2013年8月29日木曜日

サンドウィッチ伯爵

ロンドンのセントポール大聖堂の入り口から少し西側に、こんなお店があります。
名前、読めますか?

ちょっとナナメから撮ったので、読みづらいかな?

「サンドウィッチ伯爵」って書いてあります。

賭け事が大好きだったサンドウィッチ伯爵が、食事のために席を立つ代わりに、パンの間にお肉を挟んで持ってこさせたのが、サンドウィッチの始まり。

1762年のことで、場所はロンドンのビーフステーキクラブ。
24人のメンバーとその友人が夜毎に賭博を楽しんでいた紳士クラブです。
他のメンバーも「サンドウィッチと同じものを」注文したのでメニューになったそうです。
このクラブは今でもロンドンにあります。

でも、ここは紳士クラブではありません。
中はファストフードの店内のようです。
カウンターがあって、上にはこんな看板が掲げられています。
注文して、お金を払って、レシートのナンバーが読み上げられたら商品を受け取るシステム。
私、普通はお客様と一緒の時に、この手の場所にはまず行きません。
だけど、お客様からイギリスでしか食べられないものってリクエストをもらったので・・・。

これがここの看板商品。
1762年のオリジナルサンドウィッチ。
その名も「オリジナル1762」芸がないネーミングだなぁ(笑)
5ポンド弱。


中はこんな風です。
ローストビーフと西洋わさびが入っています。
パンは柔らかめで、軽くトーストしてあります。

スープやサラダもありますが、そういったものも注文すると、食べきれないかも。

外に出たら、こんな看板が・・・。
サンドウィッチというのは爵位で、彼の苗字はモンタギューさん。
ということで、フルモンタギューというサンドウィッチもあるようです。

多分ネーミングは「フルモンティー」をもじっているのかも。


ま、話しのタネにはなります。
サンドウィッチが生まれた国で、オリジナル(だと称している)を食べるわけだし。
それにしても本物のサンドウィッチ伯爵は名前代をいくらもらっているのかな?



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2013年8月27日火曜日

大学の準備

昨日はティムちゃんと桃太郎君と3人でリッチモンドにお買い物に行きました。

桃太郎君は9月末からレスターの大学寮に入ります。
寮では自炊しなければいけないのですが、桃太郎君、自炊経験はほぼゼロ。

そこで、お買い物の仕方から「ティムちゃん先生」が実地で教えるという設定(笑)

私たちはお肉屋さんや八百屋さんなどいろんなところでお買い物をします。
が、桃太郎君がレスターでちゃんとお買い物するとは思えない。
多分スーパーマーケットで済ませちゃうんじゃないかな?

そこで、私たちもウェイトローズ(近所のスーパーマーケット)に行きました。

ティムちゃんは、いろんなことを講義しながら(!!)ウェイトローズの中を歩いていきます。
「お野菜を買うときはパックじゃなくて、バラを選んで買う方が得だよ」
「ソーセージはね、絶対に安物はダメ。一番高いのを買いなさい」
「チェダーチーズは熟度の高いものの方が味がいいから、マイルドなんて買わないように」
「生パスタは手軽だけど、乾燥パスタのほうが半額ぐらいで買えるよ」

こういったことを書いていると、普段からティムちゃんがお買い物をしてるって分かるでしょ?
ティムちゃんはお料理も得意だけど、お買い物も上手です。

桃太郎君は、時々質問しながら、それでも素直についていきます。
「モリソンズ(寮の近くのスーパー)にも、これ売ってるかなぁ?」
「自分でパンを焼いたら食費が節約できる思う?」

もう既に寮に必要な寝具とかお台所用品なども買い揃えてあります。

夏休みのアルバイトもちゃんと続けています。
大学での1年の生活費(食費とお小遣い)目標額の3000ポンドもほぼ大丈夫みたい。

今日は、ミートソースの作り方をティムちゃんから教えてもらう予定。

がんばれ桃太郎君。




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2013年8月26日月曜日

バースのお勧めレストラン

観光地バースはお風呂(Bath)の語源になった、温泉の出る町です。
街の中はどこもすごい人。

で、静かにゆっくりご飯を食べたいなら、おすすめなのがここ。

このレストランは、バースの観光ポイントの一つ、ロイヤルクレッセントの裏なんです。
こっちが表。
30軒の長屋状に建てられた、250年ほど前のお屋敷。
中心にホテルがあって、そこを裏に抜けたところがレストラン。

