2026年7月25日土曜日

イギリスにキョンはいるのか?

何だかサー・デイヴィッド・アテンバラーのドキュメンタリー番組のタイトルみたいな今日の記事(爆)
ま、リッチモンド発信なのでふさわしいかな?(サー・デイヴィッドはリッチモンド在住!)

何でこんな記事になったかというと、この間お客様と行ったレストランのメニューにキョンがあったから(驚)


場所はシェイクスピアの生家があるストラットフォード・アポン・エイボンのとあるレストラン。
この写真はレストランじゃなくて、シェイクスピアの生家。

そして、こちらが件のメニューの一部。

最近、ロンドンを含めイギリスでは前菜の前に「スナック」というセクションを見ることが多くなりました。

おつまみってことです。
ちょっとメニューを訳してみます。
コッツウォルズの鹿肉で作ったスコッチエッグ・自家製ブラウンソース添え
カリフラワーのコロッケ・パルメザンソース添え
キョンの肉団子・オックスフォードソース添え
単品だとそれぞれが8ポンド、全部注文すると22ポンド。

ということでおつまみセットで注文してみたのがこちら。
おぉ~(笑)
4人分のおつまみ誕生!

ランチのお酒のあてにぴったりですね!

キョンの味はそんなに不思議な味ではなかったです。
というか、言われなければ特別なお肉だってわからないかも。
もっと野性っぽい味かと想像していましたが、中華料理屋さんで出てくる普通の肉団子の味と変わらなかった。

オックスフォードソースというのは辛口のお好み焼きソースってかんじで、日本の人にも合うと思います。
ボトルに入って売っていますが、ネットでは見るものの、ロンドンのスーパーマーケットではあまり見ないかも。


話をキョンに戻すと、昔、鑑賞用に育てていたものが逃げ出して、イギリスには天敵がいないための大繁殖してたくさん生息しているそうです。
犬と同じようなサイズでシカの一種。

ロンドンの公園で確実に見られる鹿の種類では、アカシカ (Red Deer) & ダマジカ (Fallow Deer)をリッチモンド・パーク やそのお隣にあるブッシー・パーク でみることができます。
それ以外の鹿はロンドン中心部から少し離れた郊外の緑地や、民家の庭、線路脇などに野生の状態で生息しているそうです。

ロンドン野生生物トラスト (London Wildlife Trust) の調査によると、
キョン (英語ではMuntjac)はロンドン郊外の森だけでなく、フィンズベリー・パークなど中心部に近いエリアの住宅街の庭や線路沿いにも、単独でひっそり出没するのが目撃されています。
実は私も見たことがあって、1回目見た時は何だったのかわかりませんでしたが、2回目以降は外見からキョンだと思いました。
因みに見かけたのは郊外にある敷地が大きな学校の駐車場。
胴体が丸くて首が短めの鹿みたいな形。

ノロジカ は非常に警戒心が強く夜行性ですが、ロンドン東部のエステートやゴルフ場、郊外の農地周辺の茂みに生息しているそうです。
ダマジカ は公園の外の野生個体としては、ロンドンのエッピンフォレスト やハロウ・ヒル周辺の街灯の下などで、群れで草を食む姿が定期的に目撃されています。
シカ / ニホンジカもいるんですって。
ロンドン周辺のプライベート公園から脱走した個体が、一部の郊外エリアで稀に野生状態で記録されているということです。

AIにイギリスに何頭くらいいるのか聞いてみたら「イギリス全体で約15万頭から25万頭以上のキョンが生息していると推定」と返ってきました。
理由は1年中いつでも妊娠できる特異な生態を持つため 対策をしなければ毎年個体数が何割も増え続けるそうです。
ということで、どんどん捕って食べるのがいいのかも(笑)




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2026年7月23日木曜日

明るくて美味しいモダンブリティッシュのお店

久しぶりに高級レストランに行ってきました。
ミシェランの星付き!

