2026年4月29日水曜日

頼りになるボブおじさんのおかげで世界はめちゃめちゃ

今日紹介するのは面白い英語の言い回し。

「ボブおじさんのおかげ(Bob's your uncle)」です。
この言葉は何かの方法について説明した後にくっつけて使うことが多いです。

「心配しなくても大丈夫だよ~」ってカンジ。

いったいどうしてそんな言い方をするのかについては諸説あります。

中でもヴィクトリア時代(1837年から1901年)の貴族で政治家でもあったソールズベリー侯爵にちなんだものが有力。
彼は人生で3回イギリスの首相を務めた人。
でもそれより、甥っ子を贔屓して政府の要職につけたというイメージの方が強いです。
甥っ子のアーサー・バルフォアをアイルランド書記長の位置につけたのをきっかけに、アーサーは政治の世界で活躍して、イギリスの首相まで勤めました。

ソールズベリー侯爵の名前はロバート・セシル。
このロバートのニックネームがボブです。

「ボブがおじさんだったら君の将来は末永く安泰」そんな風に言われても仕方ないですね。

ところがアーサーの将来は安泰だったかもしれませんが、世界の将来は安泰というわけにはいかなかったのです。

アーサー・バルフォア、近代史が好きな人は「どこかで聞いた名前だな」と思ったかもしれません。
そう、バルフォア宣言の手紙をロスチャイルド卿に書いた人!

時は第一次世界大戦中、外務大臣だったアーサー・バルフォアが書いた原文をここに紹介します。

Foreign Office,
November 2nd, 1917.

Dear Lord Rothschild,
I have much pleasure in conveying to you, on behalf of His Majesty's Government, the following declaration of sympathy with Jewish Zionist aspirations which has been submitted to, and approved by, the Cabinet: 
"His Majesty's Government view with favour the establishment in Palestine of a national home for the Jewish people, and will use their best endeavours to facilitate the achievement of this object, it being clearly understood that nothing shall be done which may prejudice the civil and religious rights of existing non-Jewish communities in Palestine, or the rights and political status enjoyed by Jews in any other country."
I should be grateful if you would bring this declaration to the knowledge of the Zionist Federation.

Yours sincerely,
Arthur James Balfour

敵であるオスマントルコ軍に対してに有利になるように、エジプトではイギリス政府の高官が「帝国下でのアラブ人独立に協力する」という協定を結んでいましたから、これは問題になりました。

もともと歴史的な背景が複雑な中東なので、こういった外交上のやり取りがあったことだけが引き金とは言えないかもしれませんが、その後この地で紛争/戦争が絶え間なく続いているのは皆さんもご存じの通り。


アーサー・バルフォアに話を戻すと、好きだった女性がチフスで亡くなってしまった後、81歳で亡くなるまで独身を通しました。
婚約はしていませんでしたが、その一歩手前だったということでエメラルドの指輪を彼女の棺に入れたそうです。
ロマンチストだったのかなぁ。
彼の紋章にはカワウソが出てくるんですよ。

家訓は「美徳は天国への道につながる」

ではボブおじさんの方はどうかといえば、家紋はこんな感じ。
ふたりともガーナー勲章を受けているのが紋章で分かりますね。
黄色いとがった旗がふたつ入っていますよね。
これは西洋アナゴ!
何だか獰猛な家訓でもありそうですが、そうでもない。
「遅れても真剣に」というのが家訓。
石橋を叩いて渡るといった性格だったそう。



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2026年4月27日月曜日

赤いサンザシ

お散歩が楽しい季節です。

最近お天気がとてもいいロンドン。
あちこちで素敵なお花の香りが漂っている。

今日は近所のセントマーガレットという小さな町を歩いてきました。
ここにはターナーが設計して、彼がお父さんと住んだおうちがあります。


入り口はサンディカムロード沿い。

前には見事なサンザシが咲いていました。
赤いです。
この季節、木に咲く花は白や黄色が多いので目立ちます。
サンザシも白のイメージが定着していますが、こんなきれいなピンクがかった赤い花の種類もあります。
西洋サンザシの一種でポールズスカーレットという品種。
かなり背が高くなりますが、イギリスでは垣根によく植えられています。

花言葉は希望や庇護。


こちらは裏庭でセントマーガレット通りに面した入り口から入ったところ。
お天気がとてもいいのが青空で分かりますね。
気温は18度。
寒くもなく暑くもなく。

水曜日から日曜日の午後に開館しています。
他にも近くのマーブルヒルパークではブルーベルが花盛りでした。

ブルーベルを見たい方は少し足を延ばしてお出かけしてみるのもいいと思います。
以前ブルーベルのおすすめをいくつか紹介しました。



この季節ならでは、なので是非どうぞ。




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2026年4月25日土曜日

飛行機のキャンセル状況は深刻?

