2022年4月30日土曜日

The butler did it!(執事が殺った!)

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物騒なタイトルですが、誰も殺されてないので安心してください。

イギリスでも、もちろん日本でも、たくさんのスポーツ中継が放映されています。
私はスポーツには全く興味がなかったのですが、ティムちゃんと結婚してから急にスポーツに触れる機会が増えました。

私と出会った頃、ティムちゃんはスカッシュ、バドミントン、そしてテニスとクリケットを実際にプレーしていました。
特にクリケットは、若いときに州の代表に選ばれた過去もあって、個人的にチームを組んで週末を楽しんでいました。

イギリスに来てから初めて知ったクリケットというスポーツ。

ティムちゃんと知り合う前に、知り合いのイギリス人とクリケットを見に行ったことはありましたが、その時はさっぱり訳が分かりませんでした。

ルールがわからないと、何を見ても面白くない。

今、私はクリケットが一番好きなスポーツです。
2番目はフットボール(サッカー)
そしてラグビー。
どれもプレーしたことはないので、観るだけ。

クリケットは試合のタイプがいろいろあって、私が好きなのは伝統的なテストマッチ(簡単に言えば長いゲーム)ではなくて、20-20と呼ばれるゲームです。

これは大体4時間以内に終わるので、おひるごはんの後にのんびり見るのに最適です(笑)
5日間にわたるテストマッチと違って、その場で結果も出るし、見ていても飽きません。

最近は特にインドのプレミアリーグ(リンクします)にはまっています。
10チームが約2カ月にわたってプレーするのですが、選手は各国のトップ選手が参加します。
なので、大半はインドの選手なのですが、オーストラリアや南アフリカ、カリブ海の選手に加え、ちらほらイギリスの選手もいます。

ティムちゃんはジョス・バトラーのファンで、彼が所属するラジャスタン・ロイヤル(リンクします) を応援しています。

私がクリケットが好きな理由はリラックスして観ていられるから。
エキサイティングな場面もあるし、そのバランスがいいんです。
クリケットなんてわからない!という方は、日本クリケット協会のサイトをどうぞ!

加えて中継の際のユーモアかな?
スポーツそのものはもちろんだけど、観客の様子とか、コメンテーターの話とか、本当に飽きません。
アンパイア対するリスペクトなんかも、とても安心して観られるスポーツです。

さて、長くなりましたが、今日紹介したかったのはそんな中継中のちょっとしたジョーク。

バトラー選手は素晴らしい打者で、6(野球のホームランみたいなもの)を打つこともよくあります。
じっさい、IPL(インドプレミアリーグ)では打者のトップ選手。
で、デリ・キャピタルとの対戦時に6を打った時のスクリーンがこちら。

バトラー選手のスペルは「T」がふたつなんだけど、もしひとつだったら執事とおんなじ。
そして「執事がやった」というのはイギリスの犯罪ミステリーに関するジョーク(当たり前すぎて推理にもあたらないという意味)のひとつ。

これ以外にもイギリスらしい表現が結構出てくるので、クリケット観戦おすすめです。




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2022年4月28日木曜日

新しい切手

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前回記事にした切手の取り換え(リンクします)

今日、郵便で新しいものが届きました。
投函してから1週間半。
早くもないけど遅くもない。

届いた切手はご覧の通り、ふつうのファーストクラスが3枚と大きな封筒用のファーストクラス切手が2枚。

以前のものよりも少し大きめです。
そして右手にはバーコード。
これでデジタルで読み取りができるようです。

最近は何でもオンラインで送れるようになりました。
こんな切手もあと10年もしたら誰も使わなくなるのかな?


