2018年9月29日土曜日

パレルモのまとめ

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パレルモ旅行(2018年9月)のまとめページ。
パレルモに行こうかなっていうときに参考にしてください!
タイトルをクリックすると各記事にリンクします。

パレルモのレストラン

Osteria Mangia e Bevi イタリアン 

Tribeca Cafe   お寿司

Osteria Ballarò  イタリアン

Buatta Cucina Popolana イタリアン

Casa del Brodo    イタリアン

Il Maestro del Brodo イタリアン


ちょっと郊外、モンデッロのレストラン
Bye Bye Blues ミシュランの星付き



パレルモの食べ物

サボテンの実ってどんな味?

お持ち帰りのお寿司

マーケットの観光


その他いろいろ

蚊がいる!

路線バスに乗った話

パレルモの観光

おすすめのホテル



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2018年9月28日金曜日

パレルモで泊まるなら、ここがおすすめ

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私たちがパレルモで泊まったのは、B&B に属しているアパートメントです。
行くまでわからなかったのですが、かなり広いマンションをB&B にしているオーナーが、マンションの別の部屋を貸していて、朝ご飯とクリーニングのサービスが毎日ついているというもの。
ホテルと賃貸アパートのいいとこどりといった感じです。
Atmosfere Puniche B & B (リンクします)

この B&B の、ペントハウスロフトというところにお泊りしました。
キッチンがついているので自分でお料理もできるし、後片付けはみんなメイドさんがやってくれるし、お洗濯やアイロンがけは朝渡すと次の日に持ってきてくれて言うことなしでした。
重いミネラルウォーターも毎日新しいボトルが冷蔵庫に入ってる。
しかもそう言ったメイドサービスが無料なのがホテルとの違い。

私たちは二人での利用でしたが、オーナーによると、リビングのソファーベッドを利用して、4人まで泊まれるそうです。

こちらがベッドルーム。
 小さなキッチンとフルサイズの冷蔵庫。
リビングルームは写真を撮らなかったので、ウェブサイトから
こちらはテラス。
クアトロカンティーまで徒歩2分。
マッシモ劇場まで徒歩5分という立地です。

大聖堂やノルマン王宮も問題なく歩ける距離。
3つのマーケットも徒歩圏です。

寝室、リビング、テラス、キッチンとバスルーム。
だけど、残念ながらバスタブ無し。
シャワーのみだったので、予約するときにかなり悩みました。
が結局は暑いのでシャワーをサッと浴びるのみで問題はなかったです。

朝ご飯は断ってもいいけど、毎朝豪華に用意がされています。
フルーツも豊富だし、オーナーがお料理好きということで、ホームメイドのキーシュやタルトが毎朝出てきました。

私たちは普段朝ご飯は食べないので、かなり量を減らしてもらいましたが、出てくるものをしっかり食べたらきっとランチはいらないと思います。

ちょっと写真で紹介しますね。










毎日違う朝ごはんが出てくるのは、見ていても楽しかったです。
でも、こだわりがあるなら、十分対応してくれるようでした。






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パレルモの観光は何がおすすめ?

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パレルモの観光は何がおすすめ?
答えは、ずばり、教会です。

もう、角を曲がったら教会って感じの町なので、入る場所には困らないかもしれません。
が、ひとつだけ選べって言われたら…

Santa Maria dell'Ammiraglio が一番!
日本語ではマルトラーナ教会って出てくるけど、地図では Santa Maria dell'Ammiraglio(提督の聖マリア教会)と出てくる場合もあるので気を付けて。

パレルモは、文化の違う民族が一緒に住んだ、世界で最初のコスモポリタン都市。
その融合具合が最も楽しめる教会ではないかと思います。

余裕があればパラティーナ礼拝堂も見る価値は十分ある。
ただ、ひとつしか見る時間がないのなら、マルトラーナ教会をお勧めします。
両方モザイクがとてもきれい。

マルトラーナもパラティーナも、両方ルッジェロ2世の時代(12世紀)なんだけど、パラティーナは彼が彼の宮殿のために作らせた礼拝堂。
ということは入ってくる人は限られているし、階級の高い人が主に利用したわけです。


