2025年2月15日土曜日

赤いバラの詩




皆さんのバレンタインデーはどんなでしたか?


私とティムちゃんはおうちでのんびり過ごすバレンタインデーでした。
朝、カードを交換して、ピンクシャンペンで乾杯。


昔の音楽番組のラブソング特集を録画してあったので「懐かしいね~」なんて言いながら楽しく過ごしました。
シンディーローパーも出てきた!!

ティムちゃんからもらったカードは大きな方。
私があげたのはドーナツの柄のもの。
中には自作の赤バラの詩のパロディーを書きました。


赤バラの詩というのはイギリスの詩のひとつ。

The rose is red, the violet's blue, バラは赤く、スミレは青、
The honey's sweet, and so are you. 蜂蜜は甘く、それはあなたも。
Thou are my love and I am thine; あなたは私の愛、そして私はあなたのもの、
I drew thee to my Valentine: あなたが私のバレンタイン、
The lot was cast and then I drew, 選ばれたのはあなた、
And Fortune said it shou'd be you 運命の神がそうあるべきだと決めた。

部分的に古英語が出てくるのに気が付きました?
これが書かれたのは18世紀のことです。
まるで聖書や讃美歌の中みたいな単語がでてくる。
そんな昔からバレンタインってあったんですね!


一般的にはこれを短くした現代版がもっとも有名。
Roses are red  バラは赤く
Violets are blue, スミレは青、
Sugar is sweet お砂糖は甘く、
And so are you. それは(スイートなのは)あなたも。

これらの詩の起源は古くて、何とチューダー時代(16世紀)にまで遡ります。

チューダーの有名な君主のひとり、エリザベス1世は結婚しなかったことから「バージン・クイーン」とよばれます。
なので彼女にちなんだアメリカの地名がバージニア。

そのエリザベス1世に捧げられた詩のひとつがスペンサーの「妖精の女王」なのですが、その中に赤いバラが出てくる部分があります(3巻、6章、6節)

But wondrously they were begot, and bred  でも、驚くべきことにそれらは
Through influence of the heavens' fruitful ray,  天の豊饒なひかりを通して生まれ育った
As it in antique books is mentioned. そう、いにしえの書物に記されている
It was upon a Sommers shynie day, それはある眩しい夏の日
When Titan faire his beames did display, 灼熱の太陽の下に
In a fresh fountaine, farre from all mens vew, 人里離れた清らかな泉があり
She bath'd her brest, the boyling heat t'allay; 彼女はそこで水浴びをして熱い胸を鎮めた
She bath'd with roses red, and violets blue, 泉の周りには赤いバラと青いスミレ
And all the sweetest flowres, that in the forrest grew. そして森中の甘い香りの花々が見守る中。

ちゃんと読んでみたい人のためにグーグルブックのリンクを貼っておきます。
件の詩はこの中の115ページ目に出てくる。
「妖精の女王」はアーサー王伝説にかかわる部分もあって、読むと結構面白いです。
ただ、量がすごい。
6巻あって、リンクしたのはその3巻目。
その巻だけでも200ページくらいある。
しかも本来は古英語なので注釈が付いた本がわかりやすいと思います。
このページだけでも、彼女が水浴びの後、裸のまま横たわって妊娠するというくだりもあったり、突拍子もなくナイル川が出てきたり。


さて、私が書いたティムちゃんのための詩も読んでみたい?
え、読みたくない?
ま、せっかく作ったから読んで(笑)カッコの中は注釈です。
基本は赤バラの詩のパロディー。

Cherry blossom is Pink,  桜はピンク、(バラはイギリス、私は日本人だし桜!)
Snowdrops are White, スノードロップは白、(バレンタインの季節のお花)
Champagne is chilled ready to drink, シャンペンは冷えているからあとは飲むだけ
On Valentine's night. そんなヴァレンタインの夜

Buttercups are Yellow, キンポウゲは黄色、(キンポウゲ姫は真実の愛を探す物語)
Forget-me-not is Blue, 勿忘草は青、(勿忘草も真実の愛の象徴)
Champagne makes us mellow, シャンペンの酔いがいいカンジで
I'm so lucky to be with you. あなたといられて幸せ。(本当はハッピーって書いてもよかったんだけど元の詩に運命とか書いてるのでラッキーって言葉にしました)


