2019年12月31日火曜日

家族そろって素敵なランチに行ってきたよ!

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私のお誕生日はクリスマスのすぐ後。
なので、休暇中の桃太郎君も一緒に、家族そろってご飯を食べに行くのが恒例になっています。

まだ、肩の脱臼が完全に治っていないので、腕を吊ってお出かけ。
 3週間くらいこんな感じらしい。
歩くときにバランスが悪くて危ないので、ティムちゃんか桃太郎君と一緒でなければ外出してはいけない決まりです。
特に階段がダメ。

向かった先はリッチモンドの丘にある、素敵なホテルレストラン。
私のお気に入りで、よくお客様と訪れます。

でも桃太郎君もティムちゃんも来たことない。
桃太郎君のガールフレンドB ちゃんも初めて。

テーブルに着くとしばらくして雪が降り出しました。
雰囲気のために人工雪を降らせているみたい。
いきなりだったから結構びっくりしました。
今年のロンドンンは雪を見ていないから、感激!

クリスマスから大みそかまでの間は特別セットニュー。
ティムちゃんは季節のスープ、B ちゃんはチキンレバー。
 私と桃太郎君は貝柱とカニのグラタン。
 メインにはB ちゃんがダック、
 私たち3人はローストビーフ。
 でもナイフが使えない私のためにお肉を小さめに切ってもらいました。
 それでも大きすぎるので、結局ティムちゃんがさらに半分くらいに切ってくれて、フォークだけで食べました。

ゆっくりしていたら、あっという間に太陽が傾いてきました。
 この景色が見たくて、窓際の席を予約したので晴れてよかった!
ターナーやレイノルズが愛した景色です。

デザートはクランブルにアイスクリーム。
 食べ終わるころには夕焼け。
ピータシャムはいつ来ても幸せな気分になる場所。
ロンドンからは少し距離がありますが、車で30分くらい?
ディナーよりも、景色が楽しめるランチがおすすめです。
The Petersham(リンクします)
来年のお誕生日にも、みんな揃って元気にお食事したいな。


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2019年12月27日金曜日

クリスマスの赤い靴

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毎年クリスマスプレゼントにお金をかけすぎる私たち。
なので今年は秋ごろから「質素なクリスマス」にしようと提案していました。

ということでプレゼントはあまり期待していなかったのですが、結局いつもと変わらないクリスマスになりました。

たくさんのプレゼントが並んだクリスマスの朝は、やっぱりうれしい。
ティムちゃんからのプレゼント、ひとつはレペットというブランドのバレーシューズ。
とっても素敵なレペットの靴ですが、ロンドンには直営店はありません。
そこで、パリのオフィスに電話して、ロンドンまで送ってもらったそうです。
プレゼントを開けた後、気の利く女の子が、サイズ選びからギフトラップまですべてを世話をしてくれて、助かったと教えてくれました。

でも、この靴が届いてすぐあと、私が日本人の革職人、マイコさんのスタジオまで連れて行ったので、ものすごくがっかりしたそうです。
しかも、違う色ならまだしも、赤い靴が欲しいと言ったので、レペットの靴は返品まで考えたそうです。
マイコさんのスタジオに行った時の話(リンクします)
でもマイコさんは一時帰国で、ロンドンに戻ってからの製作には時間が足りないので、結局、赤い靴をプレゼントにできてホッとしたと話してくれました。

で、いくつかプレゼントを開けた後、出てきたのがこれ。
マイコさんの名前が入った箱!
中はレモンカラーのティッシュー。
 わーい!
欲しいと思っていた靴!

まだ、右手が使えないので、桃太郎君が靴のベルトを手伝ってくれました。
 右側もね。
 生まれて初めてのオーダーメイドの靴!