そして、マルトラーナは市中の教会なので、内装のテーマが直接的。
ルッジェロ2世の大臣だった、ジョージさん(提督の地位だったらしい)が作った教会で、現在大聖堂の肩書です。
お隣に簡素なセントカタルドという教会もあるので、一緒に見て対比させてみるのも面白いと思います。
石がむき出しなのが神聖なカンジ。

豪華絢爛さと素朴なものと、どちらがより神々しいかは意見の分かれるところかも。

天井の金のモザイクでたくさんの聖人を見ることができます。
 こちらが祭壇。
 フレスコ、モザイク、彫刻とあらゆる手段の芸術を堪能できます。
豪華なラピスラズリの聖龕も素晴らしい。

わたしが一番惹かれたのは、入って左手のこちらのモザイク。

ジョージさんがマリア様を前に跪いている。
跪くというよりも、這いつくばってる。
なんだかすごい。
反対側には戴冠されるルッジェロ2世のモザイクがあるんだけど、キリスト様から直接戴冠されている。

シチリア王の位はローマ法王が認めてできた位なので、本来ならローマ法王が出てくるべきなんだけど、ジョージさんはかなりごまをすって、神様から直接授かったような印象を与えることに心を砕いたようです。
そして、自らはマリア様の足元にひれ伏した敬虔さ。

人間関係のドラマって、いつどこでみても面白い!

これ以外にもほ、街中のほとんどの礼拝堂や教会が公開されています。

私たちは、お散歩がてら、それらしい建物を見かけたら入るって感じで楽しみました。
入場料は取ったり取らなかったり、色々でした。
でも取ったとしても、パラティーナ以外は2ユーロ程度。
パラティーナは館内の他の場所との混合チケットで12ユーロだった。
有名でない教会でも、中に入って昔の時代に思いを馳せたりするのはとてもいい経験になると思います。

第2のおすすめはマーケット歩き。

他の記事にも書きましたが、パレルモには3つのマーケットがあります。
私たちが歩いた感覚では、バラッロマーケットが一番観光ずれしていない感じ。
ただし、エスニックものを扱うストールも多いので、ちょっと好みが分かれるかも。

歩いている人たちもアフリカ系、アジア系の人たちがほとんどで、イタリアじゃないみたいな雰囲気でした。

ティムちゃんから「バラッロは危険な感じがするから、お昼間でもみきちゃんひとりで絶対に歩かないように」って念押しされました。
実際どうなのかはわからないけれど、とりあえず言いつけは守って、一人でお買い物に行くときはカポを利用していました。

ヴィッチリアは、午前中の早い時間に行かないとマーケットじゃなくて、観光名所っぽくなります。
屋台で食べたり飲んだりしたいのならいいけど。
その場合はランチタイムとかディナータイムに行けばいいです。
タコを目の前で茹でてくれたり、揚げ物とか、おつまみ系がいっぱい。
マーケット内にレストランも数件あります。
ティムちゃんがこの手の場所がダメなので、残念ながらトライできなかったけど、去年行った黒門市場みたいと言えば、大阪の人には通じるかな(笑)
マーケットのフードコート化は、ヨーロッパの流行りみたい。
リスボンもそうだったし、ロンドンのバラーマーケットもいい勝負。

さて、3つ目のカポマーケットは、ツアーガイドに連れられたグループをいつも見かけました。
マッシモ劇場をスタートして、カポマーケットを歩いて、旧市街地を抜けて大聖堂とかノルマン宮殿の方へ向かうというコースみたい。

実はパレルモのウォーキングツアーに興味があって、日本語のツアーに問い合わせしたのですが、残念なことに人数が集まらずに催行になりませんでした。
ツアー代は50ユーロだったし、本物のガイド(もぐりじゃない)なので、参加したかったな~。
同じヨーロッパのライセンスガイドとして、パレルモの日本人ガイドに会ってみたかったんだけど、ま、次回ということで。

面白かったのは、マーケットの中ほどでグループが飲み物を飲んだり、乾物屋で買い物したりするシーンに何度も出くわしたんだけど、他のストールと比べると全て高い!!