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2022年4月16日土曜日

イギリスの切手にバーコード

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イギリスは世界で初めて郵便切手を発行した国。
初めて発行された切手はペニーブラックとよばれる黒い小さなもの。
それ以降、色も柄も沢山の種類の切手が発行されてきました。

金額が書かれているものもあれば、ファーストかセカンドかというサービスの種類が書かれた切手もあります。

そういった切手は、郵便代が値上がりしてもそのまま使えるので、買い置きしている人たちも多くいます。

私はきれいな切手が好きなので、郵便局のサイトで記念切手を買ったりもします。
ブログに乗せるために写真を撮ってみました。
2012年のロンドンオリンピックの記念写真とか、見えるかな?
右上のものがそう。
ウイリアム王子とケイトさんの結婚記念のものも持ってる!
そういった特別な切手以外にちょっとだけ、実用向けの切手もあります。
中央下の金色のもの。
エリザベス女王の横顔に、1という数字が見えるでしょう?
そして、ちょっと見にくいかもしれませんが、「LARGE」という文字が入っています。
これは、大きな封筒をファーストクラスで送るための切手。
厚みと大きさが一定以上の封筒は、少し料金が高くなるのです。
たとえばA4サイズの封筒に貼ったりする用。

この切手も含めて、実用切手(エリザベス女王の横顔にクラスや金額が記載されているシンプルな切手)の使用が2023年1月31日で終了とのお知らせ。
クリスマス切手も含め,記念切手などはそのまま使用できるようです。
ロイヤルメイルのオフィシャルサイト(リンクします)によると「実用タイプは期日までに使い終わるか、バーコード付きの新しい切手に取り換えるかしてください」とのこと。
取り換えは郵便局ではできません。
専用のフォームに必要事項を記載して切手を同封すると、バーコード付きの切手が送られてくるそうです。
フォームはダウンロードしてプリントするか、サイトからリクエストして送ってもらうかだそうなので、リクエストしてみました。
私が持っている切手はほとんどが記念切手の類なので、実用切手は10ポンド分くらいしかないので使いきれそうなのですが、せっかくなので取り換えにチャレンジしたいと思います。

まず、フォームは何日くらいで届くかな?
今日は土曜日なので、きっと来週の中頃かな?
またアップデートしますね。




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2022年4月11日月曜日

イギリスの和牛

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コロナ禍がきっかけで、いろいろなお取り寄せを楽しんでいる私たち。
今回はイギリスで飼育されている和牛を買ってみました。

ティムちゃんが健康オタクだということは、このブログの読者にはおなじみだと思います。
動物性脂肪をとり過ぎないようにいろんな工夫をしているのは、知り合った時から変わっていません。

例えばベーコンの脂の部分をはさみで切り取るとか、ソーセージは焼く前にフォークでブツブツ突き刺して焼いている間に脂が落ちるようにしたり、といった具合。
私はそんな工夫は必要ないと思っているので、私の分はそのまま調理してもらっています。

以前はバターは体に悪いといってコレステロールを減らす効果があるというマーガリンを使っていましたが、それはさすがに辞めさせました。

お野菜は有機栽培を中心に、なるべく季節のものを買うようにしているし、お肉も自然な環境で自然な餌を食べている家畜、お魚も養殖でない、環境にやさしい獲り方をされたものを選ぶようにしています。
YOUTUBEなどの動画で、新しく買うお肉が育った農場をチェックしたりすることも習慣になっています。

そんな折、今までは身体に悪いと思っていたビーフの脂肪が、和牛は不飽和脂肪酸の濃度が高いそうで、赤身のお肉よりも健康に良いという情報。
それでも脂は脂。
太るのも嫌なので、しゃぶしゃぶにして食べるのが健康に良さそう(単に私が食べたかった)と言ってみたら、買ってみようということで調べてくれました。
お買い物が好きなティムちゃんと結婚して、本当に良かった(笑)

ロンドンでは和牛はいろんなところで手に入ります。
でも薄切りの和牛となると、少し選択が少ない。
そして、リッチモンドに配達してくれるところとなると、さらに少なくなります。

