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2026年8月14日金曜日

歴史のおさんぽ

どこを歩いても何某かの歴史を感じることができる街、ロンドン。

しがない観光ガイドの私が住んでいるフラットさえ100年前に建てられています。
200年前、300年前といった場所も多いのですが、もっと古いものをという方におすすめなのがロンドンの壁!
約2000年前のもの(驚)

旧市街地のあちこちで見ることができますが、ロンドン塔の近くが観光の合間に行きやすいと思います。

最寄り駅は地下鉄のタワーヒル駅。

そして、実はこの駅構内にもローマ時代の遺跡があるんです。
ただ、ちょっとわかりにくいのが難点。

タワーヒルの駅に着いたら西向きの地下鉄プラットフォームへどうぞ。
中心地からサークル線やディストリクト線でアプローチしたら逆向きのプラットフォーム。
駅入り口からの階段を下りたら左側にぐるりと回りこむ。
西向きの地下鉄の最後尾近くの壁です。
わかりやすいように赤い矢印を入れました。

これなんですが、暗いし汚れているしよくわかりませんよね。
昔はライトアップされていたそうです。
タイルで囲まれてしまっていますし、奥が黒っぽい石なのはわかりにくいかも。
プラットフォームの柱にちゃんとローマ時代の遺跡(城壁の一部)だと書かれています。
興味がある人のためにちょっと大きくしておきます。

それでは駅を出たらもっとわかりやすい遺跡を見に行きましょう!

タワーヒル駅を出たら右に曲がってください。
その並びにレオナルドホテルがあります。
駅からすぐ。
この写真で建物が切れていいるところが駅ですから。
通りから中へ入るとローマ時代の壁がドーンと突き当りにひかえています!
これがそう。
ちゃんと案内板も出ているので興味があったら読んでみて。
かなり長いセクションなのが見てもらえると思います。

ローマ時代の地面は今よりもっと低かったので、下の方もしかっり見てね。
壁に向かって一番左手は壁のアーチをくぐれるようになっています。
ローマ時代の壁は今から1800年位前に築かれました。
その時代のものには薄いレンガが石の間に入っています。

壁は途中で途切れますが、ロンドン塔の方向に一部がまだ途切れた先にも残っているのが見えると思います。
土台の部分の幅はとても広い。
そして石の大きさが整っています。

ローマ人がイギリスから引き揚げてしまった後、壁は時代とともに荒廃していきますが、中世に再び崩れた上の部分が建て増しされます。
ローマ時代よりももっと薄くて作りも緻密ではありません。

このエリア以外にもローマの壁の遺跡は旧市街地のあちこちで見られます。
ぜひ探してみてください。




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2026年4月27日月曜日

赤いサンザシ

お散歩が楽しい季節です。

最近お天気がとてもいいロンドン。
あちこちで素敵なお花の香りが漂っている。

今日は近所のセントマーガレットという小さな町を歩いてきました。
ここにはターナーが設計して、彼がお父さんと住んだおうちがあります。


入り口はサンディカムロード沿い。

前には見事なサンザシが咲いていました。
赤いです。
この季節、木に咲く花は白や黄色が多いので目立ちます。
サンザシも白のイメージが定着していますが、こんなきれいなピンクがかった赤い花の種類もあります。
西洋サンザシの一種でポールズスカーレットという品種。
かなり背が高くなりますが、イギリスでは垣根によく植えられています。

花言葉は希望や庇護。


こちらは裏庭でセントマーガレット通りに面した入り口から入ったところ。
お天気がとてもいいのが青空で分かりますね。
気温は18度。
寒くもなく暑くもなく。

水曜日から日曜日の午後に開館しています。
他にも近くのマーブルヒルパークではブルーベルが花盛りでした。

ブルーベルを見たい方は少し足を延ばしてお出かけしてみるのもいいと思います。
以前ブルーベルのおすすめをいくつか紹介しました。



この季節ならでは、なので是非どうぞ。




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2026年4月13日月曜日

ブロッコリーがアートならレンガだってアート!

どう思いましたか?

