2023年10月31日火曜日

今年のハロウィーン

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フラット(集合住宅)に住んでいるために、知らない人からの訪問はかなり稀な我が家。

なので、ハロウィーンの子供たちがドアをノックすることはほぼありません。

以前、フラット内の子供たちが来たことはありますが、慌ててありあわせのフルーツやお菓子を出したのもいい思い出。
桃太郎君が子供の時にもフラット内でお菓子をもらったことはありません。

イベント時には、チェーン店ばかりのリッチモンドよりも、個人商店が多いトゥイッケナムの方が盛り上がりを見せることが多いご近所。
特にチャーチストリート。
こんな感じです。
写真を撮ったのが曇りだったので、ちょっと地味ですね。
お菓子屋さんの店先はこんな感じです。
お洋服屋さんも結構努力しています。
毎年用意するランタン、今年はちょっと大きめのカボチャだったので少し努力してみようと思って、下描きをまず書いてみました。
請求書の裏にササっと描いただけですが、普通は直接カボチャにナイフを当てるので、かなり張り切った感じ(笑)

その後約2時間ほどかけてカボチャを彫りました。
下描きをみなかったら、何なのかさっぱりわかりませんね!
自分ではお鍋の火が一番良かったと思っています(笑)

来年はどんなランタンになるのやら。





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2023年10月20日金曜日

お得なセットメニュー

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コロナ明けから値上がりが激しいロンドンの観光地。

特にレストランの値上がりがすごいです。

以前なら50ポンド前後で食べることができた高級レストランのセットランチは100ポンド越えのところも多いです。

それでも探せばいくつかのレストランでは50ポンド以下のセットランチが用意されています。

私がお勧めするレストランのひとつはコリガンズ。

注文しなくても出てくるものがアミューズ。
日本風に言えばお通し。

今回はチェダーで有名なモンゴメリーを使ったカナッペと、鴨とイチジクコンビの2種。
食前酒に合わせておつまみにします。

ここはバターがおいしい。
まろやかで風味がいいバター。

パンの盛り合わせを注文するとついてきます。
黙ってても出てくるけれど、通常パンは有料のところが多い。
ここでは4ポンド。
もっと高いところもあります。
お水ももちろん有料。
炭酸入りと無しとどちらがいいですか?って聞かれるので、欲しければ希望を、要らなければいらないと言えばいい。
でもお酒を頼むなら水無し(もしくは水道水)でもいいけれど、飲まないのならミネラルウォーターを注文するのがマナーだと思います。

こういったことに納得できかねるのなら、レストランのグレードを落とした方がいいです。
レストランのレベルで常識も変わってくるから、自分で納得できる場所を選ぶのは大切。
特に同伴者が自分と同じ価値観を持っていない場合は、どちらかがイヤな思いをしたり、恥ずかしく感じる場合もあります。
イギリスではお勘定にサービスチャージが含まれていて、追加する必要は普通はありませんが、アメリカでのチップに関する意見などで、「自分は払いたくないし、払わない」なんていう意見を読むと、一緒に行った人も同じ意見なのか気になります。

コリガンズへランチに行くと、アラカルトのランチメニューが出てきます。

そこから好きなものを選ぶわけですが、いくつかのメニューに小さな印が付いている。
その印のものから前菜、メイン、デザートを選ぶとセットメニューの料金が適応されるという仕組み。

普通にアラカルトで注文すると80ポンドくらいになるものが、セットが適応されると44ポンドなのでかなりお得です。

でも食べたいと思うものに印はついていないケースが多い(笑)
食べたいものについていればラッキーかなってスタンスがベスト。


今回注文したのは燻製の鰻とクリームスープ。
こってりだけど、量がそれほど多くないので前菜にはぴったりでした。
私は燻製の鰻が好きなので、メニューにあると注文します。
サラダとして出てくることが多いかな。
こちら、お値段は26ポンド。