中東での戦争が始まってから飛行機の値段が上がっています。
燃料の問題もあって、一部の航空会社は運航便数を減らしていて、キャンセルが増えているようです。





イギリスに就航している多くの飛行機会社は、運航便数を減らす計画だと発表しています。
例を挙げると;
  • KLM
  • エア・カナダ
  • アシアナ航空
  • デルタ航空
  • ルフトハンザ
  • SAS

英国航空はスケジュールを変更する予定はないと表明しているのでちょっと安心。
でも値段は爆上り(笑)
でもそれは英国航空だけではないですけどね。

欠航される便の多くは比較的本数が多く出ている路線で、経費を減らすために何便かをまとめて飛ばしたいという理由じゃないかと思います。
でもそれは飛行機会社の理由。
飛行機の時間をベースに予定を立てている旅行者にとっては大迷惑です。

私のお友達の何人かは、日本への一時帰国を見合わせたり、夏のホリデーの予約を思いとどまったりしています。

ジェット燃料不足で価格が3月と4月前半の間にほぼ倍増したそうです。


いったい何を信じていいのかわかりませんね!

とりあえず旅行の中断が補償対象なのか、入っている旅行保険を確認することが重要です。
他にもキャンセル後の払い戻しには時間がかかることが多いのでクレジットカードの枠に余裕があるかチェックしておくのも肝心。
特に旅行中にキャンセルがあったら、振替便の購入にお金がかかります。
後で払い戻しされる前に新たな飛行機のチケットやホテル代をカードで払わなくてはいけない時に枠が足りないなんてことになったら一大事。

私は日本からのお客様が少なくなったらちょっと困る。
今年の夏は忙しくなるかなぁ?

却って、現地に住んでいる人向けの企画とかを出すべきかな。





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2026年4月23日木曜日

リーズナブルなおまかせランチを食べてきた😋

その時、カラオケの前に行ったレストランのおはなしをまだ書いていなかったですね。

ロンドンではここ数年 OMAKASE が流行っています。
つまり、シェフの裁量で中身が決定するコース料理。
和食の場合によく使われる「おまかせ」という言葉ですが、イギリスのメニューでは「Tasting Menu」というスタイルがすでに確立しています。

ロンドン、和食のオマカセでパッと思いつくものを挙げれば;

ここに挙げた料金はディナーのおまかせメニュー、一人前のお値段。
なので飲み物とかサービスチャージは別。
ロンドンのサービスチャージは幅があって、10‐20%くらい。
でも一番多いのは12.5‐15%です。
そして飲み物がとにかく高い!
酒屋さんやスーパーマーケットで買うお4‐5倍くらいが平均。

でも高価なレストランはディナーよりランチを選ぶと少し安くなります。

私がこの間行ったのは Cube の姉妹店でランチにおまかせ鮨が楽しめる SUSHI KYUというお店。
ねこなすさんは私と同じグーグル系のブロガーというシステムを使っていますが、ロンパラさんは日本のエキサイトブログを利用していて、今、少しアクセスに問題があるそうです。
きっとアクセスできたら彼女のブログでも紹介があるかも。
リンク先は彼女が書いている地球の歩き方に投稿された記事です。

さて、ここの OMAKASE はランチだと51.80ポンド(サラダ、握り7貫、デザート)だけど、ディナーだと125ポンド(前菜Ⅹ2、握り10貫、デザート)
こんな風にランチとディナーでは内容が少し違うレストランも多いです。

OMAKASE は単なる握りの盛り合わせと違って、ひとつずつタイミングを見計らって出てくること。
つまり職人さんの時間も食べているということです。
だから、同じお店で盛り合わせを頼むのとおまかせで頼むのとはお値段に差が出ます。

そこのところを明瞭化しているのはヤシンとその系列ヤシンオーシャン。
サービスはお金がかかるってことです。

さて、Sushi kyu のランチおまかせ握りの内容はその日によって違うと思うので、私たちがいただいた日の様子を紹介します。

まず、飲み物。
やっぱり日本酒かな?
そう思ってカラフェ(250ml)で注文しました。
肉眼ではグラスのお猪口はもっときれいでした(笑)

