2019年9月29日日曜日

1940年代から続いているインディアクラブに行ってきたよ!

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外国人としてイギリスに住んでいる日本人のサポートのために「日本クラブ」という機関があります。

日本クラブのウェブサイト(リンクします)には、
「日本クラブはロンドンを主な拠点とする法人60数社からの拠出金により、正式には1960年に発足しました。 当初からの主たる目的としては、在英の邦人に対する健康管理や、子弟に対する教育の場を提供すると同時に、日英親善のための活動を行うことにありました。 それが現在の診療所や日本人学校、補習授業校の運営に反映されており、各種の日英交流促進活動も積極的に行っています。」
と記載されています。

数年前はピカデリーサーカスにあって、とても便利でしたが、ロウアーリージェントストリートの一帯のデベロップメントのために移転したのが数年前。
新しく移った先がサザーク地区で、中心地ではなくなったために、すっかり足が遠のいてしまいました。

貸し会議室を使ったレクチャーやイベントなど、メンバーになると気軽に参加できるコミィニティー。
外国に住んでいると、頼りになる存在なんだと思います。


外国人としてイギリスに住んでいるのは、もちろん日本人だけではありません。

以前は植民地だったインドが独立を果たしたのが1947年。
最初の高等弁務官として任命されたのがクリシュナ・メノン。
その彼が作ったコミニティーが「インディア・クラブ」

その前身としてあった、「インディア・リーグ」の委員長を長年務めて、インドの初代首相だったネラーの友人でもあったメノン。
インディア・リーグは宗主国からの独立運動の中心として活動していた機関です。
リーグのミーティングはカフェやインド料理屋で行われ、それがインディアクラブになったわけです。

インディアクラブは1940年代から全く変わっていないそうです。
ステンドグラスやフォーマイカ製のテーブル、壁に掛けられた肖像画。
そして今でもインド料理屋として機能しています。


ティムちゃんから、面白いインド料理屋があるから行ってみようと誘われて、行ってきました。

入り口はストランド通り。
ストランドコンティネンタルホテルの中です。
 見逃してしまいそうな小さな入り口。
3階以上がホテル(しかもエレベーターは無し!!)

フォーマイカ製(メラミン樹脂)のテーブル、これって意外におしゃれ。
お水のグラスも超レトロ。
 ここはワインの持ち込みが許されているので、普段おうちで飲んでいる赤ワインを持っていきました。
 前菜に注文したのはサモサ。
 大満足なお味です。
窓の外はストランド通り。
 そんな中心地にいるのが嘘みたいなレトロ感満載。
内装はこんな感じ。
なんだか映画のキャストになった気分。

ここでインドの独立について熱く議論が交わされていたんだなぁ。
 お料理は伝統的なものばかり。
 チャパティーは、私の好みよりも少し厚め。

エビのマドラスはプリッとした歯触りがおいしいです。
 でも少し甘く感じたので、辛いのが好きなら注文時にそう伝えるといいと思います。
ラムのブーナ。
 お肉がちょっとドライかな。
でも悪くないです。

お野菜のカレーはオクラとひよこ豆。
 そしてダールも注文しました。
 客層はイギリス人とインド人が半々くらいかな。

 観光客は皆無。
飲んで(持ち込みだけど)食べてお会計は50ポンド以下。
チップは含まれませんから、6ポンドキャッシュで置きました。

バーのエリアはお昼からずっと開いているので、どんな所か見たいならバーへどうぞ。
レストランはランチとディナー時間に開いています。

あまり知られていないロンドンのレストラン!
インディアクラブ(リンクします)




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2019年9月27日金曜日

ミュージカル、マチルダを観てきたよ!

