そんなの普通じゃないの? って言われそうです。
でも実のところ、ロンドンで朝から晩までずっと雨ということはほとんどありません。
今日は久しぶりにいいお天気です。
そこで、ちょっとお散歩に出てみる事にしました。
目の手術の後の、初めての外出です。
目の手術のお話はこちら(リンクします)
昨日まで、まぶしいものを見ると目がすごく痛かったのですが、今日はそうでもありません。
でも念のためにサングラスをかけて外出しました。
リッチモンド橋からテムズを眺めると、見たこともない船がつながれていました。
「金ぴかだし、昔の御座船みたいだなぁ」そう思ってよく見てみました。
そうしたら、ユニオンジャックやウェールズ、スコットランドの旗も見えます。
もしかしたら、今度のダイアモンドジュビリーに関係のある船かも。
そこで、リッチモンド橋の脇の階段を下りて、テムズ川沿いに出てみました。
お船はカフェに使われているボートを過ぎて、普段は貸しボートの乗り場になっているところに繋がれていました。
そしてそこに通じるゲートが閉まっていて、黒いスーツ姿の男の人が椅子に座っていました。
映画MIBに出てくる、ウィル・スミスみたいな感じの人です。
「ねぇ、このお船は女王様の?」って聞いてみました。答えは「そうだよ、ダイアモンドジュビリー・ページェントに使われるんだ」
明日くらいまで、ここに泊まっているそうです。
お船の上では、ペンキ塗りのおじさんがのんびり仕事をしていました。
こちら側からも写真を、と思ったんだけど、逆光であまりきれいに撮れませんでした。
おうちに帰ってから調べてみると、6月3日のダイアモンドジュビリー(女王様の在位60周年)のページェント、お船のパレードを先導するみたいです。
そういえば、何日か前に、女王様がグリニッチで命名式をしたようなことがニュースになっていました。
テレビで見たときはもっと大きく見えたけれど、実物はそうでもありません。
これで18人の漕ぎ手が乗るそうです。
金箔がたくさん使われているので、小さいけれど、豪華に見えます。
なんと、このお船のお値段は約1.5億円。
今回のお船のパレードは英語で「Thames Diamond Jubilee Pageant」といいます。
ウェブサイトが作られているので(英語)紹介しますね(リンクします)
6月3日は、ロンドンのいろんな橋やテムズ川沿いから、このお祭りを見ることが出来ます。
また、バタシーパーク(テムズ川沿い)でもお祭りが企画されているようです。
6月3日にロンドンにいる予定なら、このページェントも行程に入れるといいんじゃないかと思います。
もしくは自宅のテレビでゆっくり見る?
多分あちこちの道路が封鎖されるので、人ごみが嫌いな人や、面倒がりの人はそれもいいかも知れません。
6月のはじめの週末は、月曜日と火曜日が祭日になるので、土日と併せて4連休になります。
その代わり、5月の最終バンクホリデー(祭日)がなくなりますからご注意。