この間、長くイギリスに住む知り合いの人と話していて、最近のイギリスへの移住はハードルが高いという話題になりました。
(ここでいう移住というのはきちんと法律を守って来る方法のことで、最近よくイギリスで話題に上がる違法移民ではありません)
年々厳しくなる移住条件、今イギリスに移住するのは昔と違って大変な準備が必要なようです。
例えば健康保険。
私が来た時には住み始めたその時点から無料でNHS(国民保健サービス)が利用できました。
GP(家庭医)に登録する際ナショナルインシュランス番号が必要なはずだけど、申請中ですと言えばチェックなし(驚)
日本のような1割とか3割とかの自己負担はありませんからお医者様にかかるのも手術するのも無料。
(ただし病院外で受け取るお薬は今と同じような定額の負担がありました)
働いていて収入があれば、その額に応じた保険料を納めるシステムです。
ところが今移住する人たちは「IHS付加料」というものが必要で、これはNHS(国民保健サービス)を利用するために事前に支払い義務がある健康保険料です。
金額は、一般的なビザ(18歳以上)は1年あたり£1,035で、学生ビザなどは割引料金(例: 年間£776)が適用されるようです(2026年2月現在)
そして支払いはビザ申請時に滞在期間分を一括払い。
ということはワーキングホリデーなどで2年の予定で渡英するのにはNHS(国民保健サービス)の前払い費用だけで30万円以上必要ということになります。
各種ビザの申請費用といった金銭的な負担も色々なようですが、加えて試験もあります。
英語の試験やイギリスの一般常識のテスト。
現在各種ビザ取得のために必要になる主な英語の試験は以下の通り。
難しい順に並べました。
B2 (中上級)内容: 自分の専門分野の議論ができ、ネイティブと自然にやり取りできるレベル。
対象: Skilled Worker(熟練労働者)、Health and Care Worker(ヘルスケア労働者)、大学(学位レベル)の学生ビザ。
B1 (中級)内容: 仕事や学校、レジャーなど身近な話題について標準的な話し言葉を理解し、自分の意見を述べられるレベル。
対象: 永住権 (Settlement/ILR)、市民権、一部の学生ビザ。
A2 (初級・延長用)内容: 自分自身や家族、仕事など、ごく身近な事柄に関する表現を理解し、簡単な情報交換ができるレベル。
対象: 家族ビザ・配偶者ビザの延長申請。
A1 (初等・初回用)内容: 日常生活での基本的な挨拶や、簡単な自己紹介、具体的な要望を伝えられる最も基本的なレベル。
対象: 家族ビザ・配偶者ビザの初回申請。
ビザの種類によって色々な試験方法があって、以下はそれらの例です。
*私はビザのアドバイザーではないので、ここに載せた情報は鵜呑みにせず専門家に確認が必要です*
PTE Home: コンピューターベースの試験で、ヘッドセットを使用して回答します。時間は約30分程度と短く、AIによって採点されます。
IELTS Life Skills: 試験官1名に対し受験者2名で行われる対面形式のセッションです。
Language Cert International ESOL SELT (S&L): 試験官との短い対話形式です。
IELTS for UKVI: 一般的なIELTSと同じ構成ですが、ビザ申請用にセキュリティが強化された環境で実施されます。
PTE Academic UKVI: 全てコンピューターで完結する試験で、約2時間で4技能を測定します。結果が通常48時間以内と非常に早く出るのが特徴です。
Language Cert International ESOL SELT (4 Skills): コンピューターベースで約2時間40分の試験です。
私は既に永住権を持っています。
でも、もし今申請するなら必要なのが PTE Home の B1 レベル。
ブログに載せたら面白いかな~とも思って(笑)受けてきました
この季節はお仕事がヒマでお勉強の時期にあてているのでちょうどいい。
予約はPTE English Test (リンクします)にアクセスしてまず試験のレベルと会場を選びます。
実際に試験会場に行ってみると意外にセキュリティーが厳しくてびっくりでした。
ま、私のように冗談で受験する人は少ないだろうから、ビザのために代役とかが受験できないようになっているんでしょうね。
受付で登録した身分証明書を見せて写真を撮られます。
そして実際に試験が行われるお部屋の入り口でも再チェック。
費用はテストによって違うみたいですが、私が試してみたのは160ポンドでした。
試験は設置されているデスクトップのコンピューターとマイク付きのヘッドセットで行われて、翌々日くらいにメールでお知らせが来たらログインして結果を調べるというもの。
合格しなかったら、試験がなかった時代に永住権を取ったことを感謝しなくちゃね(笑)
会場で登録した時の写真が証明書に載ります。
写真以外にもいろんな個人情報が書かれていて、右上に合格か不合格かという結果が画面に出てきます。無事に合格だけど、結果のみなので、何点くらいだったのかは不明。
採点はAIで行われるようです。
試験の内容は以下。
1. Repeat Sentence 短い文が聞こえるので、それをそのまま繰り返すだけ。
2. Describe Image 画像を見てそれを言語化。
3. Retell Story 物語を聞いて自分なりに再構築して話す。
4. Story: Listen and Answer 物語を聞いて質問に答える。
試験中にメモできるようなボードとペンが用意されていました。
どれも簡単なようですが、私が一番簡単だと思ったのは2番目。
普段ガイドしているのと同じですからね。
見えるものをわかりやすく描写するってことです。
私にとって一番難しかったのは1番の「文の単純な繰り返し」
試験会場ってデスクが10個くらい並んでいて、お隣の人の声が丸聞こえです。
なので、集中できない。
「文の繰り返し」って文の理解とは全然違う。
言われた言葉をそのまま頭の中で考えることを一切せずに記憶して出力するだけなんです。
やってみるとわかりますが、向き不向きがあるし、第一に集中力が必要です。
3と4は普通、難しくはありません。
やってみたい人のためにお試しリンクを貼っておきます。
いかがでした?
イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)
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