高級なところは暗いレストランが多いんだけど、ここは(2階が特に)明るくて開放感があります。
名前はハイド(リンクします)グリーンパークが臨める、ピカデリー通り沿い。

今回はティムちゃんじゃなくて、お客様と一緒。
そんな時はメニューの説明に時間がかかったりするので、飲み物を楽しみながらゆっくりご案内します。

なので最初の注文は食前酒。
お客様はジントニック、私は白ワインで乾杯。

シーフードを注文しようと思っていたのでスペインの白。

前菜前に軽くつまめるものも色々用意されています。
オイスターは個数を選べる。

こちらは自家製のお肉の燻製盛り合わせ。
ガチョウ、イベリコ豚、そしてラムとそれぞれ風味豊かです。

前菜にはパスタなんかもありますが、基本、モダンブリティッシュです。
私がメインに選んだのはタルボットというお魚で、大好きだからメニューにあったらいつも注文します。


アラカルトでいろいろ頼んでお酒もいただいたら3人で500ポンド超えてしまいました。
が、ロンドンでは高級なお店でランチをとると食べ物だけで100ポンド前後は普通です。
ここではデザートをいただかなかったので、飲み物を入れなければひとり80ポンドくらい。
お隣のテーブルではデカンタしたワインを飲んでいる人たちがいて、きっと途方もない金額かもしれないなんて噂をしながら美味しいお食事をいただきました。

気取っていなくって、カジュアルな服装でも浮かないので、観光の合間に訪れる時には気楽でいいです。
それでもサービスも丁寧。
お勧めのレストランです。







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2026年7月21日火曜日

イギリスの夏休み



イギリスの小中学校は公立か私立かでお休みの長さが違います。
ロンドンの私立校は7月に入ってすぐに夏休み。
公立校は7月の末から。

大人はどうかといえば、子供のお休みに合わせて有休を使って一緒にホリデー。
でも7月や8月は他の月と比べるとホリデーのお値段が上がるので、子供のいない人たちは夏を避けてホリデーを取ったりします。

イギリスの最低有給休暇は法律で5.6週間分と決められています。
フルタイムはもちろん、パートタイムでも。
つまり週5日働いている人だったら年に28日間、そして例えば週3日のパートタイムなら年17日の有給休暇が保証されています。
これはもちろん最低の日数なので会社によればそれ以上になります。
勤続年数が増えると有休も増える仕組みのところも多い。

ヨーロッパの人たちってホリデーが長いイメージがありますが、実際はそうでもないです。
イギリス発の主だったパッケージホリデーは2週間程度のものがメイン。
「それって十分長い!」って思われました(笑)?


ところが英国の労働者の26%が、年末までに3週間以上の有給休暇を消化せずに過ごしているという調査結果があるんです。

この調査は勤怠管理プラットフォームの タイムタスティックが18万人以上の従業員の分析に基づいて作成した英国のワークライフバランスレポート(リンクします)からのものです 。
年間28日間の法定有給休暇が認められているにもかかわらず、実際にその権利を最大限に活用している労働者は少数派(18%)だそうです。
なんか全然信用できないけど(笑)
私の周りは100%以上取得している人たちばかり。
ティムちゃんの会社にはホリデー中に体調を崩したと言って、病欠を取る(つまりその日数は有給から引く)人さえいます。
おじさんおばさんの数が異様に多い人もいる(=忌引き休暇の頻度が高い)
桃太郎君がお勤めの会社では家族やペットが病気の時は有給とは別にお休みしても問題ないです。

雇用主が未使用の有給休暇の繰り越しを認めていない場合、有給休暇を使用しないことは事実上の減給です。
例えば年収5万ポンドの人の場合、3週間の有給休暇を未使用のままにしておくと 2885ポンドを失うことと同じ。

最近では休暇を​​取ることは単なる特典ではなく、生産性、創造性、そして精神的な健康にとって不可欠だという考えがイギリスでも浸透しています。
特に従業員のウェルビーイングを数値化しているところでは、精神的な健康という面に与える影響を重要視しています。