例えばサンドライトマト。
観光客が買っているところは4~5ポンド。
カポマーケットの中心は南北に伸びているんだけど、南の方は1ポンドとかで売っているストールもありました。
他にもからすみとかツナの燻製とか、ナッツ類もお土産としてよく見ました。

ま、同じものではないかもしれないから、私がどうこう言うことでもないですけどね。

カポマーケットで歩き疲れた時、私たちがよく利用したバーはふたつ。
両方マーケットの北側です。
Sit & Mancia
Enoteca del capo

両方、まともなグラスワインと清潔感があるのが理由。
特に Sit & Mancia は軽食の種類が豊富でおいしいからおすすめです。
注文してから調理してくれるので、出来立てが食べられるのもいい。

すぐそばに Trattoria Supra i mura というレストランがあって、日本語でのレビューもいいんだけど、私たちはいいとは思いませんでした。

そこに行くくらいなら、お隣の Sit & Mancia でいろいろ小さなものを注文した方がいいと思います。


観光のおすすめやレストランのおすすめは主観的なものなので、あくまでも私の意見です。
パレルモはとても魅力のある街で、混沌としたところが私は大好き。
何回も訪れる価値のあるところだと思います。








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2018年9月27日木曜日

やっぱりここがパレルモで一番のお気に入り

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私たちがパレルモで一番頻繁に足を運んだのは、ヴィッチリアマーケットの端にある小さな家族経営の食堂です。

6年前にパレルモに行った時もここがおいしいと思ったので、今回も何回か訪れました。

なんかきれいになってる。
内装変えたのかなぁ?
ティムちゃんは前と変わってないって言いますが、絶対に内装変わってちょっとおしゃれになってる!

 いつも明るく迎えてくれる、オーナーのお嬢さん。

以前はずらっと並んでいた前菜のブッフェが出ていませんでした。
でも常連さんらしい人が注文して盛り合わせみたいなものが出てきてたから、言えば出してくれるってカンジなのかも。

さて、前回虜になったシーフードのスパゲッティー。
安定のおいしさ。

ランチにはこんな大きなサラダとパスタをひとつずつ取ることが多かった。
そしてワインとコーヒーで50ユーロ前後かな?

トルタリーニをいろんな風に出してくれます。
こちらはラグー(ミートソース)と合わせたもの。
スープに入れて出してくれるのもおいしい。
量が多いでしょう?
でもおいしいから完食できる。
これ全部食べた後にお魚を食べた時はティムちゃんにすごくびっくりされました。


あ~幸せ。
お魚をディスプレイから選んで焼いてもらったりするのもおすすめ。
こんな風にお魚が並んでいます。

小骨があるので面倒だけど、おいしいお魚サルモネッタ。
 赤エビも大好き。
甘くておいしい。


これはピスタチオのセミフレッド。
以前はプラスティックのカップで出てきてびっくりだったコーヒー。
今はこんな風に出てきます。

Il Maestro del Brodo
 Via Pannieri, 7, 90133 Palermo PA, Italy
+39 091 329523

金曜日と土曜日は夜も営業していますが、基本はお昼の食堂です。




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2018年9月26日水曜日

パレルモで一番おいしいと思ったら…

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パレルモのヴィッチリア市場そばにある、老舗レストラン、カサデルブロードに行ってきました。

レストランのレビューは差が激しい。
すごく褒める人と、けなす人と。

中でもイタリア語ができないと人間扱いしてくれないみたいな記事もあって、ドキドキしながらティムちゃんとランチしてきました。
私もティムちゃんもイタリア語はメニューがわかる程度。