ランチは量も多くないし、盛り付けがきれい。
いくつか写真を載せておきますね。

前菜の前に出てきたアミューズ。





スモークサーモンもこんな風に出てきたら楽しい。

ヤギのチーズのサラダ。


これはメインコースのポーク。
ウィルトシャーやサマーセットには豚を飼っている農家がたくさんあります。
だから豚肉料理はよく出てきます。


こちらは本日のお魚。
白身のお魚だったけれど名前は忘れてしまいました。



イチゴを使ったデザートの盛り合わせ。
ゼリーやメレンゲ、ムースにシャーベットなど、それぞれがイチゴ味。



こちらはチョコレートのデザートの盛り合わせ。



甘いものが苦手なら、チーズも美味しい。
バースはチーズでも有名。

ゆっくり食べたいって上に書きましたよね?
2時間くらい用意しておいてください(笑)



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2013年8月18日日曜日

プレミアリーグ開幕

昨日はプレミアリーグの開幕日。
アーセナルの初戦相手はアストンヴィラです。

午前中はお仕事だったので、エミレイツスタジアムの近くのパブでティムちゃんと待ち合わせ。

土曜日の試合は通常午後3時に始まります。
だからお昼ごはんを食べてからスタジアムに向かうとぴったり。

 私たちの席は、かなりセンターラインに近いところで、試合がよくわかりました。

 エミレイツの座席は4つのエリアに別れています。
上からアッパーティア、
ボックス、
クラブクラス、
そしてロウアーティア。

ロウアーよりも、アッパーの前の席のほうが、試合展開を見るのにはおすすめ。
なぜかといえば、ロウアーの方がコアなファンが多いのです。
ずっと立っているファンの後ろなんかだと、自分も立たないとグラウンドが見えません。
しかもロウアーは雨だと濡れる可能性もあります。

でも、さすがにアッパーの上のほうはグラウンドからは遠すぎます。
だから私たちはアッパーの席の時は、前から5列目以内というのを目安にしています。

クラブクラスとボックスは試合が終わってもゆっくり寛げるのがプラス。
だから試合直後の喧騒に巻き込まれたくない人にはぴったりです。

基本、フットボールのチケットは、転売が禁止です。
最近すごく厳しいので、チケットの入手法は気をつけたほうがいいです。
値段が高ければ安心かというとそうでもない。

昨日もスタジアムに入れなかった観光客らしい人を何人か見ました。
自分がいけないことをしていると気づいていないので、強気で係員に文句。
だけど、相手にされていませんでした。
確証はないけれど、パッと見は中国の人っぽかった。

以前、チケットのお値段について記事にしたことがあります。
買うときには法に触れていないのかどうか、ちゃんと確かめることをお勧めします。



昨日の試合は最悪でした。
レフリーの判断がかなり偏った印象。
生で試合を観るのは迫力もあるけれど、マイナス面はその場で再生できないこと。
「えっ、今の本当にイエローカード出すべき?」
とかのシーンは、後でおうちに帰ってから確認しないとね。

ペナルティーも2つ出されちゃって、先制点を入れたのに、1-3で負けました。
3点めが入った時は、85分だったのでティムちゃんとスタジアムを後にしました。
同時に席を立った人もかなりいて、みんな険しい顔つきで帰っていきました。
今季のアーセナル、初戦から先行き不安。




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2013年8月15日木曜日

YASHIN

今日はお昼ごはんにお鮨をいただきました。

お客様に「お昼は何がいいですか?」って聞いたら「お鮨」

そこで「伝統的なほうがいいですか?それとも創作寿司みたいなカンジ?」って聞いたら
「そうね、創作寿司がいいわねぇ」


イギリスでもそんな選択ができるようになったんですよ(笑)


ご案内させていただいたのは、ケンジントンのヤシン

ここは出来てすぐくらいの時に、確か記事にしたと思います。


 私たちは「オマカセ・イレブン」を注文しました。
これは11カンのにぎりと、本日の巻き物。
サラダとお味噌汁が付いて45ポンド。

ひとつひとつ丁寧に創られていて、とっても美味しかった。

私は最後のために好きなものを残すタイプです。

だからよくカウンターで食べていると、板さんから
「それ、嫌いだったら違うものを握りましょうか?」なんて聞かれてしまいます。

「一番最後の楽しみのために取ってあるんです」って返事すると、スマイルが返ってくる。
子供っぽいって思われているかなぁ?


桃太郎君も、好きなものは最後に食べます。
ティムちゃんは、説明された順番に食べます。

皆さんはどんな順番で食べますか? 