いつも思うんだけど、私は写真の撮り方とかあまり考えずに撮ってしまうタイプ。
きっと3人の中で一番うまいのはロンパラさんだと思う。←ごめん、ねこなすちゃんも上手だけど😅
こんな感じで角度とか、近さとか、いろいろ考えて撮るみたいです。

さて、はじめに出てきたのはサラダ。
軽めの胡麻ドレッシングがかかっていました。
お野菜もしっかり水切りできていたし、中々おいしかったです。

さて、最初の握りが登場!
スズキです。
さっぱりとシトラス風味で1貫目にはぴったり。
酢飯はやや硬め。

2貫目は真鯛。
梅肉とシソをあしらって、真鯛は少し焙ってあります。
お魚の甘味が梅肉でキュッと引き締められて、とてもおいしかったです。

白身が2貫続いた後はマグロの赤身を漬けで。

この次が私は一番おいしいと思ったイカ。
丁寧に包丁が入れられたイカにマルデンの天然塩が振られています。
イカがトロっと甘くて、歯触り、味共にとてもおいしかった!
シンプルなものほど美味しいの典型!

お次は北海道のホタテ。
トッピングはライム(みたいな柑橘系)をすりおろしたもの。
美味しかったけれど、イカのすぐ後だったからインパクトが薄かった。
やっぱり食べる順番は大事だなと思いました。


お次はシマアジ。
今日のスペシャルにもなっていました。
英語では Striped Jack って言うんですね。
こちらはさっぱりショウガ味。
1貫で注文すると9.5ポンドだから、日本円だと2000円ちょっと😨
イカが6.8ポンド(1500円くらい)だから、私だったら迷わずイカを注文するなぁ。

そうこうしているうちに最後の7貫目。
大トリを務めるのはトリじゃなくてトロ!
キャヴィアが乗ってる!!
横から見るとたっぷり具合がよくわかる。
キャヴィアはオシエトラですって。
私が大好きなキャヴィアです。
豪華な見た目だけど、キャヴィアはキャヴィアだけで食べる方が私は好き。


この後これが最後だとは気づかずにお酒を追加してしまいました。
なのでショウガをあてに少し飲んでからデザート(笑)
アイスクリームのフレーバーを選べました。

ロンパラさんとねこなすさんは黒胡麻。
私はパッションフルーツ。
こちらが担当してくださったシェフの方。
どうもごちそうさまでした。


こちらがお勘定。
トータルの金額にはチップは含まれません。
チップは支払いの時に加えるタイプ。
カードで支払う時に10%から20%までの好きなパーセンテージを選ぶスタイルです。
一番下がサービスチャージの目安ということで、キャッシュで置くときにわかりやすくなっていました。

今回のように3人の場合は3で割って支払することもできます。

他にも上のレシートにお酒が入っていないのに気がつきました?
経理上の理由でアルコールと食事を分けたい時なんかは「アルコール類は別に計算してください」といえば清算を分けてくれます。
例えばグループの中に飲まない人がいる時や、お仕事の経費にする時なんかに便利です。
今回いただいた白壁蔵というお酒は250mlのカラフェでの提供。
さっぱり軽口でどのお鮨にも合っていたのでおすすめです。







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2026年4月21日火曜日

イギリスの万引きはどこで多いの?そして何が盗まれるの?



記事の中で国家統計局の公式統計なんかも少し紹介しましたが、今日はもう少し詳しい話をしようと思います。
なんか、いつもの「パブの肴」とぜんぜん違う!と思いました?
たまには真面目なところも見せておかないとと思っただけです!
だって、二日酔いだった~(リンクします)なんて記事ばっかり書いていると思われたくないですからね(笑)


これから紹介するのは 2024年にイギリス(イングランドとウェールズ)で警察に登録された万引きの統計調査結果の概要です。
パーセンテージは前年からの変化。
全ての犯罪がそうであるように、報告されないものもあるわけで、実際の数はもっと多いと想像します。
保険で処理するには届け出が必要だけど、少額の場合は保険の対象ではなかったり、補償を受けたために次回更新するときの保険料の増加を考えると必ずしも補償を受けることが得策ではなかったりします。

万引き事件の総件数 516,971 +20%
この数字は、2003年3月に現在の警察の記録方法が始まって以来の最高水準です。

1日当たりの万引き事件 1,417 +203
ということで、1時間あたり59件の事件😰

経済的損失 22億ポンド +22%
これまでの記録更新!