とりあえずワインを飲む。
ワインリストくださいって(イタリア語で)言ったら赤?白?って聞くので、間違ったかと思ったら、赤と白の別々のワインリストがあるためでした。

写真入りでわかりやすいリストでした。

私は前菜にボンゴレのソテー。
これで大体のお店のレベルがわかる。

ぷっくりあさりをアップしました!
シンプルでおいしく仕上がってる。

こちらはティムちゃんのポークチョップ。
質のいいお肉で、ほのかに甘みがあって、炭火で焼く仕上げにバターを落としているのか、しっとり美味しいメニューでした。
ただ焼いただけじゃない、プロの味。

こちらはお供にオーダーした、サフランポテト。
大当たり。
しっかり味が染みているけど、素材の味も感じることができる。

ティムちゃんと二人で、なんで初日にここにこなかったのか、激しく後悔。

こちらはわたしのメイン、塩漬けタラのフリッターです。
タラはしっかり塩抜きされていて、テクスチャーは塩漬けタラらしい食感、そしてごく軽いフリッターに仕上がっていました。
もちろん完食しました!
調子に乗ってアーモンドのセミフレッド。
ティムちゃんは甘いものを食べないので、グラッパで乾杯。
100年以上前にできたレストランで、あちこちに当時流行ったアールヌーボーっぽさを見ることができます
イタリアでお馴染みの前菜ブッフェも美味しそう!
こちらがお勘定。
88ユーロ。
大満足のランチ。
サービスもよかった。
ウエイトレスのネオミちゃん。
あまりにも楽しんだので、翌日のディナーも予約していきました!

メニューにフロレンティーナ(フィレンツェ風の大きなステーキ)があったので、それが目的。
焼くだけのお料理だから、素材選びと焼き加減が全て。
ポークチョップが美味しかったから、これはいけるかな、と。
そこで前菜には二人共スープ。
このレストランはスープ屋として始まったそうなので、伝統のお味!

ティムちゃんは野菜スープ。
私は名物のひとつ、トルテリーニのスープ。
あれ、おいしくないよ。
塩が強くて味に深みがない。
全く期待のクオリティではなくて残念。

さらに残念だったのは、フロレンティーナ、今日はないですって!

残念だけど、ないものは仕方ないので、私は仔牛のカツを注文。
イタリア料理の定番。
ティムちゃんは美味しかったポークチョップを注文。

あれ、昨日と盛り付けが違う…。
昨日はこんなチャラ系の盛り付けじゃなかったよ。


同じポテトも注文したけど…。
昨日のと違って煮崩れるほどなのに、味はしみていない。

ポークもポテトも、両方ひどく平凡。
昨日と同じレストランとは思えない。
だけど、文句言うほどひどいわけじゃない。

ひどかったのは私のカツ。
パン粉の部分が全然カリッとしていない。
パレルモではカリッとさせたあとに、スープかなにかに浸してしっとりさせるのかな?
って感じの食感です。

美味しくない。

ので、お店の人に聞いてみました。
カツがカリッとしていないのは、そういったお料理なのか、それともこれは失敗作なのか。

だって、もしそれがパレルモ風のスタイルだったら、好みに合わないというだけの話ですからね。

そしたら、失敗作ですとは言わなかったけど、すぐに取り替えますって言われました。

で、その時にポークもポテトも昨日と全然味が違うけど、シェフが同じ人なのかって聞いてみました。

そしたら違う人だって!
レビューの結果があんなにムラがあるのに納得!
おいしくないものをまた持ってきてもらうのもどうかと思うので、コーヒーを飲んで終わりにしました。
お勘定にはカツは載ってなくて、コーヒーもサービスになってた。
美味しいお店が見つかったって喜んだのも束の間、ロシアンルーレットでした!

ということで、運試しをしたいなら、オススメのレストランです。

Casa del Brodo(リンクします)


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