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2013年8月14日水曜日

寄付の金額

観光ではなく、イギリスに視察のために来られるお客様もたくさんいます。

私が一番よくお供をさせていただくのは、リテール関係かな?
スーパーマーケットやデパート、モールなどの最近の傾向とか?

次に建築関係。
イギリスは伝統的な建築も多いのですが、最新のステキな建物も多いのです。
ロンドンは最近建築ブームで、あちこちで工事現場を見ます。

建築と同じくらい多いのが医療関係。
病院とか薬局とか、または、ケアの新しいコンセプトの視察。

お客様が既にアポイントメントを取っている場合も、私がアレンジする場合もあります。
旅行会社から仕事を請ける場合は、普通予約済み。
でも私に直接連絡が来る場合は、そういったアポのアレンジもお手伝いしています。

その相手が商業ベースの時は何も言いません。
が、チャリティー機関が相手の時は、私は寄付のご案内をします。

様々なチャリティーがそれぞれの機関を運営しているわけですが、やはりネックは資金調達。
イベントを立ち上げたり、広告をうったり、いろんな工夫がされています。

最近イギリスでは、ただ単に寄付をお願いしますといった広告が減りました。
そうではなく、具体例を挙げるようになったのです。

例えば「いくら出してくれたら、それがどんなものに役立ちます」みたいな。
マラリア撲滅を謳っているんだったら「xxポンドで蚊帳が一つ買えます」といった具合。

先日、あるお客さまからの依頼で、イギリスの有名ながん患者のケア施設の見学希望がありました。
予定のチャリティー機関は、メールで打診したら、訪問を断られました。
「忙しいから」というのが理由です。
はっきり言って、日本人が行きたいところはどこも忙しいです。
特定の分野で、実績を出している施設は世界中からいろんな人が訪問を望んでいる場合が多いのです。
特にチャリティーで運営されているところは、訪問者の相手をする時間はもったいない。

ずいぶん前の話ですが、
「わざわざ日本から来ているのに、会ってくれないのは失礼だ」と言われた事がありました。
「日本なら、客が来たら相手をするのが礼儀」って言われましたが、さすがにその時ははっきり意見しました。
「あなたに時間を割くことで、このチャリティー機関がどんな得をすると思っているんですか?」
損とか得っていうのははっきり言いすぎだけど、でも実際はそうです。
日本では「客」っていう言葉をよく使うけど、本当に客である場合は少ない気がします。
敷居をまたいだだけで「客」って言い方をするけど本当にそうかな?


イギリスのチャリティーは本当に資金調達がネック。
お給料が支払われているスタッフよりも、ボランティアの数が多いこともしばしば。
だから、訪問のアポイントメントが取りにくい時は、資金調達の部門から連絡すると意外にスムーズにアレンジできたりします。
今回はそれほど時間がなかったので、直接出向いて所長さんにアピールしましたけどね(笑)

寄付の件もこちらから切り出します。
いくら出したらどんな役に立ちますか?みたいなりリストが必ず用意してあります。
見学予定のところは最高額の寄付に400万ポンド(約6億円ちょっと)って出ていました。
新しいセンターの建築費用がそれくらいになるそうです。

お客様からは、寄付の額の参考を聞かせて欲しいといわれることが多いです。
もちろんこういった金額は、お客様のお財布の厚みによります。
その人に負担にならない程度で、できるだけ多くってカンジかなぁ。
でもそう言われると、困っちゃうでしょう?
私は基本、相手が損しないような額というのを目安にしています。
例えば、訪問の時間が約1時間なら、施設の運営費の1時間分を寄付の目安にといった具合。
例えば今回なら300ポンド、約5万円。

イギリスでは出せる人が出して、出せない人は気にしないといった文化が根付いています。
だから、出せる人はどれくらい出すべきかっていうのが何となく分かります。
でも日本ではそういった感覚を身につける機会がないかも。
ま、そのために現地ガイドが必要なんですけどね(笑)