今回の調査結果は、過去1年間で「燃え尽き症候群の兆候」に関するGoogle検索が150%増加したことを受けて発表されたもので、全国の職場で深刻化するワークライフバランスの危機を示唆しているとみられています。

職場ウェルビーイングコンサルタントであるラヴィ・ギル博士によれば、有休休暇を取らないことによる影響は疲労だけではなく、十分な回復時間がないことで燃え尽き症候群を引き起こしてしまうそう。

従業員が休暇を取ることを邪魔する心理的な障壁の一つは、職場での罪悪感で、多くの従業員は、欠勤することでチームを失望させたり、同僚にプレッシャーをかけたりしていると感じているそう。人々は義務感や責任感をより強く感じることがあるなんて、何だか日本でよく聞かれることと似ていませんか?

因みにイギリスで休暇を取る人が一番多いのは12月、次いで3月や4月。
これはクリスマスやイースターの休暇時期に被っています。
逆に一番少ないのは11月で全体の休暇の1.4%しかありません。

そして、イギリスの従業員は平均すると127日前に休暇を申請するそうです。
何月何日に楽しみが待っているという具体的な考えは精神的にもプラスになるので計画は早めにたてるほうがいいらしい。


でも、2025年にタイムタスティックのプラットフォームを通じて予約された372,710件以上の休暇のうち、約5分の1(19.9%)が最終的にはキャンセルされたそうです。
キャンセルの理由は個人的なものかもしれないのですが、もし急なプロジェクトが入ったとか、代替えの人が用意できなかったという理由でこれらの休暇のキャンセルが頻繁に発生するのであれば、人深刻な職場問題の可能性があります。

レポートは「キャンセルされた休暇のパターンを特定することで、企業はチームがプレッシャーにさらされている箇所や、十分な人員が確保されていない箇所を明らかにし、解決に向けた措置を講じることができます」ということで、タイムスタティックのシステムを採用しよう(笑)とまとめられていました。

ま、自営業の私からすれば、有給休暇、うらやましいなぁの一言に尽きます!


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2026年7月19日日曜日

ロンドンを見渡すことができる場所

私がジムに行った話なんて、ロンドンの観光情報が知りたい読者には何の参考にもなりませんよね(笑)

なので、今日は久々「行ってみたらどうですか?」みたいな場所を紹介したいと思います。


以前このブログで紹介したことがある、ロンドンを見渡せる観光名所。

今回のはそれらと全く趣が違います。

まず場所は金融街、ギルドホールの裏。
このギルドホールの正面から見ると左手にぐるりと回りこんだ側にある。

NLA - The London Centre という場所で、NLAというのは New London Architecture の略です。
中に入るとロンドンの模型を見ることができるんです。
入場は無料、お手洗いもあるのでシティーの観光中に立ち寄ってみるのに便利。


模型はふたつあって、そのひとつはシティーモデル。
1991年に制作されて、その後も NLA によって継続的に更新されています。
シティーモデルはウォータールー橋からタワー橋までのシティー地区を、さらに川を越えてバービカンからサザークまでをカバーしています。
縮尺は1:500(つまり1センチメートルが実際の5メートルに相当)、シャード(高さ310m)ほど大きくても高さ60センチメートルくらいになってしまいます。
細部の表現はとっても精巧で、開発業者は最大15,000ポンドを支払って自社ビルの模型を作成してもらうんですって!

もうひとつの大きなニュー・ロンドン・モデルでは、計画許可を得た建物すべてを掲載することを目指しているそうです。
なのでこの両方の模型で、すでに完成した開発事業だけではなく、今後数年間に計画されているプロジェクトを確認することもできるらしいです。

ニュー・ロンドン・モデルでは建物の細部はかなり簡略化されています。
それは縮尺1:2000(つまり1センチメートルが実際の20メートルに相当)で再現しているからで、ロンドンの中心部を幅12.5メートルに収めているのはすごいこと。
スタジアムで有名なウェンブリーからテムズミードまでを一望できて、新しい高層ビル群の開発状況や、ロンドンの緑地の割合、交通ネットワークをガイドするのにとっても便利な場所なんです。
エリアを説明しながらロンドンの歴史についてお話しすることもできるし、お客様にロンドンの壮大なスケールを実感してもらったりできる優れモノ。