普段書く詩はもっと韻のために内容があからさまに変なものをわざと書くんだけど、これはちゃんと意味も考えて真面目に書きました。




今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年2月14日金曜日

私が好きなお鮨屋さん



仕事柄、新しいレストランを開拓しないといけないので、おいしいと聞けばいろいろ試してみます。
もちろん経費で落とすわけでもないので週に何回も行くということはないです。
そういった開拓事業(笑)は週に1回あればいい方。

評判通り美味しかったらうれしいですが、そうでもなくてがっかりすることも多いです。

そんなことが何回か続くと、やっぱり自分の食べたいものを食べに既に何回も行ったことがあるレストランへ行きます。

私がそんな時に行くレストランのひとつが「ヤシン・オーシャン・ハウス(リンクします)」

食べ物はクオリティーの割にはリーズナブルだと思います。
飲み物は高い(笑)でもロンドンはどこもそう。
日本酒3種のお試しなんていうのが面白そうだったから、この間行ったときに注文してみました。
ボトルまで見せてくれて説明を受けたけれど、写真に撮っていないので覚えていません。
その時によって違うものを出すときもあるとのことでした。
泉十段というのがおいしかったので、お試しセットの後グラスで注文しました。

升酒で出てきた!


さて食べ物ですが、特に「ランチにサクッと」という時にお薦めなのが「OMAKASE 8」
おまかせの握りが8つにその日の巻物というセットメニューです。
ランチタイムのセットはお値段そのままでお味噌汁風なものも付いてきますが、そっちは特にお勧めしません。
カプチーノ風です(笑)といえばわかってもらえる?
サラダも付いてきます。
サラダは美味しい。


こちらがこの日の握り。
お醤油が要らない、すでに味が付いているタイプのお鮨なのでそのままどうぞ。

巻物は現代風なものの時は大丈夫?って聞いてくれます。
私は新しいものが好きなので平気ですが、この時はマヨネーズがかかっているけど、そういったのでも大丈夫?みたいなニュアンスでした。
こちら。
鉄火巻きが出てきた時もあるし、本当にその日次第みたいです。
苦手なものがあれば対応してもらえるか聞いてみるのもいいかも。

さて、食べ終わったけれど、まだお酒が残っている。
そんな時はショウガをもらってください。
美味しいのでおつまみにぴったり。
自家製です。


これをつまみながらお酒が進むと今度はショウガが余るので次はお酒を追加…(爆)

そんなループにはまらないようにご注意。

こちらがお勘定です。

お酒を飲まない人だったら、30ポンド+サービス料。
最近のロンドンで、満足できるお鮨でこのお値段は安いです。
サービスチャージも12.5%というのは高くない。






  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年2月12日水曜日

バレンタインのカードっていくらくらい?



今週金曜日はバレンタインデーですね!

以前に比べると季節やイベント時にカードを送る人は減ったといわれていますが、それでもイギリスのカード屋さんはイベント毎にたくさんのカードを売り出します。
最近はオンラインで注文する人も増えました。

私もオンラインで注文したことがある。
ジャンルを絞れるので効率的ではあります。
例えば何のためのカードか、誰宛か、内容はどんな感じがいいか(伝統的とかユーモアの利いたものとか)
でもやっぱりカード屋さんに足を運んで一つひとつ手に取って、そのジョークに笑ったり詩にしんみりしたりするのは楽しいです。
こちらは全国チェーンスミス書店、リッチモンド支店のバレンタインデー・コーナー。
いつもよりも売り場が小さくなったな、というのが第一印象です。

私はポエムを作って書きこむので、内容に凝ったカードはあまり選びません。
だから中身は白紙でちょっと表紙が面白いなって程度のものを選ぶことが多いかな?

さてこういったカード類ですが、大体2ポンドから5ポンドくらいがロンドンではメジャーなラインだと思います。
手前の文字や柄だけのものだと大体3-4ポンドくらい。
後ろに並んでいるような凹凸のある感じのカードは5ポンドくらい。

5ポンドを超えるとちょっと高いなって思いますし、2ポンド切ると安っぽいか心配になる(笑)
手作りのカードもいいけれど、それはあげる人がどれくらい親密か、どういった機会かによると思います。

先週からいろんなカード屋さんを覗いて良さそうなカードを探していましたが、今日やっと1枚選んで買うことにしました。

ここ以外にもリッチモンドにはカードの専門店が3店、そしてそれ以外にスーパーマーケットに置かれているカードコーナーが3店、そして小物などを扱っている場所にカードが置かれていたり、チャリティーショップにカードが置かれていたり、買う場所には困りません。