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2013年8月10日土曜日

Peter's Restaurant

今日は、北ロンドンにある、おすすめイタリアンレストランを紹介します。

ここはフランス料理のお店だったのを、最近イタリアンに改装したところ。
入り口を入ると、大きなピザ用の釜も備えられています。

ウェブサイトから、メニューをチェックできます。
すごく良心的なお値段。

しかも生の音楽が楽しめます。

昨日、ティムちゃんと2人でディナーしてきた時は、ギターとピアノとフルートでボサノヴァ。
デートにもいいけど、家庭的な雰囲気なので、家族連れもOK。

これは私が注文したサーディーン。
イタリアンだから、みんなでわいわい取り分けても楽しい。

 ティムちゃんは、ミネストローネを注文しました。
お野菜のうまみが出ていて、それなのにあっさり味。
とっても美味しいスープでした。


 最近、ロンドンは暑い日が続いて、飲むのは白ワインばっかり。
そこで久々赤ワインを注文しました。
このワインはピノグリジオで有名なエリアで造られているそうです。
とっても美味しかった。


 メインには、ペスカトーレパスタ。
パスタは何がいいか聞かれたので、スパゲッティーニ。
スパゲッティーニは細めのスパゲッティーのこと。

他にも色々なパスタで作ってくれるので、好みを言うといいです。

ペスカトーレはこんな風にフォイルに包まれてでてきます。
 で、ウエイター君がフォイルを開けてくれると、中はこんな風です。
プリプリのえびがとっても美味しい。

こんな風にお料理しているのに、ちゃんとパスタはアルデンテ。
ソースとの絡み具合もとってもいい。
これで£12.50はとても安いと思いました。

ティムちゃんはマルガリータピザ。
 生のチリをエクストラでのっけてもらいました。
ピザは専用のオーブンで焼きます。
 これがそう。
 パンも焼いてくれる。
モッチリタイプのピザが好きな人にはたまらないかも。
今度はお友達と来て、パンと前菜をたくさん注文して、ワインで盛り上がろうかって思った。

写真は撮らなかったけど、音楽もすごくステキなので、おすすめ。

デザートはティラミスを注文しました。
クリーミーで、一口だけにするつもりが、気がついたら完食(笑)
実は品切れだったのに、近くの姉妹店まで取りに行ってくれたんです。
注文時に無いって言われた時、よっぱど悲しそうな顔してたのかなぁ?
とても美味しくいただきました。

住宅地にあるレストランなので、観光で来る人はあまり馴染みのない地域かもしれない。
でも、ロンドン中心地からはそれほど遠くありません。
スイスコテージ(ジュビリー線)とサウスハムステッド(オーバーグラウンド)の間です。



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2013年8月8日木曜日

食器洗浄機

先週、食器洗浄機を買い換えました。
ブログを調べたら、ちょうど5年前に買い換えています。


「その前のは7年もった」とその時の記事に書いてあるので、2年も寿命が短かったわけです。

何が悪かったのかなぁ?


イギリスは硬水の地域が多くあって、ロンドンの水もずいぶん硬いのです。

だから、湯沸しポットなんかも、中は石灰で真っ白。


食器洗浄機の中には、リンス剤だけではなく、塩を入れるタンクがあって、それで少しでもこびりつきを防ごうとしているようです。



以前はまじめにこの塩のレベルに注意していたのですが、最近の洗剤はオールインワンといって、全て配合されているので、わざわざ別に入れることはしていませんでした。

もしかしたら、そのために早く壊れちゃったのかもしれません。


今度の洗浄機は、ちゃんとお塩のレベルを注意することにします。



ところで最近はネットで何でも安く買えるようになった電化製品。

配達も、2~3日で届けてくれるところが多くなりました。


でも、配達の人は、本当に配達だけ。

設置は別手配という場合が多いのです。


そこで新たに設置専門の人をアレンジする必要がでてきます。

この間のセラミックホブは自分で配線しちゃったけど、食器洗浄機は大きすぎ。
私の力では持ち上げることもできないから諦めました(笑)


そこで、サービスでは定評のある、ジョンルイスで買うことに決めました。

有料(£85)だけど、設置までしてくれるので、安心。
ネット専門の会社よりはもちろん高いけど、色々なストレスを考えると、価値はあると思いました。


先週の金曜日に配達があったのですが、残念ながら設置はできませんでした。

古い機種が取り外せなかったのです。
配管の古い部分が一部腐食していたみたいで、専門の配管工が必要とのこと。
「こんなことなら、安いネットのお店で買えばよかった」とちょっと後悔してしまいました。


イギリスでは配管工を探すのは簡単ですが、「良い配管工」を探すのは至難の業。

でも、最近ではネットを使って、評判の良い業者を捜すサイトができました。
チェック・ア・トレードというサイトです。
自分の住所と探している業種を入れると近所の評判の良い業者のリストが出てくるというもの。
早速このサイトで探して、配管工の手配をしました。


やって来たのは愛想の良い若い人で、テキパキ仕事に取り掛かり、古い洗浄機は問題なく取り外されました。

そして、新しい洗浄機が同じ場所に。
後はシステムキッチンのドアを食器洗浄機につけるだけです。
これは、ドアをつける前の洗浄機。
左の白いのと同じドアを取り付けます。

ところが!!