こちらの前菜はカエルのてんぷら。


そしてメインはスコットランドの北、シェトランド諸島で獲れた天然のオヒョウ。
しっとりプックリした質感で、言うことなし。

3人でアラカルトから前菜とメインをひとつずつ取って、安めのワインを1本、お水を1本、食後にコーヒー。

デザートはペティフォアが出てくるので注文しませんでした。

合計で380くらい。
もしセットメニューになる組み合わせだったら、100ポンド以上安くなると思います。

あと、ここは金曜日と土曜日のランチタイムには、ワインの持ち込み可。
(ただし期間限定なので要確認)
その際はコーケージ(ワインの持ち込み料)がひとり10ポンド。
それを使えばさらにお得に食べることができます。

ただ、レストランで食事をするのには「お得に食べたい」というよりも「そこで食べたい」「非日常を味わいたい」といった場合もあるので、あくまでも金額は要素のひとつにすぎません。
楽しめるかどうかは、その人の価値観に拠るので、同席者やサービス内容、メニューの種類など吟味に時間をかけるべき。



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2023年10月12日木曜日

エリザベス線に乗ってみた!

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先日お客様からホテルのおすすめの問い合わせがありました。

ご予算やロンドンでの目的でお勧めは全く変わってきます。
あとはホテルに何を求めているかにも左右されます。

2‐3日といった短期間の滞在であれば、場所が占める重要度が増します。
空港からのアクセスも短時間で済む方がいいです。

現在ロンドンとヒースロー空港を結ぶ交通の手段で最短のものはヒースローエクスプレス。
何と15分で空港とパディントン駅をつないでいます。
パディントンで宿を取るなら特にその利便性が際立ちます。
例えば駅中のヒルトンとか。

去年から市内中心地までエリザベスラインという地下鉄が通っています。
これはヒースローにも駅がある路線で、途中まではヒースローエクスプレスと同じ線路を通ります。
但し、パディントンで終わらずに、そのまま地下鉄のセントラル線に加わるようなラインで中心地を通っていきます。

中心地までは30分前後。
ヒースローから乗ると、普通の地下鉄よりは値段が高め。
ヒースローの駅は在来の地下鉄駅ではなく、エクスプレスが出る駅を利用して、そのために違う料金が適用されるのに便利になっています。
地下鉄駅と構内が同じであれば料金は他の地下鉄と同じ様です。
料金をいくつかのパターンで調べてみましたが、すべてのパターンを調べたわけではないので、料金チェックはご自分でも確認してくださいね。

もし、ボンドストリートとかトテナムコートロード、ファリンドン近辺のホテルなら、エリザベス線が早くて便利。
これらの駅なら、多分、エクスプレス利用でパディントン駅で乗り換えとかをするよりも、エリザベス線の方が速いと思います。
料金もエクスプレスより安くで済みます。

ヒースローからは在来の地下鉄、ピカデリー線が出ていて、こちらはエリザベス線の半額くらいで中心地に行くことができます。
但し、各駅停車なので1時間くらいかかるのが残念。
もちろん西側(ハマースミスやケンジントンエリア)に泊まるならそれほど苦ではないかもしれません。

タクシーだと中心地まで80ポンドから100ポンドくらい?
ホテルの場所や混み具合によって左右されるので一概には言えません。

私は専用車の手配をすることも多いのですが、車種やホテルの位置、到着時間なんかで料金は色々です。

ということで、やっぱりお客様の予算その他でお勧めの方法も変わってくるんです。

先日、初めてエリザベス線に乗る機会がありました。
区間はアクトンからファリンドンまで。
30分かからなかったので、びっくりの速さ。
そして車内は広くて空調も効いていて、普通の地下鉄と比べるとかなり快適でした。

ちょっと写真を載せておきます。
途中までは地上を走っていて、これはアクトン・メインラインの駅。
車内はこんな感じ。
リッチモンドを走っている、ディストリクト線と同じような感じです。
気持ち、広いかも。
停まる駅が少ないので、本当にあっという間に中心地に着きました。

機会があればぜひ乗ってみてくださいね。








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2023年10月6日金曜日

マカトン法をお勉強してみたよ!