私がカードを買ったスミス書店には有人レジもありますが、私は無人レジを使うことが多いです。
その方が早いし。
無人レジはこんな感じ。

今日も無人レジでさっとお会計を済ませると台の上に置かれた割引券が目に入りました。
グリーティングカードが25%引き。

ちょうどお会計したカードが3.99ポンドだったので約1ポンド安くなるってことですよね。
時間も急がなかったので、有人レジにレシートと買ったばかりのカードと割引券をもって並びました。

自分の順番が来たので「これ(割引券)お会計が終わってから気が付いたんだけど、返品してからこの割引券で買いなおすことはできますか?」って聞いてみました。

そうしたら「返品は問題ないですけど、この割引券の有効期限は17日からですよ」だって。
つまりバレンタインデーが終わった来週の月曜日以降から有効。
きっとたくさんの人がすでに同じことを聞いているんだろうなぁ(笑)

17日じゃあ意味がないので返品はあきらめて帰路につきました。
まだポエムを作り終わっていないので、あとはそれを考えるだけ。
今年はどんなカードをティムちゃんから貰うのか楽しみ!
プレゼントも楽しみ!
でも甘いものはクリスマスにもらったものがまだ残っているから甘くないものがいいなぁ。




今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年2月10日月曜日

ジェイコブの梯子


なんだか宗教的なタイトルの今日の記事。
安心してください。
もちろん今日も食べ物ネタ(笑)

イギリスで「Jacob's Ladder (ジェイコブ(ヤコブ)の梯子」といえばいったいどんな意味でしょう?
天国への階段(レッドツェッペリンの歌にもあるね)?
ストッキングの伝線?
おもちゃ?
バース大聖堂の西側の彫刻?
全部あたり、正解です。

でももうひとつ、ジェイコブの梯子というのはビーフの部位のひとつなんです。
ずばり、骨付きカルビ。
「え~、知らなかった!」という人がいると嬉しいなぁ。
お肉が好きなら知っている人も多いと思います。

スーパーマーケットで「Short rib」」の名前で買うことのできる部位。
でもスーパーマーケットでは一本いっぽんの骨に切られていることが多いので梯子っぽくない。

今日はお肉屋さんで注文したものが大きなままだったのでちょっと紹介してみようかなと思ってこの記事にしました。

これで1㎏弱くらいです。
骨の部分が梯子みたいでしょう。


逆さにしたらこんな風。


食べるところあるの?って感じに見えるかもしれませんが、結構お肉がついています。
程よく脂も入っているし、柔らかくておいしい。
ま、カルビだしね(笑)

この骨と骨の間を切って骨を取る。
骨はスープに。
骨の周りのお肉が付いたままですが、ある程度煮てから外してみじんに切ってお料理に。
リゾットにすると美味しい。
ま、その辺はまた今度記事にします。
お肉の部分は今回3つとれた。
ひとつで焼肉丼1人前に十分なくらい。

上にしっかりと被った脂は取り去ってお鍋に入れます。
お料理にとても便利な脂が採れる。


お肉は美味しい焼肉に。
骨はスープに。
そして脂はお料理に。

とても便利なジェイコブの梯子。
ぜひお肉屋さんで買ってみてください。
もちろんスーパーマーケットでも手に入ります。












今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年2月8日土曜日

レバノン料理が好き!




私はレバノン料理が大好きです。
お客様にもお勧めするし、ティムちゃんともよく行きます。

でも日本ではそれほど知られていないようですね。

私の中でレバノン料理は「トルコ料理を少し繊細にした感じ」という定義。

先日妹が来た時に行ったレストランで写真をいろいろ撮ったから、ちょっと紹介します。

レストランはキングスクロスに便利な場所ということで選びました。
路線バスで10分程度という距離です。

名前がチャミセなので覚えやすい(笑)

私、ここで一番好きなのがタブレ。
タブレというのはパセリのサラダです。
他にも手羽先の炭火焼きとか、
こちらはハルミチーズの焼いたの。
フマスはソジョックというスパイシーなソーセージが乗っているものを選びました。
フマスはそれだけで注文してもいいんだけど、こんな風に何か乗っているものだと1皿で二皿の味が楽しめるのでお勧め。