このドアの取り付け中にドアの角が割れてしまいました。

おうちのシステムキッチンはアクリル製。
10年ほど前にキッチンを改装した時に特別に注文したドアなんです。
その会社はもう存在しないので、昨日からアクリルのドアを作っている会社に問い合わせ中。

一体いつこのゴタゴタが解決するのかなぁ?


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2013年8月1日木曜日

クライテリオン


今日は、ピカデリーサーカスにある、クライテリオンというレストランを紹介します。

ピカデリーサーカスは、ロンドンの中心。

忠犬ハチ公の像の回りのように、ここもいつも人でいっぱいです。
そんな観光地のレストランなんて・・・って思っちゃうかもしれませんが、中はとってもステキ。

天井がすごく高くって、モザイクがキラキラ。
そこに照明が反射して、ちょっとした宮殿にいる気分にさせてくれます。
このレストラン、昔はサービスがあまりよくないってことで、評判になったこともあります。
でも、最近は丁寧なサービスが受けられるようになりました。


高級レストランのほとんどが、セットメニューを設けています。
時間や曜日の制約がある場合があるので要注意。

でも、アラカルトで注文するよりもかなりお得感があるので、是非調べてみてください。

私が日本の方にお勧めするのはプレシアターメニュー。
これは劇場に行く人用の、少し早めの夕食のこと。

5時半から7時くらいに夕食というのは、イギリスでは夕食には早すぎます。
でも劇場にいく人たちは7時半から8時の開演に間に合わせるために、こんな時間なわけ。

もちろん劇場に行かなくったって、プレシアターメニューは注文していいわけで。
食べ終わる時間を気にしなくていいので、サービスが遅くっても平気だしね(笑)

ちょっと暗いんだけど、イギリスではあまり明るいレストランは好まれません。
暗いほうが高級感がでるってカンジかなぁ?

これは前菜に注文したハムのテリーヌ。
Ham hock terrine, piccalilli, pickled vegetables, crouton
カリカリのクルトンにしっとりしたハムが美味しかった。

メインコースはシーフードのリングイーニ。
Homemade linguine vongole, shallot, chilli, garlic, rocket salad
さっぱりした味付けで、モッチリしたアンコウも入っています。
リングイーニはかなり細め。

ごはんを一緒したのはティムちゃんではなくって、お友達、ロンパラさんです。
彼女はガスパチョを前菜に、メインはポークロイン。


私のデザートはイギリスの夏のお勧め、イートンメス。
English strawberry & raspberry Eton Mess
これはラズベリーも入っていました。
イートンメスは、あの名門校イートンで始まったとされるデザート。
イチゴとクリーム、そしてメレンゲのミックス。
さくっとしたメレンゲに濃厚なクリーム、イチゴの甘酸っぱさが絶妙なミックスなんです。
是非イギリスで夏にお試し下さい!


ロンパラさんはチーズケーキとシャンペンのシャーベット。
Lemon mascarpone cheesecake, poached lemon, elderflower & champagne sorbet
これもとっても美味しそうです。

このセットに食前酒がついて何と25ポンド。
多分アラカルトで似たようなものを頼んだら、倍以上すると思う。
量やスピードも、プレシアターは日本人には合うんじゃないかな?


このクライテリオンは、シャーロックホームズファンの人にもお勧めです。
第1話で、戦争から帰ってきたワトソン先生が、知り合いのスタンフォード青年と会った場所。
で、彼から「下宿人を探している」というホームズを後で紹介してもらいます。

ちなみに、二人の出会いはスミスフィールドのバーソロミュー病院の研究室。
病院の博物館に記念のプラークが貼ってあります。

そんな縁で昔日本のシャーロキアン達がクライテリオンに記念のプラークを贈ったそう。
だけど、内装の工事の際に行方不明になったそうです。


で、BBCの現代版シャーロックでは、こんな高級レストランに戦争帰りの軍人が行くわけない
ということで、公園でスタンフォード青年に出会うシーンに変わっています。
でも、さりげなく、持っているコーヒーの紙コップにクライテリオンとかかれています。
DVDを観ながら、紙コップの名前を確認したときは、思わず拍手してしまいました(笑)





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