商店のスタッフに対する暴力 1日2,000人以上 +50%
そのうち1日に70件以上が武器を使う事件。

スタッフの安全に関する不安 47% +15%
離職の理由にもなっている。

どんな方法で万引きが行われるかというと、具体的には集団で大きなバッグを持って店にやってきて、高価な商品のセクション全体を組織的に奪っている状態。
日本で沢山の人達が想像する、お店の人の目を盗んで商品をバッグやポケットに隠して気付かれないようにお店を出る、というものとはスケールが全く違います。
こんなイメージは従来の万引き。
でもこの程度だったら今のイギリスでは先ず報告もされないんじゃないかな?(だからといってやっていいわけじゃないけど😅)

こういった犯罪白書では窃盗による直接的な損失だけを見てしまいがちですが、他にも大きな経済的影響があります。
例えば警備費用の増加、保険料の上昇、商品価格の上昇から販売数の低下、従業員の離職率の上昇、そしてそれらの結果として店舗閉鎖やその投資減少にも繋がります。

こういったトータルのコストを計算すると、経済的影響は前例のないレベルで、小売業が店舗を持つという従来のスタイルに疑問を持たないといけないところまで来ています。
そして、英国小売協会の調査では回答者の61%が事件後の警察の対応を「悪い」または「非常に悪い」と評価しています。
警察を含め、法執行機関の対応が足りていないという考えが犯罪組織を調子に乗せて、状況が深刻になっているという意見も。

地域社会への影響も無視できません。
犯罪多発地域では店舗閉鎖や投資減少が起こります。
そして、雇用や地方税収の減少から経済的な停滞地帯を生み出して、それが長期にわたる可能性もあります。
小売犯罪スタイルの変化は、現在のイギリスでおそらく最も重大なリスクのひとつ。
現代の万引き犯は、転売を頭においています。
なので価値が高くて持ち運びしやすくて、闇市場の流通経路を持つ商品を優先的に狙っています。
昔のように、ふとした瞬間のスリルや欲望によって万引きするスタイルではないのです。

万引き犯のターゲットリストも紹介しておきます。
何が盗まれるのか、そしてその理由も併せて書きますね。

商店が挙げた万引きされやすい商品カテゴリーと万引きの理由
1 食肉製品 85%  高価格で転売可能、レストラン市場向け
2 アルコール 78%  確立された闇市場の存在
3 菓子 72%  小型で隠しやすい
4 ベビーミルク     68%  高コストながら必要不可欠なので需要が高い
5 チーズ 65%  長期保存可能、レストラン市場向け
6 美容製品 62%  高額、オンライン転売
7 タバコ 58% 中毒性があり需要が高い
8 コーヒー 55%  高級ブランド、カフェ市場
9 洗面用具 52%  必需品、マーケットなどの屋台で販売
10 エレクトロニクス 48%  オンライン転売

レストランやカフェで盗品を買うなんて、信じられませんが、おそらくメニューが柔軟でないチェーン店ではなく、個人店だと思います。
本日のスペシャルメニューとかが盗品で作られた可能性があるってこと?(←私の単なる想像です!)

そしてイングランドとウェールズ全域における地域別の万引き発生率を分析するとかなり地域差があることがわかります。

地域 人口1,000人当たりの万引き数と全国平均(7.4件)との差
北東部     11.5件 +35% 非常に高いリスクレベル
ヨークシャー・アンド・ハンバー 9.7件 +24% リスクレベル高
イースト・ミッドランズ     8.9件 +14% リスクレベル高
ウェスト・ミッドランズ     8.2件 +5%  リスクレベル中
イングランド東部       7.9件 +1%  リスクレベル中
ウェールズ      7.4件 0%  リスクレベル平均
南東        7.2件 -8%  リスクレベル中
南西        6.8件 -13% リスクレベル低
ロンドン      6.5件 -17% リスクレベル低

意外とロンドンの数字が低いですね。
でも、例えばヨークシャーとひとくちに言ってもハロゲイトとリーズではかなりの差がありそうだし、エリアが広いとちょっとあてにならないような気もします。
こういった数字はロンドン内の33の地域ごとでも公表されています。
なので、ある地域がどんなところなのかを知りたいのならもう少し小さな区域で調べてみる方が確実です。

では最後に面白い統計をひとつ。
よく日本がいい国だといわれる際にお財布を落としても戻ってくるという例を出したりします。
イギリス人は拾ったお財布をどうするのでしょうか?



