお値段は、手前から。
ミントとお酒のゼリーで包まれたサーモンが12ポンド。
キムチゼリーに包まれてキャヴィアを載せたホタテが16ポンド。
ポン酢ゼリーに包まれたボタンエビとアヴォカドが19ポンド。
2貫のお値段なのか、1貫のお値段なのかは聞きませんでした。
ロンドンでアラカルトのお寿司を注文すると、ふつうはメニューに1貫のお値段が書いてあって、注文したら自動的に2貫出て2貫分チャージされます。
そこまで払って食べたくもなかったので、おとなしく江戸前寿司を注文しました。
普通とおまかせデラックスとあったので、おまかせデラックスにしました。

テーブルに運ばれてきたのはこちら。

きれいだけど、おまかせというなら全部違うものがよかった。
12貫のうち、奥の6つは2貫ずつの3種。
これ以外にお味噌汁とお漬物、そして今日のおかずが付いてきます。
今日のおかずはチキンの揚浸しでした。

何も考えずに小皿にお醤油を入れてサーモンから食べたらすでに味が付いていました。
だから江戸前ってしつこく書いてあったのね。
でも、ここはロンドン。
日本ならともかく、江戸前はネタをきちんと仕込んであるって知らない人も多いだろうし、ふつうにお醤油を使うお寿司もあるわけだから、お醤油は要りませんって一言添えてくれてもいいんじゃないかな。
それでもお寿司はおいしかった(はじめのサーモン以外はすべてお醤油なしでいただきました)し、ランチとしては悪くないお値段(35ポンド) だと思いました。
おまかせデラックスじゃない方はどんな感じなのか気になる。

さて、ロンパラさんとMさんが注文したのはミックスてんぷらランチ(18ポンド)。
軽めの衣でおいしかったそうです。

そしてねこなすさんは、うな丼が食べたいけれど、冷凍かどうかが気になるって。
そりゃそうですよね。
冷凍のウナギだったらロンドンでも買えるし、おうちで食べるのと変わらない。
なのでウエイター君に聞いてみました。
そうしたら冷凍ではなく、上のキッチンで調理してカウンターにに持ってくるという返事。
たぶんすしネタのことを聞いたと思ったのかな。

ということでやってきたのがこちら。
お味がどうだったか気になります?

実はウナギよりも興味を引いたのが器だったんです。
これ、ビビンバの石焼窯。
そして熱かったそうです。

なので、底のごはんがお焦げさんになっていたって(笑)
一皿で2回楽しめてよかったですね~(他人事なのであっさり)

お勘定はこちら。
レストランでの支払い、ロンドンではみんなでシェアするとか、似たようなお値段のものを注文するといった場合は単純に人数で割って各人でカード払いにすることもできます。
が、アルコール飲まない人がいたとか、お料理の金額に差がある場合には誰か一人がまとめて払うのがスマートです。
その後各人がそれぞれに自分の割り当て分を支払った人に渡せばOK。
最近は現金を持ち歩かないので、オンラインでお友達に割り勘分を支払うことも多くなりました。

チップはレシートを見ると13.5%入っています。
見る場所は合計金額のひとつ上。
13.5%というのは、ロンドンでは通常の範囲です。
こんな風に含まれている場合は、よっぽど素晴らしい特別なサービスがあった場合を除いてチップをさらに加える必要はありません。

ここ、また来るかな、どうかな?
リッチモンドからは距離があるので、ランチタイムで近くに用事があれば考えるという感じです。






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