さすが、ぴったりです。
スタジオでサンプルを履いた時には、かかとの部分の皮が固いのが気になったけど、柔らかいタイプの皮に代えてくれたそうで、履き心地も抜群。

お外に出かけるのが楽しみ!
だけど、皮底なので、滑らないように気を付けないとね。

クリスマスに間に合うように、スケジュールを調節してくれたってティムちゃんが言ってました。

でもたくさんプレゼントをもらっておきながら言うのも何なんだけど、どんなに素敵なプレゼントよりも、家族が揃ってクリスマスを迎えられるのが何よりの幸せだと思いました。




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2019年12月26日木曜日

今年のクリスマスディナー

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 肩の脱臼のおかげで、お料理ができない私。

なので今年はお買い物や準備、当日のお料理のすべてを、桃太郎君とティムちゃんが担当してくれました。

いつもはサリーの農場まで七面鳥を買いに行くのですが、今年は何と近所のスーパーマーケットに注文してありました。

虫の知らせ?


ここで取り扱っているで七面鳥が、いつも私たちが買っている農場のものだったということと、12月の終わりに寒波が来て雪が降るかもしれないという長期天気予報を真に受けたのが、ホールフーズで注文した理由です。
普段は往復2時間ほどかけてサリーまでドライブしていました。

注文したのは12月に入ってすぐ。
リッチモンドのホールフーズはアメリカ人の顧客が多いので、サンクスギビングが終わるまでクリスマスの注文は待ってほしいと言われていました。

希望のサイズは4.5㎏~5㎏ でお願いしてありました。

お店まで取りに行ってくれたのは桃太郎君。
 いつも農場で受け取るのと同じパッケージ。
丁寧に育てられているのと、経営者の人柄、そしてもちろん味がいいのでここ数年このブランドです。

七面鳥は同じだけど、今年はちょっといつもより簡単な料理法にしました。
焼き上がりもきれいでしょう?
ローストパンに野菜とチキンストックを入れて、七面鳥を入れたらダブルフォイルでしっかり留めて、火にかけます。
沸騰する音がしたら5分そのまま。
そしてオーブンに入れたら 調理時間は1時間半(180度のファンアシスト)
フォイルを取って七面鳥のみをオーブンに戻して20分(210度のファンアシスト)
これできれいな焼き色がつきます。
 ジューシーな焼き上がり、ストレスフリーだしおすすめ。

付け合わせはいつもと同じ、ローストしたパースニップとポテト、スタッフィングと芽キャベツです。
 グレービーもおいしかったし、来年もこの方法にすると思います。

ティムちゃんはお食事の後ウイスキー三昧で大喜びでした。


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2019年12月25日水曜日

クリスマスおめでとう!

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メリークリスマス!
今年は7時半に起きました。
歯を磨いてお茶を作ってリビングに行ったらいつもより少し明るい。
冬至も過ぎて、これから少しずつ夜明けが早くなる。

来年も家族が揃ってクリスマスが迎えられますように。

皆さんも素敵なクリスマスと新年をお迎えください。


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2019年12月21日土曜日

桃太郎君のお料理

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おととい病院から帰ってきたとき、桃太郎君に写真を撮ってもらいました。

ケガの記念。
 これから毎年12月19日は脱臼記念日(笑)
濃い色 X 濃い色で分かりにくいけど、腕を吊っています。

イギリスには NHS という国民健康保険制度があって、緊急医療は無料。
この腕を吊る道具(?)も、その時もらった痛み止めのお薬も、すべて直接の費用は掛かりません。

でもだからと言ってタダってわけじゃない。
毎月/毎年、保険料を払っていますからね。
でも、病院に行く度にお金を払う心配をしなくてもいいのは安心。


昨日、桃太郎君は、美容院に髪を切りに行きました。
昔、担当してくれていた日本人のお姉さんが独立してお店を開けたので、会いに行ってきたのです。
桃太郎君が初めて髪を染めた時の記事(リンクします)
サプライズにしたいからって、お友達の名前で予約してました。

サプライズは大成功だったって喜んでました。
その辺、ティムちゃんに似てるなぁ。


美容院はプリムローズヒルという高級住宅地です。

有名なプリヒル姉さんのお魚屋さんの近く。
ニシハラというお店(リンクします)
桃太郎君とはもう10年以上のお付き合いの聖子さんがオーナーです。
髪を切ってから、お魚屋さんに寄って、それでおうちに帰るというパターンは、以前プリヒル姉さんがマーブルアーチにいた時みたい。