ロンドンの開発地域についても詳しく調べることができます。
興味のある人はこのQRコードが便利。

このセンターは火曜日から土曜日までの週5日、11:00から17:00まで開館しています。
ただし、イベントのため貸し切りになる場合もあるので、行程の一環として利用する予定がある場合は、事前にウェブサイトで確認した方がいいです。






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2026年7月17日金曜日

お勧めのカフェ

ロンドンにはチェーン店が多い。
特に中心地には同じお店ばかり。
カフェも、レストランも、お持ち帰りのお店も。

でも今日紹介するここは違いますよ!

とある学校のカフェ部門。
お料理の学校としてよく知られるコルドン・ブルーのロンドン校です。

クロワッサンもパリパリで美味しいから、朝ごはんにお勧め。

私はプレーンが好きだけど、他のものもおいしそう。
私はマキアートだけか、おなかが空いていればクロワッサンで朝ご飯にすることが多いです。

ランチタイムにはここのサンドウィここも人気です。
こちらはバゲットにローストビーフを挟んだもの。
安い部位じゃなくて、ゆっくり火を通したサーロイン。
これもおすすめです。


豚バラとモッツアレラチーズなんていうのもある。


チアベッタの方が好きって人もいるかもね。

サラダも色々あって、お値段はお持ち帰り用とイートイン用の表記があります。
もちろんデザートもある。
どれもおいしそうだけど、実は私はここでケーキを食べたことがありません。

じゃあ、いつも何を食べるかといえば、ランチにはローストビーフのサンドウィッチか本日のスープを注文することが多いです。

スープはその日のスープというのが一種類だけ。
これはグリーンピースの冷たいスープ。
季節によってメニューは変わります。
暑い時には冷たいスープがさっぱりして美味しい。
今月は火曜日がこれらしい。

お店の人は愛想がよくておしゃべりしてくれる人と、まったく無視する人との両極端(笑)です。
愛想のいいひとがおすすめのスープは木曜日のローストパプリカのスープらしい。

大英博物館から徒歩2分。
なので博物館からお仕事だったり博物館で終わるお仕事の時によく立ち寄ります。
本当は内緒にしておきたい場所なんだけど、ロンドン高いばっかりでまずいって言う人に行ってもらいたい場所のひとつです。

コルドンブルーカフェ(リンクします)

言われたわけじゃないけれど、現金は多分使えないと思います。





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2026年7月15日水曜日

イギリスのエアコン事情

今年は既にヒートウェーブが何回かイギリスに猛暑をもたらしました。

特にロンドンを含む南東部!

まだ7月なのに、これからどうするのって思ってしまうかもしれません。

イギリスではオフィスや商業施設には入っていることが多いエアコンが、一般住宅には無い場合が殆どです。

古くて外観の変化に規制がある住宅が多いイギリス。

工事が必要ないタイプのエアコンに人気がありますが効果の割にお値段が合わないものも多いです。

この写真は今日の記事には関係ありません。


2026年6月下旬にイギリスを襲った記録的な熱波のタイミングに合わせて、レディング大学のエネルギー需要研究センター(Energy Demand Research Centre)の研究チームが正式にレポートを公開しました。

この最新調査で、ロンドンやイングランド東部でエアコン普及率が6.5%に達している一方で、高齢者やひとり親世帯など熱中症リスクの高い困窮層ほどエアコンを設置できていないということがわかりました。