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ガイドのお仕事は観光だけではなくて視察にお供することもよくあります。
視察先では通訳を、その前後の車中では、お客様のご希望の内容でお話を差し上げることになります。

先日、イギリスの特別支援小学校を訪れる機会がありました。
ここへ来たのは2度目。

ロンドンの西側にある学校です。

この学校ではマカトンシンボルがいろんなところに表示されていたり、先生方がマカトンサインを使って子供たちと話すのを見学したり、専門の先生から簡単なサインを習ったりしてとても有意義な時間を過ごすことができました。
お客様がマカトンサインを習うシーンでは、私も一緒にいろいろ学ぶことができました。

マカトン法というのはイギリス発祥のコミュニケーションツールです。

簡単な言葉に手話のようなマカトンサインを合わせて、コミュニケーションが困難な人と健常者が意思の疎通をはかることができます。
また、マカトンシンボルというのは簡単な図で物事を表していて、子供たちが指さして使ったり、ドアのそばに掲げてその中がどんな部屋なのか、文字よりも簡単に認識できるように使ったりします。

サインやシンボルは核になる300ちょっとの言葉。

私が覚えているのはそのうちのごく一部ですが、少しずつ語彙を広げていきたいなと思っています。

日本には日本マカトン協会(リンクします)があって、そこでコースを受けたりすることもできるようです。

黄色や青色といった色の種類や、働くといった動詞、おうちや学校といった場所を示す言葉など、たくさんの核になる言葉があります。

例えば黄色を例にとると、英語では Yellow。
ヘタクソな絵で失礼。
左手で親指以外の指を揃えて、右手で人差し指を出したら、イエローの頭文字Yを形作ります。

じゃあ青色はどうするか。
ブルーは Blue だから、Bの文字を作るかというとそうじゃないんです。

左手の甲を表にして、右手の人差し指で手首から指の付け根に向かって人差し指をスライドさせます。

何でだと思います?

甲に浮き出る静脈が青いからですって!!
イギリスのマカトンチャリティーで、今週のことばというページ(リンクします)があって、少しずつ覚えられます。
興味がわいたらぜひ試してみてください。

ただ、日本語と英語ではサインが違うようです。



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2023年10月2日月曜日

Waitrose 和食メニューのレビュー

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この間ご紹介した、スーパーマーケットで手に入る和食メニュー。

写真だけじゃブロガー失格だと思って、実際に購入してみました。

今日の記事はそのレビューです。
なんだか本物のブロガー気分(笑)

購入したのは二つ。
記事のために写真を撮った時に、「味噌タラ」というのを買いました。
商品には「デリケートなウマミフレーバーとほんのわずかな甘さ。ヌードルと炒め野菜を合わせてください」との説明書き。

調理方法には「お魚をロースティングパンに入れた上から、添えてあるソースをかけて200度のオーブンで27分焼け」と書いてあります。

ソースの味をみてみたら、デザートよりも甘いし、こんな小さな切り身を200度のオーブンで27分も焼いたら焼きすぎなので、フライパンでさっと火を通すことにしました。

だって、この切り身、130gくらいしかないんです。
あんまり新鮮そうでもない。
5分+3分くらい火を通して、きれいな焼き色が付きました。
グリーンピースのリゾットを添えて、いただきました。
これ、今はお試し価格で25%引きなんだけど、正価は £6.50です。
絶対に自分でタラの切り身を準備した方がいいと思いました。
甘いソースが欲しいのなら、Waitrose に「ウナギのたれ」がすしソースとして売られているので、それをかけたほうがいいかも(笑)

なんだかここまで来るとやりたい放題ですね~(爆)

さてお次は土曜日に届いたから揚げ。
正価は £3.60 ですが、今は £2.70。
150g入りで、200度のオーブンで18分調理するそうです。
まあまあのサイズ感。
これは調理前。
こちらが18分後、けっこう油が落ちました。
シソとレタスにチェリートマトを合わせてみました。

とりあえずナイフで半分に切ってみたら、お肉はほんの少しで衣が厚すぎ。
から揚げって、我が家では下味をつけたチキンに塩コショウ入りの小麦粉と片栗粉を混ぜたものをまぶすだけで、衣は無いに等しいので、まったく違うものを食べているようでした。
スパイシーな、揚げすぎの鶏のてんぷらって感じです。

ま、あまり期待もしていませんでしたが、やっぱりな~というのが正直な感想です。








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