桃太郎君にはあさりと丘ヒジキと、アサリが食べられないティムちゃんのためにカニを買ってきてもらいました。

晩ご飯は桃太郎君が用意してくれました。
スパゲッティーボンゴレ(私のレシピにリンク)
僕に任せてねって、頼もしいなぁ。
 でも実は私が横にいて、言うとおりにお料理してくれました。
アサリは初めてお料理するってことで、ざっと洗って悪い貝を取り除くところから。

丘ヒジキも初めてお料理するってことで、洗ったり、茎の硬いところを取ったり、どんな味なのかちょっと食べてみたり。

まじめな顔でお料理する桃太郎君。
 お皿に入れてるよ~。
 このお皿も桃太郎君が絵付けをしてくれたもの。

とってもおいしかったです。
ごちそうさま!

桃太郎君のごはんが食べられるんだったら、肩の脱臼なんて気にならないや!


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2019年12月20日金曜日

イギリスで体験する、見ず知らずの人に対する優しさ

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日暮れが早いこの季節。 
これは4時前のトラファルガー広場です。
昨日は小さなご家族のお相手で1日を過ごしました。
夕方には桃太郎君がエディンバラから帰ってきてくれて、久しぶりの家族ディナー。

そう思っただけで、ウキウキ、足元も軽くお仕事からの帰り道、リッチモンドの駅の階段で滑って転んでしまいました。

夜の7時ごろだったかな?
リッチモンドの駅は帰宅の人たちでとても忙しい時間。

みんな早くおうちに帰りたいだろうに、私のために立ち止まって様子を聞いてくれたり、駅員さんを呼んでくれたり、本当に助かりました。

私は激痛のためにロクにお礼も言えなかったのですが、たくさんの人が声をかけてくれました。
「できることはありませんか?」
「何か飲み物を買ってきましょうか?」
「誰かに連絡を取ってあげましょうか?」
みんな、全く知らない通りすがりの人たちです。
今回が特別ってわけじゃなく、街角で似たようなシーンを見かけることはよくあります。
困っていそうな人が一人でいるシーンって、個人的にはこれまで見たことないかも。

すぐに駅員さん数人と、この季節によく見かける、駅や人混みの周りをパトロールしているコミュニティー・サポート・オフィサー数人、そしてリッチモンド駅のマネージャーが来てくれました。

右腕の痛みがひどいのと、肩から指先まで全く動かせないのと、気分が悪くて吐きそうなことを伝えたら、救急車を呼ぶと言われました。
ところが、救急連絡から、命にかかわらないというカテゴリーなので、5時間くらいかかるかもって返事。
だったらティムちゃんに病院に連れて行ってもらった方が早いので、駅までお迎えに来てもらうようにお願いしました。

そうこうしていると、帰宅途中のパラメデック(緊急医療担当者)が立ち止まってくれました。

これまで体験したどんな痛みよりもひどいので、てっきり骨折したと思っていたのですが、彼の見立てでは「右肩の脱臼」
救急車は時間がかかりそうだから、家族が迎えに来てくれると言ったら、まっすぐA&E(病院の緊急受付)に行って肩を脱臼したと言えばいいとアドバイスしてくれました。

肩の脱臼って、なんだか大したことのないケガに聞こえますよね。
血も出ないし。
でもね、本当に激痛。
車の乗り降りや普通に歩くのも辛いです。
車に乗っているときも、スタートしたりストップしたりするたびに叫びたいほどの痛み(実際叫んだ)でした。

病院に着くころには痛みのためにパニック状態で、それが幸いしたのか、なんと待ち時間なしで直ぐにお医者様に診てもらえました。
そしてそのまま治療、痛み止めももらって帰宅するまで1時間かかりませんでした。
NHS でのホラー話は時々ニュースで読んだりしますが、昨日の体験は、素晴らしいものでした。

脱臼は治りましたが、我慢できる程度の痛みは残っています。
そして右腕を三週間ほど安静にしないといけないそうで、固定しているので、右手が使えません。
めっちゃ不便。
このブログも左手だけで打っています。
晩ご飯も両手が使えないので、フォーク一本で食べられるように、桃太郎君がステーキを一口サイズに切ってくれました。

それにしても、本当にたくさんの人にお世話になりました。
感謝の気持ちでいっぱい。
私も今回体験したような親切を他の人たちにしてあげたいなって思いました。


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2019年12月18日水曜日

ナショナルギャラリーのダヴィンチ展、有料だけど、行く価値ある?