やっとロンドンの西側にあるお肉屋さん「HG WALTER」で取り扱いを見つけました。
でも、いつもあるわけじゃない。
和牛のページの商品には、すべて「SOLD OUT(売り切れ)」の表示。
お電話してみると、2週間に一度くらい入荷しても、すぐに売り切れてしまうそう。
次の入荷を待って、そのタイミングでしゃぶしゃぶ用の薄切り肉を配達してもらいました。

朝9時ごろにお店から配達。
箱を開けるときれいに薄切りされたお肉が!
日本に住んでいる人からすれば、だから?って感じかもしれませんが、ロンドンでしゃぶしゃぶ用の薄切り肉を置いているのはほんのわずか。
1パック200g入っていて、お皿に広げるとこんな量。
1パックで、ちょうど一人分くらいの量です。
ティムちゃんとふたり、2パック半で十分満足でした。
予想よりも赤身っぽいけれど、お口に入れるととろける柔らかさで、お肉の風味もとても満足でした。

因みに部位はリブアイ。
お値段はそれほど高くもなく、1パックで13.20ポンド。

他にも日系店で日本産の和牛の薄切りが手に入りますが、お値段はもう少し高め。
日系店以外では、和牛のオンラインショップもいくつかあって、チリとかオーストラリア、オランダなどから和牛を輸入しているそうです。

今回、HG WALTER(リンクします)を選んだのはティムちゃん。
家畜の福祉を考えると、英国産が一番安心できるという理由だそうです。
食材を選ぶ時、味はもちろん大事な要素のひとつだけど、家畜の育て方を犠牲にしてまで追求すべきものではないという考え方は、私も賛成。
購入を決める前に、もちろん農場のこともいろいろ調べていたみたい。
ロンドンから北東に上がった、サフォークという州の「EARL STONHAM(リンクします)」です。


ミニマム料金に合格するために、ついでに注文したハンバーガーパテもジューシーで美味しかった。
マスターズを見ながら、ベッドでいただきました!






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2022年4月2日土曜日

スマートメーターを設置した!

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光熱費の上がり方が尋常じゃないイギリス。
我が家の光熱費は去年に比べて3倍になりました。

請求額は、毎月自主報告している電気とガスのメーターを基に推定金額で決まります。
このメーターの読み取りが結構面倒。
そこで今回ユティリティー会社が替わった記念に(笑)スマートメーターを設置することにしました。

我が家は利用していた会社が破綻した後、EDFという会社からガスと電気の供給を受けています。その時のお話(リンクします)

スマートメーターはEDF に連絡して設置の希望日を伝えるだけ。
設置当日まで何回かリマインダーが来ますが、それも含めすべてオンライン。
そして、メーターの設置は無料です。
オーブンを付けたり、何かするたびにメモリが変化するので見ていて面白いです。
夜中に何も使っていない時には、1時間当たりの料金は10ペンス未満。
だけど、洗濯機を使ったり、お湯を沸かしたりするとすぐにライトが赤くなって2ポンド越え!
毎日いくら使ったかをエネルギー量と料金の両方で振り返ることもできるので、とても役立っています。

まだ今の時点では何にいくらかかるのかをモニターしているだけですが、もっと料金が高くなったら、エネルギー効率とか使用頻度なんかを見直すこともできるようです。

我が家は給湯と暖房がフラット全体で賄われていて、サービスチャージ(共益費みたいなもの)として3か月ごとに各フラットに請求が来ます。
予算を超えた分は追加で請求が来るのですが、なんと去年度の光熱費の追加という項目で3000ポンドを超える追加請求が来ました。
電気よりもガスの値上げが激しくて、共用部分のエネルギーはガスがメイン。
少し前に住民協会のミーティングで「お昼の暖房を見直した方がいいのでは?」というアイディアを出したのですが、寒いのはイヤだという意見もありました。
お昼に数時間暖房を止めても、お湯をパイプで通すシステムだから、急に温度が下がるわけでもないのに、反対する人がいるのにびっくりでしたが、この請求書を見たらみんな考えが変わるんじゃないかと思っています。

無駄なエネルギーの利用も含め、料金が上がる前には考えなかったことに気づかされました。



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