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昨日はウエストエンドでミュージカルを観てきました。
お仕事じゃなくて、プライベート。

演目はマチルダ。
ロアルド・ダールの名作の一つで、私も大好きなおはなしです。

日本では「マチルダは小さな大天才」というタイトルで出版されているようです。
他のダールの作品と同じく、少しだけひねりがある価値観や、それでも最後に落ち着く勧善懲悪は読んでいて子気味いいです。

ミュージカルのマチルダは、コベントガーデンのケンブリッジシアターで観ることができます。

来年で10周年を迎えるロングラン。
ウエストエンドで成功するのは並大抵ではないので、クオリティーと人気の高さがうかがえます。

ティムちゃんと劇場前のパブで待ち合わせ。
 7時の開幕なので、6時すぎに来てねって言ったのに、来ない。

6時半になろうという頃に電話がかかってきて、
「ケンブリッジシアターの前にいるけど、ハリーポッター演ってるよ」

・・・ハリーポッター!

それってパレス劇場。
そして、パレス劇場の住所はケンブリッジサーカス…。
ケンブリッジシアターはセブンダイヤルズにあるんですけど。
ティムちゃん、ドジすぎて怒る気にもなれない。

携帯持ってるけど、グーグルマップの使い方知らないから役に立たない。

結局パブに行っても忙しいから、劇場の中のバーで飲むことにしました。
イギリスの劇場のバーで買った飲み物は、プラスティックのカップに入っていれば座席で楽しむことができるところがほとんどです(でも念のために確認してね)
でも劇場で飲むとチョイスが少ないことに加えて高いです。
ウイスキーの水割りとワインで18ポンド!
何倍飲んだの?って聞かれそうなお値段ですが、1杯ずつですよ!!

さて、そうこうしていると開幕時間。
 期待を裏切らない内容で、とても楽しめました。
子役がたくさんなので、子供の声が嫌いな人にはお勧めできませんが、躍動感というか、見ていて楽しいし、見終わった後の余韻がいい感じです。
公式トレーラーはこちら(リンクします)

おすすめのミュージカルの一つ。


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2019年9月24日火曜日

プレミアリーグを見るならクラブ席がいいよ!

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久しぶりにアーセナルの試合を見に行ってきました。
 お仕事でたまに行くエミレイツスタジアムですが、今日はプライベート。
ティムちゃんと二人でのんびり観戦。

私たちはシーズンチケットホールダーではありません。
チケットを買う権利というメンバーで、見に行くときだけチケットを買っています。

なので、いつも違う席からの観戦。
今回はスタジアムの南西側から。

最近はクラブクラスの席をとるようにしています。
理由はとりあえず混まないから。

座席からの景色はこんな感じ。
 見えるエリアのピッチ横はアウェイの応援席です。

そして、こちら側はベンチがある側。
 少し早めに来て、練習してるのを見るのも楽しいです。
 しばらくしたらバーに移って少しくつろぐ時間(笑)
普通のクラスだと行列ができるバーカウンターも、スタッフが多いので待たずにサービスを受けられます。
 ワインを二つで15ポンド以上。
スタジアムに入る前に、もっとクオリティーの高いワインが12ポンドでした(笑)
次回ブログで紹介します。

混まないというのはバーだけではありません。

最近のロンドンはどこもセキュリティーが厳しいのですが、荷物検査のために入場の待ち時間が長くなっています。

これはクラブクラスのバーから見下ろしたところ。
 みんな入場のセキュリティーを受けるために並んでいます。
クラブクラスだと、チェックはあるものの、並んでも5分程度。

この人たち、間に合うのかなぁ?
この日のキックオフは4時半で、もう10分くらいしかない。
 試合が始まっても、15分くらいまで空席が目立つのはこういった混雑のため。
 もう一つ、クラブクラスのいいところ。
 こんな感じでみんな立ち上がって観るのが一般席。
 ずっと、ってわけじゃないけど、結構みんな立ってる時間が長い。
なので、立たないと何も見えない。

試合が盛り上がると、もう誰も座らなかったりして、疲れること確実。
もちろんそういった興奮が観戦の楽しみではあるのだけど。

この日はアストンヴィラを迎えての試合で、レッドカードが出たり、逆転劇があったりと本当に楽しめました。
レフリーには文句があるけど、とりあえず勝ってうれしい。
 帰りも混んでる。
 でもクラブ席はバーが試合後も開いているので、くつろいで混雑が終わるのを待つことができます。
もちろんアルコール飲料以外も売っています。
 カム電というのはローカルのビール会社の名前。
最近いろんなところで名前を見るようになりました。

夜も更けてきたし、晩ご飯を食べてからおうちに帰ります。
最近の日暮れは7時ごろかな。


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2019年9月20日金曜日

中近東のお料理に挑戦してみよう!