「あれがアートだったら何だってアートじゃん」そう思う人もいるでしょうね。
しかも元々は本当にスーパーマーケットで買ってきたブロッコリーを半分に切って壁に貼り付けただけだったんですから。
「アート素材として野菜を使うなんて、素晴らしいアイディア」
そんな風に肯定的にとらえる人もいるかもしれません。


レンガ大のサイズのカラフルなアートが東ロンドンのいろんな場所で観られます。

この間のブロッコリーと共存している壁もある。

レンガは彼の作品だってわかりやすいんですが、実はレンガ以外のモチーフもあるので少し紹介しますね。

これ、なんだと思いますか?
東ロンドンの道の標識。
Scalater が道の名前で ST はストリートの略、E1というのはロンドンの郵便番号です。
その下にはベンガル語で通りの名前。
このエリアは移民の町として知られている場所のひとつ。
ロンドンの中華街に漢字で通りの名前が入っていたりするのですが、それと同じようなもの。
つまりベンガル語を話す人たちが多いエリアってことです。
ベンガル語は主にバングラデシュの人たちが使っている言葉で、このエリアにインド料理屋さんが多いのも頷ける。

ストリートアートに話を戻すと、道の標識の下にほぼ正方形の銀色のアートが見えます。
浮き彫り?
よく見ると頭でっかちな恐竜がスケートボードに乗っている化石風アート。
これもロンゾの作品です。

彼の生み出したキャラクターのひとつ、スケーターザウルスはこんな風に化石になったり、絵になったり、立体になったりして東ロンドンに点在しています。

スケーターザウルスに似ているキャラクターでお金を食べているモンスターもいる。
ロンゾはドイツから来たアーティストで2000年ごろからロンドンの街角に彼の作品が出始めたらしいのですが、お金を食べているものは不況をもじったもの。
ロンゾは有名なので企業とコラボしたりもするようです。

これなんかはコラボ作品でQRコードでウェブサイトに飛ぶことができるようになっているのが今ってカンジ!

レンガだけならわかりやすいけれど、こんな風にいろんなキャラクターが増えていったりコラボ作品が現れたりするので、ストリートアートは奥が深そう。


そういえば、以前バンクシーの動物シリーズのヤギを紹介したことがありました(リンクします)
このヤギさんは建物の改装でその後見られなくなってしまいました。
同じ時期に描かれたお猿さんのアートがこの近くにあるのですが、そちらも残念ながら消されてしまったようです。
何となくうっすらと跡が残っているのが見えますか?
下の写真と比べてみてください。


こんな風にストリートアートは姿を消してしまうものも少なくありません。
消されたり、上書きされるだけではなくて、風化して見えなくなってしまったり、壊れてしまったりするものも多い。

ただの落書きといってしまえばそれまでですが、いくつかのストリートアートはハッと何かを気付かせられたり、美しさを感じるものも多い。
どのあたりに落書きとアートの線を引くか、というのが難しい。
カラフルでグレーな世界、というのがぴったりなのかも。

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2026年3月30日月曜日

ブロッコリーはお金になるのか?

東ロンドンはストリートアートで有名です。

ストリートアートといえば「バンクシー」くらいしか知らないという人も多いはず。
私もそんな感じ(笑)

いろんなアーティストが個性を競い合っている感があるストリートアートですが、そんな中に一目で「あ、あのアーティストだ!」ってわかる人がいます。

彼の名前はエイドリアン・ボスウェル。
またの名をブロッコリーマン。
理由は彼がブロッコリーを題材にしているからです。

ほらね。

ブロッコリー? カリフラワーじゃなくて?

色付きなんです(笑)ほら、他の色もあるよ!

以前、彼が本物のブロッコリーをスーパーマーケットで買ってきて、それを半分に切ってあちこちに設置していたころ、酔っぱらった人たちが「ブロッコリー・チャレンジ」という罰ゲームで、その風雨にさらされた古くなったブロッコリーを食べるという遊びをしていたそうです。
酔っ払ったイギリス人は何をするかわからない😱
もちろんお腹を壊す人たちが続出。
その後本物のブロッコリーは使わなくなったそうです。


彼のブロッコリー・レーン・ギャラリー(というかショップ)は東ロンドンの ブリックレーンを入った小路ドレイウォークにあります。

お店の前にはブループラークもどきがあって1957年生まれらしい。


お願いしてツーショットしてきました。
アーティストというよりも気さくなおじさん。


このお店以外にもオンラインで彼のブロッコリーを買うことができます。


お店の前には巨大なドクター(ブロック)マーティンが置いてあって、靴ごと履けるようになっています。
こういうの好きなので試してみた!
他にも東ロンドンの街角ではいろんなアートを見ることができます。
お散歩に是非どうぞ!