  • お金が入っているかどうかに関わらず、お財布を最寄りの警備員または警察官に引き渡す。 76%
  • お金が入っているかどうかに関わらず、お財布を見つけた場所にそのまま置いておく。 6%
  • 中に100ポンド以上入っている場合のみ、届け出る。 6%
  • お金は手元に残して、お財布は警備員に渡す。 5%
  • お財布からいくらかのお金を報酬として取り出したあと、最寄りの警備員に渡す。 2%
  • その他 4%

ということで、アンケートが正直に書かれたものならお財布を落としても3/4以上の確率で返って来るようです。

私は何故かお財布やバッグをよく拾います。
お店の中や前などの場合はそのお店に預けます。
私自身も落としてお店に届いていたことがありました。
大体、落とした時に行った場所を探すので、わかりやすい方法だと思います。
周りにお店がなくて警察に届けたことも数回ありましたが、届け出の手続きには30分くらい時間がかかるので面倒です。
しかも最近リッチモンドには警察署がなくなりました!
他にも名刺入りのお財布を拾った時には電話をかけてその人のおうちまで届けたことがあります。
でもコロナ以降、落ちていても拾わない。
もしかしたら変な菌とか薬品とかついていたら怖いし、届け出も面倒だから。


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2026年4月19日日曜日

久しぶりのカラオケで超二日酔い!

ロンドンにはカラオケが楽しめる場所がいくつかあります。
ティムちゃんが(最初で最後の)カラオケに行ったのは大阪。
ティムちゃんと妹と私の3人で、フラッと入ったカラオケルーム。
誰も操作方法がわからなくて、お店の人に教えてもらわなくてはいけなかった。

桃太郎君はロンドンで時々カラオケに行くみたい。
いつも行くのはヴィクトリア通りのそばだと聞いたことがあります。

ひと昔前、ソーホーに日本の古本屋さんがあって、その奥にカラオケルームがありました。
最後にそこに行ったのがいつだったかは思い出せません。
絶対に20年以上前!
この古本屋さんはお店を閉めて、今はレストランになっています。


先日そこでご飯を食べていたら
「あら、みきちゃ~ん、何してるの?」と知っている声。
振り返ると先輩のガイドKさん他、何人かのお友達がカラオケに行くところでした。
レストランになった今も奥にはカラオケルームがあるようです。
後でお店の前の写真をとったらカラオケの看板もありました。
全然気がつかなかった。

「食べ終わったら歌いに来たら?」
そんな風に誘われたので、挨拶だけしようと行ってみたら何となく歌いたくなって、気がついたら2時間くらい一緒に楽しんでしまいました。

ごはんの時にも飲んでいたし、カラオケ中もワインを注文していたので、その時は気がつかなかったけれど、トータルで結構な量を飲んでいたようです。

でもちゃんとリッチモンドまで問題なく帰ってきて、帰りにスーパーマーケットにも寄ったようです(レシートで分かった)
でも買ったものが不思議。
キッチンのスポンジとお料理用のりんごとイースター時に食べる菓子パンのホットクロスバン。
脈絡がない選択(爆)
翌日オーガニックのお肉屋さんからロースト用のポークが届く予定だったから、お料理用のリンゴはわかるけれど、キッチンのスポンジ???
多分、ローストした後の洗い物のことでも考えていたのか?
でも我が家ではローストパン含め全部食洗器に入れるから、高価なグラス類とか手描きの食器といったローストに関係ないものにしかスポンジは使わないんですけどね。
そしてホットクロスバンに至ってはイースターにも食べなかったほど思い入れのないものなのに「なぜ?」
ティムちゃんも甘いパンは食べないから、まだそのままキッチンに置いてある。

おうちに着いたのは夜の7時頃だったのですが、お風呂に入った後そのままベッドに直行。
翌朝起きた時はひどい二日酔いで気持ち悪くてお水を飲んだ後お昼過ぎまでまた寝ました。