これはキベーといってラムのメンチカツ。
こちらはファラフェル、ひよこ豆のコロッケです。
実は私はファラフェルがあまり好きではありません。
お腹がいっぱいになって他のものが食べられなくなるからです。
特にここのは大きい。
でもティムちゃんから「まゆみちゃん(妹)はレバノン料理食べたことないんだから絶対注文するように」って言われていたので注文しました。
ここまで紹介したものがメッゼ。
小皿料理です。
おしゃべりしながら楽しく食べる。


こちらはメインのミックスグリル。

チキンとラムとコフタ(ラムのミンチ)の3種類のセット。
ひとり分を3人で分けてちょうどいい。

あとはさっぱりミントティーとバクラバ。
バクラバは蜂蜜とピスタチオのお菓子でとっても甘い。
でもそれが癖になる味。
気が付いたら3時間近くのんびりしてしまいました。

そんなにたくさん食べられないならメインは無しでメッゼだけでも大丈夫。
注文の仕方にルールはないので好きに選べば大丈夫。
今回はファラフェルを頼んだので注文しなかったけれど、もう一つメッゼでおすすめなのがムタバー、これは焼きナスのクリーム。

こちらがお勘定。

ごちそうさま~。








今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年2月6日木曜日

知らない人が多い秘密の教会





今日紹介するところはロンドンに住んでいる人にも観光で来る人にもおすすめの場所です。
知名度が低くてもいい場所というのがどんな観光地にもあるわけで、ここはそんな場所のひとつ。

ビルの影にひっそりと建つ小さなサヴォイチャペル。

サヴォイという名前はこのあたりの土地が昔サヴォイ伯爵のものだったからです。
その後王家のものになったその土地にエドワード3世の息子のひとりジョンが贅を尽くした宮殿を建てたのが14世紀。
ところが宮殿は1381年のワット・タイラーの乱のため燃えてしまいます。
その後1515年にヘンリー7世が貧しいホームレスの人たちのために中に3つもチャペルがある規模の大きなホスピタル(宿泊所)を建てて、そのチャペルのひとつが今も残っているわけです。
残念ながらホスピタルやそれ以前の宮殿部分は全く残っていません。
でもチャペルのひとつは残って、今でも使われています。
中はこんな風、美しいでしょう?
ひっそりとした外側からは想像できません。
こちらが外観です。
曇り空が地味さを引き立てています(笑)


結婚式や洗礼式、お葬式などの教会儀式も行われるほか、毎週日曜日の礼拝にもたくさんの人が訪れます。


こちらは故エリザベス2世の在位60年を記念したステンドグラスで2012年のもの。


歴代のチャプレイン(チャペルの牧師)の紋章が飾られた椅子。

現在のチャプレインはトマス・ウッドハウスさん。
ユーモアたっぷりで穏やかな人柄の方です。

ここはロイヤル・ヴィクトリア騎士団のためのチャペルで過去の騎士たちや現在の騎士たちの紋章が至る所に飾られています。
ロイヤル・ヴィクトリア騎士団はロイヤル・ヴィクトリア勲章を持った人々で成り立っていて、主に王家に貢献があった人々。
こちらが騎士団のローブ。

このチャペルは儀式が入っていなければ、月曜日から木曜日の9時から4時まで中に入ることができます。
日曜日の礼拝は11時からで聖歌隊の美しい歌声を堪能できます。
ウエストミンスター寺院やセントポール大聖堂もいいのですが、ここは建物がずっと小さいので歌声と自分との一体感が素晴らしく、そこに感動する人も多いです。

なので時間が合えばぜひ日曜日の礼拝に行ってみてください。
8月と9月はホリデーで閉まっていますから気を付けて。

公式サイトをリンクしておきますね。

書くのを忘れるところでしたが、このチャペルは王様のチャペルです。
このチャペルも含め、ストランド通りの土地や物件などはランカスター公領になります。

名前からしてサヴォイホテルのためのチャペルだと思う人がいるらしいのですが、13世紀にこのエリアがサヴォイ伯爵の土地だったり、その後14世紀にサヴォイ宮殿が建てられたりしたことが名前の由来。
サヴォイホテルができたのは1889年なので全く関係はありません。
もちろん、ホテルの宿泊客が礼拝に来たり中を見に来ることはよくあるそうです。





今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年2月4日火曜日

メルカト・メイフェアに行ってきた!