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2025年11月22日土曜日

映画のロケ地を探してみよう!

イギリスでは、古い町並みが多く残っているところで、映画の撮影に出くわしたりすることがあります。

私が住んでいるリッチモンドも6月、7月といった陽の長い時期に撮影隊をよく見ます。
200年位前のピリオドドラマ(時代劇のこと)だったり、コマーシャル撮りだったり、コンテンポラリー物も。

撮影の時はトラックがたくさん停まっていたりするのですぐ気が付きます。


もしくは駐車可能な場所に「何月何日はここは予約されているので駐車できなくなります」みたいな看板が出ているので前もって知ることもできる。
ただし、必ずとは限りません。
行ってみたら引っ越し会社のトラックだったりすることもありますから(笑)

ロンドンの金融街などは週末に撮影がよく入るようです。

他には天文台で有名なグリニッチ。
ここは現在グリニッチ大学になっている建物がよく撮影に使われます。

カリブ海の海賊とか、ジェームスボンドとか、他にもいろいろ。

ORNC(旧海軍士官学校)が催行しているロケツアーなんかも人気のようです。
この間はCPD(専門職継続学習プログラム) でそんなツアーに参加してきました。

偶然にも撮影が行われていました。
消防車もいたから爆発のシーンとかもあるのかな?


バックドロップに最近の建物が入ってしまう時は後の編集で消したりするらしいです。
ほかにもCGで新たな建物を加えたりすることもあるので、なんとなく見たことはあるけれど、ちょっと違うといったシーンが最近の映画らしい。

今回案内してくれたORNCのスタッフ。
このツアーは人気がある時代劇ツアー(ブリジャートンとか)に加えてつい数か月前に始まったばかりだそうです。

スパイものに焦点を当てていて、まぁ好きな人には面白いツアーなんだと思います。
ただ、この日は撮影のために入れない場所がすごく多くてルートもかなり遠回りさせられました。

この左側の建物は中にチャペルが入っています。
でもこの日はアメリカ関係の建物という設定らしい。
星条旗が翻っていました。

Bee Keeper 2 の撮影ですって。
1も知らないし、たぶんこれも観ないと思いますが、ロケ地のひとつはグリニッチという知識は得ました(爆)

グリニッチはロンドン中心部からそれほど遠くありません。
私はジュビリー線でノースグリニッチ駅まで出て、そこから188番の路線バスでアプローチすることが多いです。
船着き場もあるので、地下鉄よりも高いけれどテムズからアプローチするのもいいかも。
天文台やクイーンズハウス、海事博物館やカティーサークといった観光地をじっくり観るのもいいし、お散歩を楽しむのもおすすめです。

ツアーに参加してみたいという人はORNC の公式サイトからどうぞ(リンクします)


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2025年8月29日金曜日

やっぱり白い岸壁は見応えがあるね!


イギリスといえば、白亜の岸壁。

南海岸でいろいろ有名どころはありますが、その中でもセブンシスターズは有名です。

お天気がいいときに見るなら最高!!

どこがベストなのかは諸説ありますが、私はイーストボーンのバーリングギャップが好きです。
駐車場もあるし、海岸にも降りられるし。
イーストボーンからタクシーで10分から20分程度。

注意しないといけないのはここは携帯の電波が弱いので帰りのタクシーも最初に手配しておくべきってことかな。

ナショナルトラストのWIFIもあるけど、頼りにならないです。

タクシーを1時間とか2時間とかで手配すれば、海岸沿いの交通が不便なところをいろいろ選んで歩ける。
ビーチーヘッドとか灯台とか。

実は路線バスがあるんだけど、夏はいっぱいだし、並んでも乗れなったりする。
だからお金がかかってもタクシーを手配するのが最善だと思います。
もちろんウォーキングを楽しむのもいいけれど、ルート選びと時間配分に気を付けて!


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2025年5月21日水曜日

木耳(キクラゲ)をみつけよう!!