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中近東のお料理なんて、何を注文していいのかわからないって方も多いと思います。

私もそう。

ロンドンに来るまで食べたこともなければ、想像したことさえありませんでした。

でもロンドンは移民の町。
いろんな食べ物があるから「知らないから」って理由で敬遠するのはもったいない!

今日紹介するのは、バラマーケットにあるレストラン。
ARABICA BAR & KITCHEN(リンクします)
 この写真はドローンを使って撮ったわけではないです(笑)

よく行くローストレストランの窓からちょうど見えたので、ブログ用に撮りました!

さて、中近東のレストランはアルコールを提供していないところも多いです。
なので飲みたい人は事前にチェックが必要。

というのも、中近東のお料理はおつまみ系のお皿をたくさんとって、みんなでシェアして楽しむのにぴったりだからです。

ただ、どこもおいしいフレッシュジュースを置いているので、飲めない人も楽しめます!
 人参とリンゴのジュース。
さっぱりして、飲むだけでヘルシー気分。

謎の多いお料理は、オープンキッチン、で作っているのが見えると安心(笑)

これはフマス。
フムスとも発音します。
ひよこ豆のペーストに練りごまとオリーブオイルを加えたもの。
 こちらはスパイスのきいた手羽先。
 ラムのメンチカツ。
 こちらは焼いたハルミチーズ。
 塩が効いたかまぼこみたいな食感で、熱いうちがおいしいです。
ここではいちじくと一緒に出てきました。

こんな感じでメインを一切取らずに、前菜だけでバラエティーを楽しむのもおすすめです。
おつまみは一皿5ポンドから10ポンドくらい。

お酒を飲むかどうかでお値段は大きく違ってきます。
気軽な雰囲気でいろいろ試したい人向き。




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2019年9月19日木曜日

旬を探しにマーケットへ行ってみよう!

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ロンドンの市場といえば、お魚ならビリングスゲート、お肉なら、スミスフィールド。
でも両方とも卸市場なので、観光の人たちには敷居が高いです。
もっとアクセスが簡単なところといえば、バラーマーケット。

バラーマーケットは、長い歴史の中で何度も閉鎖されています。
卸市場になったこともありますが、結局、1990年代の終わりに、英国の素晴らしい食材を紹介する専門のディスタネーションとして再生を果たしました。

乳製品、野菜、肉、魚介など、英国を代表するにふさわしい、多岐にわたる食を一堂に集め、また、マーケットの周りにはこだわりの食を提供するカフェやレストランもオープンし、特にランチタイムには大変賑やかです。

最近では観光地化しているとの批判もありますが、周りのオフィス勤務の人たちのランチ場所として、地元の人たちにも人気の市場。

もし日程にゆとりがあれば、ぜひ行ってみてください。
最寄り駅はロンドンブリッジ。

市場が賑やかなのは、木、金、土曜日。

ランチタイムだったら、週日ならいつも賑やか。

レストランもありますが、テイクアウェイでお昼って人も多いです。
どんなものを買っているのかわかるので、
「あ、おいしそう」って思ったらそこに並べばいい。
お店によっては、座る場所が用意されていたりもします。
八百屋さんで果物なんかを買ったら、ホテルで洗って食べることもできます。

ブログでも紹介したことのあるロースト(リンクします)は、お持ち帰りのカウンターがあって、好きなパンにはさんだロースト肉でサンドウィッチを作ってくれます。
パエリア作っているお店はお魚屋さんで、すぐ横で生ガキを開けてくれるサービスもあります。
パイを買ってみるのもおすすめ。
伝統的なものから新しいものまでいろいろ揃っています。
このチーズ屋さんは、チーズが好きなお客様とたまに行きます。
買う前に味見させてくれるし、クオリティー高いのに安いです。

じゃあ次回は近くにあるレストランを紹介しますね。



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