こういった格差を「冷却格差(Cooling Divide)」というそうですが、困窮層じゃなくてもエアコンはないです。

だって93.5%が困窮層じゃないですし🤣

30度を超える日が暑くて大変なんて書くと、日本の皆さんには怒られそうですが、日本には暑ければ冷房の効いた屋内に行けばいいという選択があります。

イギリスにはそういった場所が少ないんですよね。

ロンドンはちょっとマシ、それでも公共の乗り物にほとんどエアコンはありません。

地下鉄の一部の路線を除けばバスも含め灼熱地獄。

私はお仕事に行く時(というか朝は暑くないので夕方の帰り道用)に首にかけるタイプのファンを買いました。

が、暑い車内で使うと温風が出てくるので役に立たない。

そこで、返品してしまいました。

冷房の効いているスーパーマーケットで長い時間を過ごしたり、ホテルに避難する人たちもいます。

普段のロンドンは冬でもそれほど寒くなく、夏も30度を超えるのは数日という今までの概念が崩れつつあります。



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2026年7月13日月曜日

大きすぎる握り、食べ辛くない?


私はお鮨が大好き。

そして、お外で食べるのなら握りが好き。
巻物やチラシって自分でもできなくないけれど、握りは本当に上手にできない。

だから同じ食べるのなら、おうちではできないものがいいなって思っています。

この間、すごく久しぶりにパットニーの和食屋さんに行ってきました。

ここはずいぶん前に行ったことがありますが、いつだったか思い出せないほど昔(笑)
確か家庭的な和食屋さんだった記憶がうっすらとあるんですが、何を食べたかとかまでは記憶にありません。

この並びには少し前に紹介した飲茶が美味しい中華料理屋さん(リンクします)があるので、どちらに行こうか迷ったんだけど、結局和食を選びました。

12時少し過ぎ、予約は無し。

ひとりだというと、カウンターでもテーブルでもお好きな方をどうぞ、ということで平日のお昼間はそれほど忙しくないのかと思いましたが地元の人らしい人たちが結構入ってきました。
なのでタイミングだと思います。
予約はした方がいいかもしれない。

お鮨をサクッと食べたかったので盛り合わせを注文しました。
うっかりお寿司セットって言ってしまったら、どうやらここにはお鮨とおうどんのセットがあるらしく、お鮨の盛り合わせなのか、どちらなのかと聞かれました。

ごはんものと麺類のセットって炭水化物x2でビックリする組み合わせかもしれませんが、大阪では普通です。

子供の頃からかやくご飯とおうどんのセットとか、いなりずしとおうどんのセットを見て育っているので違和感ゼロ(笑)

もしかしたらこのレストランは大阪の人がやっているのかもしれない。

ウエイトレスの女の子は慣れない感じではありましたが、とても笑顔がいいカンジの子でとっても良かったです。
カウンターの中の方に小さめで握ってくださいと伝えて熱燗を飲みながら待っていたら出てきたのがこれ。
とりあえず、ネタがすごく大きい。
そして酢飯も小さくはない。
これで小さめなのかなぁ(驚)

しばらくしてカウンターのお隣の人(日本人じゃない)が同じお鮨の盛り合わせを注文していたのでそーっと比べてみたらほぼ同じサイズ感でした。
小さめの握りは対応無しということらしい(←だったら言ってほしかった)

現地の人に人気がある和食屋さんは往々にして握りが大きめ。
私はお鮨をお口いっぱいに頬張りたくないので、いつも小さめに握ってほしいと注文します。

ここは一口ではとても食べられないサイズの握りがいくつもありました。
特にマグロ、卵、サーモン、そしてハマチ。
ナイフとフォークで食べるものでもないので、これには少し閉口しました。

他の人たち(特に日本の人)ってどうやって食べているんだろう?
無理にお口に押し込むの?
それとも半分に噛みちぎる感じ?