こんなに酔っぱらったのは久しぶりで、ティムちゃんからもかなり呆れられてしまいました。
夜中に死んでいないか何回か私の寝室にチェックしに来ていたようです(笑)
それほどの量を飲んだとは思わなかったけれど、体は正直ですね。
日本酒を500mlくらいとワインの小瓶を3本くらい。
これくらいの量だったら、20代の頃はまず二日酔いにはならなかった。
30代になって、二日酔いすることがあったとしても、朝起きることができないほどじゃなかった。
40代になったら二日酔いしないように寝る前にビタミン剤と水をたくさん飲む知恵がつきました。
そして50代の今、羽目を外すことが少なくなったので、長年培ったノウハウを忘れてしまっている(笑)
それでも楽しかった!
その時一緒に飲んでいたひとりは、気がついたら全然帰り道じゃない地下鉄で起きて、おうちに帰ったのは夜中の2時過ぎだったそうです(彼のⅩの投稿と他のメンバーからの報告で読んだ)無事でよかったね!
酔っぱらって気を失うほど飲んでも無事におうちに帰ってこられるほどロンドンは安全なようです(真似はしないことを強くお勧めします!)



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2026年4月17日金曜日

女性が活躍するインド料理屋さん

ロンドンにはたくさんのレストランがあって、女性のシェフも増えています。
でも伝統的に男性のシェフが圧倒的に多いのは事実。
イギリスの国家統計局によると「シェフ」全体の約17%から18.5%を女性が占めているそうです。
そしてロンドンのレストランで働く約5万5000人のシェフや料理人のうち、女性はわずか約15%!
それなのにホスピタリティ業界全体の労働力では女性が過半数(約53.7%)
彼女たちはプロとしてキッチンで働くのではなく、フロント、ハウスキーピング、人事などの職種に集中しているそうです。

それでは最近は女性のシェフが注目を集めるようになってきて、レストランマガジンなどでも「女性シェフの店」といった特集が組まれることもあります。
そんなひとつがダージリン・エクスプレス(リンクします)というインド料理屋さん。

この間、お友達のガイドさっちゃんとジェーンオースティン体験に行った時のことを記事にしました(しリンクます)
その後、どこかでランチしようという話になって行ってきました。

ここの料理は世界中の家庭の台所で活躍する女性たちへのオマージュらしいです。
食を通して家族を一つにまとめてきたのは主に女性。
インドでは伝統的に、食べ物はまず薬として、癒し、栄養を与え、活力を与えるもので、スパイスは人々の健康と幸福を高める目的で用いられていました。
ダージリンエクスプレスのメニューは、そうした理念にインスピレーションを得ているそうです。
とメニューに書いてあった(笑)
ここ、もともとはプライベートのサパークラブとして始まったレストラン。
シェフはアズマ・カーンという女性です。

現在ダージリンエクスプレスはソーホーのキングリーコートの2階にお店を構えています。
お店の前からコートの吹き抜けを見たところ。
イギリスの2階というのは日本での3階。
お店の入り口はこんな感じ。
入るとオープンキッチンです。

ランチもディナーもアラカルトは同じメニュー。
さっちゃんはメインをひとつ、私は前菜をふたつ頼んで軽めのランチにしました。


え、餃子?
と思ったでしょう?
これはモモというお料理で餃子にそっくり。
インド料理やネパール料理のお店で見かけることが多いです。
餃子と違って茹でて出てきます。

こちらはサーグ・パコラというお料理で、いわばお野菜のかき揚げ。
モモもパコラも前菜なんだけど、結構量が多かった。

こちらはさっちゃんが注文したほうれん草とチキンのカレー。
この倍くらい入っていたのに写真を撮るのが遅かった(笑)

全部半分こにしていただきました。

さっちゃんはマンゴラッシー注文したかったんだけど、品切れということでもうひとつのクミンとチリのラッシーを注文しました。

どんな味ですか?なんて聞いたら、お味見用にひと口もってきてくれたけれど、さっちゃんの好みではなかったそうで、ボトルのお水を頼みました。
私はもちろんワイン(笑)
お料理はどれもおいしかったけれど、特にチキンカレーが良かった。
ただ、飲み物が来る前にお料理が出てきたり、サービス面はちょっと改善した方がいい点もありました。

こちらがお勘定です。
ふたりで70ポンド弱。

ここ、去年チャールズ3世がカミラ女王と訪れたそうで、お店の壁に記念プレートが入っていました。

キッチンではたくさんの女性が忙しく働いていました。
レストランのサイトにはキッチンスタッフは全員女性と書いてありました。
でも二人ほど、どう見ても男性だろうという人たちもいた。
ま、心が女性なのかもしれない(笑)



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2026年4月15日水曜日

ジェーン・オースティン体験に行ってきた!