妹が来た時にご飯の希望を聞いたら
「何か美味しいもの食べたいなぁ」という返事。
実はこれってとっても困る回答です。

ロンドンには各国料理何でもあるので何か美味しいものって漠然としすぎ。
せめて何料理が食べたいとか、何が食べたいとか言ってくれないと選びようがない。

ロンドンはレストランが高いから、最近フードコートが人気(サービスチャージがかからないだけでも大きい)参加者がみんな自分の予算と好みでお料理を選べるのもプラスです。

教会をリノベーションしたという経緯も、若い人たちに人気のスポットだということも街づくりに関連するからちょうどいいと思って選びました。

私が指さしている一番奥が昔祭壇だったところ。
フードコートはセキュリティーが今一つ。
というのもいろんな人がテーブルの脇を通り抜けていきます。
なので落ち着いて食べるのが難しい。

テーブルにふと置いた携帯がいつの間にかなくなることも十分あり得ます。
なので私のお勧めは祭壇のところにあるテーブル。
ここはそれほど人が通らないから気を張り詰めていなくてもいいかな(もちろん絶対とは言えないけれど)

お隣のワインバーでワインのボトルを買って楽しくおしゃべり。
コーディネートしたわけじゃないけど、服の好みが似ていて笑っちゃいました。

妹の同僚 N ちゃんはホームメイドパスタのお店からシカ肉のミートソースパスタ。
妹はメキシコのカウンターでタコスを頼んだらしいのですが、出てきたのはナチョスだったらしい(笑)
タコスとナチョスは聞き間違えしないと思うんだけど、妹ならあり得る(笑)
というのも彼女は全くと言っていいほど英語ができない。
でも度胸だけはあるので大阪弁交じりの英語もどきでどこででも誰とでもしゃべります。
それが不思議に通じる時も多いけれど、今回はダメだったみたい。

私は地下のトナリから握りセットを選びました。


楽しいランチの後はセルフリッジーズで少しお買い物をしてバンク周辺へ。
妹によるとこの日はなんと3万歩近く歩いたようです。
そんなに歩いたとは思わなかったけれど、楽しい時間はすぐに過ぎてしまうからかもしれません。





今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)
  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年2月2日日曜日

日本から来た妹とロンドンの視察をしたよ!


日本に住んでいる妹は大阪でまちづくりにかかわるお仕事をしています。

今回は彼女の同僚と2人でロンドンに来てくれたので、新しいロンドンやロンドンの街づくりといったテーマでいろんな場所を案内しました。

ブラッセルに滞在中、ユーロスターを使った一泊二日という短い日程だったので少し急ぎ足でしたが、今のロンドンを感じてもらえたんじゃないかな。

ユーロスターで2時間、手荷物だけ。
お土産をたくさん持ってきてくれたので重い荷物はホテルに預けて身軽な格好で歩き回りました。

新しいロンドンということでよく話題に上がるのはキングスクロスエリアの開発地域。
もちろんそこも面白い。
でも規模でいうと私はバタシー発電所の方をお勧めすることが多いです。

アメリカ大使館がメイフェアからここに移動したこともあって、住宅、ホテル、リテール、古い建物のリニューアル、そして新設された地下鉄駅などゆっくりと2時間くらい歩くとその規模に圧倒されます。


ところでロンドンで発電所を改装といえば、まず頭に浮かぶのは2000年にオープンしたテート・モダン美術館。
こちらもその当時の建物だけでなく、隣接された新館と併せて観ると面白いです。

歩きすぎたらちょっと休憩。
テートの6階にはレストランとバーがあって眺めがとてもいい場所です。
この日はとてもいいお天気でした。
写真だとわかりにくいんだけど、南からの日差しが建物の窓ガラスに反射して、それが水面でキラキラ揺れていたのがとっても素敵だった!

テムズの水面にテートモダンの建物の影が映っているのもいい感じです。
でも写真で水面のキラキラ部分(窓からの反射部分)は見ることが難しい。
いいカメラといい腕があれば皆さんに感動をお伝えできたかもしれないのに、残念(笑)

それ以外にも工事中のバンク駅周辺とか、本当に「ロンドンの今」を見てもらえてよかったです。
日本とは規格や基準がいろいろと違うので一概に比べることはできないけれど、たくさんの人たちが街づくりを考えていることは共通しているんじゃないかと思います。






今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。