高くもないけれど、安くもない平日の住宅地のランチ。
飲み物とサービスチャージを入れて60.50ポンド(約13000円)



同じような立地だとターナムグリーンの鮨バーまこと(リンクします)があるけれど、こちらはちゃんと小さめに握ってくれます。

私はまことの方が好きだなぁ(←しかもお値段もかなり低め)



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2026年7月11日土曜日

バッキンガム宮殿



バッキンガム宮殿はロンドンの観光名所のひとつとして有名です。
今年も恒例の夏の一般公開が始まりました。

1837年に即位したヴィクトリア女王の時代から、この宮殿が王家の自宅になりました。
それまでは別荘扱いだったんです。

バッキンガム宮殿は現在一部が改修中。

老朽化したケーブル、鉛管、配線、ボイラーなどが火災や水漏れの原因になることを防ぐためというのが理由です。
そういった事情もあって、チャールズ王はバッキンガム宮殿にお住まいではありません。

この改修が終わったら、戻ってくると思っていた人も多かったようですが、どうやら戻らないことになりそうです。

自分が住まないことで宮殿を最大活用しようというつもりのようです。

例えば、1992年の火事に遭ったウインザー城の修復費を捻出するために始まったバッキンガム宮殿の夏季限定一般公開という行事。
とても人気なアトラクションですが、期間は7月の半ばから10月のはじめまで。

バッキンガム宮殿の一般公開(2025年)(リンクします)王様がスコットランドに避暑にお出かけの間だけ、セキュリティーをそれほど気にしなくてもいいからです。

もし王様が住まなくなれば年中公開することが可能です。
他にも東棟のツアー(リンクします)なんかももっと頻繁に開催できるはず。
その収益は王室美術品の管理・保存を担っている慈善団体のロイヤル・コレクション・トラストに寄付されています。

最新の王室会計報告によると、改修の費用は3億6900万ポンドで来年終了する予定。
そんなにもお金をかけたのにバッキンガム宮殿には住まないことが明らかになったのでイギリスでは一部批判も聞かれます。

チャールズ王はすぐお隣のクラレンス・ハウス(元クイーンマザーの住居)に住み続けるようです。
年齢も70代後半だし、自分たちとスタッフをバッキンガム宮殿に移すのも面倒という理由も大きそう。

それでも今後も宮殿は国賓晩餐会やガーデンパーティーから、首相や新任大使とのレセプションや謁見までいろんな行事に使われるそうです。

「陛下はバッキンガム宮殿に深い愛情を抱いており、王室生活と公的生活における宮殿の役割を深く尊重しておられます」
「その他の点では、宮殿は王室の活動が活発に行われる場所となるでしょう。」
というのが広報からの発表。

これからは夏以外にも観光で訪れることが可能になりそうです。


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2026年7月9日木曜日

エキセントリックなイギリス

イギリスで私が大好きなことのひとつは「エキセントリックさ」
きっと他のどの国でも今から紹介するような事例はないんじゃないかな。

おととい、7月7日のお昼過ぎ、国会議員のひとりであるナイジェル・ファラージ氏が記者会見を開いて辞任を発表しました。

彼はリフォーム(改革)党の党首で、この党も彼自身もよく議論の的になります。
つい最近、議会倫理委員会がファラージ氏が国会議員になる前に改革党の献金者であるクリストファー・ハーボーン氏から500万ポンド(約10億円)の贈与を受けていた件について調査を開始したとの報道がありました。
他にもナイジェル・ファラージ氏は友人ジョージ・コットレル氏が、彼が選出される前年に警備費用のために非公開の資金を提供していたことに対して調査を求める声があります。

記者会見の中で、彼はメディアや「既成勢力」が自分を標的にしていると非難しました。
特に彼の政治に全く関係がない娘の住所がメディアによって明らかにされたことに憤りを覚えると感情的に訴えていました。

いつも思うけれど、ナイジェル・ファラージ氏は演説がうまい。
話の内容はどの政党を支持しているかで大きく評価が分かれると思うけれど、話のまとめ方や熱の入れどころなど、人前で話をするガイドの立場から見れば参考になることがたくさんあります。
結局彼の記者会見は「有権者に自分の進路を決めてほしい」と議員を辞職して補欠選挙に新たに立候補するという内容で終わりました。

昨日の国会ではこの彼の辞任についていろんな意見が交わされていました。
ここまでならいろんな国でも起こりえると思うのですが、今日のおはなしはここから。

実はイギリスでは慣習法といって昔からの意味のない習わしがそのまま使われている事例が数多く残っているのです
国会議員が亡くなったり辞任したりすれば、イギリスでは補欠選挙という運びになります。