ロンドンは東京や大阪といった町に比べると緑が多いと思います。

ロンドン中心地の地図を見ると公園以外にも住宅地にあるスクウェア(四角い広場)もあるし、ビルの屋上に芝生が敷かれていたり、壁に植物があしらわれていたりする場所もある。
街灯などにフラワーバスケットが下がっていたりもします。

そして緑色でなくても興味深いものがたくさんある。

嵐で折れてしまった木も公園や森の中では大切な生き物の居住区。

キノコなどの菌類が古い木を栄養にして育っています。
いくつかの菌類は大きな木を地面に帰す手助けをしていたり。

イギリスの森や公園で大きな木が倒れているのはそれぞれの理由がある。
倒れかけているものを安全のために切ることもあるし、いくつかは1987年のグレートストーム(大きな嵐)で倒れた木だったりもします。

この間、桃太郎君とハムステッドヒースを歩いていた時、こんなプレートを見かけました。
グレート・ストームの記念碑らしい。

周りにぐるっと名前が記されているから、嵐の記念というよりは、たぶんその保存やメンテナンスのためにお金を出した人たちの記念だと思います。

倒れた木は撤去することもあるだろうけれど、森や公園のエコロジーの一環としてそのままにすることも多いです。

ただし、倒れかけの木は危ないから何らかの処置がされますけどね。


私の知り合いの旅行関係者がこの嵐の前の晩に飲みすぎて早朝の空港でのお客様のお迎えに寝過ごしてしまったそうです。
でも(その人にとっては)幸いなことに、飛行機は全て嵐を避けるためにロンドンには到着しなかったので問題にならなかったと聞いたことがあります。
昔は日本からの便はアンカレッジ経由で早朝の到着だったんです。
最近は早朝便もありますが、ついこの間までは直行便は全て夕方の到着でした。

ティムちゃんは偶然にもこの嵐の前の日に寝室の窓を2重サッシに替えたそうで嵐には全く気付かずに朝を迎えたそうです。
一緒に住んでいたガールフレンドの両親から心配の電話がなって目覚めた後、テレビのニュースで見たあまりの被害にびっくりだったそうです。
その日のBBCニュースをYOU TUBEで見つけました。



この嵐の前日、BBCニュースのお天気コーナーでベテラン予報士のマイケルフィッシュさんが「嵐が来るって噂があるけど心配いりません」みたいに言ったのが今でも語り継がれています。
見たい人はそのお天気コーナーのビデオもどうぞ。



桃太郎君にそんな話をしながらハムステッドヒースを歩いていました。
ハムステッドヒースと桃太郎君。

何でハムステッドヒースを歩いているのかは、前回紹介したジョージさんのツアー(リンクします)に行くため。

このツアー、桃太郎君からのお誕生日プレゼントだったんです。
一緒にお散歩を楽しんで、いろいろ勉強もできて、本当にうれしいプレゼントでした。

ところでロンドンで木耳(キクラゲ)が採れるなんて知っていました?

え、やっとキクラゲ?
ここからが本番ってことで、これまでの話は前振り?

そうです(キッパリ)オマタセシマシタ🤣

やっぱりどんなところで採れるか、雰囲気感じてもらおうって思って(笑)
嘘です。
書きだしたら話がそれてしまっただけ(笑)

これもジョージさんのツアーでロンドンで木耳が採れるって教えてもらったんです。

この幹、えらくごつごつしていますね。
エルダーという木です。
お庭に植えたりする若い木はエルダーフラワーというお花で有名ですが、古くなった木には木耳ができます。
見える?
見えている葉っぱはこの木に寄生している植物の葉っぱでエルダーのものじゃないです。

ちょっと大きくしてみました。
これ、キクラゲです。

ポロっと簡単に取れます。
採ってすぐは柔らかいけれど、すぐに乾燥が始まります。
でもお水に漬けたら柔らかくなる。

木耳は年中生えているそうですが、1月や2月にたくさん見つかるらしいです。
エルダーはイギリスではかなり一般的な木のひとつなのでこの季節に目星をつけておいて冬になったらキクラゲを探しに行くのも楽しいかも。

ただし、キノコ類の採取は場所によっては許可が必要だったり採取自体が禁止されていたりする場合もあるので違反しないように気を付けてください。




今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





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