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世界的に有名なロンドンのナショナルギャラリー。
美術の教科書に出てくるような名画が、約2400点。
しかも無料で楽しめます。

でも有料の部分もあって、季節で内容は変わりますが、今やっているのはゴーギャン展とレオナルドダヴィンチ展。

今何をやっているか、チケットが手に入るかどうかはオフィシャルサイトで調べてください。

ナショナルギャラリーのイベント(リンクします)


昨日はトラファルガー広場のそばで少し時間が取れたので、ダヴィンチ展を覗いてきました。

この展示は普段無料の部分に掛けられている、ダヴィンチの岩窟の聖母に焦点を当てたものです。
チケットは16から20ポンド。

お部屋は4つ。

まず初めのお部屋はこんな感じ。

風景が銀色の箱状のブロックを通して覗けるようになっています。
ところどころに説明が入っていますが、文字が鏡文字。
ダヴィンチの手帳は鏡文字で書かれていたことに由来します。
銀色の箱に映りこんだ、反転のものを読むようになっている。

意味は分かるし、興味深いけど、読むのが面倒で数分で次のお部屋に移動しました。
忍耐力が試されているのかも(笑)

2つ目のお部屋はダヴィンチのスタジオというタイトルで、今回の展示の中で、私が一番いいと思った部屋です。

アーティストのデスクといった、モダンなコンセプトの部分で関連したほかのアーティストのガイドブックを眺めたり、それらしく置かれたイーゼルや絵筆といった小道具が目を引きます。
 そんな中に映像がでるスクリーンがあって、岩窟の聖母のモチーフの数々や、ルーブルに置かれた1作目の岩窟の聖母との比較、科学的に調査された下地の部分や、描き直された部分が出てきます。

絵画の解剖といった体。
 ずっと見ていても飽きないけど、難を言えば画面が変わるのが速い。
せっかくの素晴らしい内容がサッと終わってしまうので、映像を一方的に流すよりもパネルで展示してくれた方がゆっくり見れるのにと思いました。

3つ目のお部屋は影がテーマ。
見学者が光の角度を操作して、できる影を楽しむ装置です。
 ダヴィンチが語ったとされることばが壁に書かれていました。
「If the painter then avoids shadows, he may be said to avoid the glory of the art」

暗いのできれいに映っていませんが、これ、立体なので影ができるんです。
そして光の角度で影が変わると、印象が全く違ったものに変化する様子が面白かった。
 ほかにも光を操作できるオブジェが3つほどあって、それぞれ試して楽しみます。


 3つ目のお部屋はミラノの教会の設計図みたいなものの展示。

その奥にもう一つお部屋があって、そこに岩窟の聖母が置かれています。

 最初は映像だと思って観ていました。
というのも、絵の周りが映像でいろいろ変わるからです。
岩窟の聖母の横に彫刻が置かれたり、絵画が置かれたり、聖書の一コマが置かれて祭壇らしくなったり。

テクニックを駆使しているのはわかるけど、やっぱりいつものように近くでじっくり見るほうがいいと思うなぁ。

ギミックが過ぎて、本物のありがたみが薄れるというのが私のこの展示に対する感想です。

とても興味深いけど、そして勉強にもなったけど、早く特別展示が終わっていつものお部屋で岩窟の聖母と再対面させてほしいなぁ。

 お土産物もいろいろ揃っていました。
なんだかちょっと岩窟の聖母がお金儲けの材料にされたっぽい。
この展示は1月26日までです。



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2019年12月14日土曜日

ヨーロッパの入国管理って最近どう?