ま、亡くなったら仕方ないのですが、辞任って辞表を出して終わりってわけじゃない。
17世紀からの習慣で、次のような慣例があります。
  1. 議員が辞職したい意思を示す
  2. 財務大臣に「チルターン・ハンドレッズ管理官」または「ノースステッド荘園管理官」任命を申請する
  3. 財務大臣が慣例的に承認する
  4. 「チルターン・ハンドレッズ管理官」または「ノースステッド荘園管理官」に任命される
  5. 下院議員資格を失う
  6. 議席が空席となり補欠選挙へ
という形です。

「チルターン・ハンドレッズ管理官」または「ノースステッド荘園管理官」というのは名前だけで現在では実質的な仕事も給料もなく、下院議員資格を失わせるためだけに維持されている「法的フィクション」

理論上は財務大臣が任命を拒否することもできるのですが、現代では辞職申請は慣例として受理されています。
昨日は彼女が辞任を受理しないのではという憶測も流れていました。

そしてさらにエキセントリックな話題が実際の補欠選挙に誰が立候補するのか、ということ。

この補欠選挙に有名人が立候補したのです。
その名は「ビンフェイス伯爵」

「えっ、貴族?」って思いました?
違います(笑)
この人は総選挙ではおなじみの人物。
頭にゴミ箱を冠っています。

イギリスらしいのはこの人に投票する人がいること。
そして、賭け屋さんがちゃんとオッズを出すことで、賭ける人もいるんですよ!
ブックメーカー各社は、主要政党が今回の補欠選挙への立候補を拒否したことを受けて、ビンフェイス伯爵のオッズを大幅に引き下げました。
というのも改革党に反対する人たちがナイジェル・ファラージ候補を落とすためだけにビンフェイス伯爵に投票して、もしかしたら番狂わせの勝利を収める可能性が高まっているからです。
ということで賭け屋ウィリアム・ヒル社はビンフェイス伯爵を9対2のオッズで2番人気としているそうです。

ティムちゃんも面白そうだから賭けようかななんて言ってるし、ちょっとみんなもっとまじめになって!

因みにビンフェイス伯爵の過去の公約は以下の通り。
  • テレビのテキストサービスであるCeefaxを復活させる。
  • 20,001人の警察官を街頭に戻すというのは、保守党が20,000人の警察官を増員するという公約をもじっている。
  • 鉄道模型の国有化。
  • 英国の欧州連合加盟に関する2回目の国民投票の実施に関する国民投票を実施する。
  • アイルランド国境にいるチェコ人をそのままにしておくこと。
  • アデルの国有化。
  • 貴族院の廃止。
  • すべての人に無料のブロードバンドを提供する。
  • 抑圧的な政権への武器販売を停止する。
  • ピアーズ・モーガンを2030年までに排出量ゼロにする。 
  • ロンドン橋を「フィービー・ウォーラー・ブリッジ(イギリスの俳優・脚本家)」に改名する。
  • 投票年齢を最低16歳、最高80歳とする。 
  • 毎週1兆ポンドをNHSに送る。
  • ジェイコブ・リース=モッグの議員休止。
  • ケイティ・ホプキンスをファントムゾーンに追放する。
  • アクスブリッジのクラウン・アンド・トリーティ・パブの男性用トイレにあるハンドドライヤーを「より適切な位置」に移動すること。 
いったい何票集まるのか、ちょっと興味がありますか?
何と過去のロンドン市長選では25000票弱を集めた経歴があります(驚)


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2026年7月7日火曜日

チェーンの安いジムに登録してみた!


