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ここ最近のイギリスの話題と言えば、ガソリンのパニック買いとユティリティー会社の倒産。
ガソリンが不足しているわけではないので落ち着いてって言われても、映像で行列を見せられると買いたくなる人もいるんですね。
去年、スーパーマーケットの棚からトイレットペーパーが無くなったの、全然教訓になっていない。
我が家では最近は車に乗ることもめったにないので、ニュースでガソリンスタンドに何時間も並んだなんてニュースを見ても、実感がわきませんし、万が一必要になった時のために買いに行こうとかも思いません。
でも昨日はティムちゃんのフィジオセラピストが来ていたんですが、彼女はガソリンが無くなりそうだけど、並ぶ時間もないからどうしようかなんて話をしていました。
勤務先から離れたところに住んでいるエッセンシャルワーカーの人たちにとれば重要な問題だろうと思います。
まだリッチモンドはバス網も発達しているし、地下鉄や鉄道もあるのでいざとなればなんとかなりそうですが、ロンドンの一部や、まして田舎で公共の乗り物がほとんどない地域では死活問題です。
この状況、ガソリンが不足しているのではなく、トラックの運転手不足から配送の問題が原因の一つらしいです。
同じ問題がスーパーマーケットの一部商品の品不足の原因にもなっているそうで、イギリスは緊急にヨーロッパの大型トラック運転手に3か月の労働ビザを発給することになったとニュースにありました。
イギリスがユーロを離脱して、26000人の大型トラック運転手がヨーロッパに帰国したのが事の起こり(インディペンデント紙)
それにしても、3か月の労働ビザなんかのためにわざわざイギリスで働きたい運転手さんなんているのか疑問です。
さてガソリンの話はそれくらいにして、もう一つの話題はユティリティー会社の倒産。
最近、天然ガスの卸価格の高騰でイギリスのユティリティー会社が次々と倒産しています。私が利用していた会社も倒産しました。
でも、自動的に大手に吸収されるので、サービスが滞ることはないそうです。
今月倒産したユティリティー会社。
Avro Energy
Green People’s Energy
Utility Point
MoneyPlus Energy
PFP Energy
Igloo
Symbio Energy
Enstroga
私が利用していた会社からは倒産のお知らせ、吸収した会社からはあいさつのメールが送られてきました。
それ以外は何の変化もないです。
でも引継ぎが終わったら、新たなタリフが送られてくるので、それを見てから他の会社のタリフと比べてみるつもりでいます。
我が家はほぼ電気だけの生活で、ガスは雰囲気のために暖炉に火を入れる時しか使いません。
だけど、フラット全体の暖房や給油のシステムはガスを使っているので、共益費が値上がりするだろうな~。
他にも燃料や輸送費のコストから、食料品の値上げも心配されています。
ティムちゃんは、すでにクリスマスの七面鳥やガチョウの情報をお肉屋さんや農場に問い合わせしていますが、例年よりは値段の決定が遅いみたいです。
きっとコストの調整だろうなと思っています。
もう9月も終わりなのに、まだ料金は未定というお肉屋さんが多くてびっくり。
その割にはオーガニックの七面鳥は売り切れのところも多いです。
値段が未定なのに売り切れって、ちょっとすごい。
値段が出ているところは、去年よりも10%から20%高いです。
去年はロックダウンでクリスマスの集いもままならなかったから、今年は派手にお祝いしようという人も多いだろうし、値段は高くても売れるんだろうなと思います。
もう明日は10月。
今年はクリスマスのプレゼントも早めに買う人たちが多くなりそう。
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