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厳しいことで有名なイギリスの入国管理。
去年までは、ユーロ圏以外からの訪問者は、入国管理が混んでいて数時間かかったなんて話も。

最近では、日本のパスポートを持っていれば、自動ゲートが使えるので、ほぼ待ち時間ゼロ。

でも、空港のシステムって、一言でヨーロッパって括れない。

各空港でかなり差があったりします。
イギリス以外の空港では、いまだに対人の入国管理。
スキポールでは私の前に団体の日本人グループがいて、スムーズに進んではいたものの、20分くらい行列に並びました。

個人的には、ホリデー先で対人じゃない入国管理ってイギリスと日本以外ではまだ体験していません。
でも、スキポールほど並んだのは久しぶりでした。
普段はホリデーだから、比較的、地方の小さな飛行場だからというのも理由だと思います。


この写真は、この間利用したスキポール(アムステルダム)。
ここは、到着した人と出発の人がターミナルでごちゃ混ぜになるシステムです。
写真を撮った私は、出国管理を終えて、自分が乗る飛行機のゲートに向かって歩いているところだけど、到着時にもここを通った記憶があります。
そして、写真の中に見える人たちも今到着したばかり。
なので、免税店とかバーのエリアも共有。
チューリップの球根とか、さすがオランダ!


緑色の場所はハイネケンのバー。

イギリスではどうかといえば、到着した飛行機からはまっすぐ出口に誘導されます。
経由がある場合は、トランジットのゲートを抜けて、これから出発の人たちと一緒にはなりますが、そこまでは出国と入国の人たちがごちゃ混ぜにはなりません。


出国管理の場所も、各空港でいろいろ。

イギリスは出国管理がありません。
なので、手荷物検査が終われば、ゲートに行くまで自分の好きなペースで時間を使えます。

スキポールでは手荷物検査の後に出国管理があって、そのあとに免税店やラウンジがあります。
なので、出国管理は一連の手続きと一緒だから、苦にならない。

ところが免税店やラウンジのエリアと出発ゲートの間に出国管理があると、また並ばないといけなかったりして、ものすごく面倒です。
スペインやポルトガルはこのタイプなので、せっかくのんびりできるラウンジを早々に出て出国管理で並んで、何もないゲートでぼーっと待つという体験をしたことがあります。

ギリギリまでラウンジで粘って、飛行機が出る直前に出国管理に向かって、「乗り遅れるから通して」って列をスキップする人たちをよく見かけますが、そこまで面の皮が厚くない私たちは(笑)いつも早めに出国の列に並んでいます。

ところでイギリスの自動ゲート、これまで何回か体験しましたが、何回やっても「やり直し」メッセージが出て、対人ブースに行ったことがあります。
お客様の話からも、何回やっても駄目だったという人もいれば、一回で大丈夫だった、という人もいて、何がその差なのかはわからなかったんです。

今回、私自身がアムスから帰ってくるときにも、ヒースローの自動ゲートでまた「やり直しメッセージ」が出ました。
これまでパスポートを伏せて読み取りをするときに、奥まできちんと差し込むことに気を取られていましたが、実は左右も大事かもしれません。
そう、パスポートの幅よりも、読み取りエリアは左右に微妙に大きいのです。
それに気がついて、右奥にぴったり合わせて読み取ったらバッチリでした!
これがコツですって言ってるわけじゃないけど、もしパスポートの読み取り時にエラーが出たら、右か左にぴったりと沿うように差し込むといいかもしれません。

おとといの総選挙でイギリスは保守党が圧勝。
ユーロ離脱が現実のものになりました。
なので、ヨーロッパ人に対する入国管理のシステムも変わっていくかもしれません。
対日本人には、このまま自動ゲートが継続かなぁ?

シェンゲン協定国(ヨーロッパの多くの国)を訪れる日本人は、今のところビザの必要はありませんが、2021年からETIAS(European Travel Information and Authorization System/ヨーロッパ旅行情報認証システム)が導入されるそうです。
オフィシャルサイトを張っておきますね。
欧州渡航認証制度(ETIAS)(リンクします)



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