その翌日、隣町トウィッケナムのチェーンのジムにも行ってみました。

このジム、お仕事でジムを色々見に行った時(リンクします)に訪れたジムのひとつと同じチェーンです。

必要上デイパスの購入とかをしたために、それ以来このチェーンや、その他のチェーンからも広告が届くようになっていました。
広告メールはスパム報告をしたので届かなくなりましたが、ジムには記録が残っているらしく、会費とか調べていたらメンバー費が初月半額のオファーが出てきました。

ただでさえオフピークの会費が32ポンド(約7000円)と激安なのに、さらにその半額だから、いつでも解約できるそうだし、もうメンバーになってお試しするのが手っ取り早いですね!
ということでジムメンバーになりました。

手続きや案内も全部アプリで完結するので楽です。
まず初めに案内ツアーという30分のプログラムを予約してみました。
機材の使い方を含め、ジムの中を初めての人用に色々見せてくれるというプログラムです。
8時15分スタート。
着換えもあるので30分前に到着。
入り口の看板に勇気づけられて、レッツゴー😃!
ジムは日本でいう2階のワンフロア。
もっと広いと思ったんですが、それほどでもないかな。
でも機材はかなり整っています。
入り口は自動で、アプリでQRコードを出してかざしたら開くタイプ。
ここは24時間開いているジムです。
私は存在すら知らなかったのですが、どうやら5年前にオープンしたらしいです。

まず更衣室で着替えて荷物を置いて…と思ったら、ここのロッカーは自分の錠前を持ってくるタイプ。
そういえばお仕事の時にそんな話を聞いたのに、すっかり忘れていました。
ま、大きな荷物があるわけじゃないし、今回は困らないけれど、次回来るときは忘れないようにしないとね。

リッチモンドのジムにはなかった体脂肪の測定器があったので調べてみました。
測定は1回 1.5ポンドでクレジットカードをかざすだけ。
体脂肪がどれくらいあるか気になっていたんですよね。
昔はおうちにカラダスキャンがあったけれど、今はないのでしばらくぶりに測定しました。

脂肪たっぷりだとは思っていたけれど、ここまでとは思わなかった。

40%が脂肪ってカルボナーラの材料になれそう(爆)←いや、そこじゃない。

やっぱり、ジムに通って何とかしなきゃ。

プログラムのスタート地点はジムの中の自動販売機前。
ジムではスポーツドリンクその他の売り上げも貴重な収入源なので、安いジムほど自動販売機があるイメージです。
高いところはカフェがあったり、リラックスエリアににシャンペンを持ってきてくれたりします。

私はぶらぶらジムの中を歩いて回った後、このミーティングポイントに開始5分前に来たのですが、誰もいない。
時間になってもだれも来ない。
5分過ぎてもだれも来ない。
自動販売機の横はオフィスみたいなのでそこに行ってみました。
「8時15分のイントロダクションクラスを予約した Miki です。5分過ぎましたがインストラクターも誰も来ませんが、どうなっていますか?」
「今日のインストラクターLは病欠で代わりのインストラクターF が対応するはずなんですが」
「誰もいません」
「ちょっと調べますね」
更に5分経っても誰も来ないのでそれっぽい人に声をかけたらクラスのことは知らないようでした。
結局彼女が10分くらいジムの中を案内してくれたのですが、すごくテキトーな感じ。
がっかりでした。
でもパーソナルトレーナーのことを質問したら急に親切になって、その豹変ぶりに唖然。

このチェーンのジムにいるスタッフは、マネージャーとお掃除の人以外、ほとんどのスタッフが自営業のパーソナルトレーナーです。
彼らは自分の顧客獲得のためにジムにいるといっても過言ではありません。
もちろんプログラムのインストラクターとしても働いていますが、本業は個人指導。
1時間くらいのセッションを数回単位で更新していくスタイルで、料金はその人によって色々。
個人指導をお願いすると1時間 50~100ポンドくらいが相場のようです。

このタイプのジムは自分の目的がはっきりしていて、機材を使いこなすと価値があると思います。
クラスは毎日あるけれど、オフピークのクラスはそれほど充実していない。
機材の種類はいろいろあるけれど、やりたいものがあるわけじゃない。
というわけで、銀行引き落としの登録は取り消して、来月のメンバー更新はしないと思います。
それでも1か月だけはメンバーなので、クラスにはいくつか参加してみるつもり。





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