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コロナ明けから値上がりが激しいロンドンの観光地。
特にレストランの値上がりがすごいです。
以前なら50ポンド前後で食べることができた高級レストランのセットランチは100ポンド越えのところも多いです。
それでも探せばいくつかのレストランでは50ポンド以下のセットランチが用意されています。
私がお勧めするレストランのひとつはコリガンズ。
注文しなくても出てくるものがアミューズ。
日本風に言えばお通し。
今回はチェダーで有名なモンゴメリーを使ったカナッペと、鴨とイチジクコンビの2種。
ここはバターがおいしい。
まろやかで風味がいいバター。
パンの盛り合わせを注文するとついてきます。
黙ってても出てくるけれど、通常パンは有料のところが多い。
ここでは4ポンド。
もっと高いところもあります。
お水ももちろん有料。
炭酸入りと無しとどちらがいいですか?って聞かれるので、欲しければ希望を、要らなければいらないと言えばいい。
でもお酒を頼むなら水無し(もしくは水道水)でもいいけれど、飲まないのならミネラルウォーターを注文するのがマナーだと思います。
こういったことに納得できかねるのなら、レストランのグレードを落とした方がいいです。
レストランのレベルで常識も変わってくるから、自分で納得できる場所を選ぶのは大切。
特に同伴者が自分と同じ価値観を持っていない場合は、どちらかがイヤな思いをしたり、恥ずかしく感じる場合もあります。
イギリスではお勘定にサービスチャージが含まれていて、追加する必要は普通はありませんが、アメリカでのチップに関する意見などで、「自分は払いたくないし、払わない」なんていう意見を読むと、一緒に行った人も同じ意見なのか気になります。
コリガンズへランチに行くと、アラカルトのランチメニューが出てきます。
そこから好きなものを選ぶわけですが、いくつかのメニューに小さな印が付いている。
その印のものから前菜、メイン、デザートを選ぶとセットメニューの料金が適応されるという仕組み。
普通にアラカルトで注文すると80ポンドくらいになるものが、セットが適応されると44ポンドなのでかなりお得です。
でも食べたいと思うものに印はついていないケースが多い(笑)
食べたいものについていればラッキーかなってスタンスがベスト。
今回注文したのは燻製の鰻とクリームスープ。
こってりだけど、量がそれほど多くないので前菜にはぴったりでした。
私は燻製の鰻が好きなので、メニューにあると注文します。
サラダとして出てくることが多いかな。
こちら、お値段は26ポンド。
こちらの前菜はカエルのてんぷら。
そしてメインはスコットランドの北、シェトランド諸島で獲れた天然のオヒョウ。
しっとりプックリした質感で、言うことなし。
3人でアラカルトから前菜とメインをひとつずつ取って、安めのワインを1本、お水を1本、食後にコーヒー。
デザートはペティフォアが出てくるので注文しませんでした。
合計で380くらい。
もしセットメニューになる組み合わせだったら、100ポンド以上安くなると思います。
あと、ここは金曜日と土曜日のランチタイムには、ワインの持ち込み可。
(ただし期間限定なので要確認)
その際はコーケージ(ワインの持ち込み料)がひとり10ポンド。
それを使えばさらにお得に食べることができます。
ただ、レストランで食事をするのには「お得に食べたい」というよりも「そこで食べたい」「非日常を味わいたい」といった場合もあるので、あくまでも金額は要素のひとつにすぎません。
楽しめるかどうかは、その人の価値観に拠るので、同席者やサービス内容、メニューの種類など吟味に時間をかけるべき。
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