ロンドンのオックスフォードサーカスそばに新しい観光地ができました。

温泉やジョージ王朝の街並みで有名なバースにある観光地の支店としてひと月ほど前にオープンしたばかり。
早速ガイドのお友達さっちゃんを誘って行ってきました。

さっちゃんは私が公認ブルーバッジガイドの資格を取る前からのお友達で、お互いの結婚式にも招きあった仲。
気の置けないいいお友達です。

さて、このジェーン・オースティン体験館(←日本語にすると変ですね!)どんな風だったか紹介したいと思います。

先ず外観はこんな感じ。
お花が飾られた、アーチをくぐると入り口です。

中に入るとギフトショップ。
限定版のマグやエコバッグ、テディーベアなどロンドンらしいお土産のジェーンオースティン版がたくさん並んでいます。
このギフトショップに入るだけなら無料。

上の階へ上がるのにはチケットが必要で、その場でも、オンラインでも手に入れることができます。
現在の入場料はこちら。

気をつけないといけないのは時間制だということ。
シャーロックホームズミュージアムのように随時入場できるわけではなくて、1時間ごとのスロット制で、はじめにオースティンの生涯についての簡単な説明があってガイドと一緒に各部屋を回る仕組み。

私たちが行った時には、まだあまり知られていないこともあって、3人、ひとり、そして私たち二人の合計6人という少人数で回りました。
でも将来は最大20人くらいで回ることを想定しているそうです。

3階まで階段で(リフトは無し)上がるとお部屋がふたつ。
ひとつは待合室で、もうひとつがイントロのお部屋。
難しい英語が話されるわけではないので、オースティンの基礎知識があれば問題ないと思いますが、ガイドは結構早口でした。
こんな風にお部屋以外の場所でもいろいろ説明がある。
私にとって一番楽しみだったのは衣装を着て写真を撮ること!
ということで、それは2階部分。
ここから好きな衣装を選んで身に着けます。
サイズは気にしなくて大丈夫。
後ろで結ぶだけのスタイルだから。
ボンネットや扇といった小道具もあるので楽しいです。

準備ができたらこの背景の前で撮影。
観光地でよくある「それでは写真は後でお会計」とかではなく、自分の携帯で撮ります。
そして撮る手伝いもしてくれるので、一人参加でも安心。

見て見て~😆

立っているところも撮ったよ~。
お次はさっちゃんと一緒!
さっちゃんは男性用の衣装にしました。
圧倒的に女性の来館が多いので、衣装は男性用の方が状態がきれい(笑)


このお部屋以外にもたくさんの小道具を置いて、館内のいろいろな場所で写真が撮れればもっと楽しいだろうなぁと思いました。
これは経営側に意見として出してみようと思っています。

例えばこのお隣は羽ペンを試してみるといった趣向のお部屋なんです。
こんなデスクが2机置かれています。
ここで座ってお手紙を書いているところとか、さっきの衣装で写真が撮れたら面白そう。

羽ペンは結構書くのが難しかったです。
これはさっちゃんが書いているところ。
ジェーンにお手紙を書いて周りに飾ってみよう、みたいなコーナーです。

さて、さらに下に降りるといきなりミスター・ダーシー(笑)
この作品(BBC制作の高慢と偏見)からもう30年なんですね。
毎週楽しみにして観ていたなぁ。
色々展示されているものは、そのほとんどが階下のギフトショップで購入可能です(笑)

さてこのお部屋には1801年のロンドンの地図がかかっていました。
オースティンに所縁がある場所に標が付けられていて、もうなくなってしまった建物もあれば、現存しているものも多くて興味深かったです。
例えばトワイニングの本店。
ストランド通りのお店はオースティンも訪れたことがあるそうです(驚)

そんなことには関係ないけれど、私の興味を引いたのはバッキンガム宮殿。
1801年当時は女王の宮殿っていう名前だったんですね。
貴族のお屋敷バッキンガムハウスの後、ジョージ3世が買い上げてそのままバッキンガム宮殿とよばれたと思っていました。
彼の購入目的が妃のための別邸でしたから、当然といえばそうなんですけれど、知らなかった!

このお部屋の隣にはオースティンの蝋人形が置かれています。
5'7"(170cm) ということで、私よりも数センチ身長が高かったらしい。
蝋人形のお部屋には彼女が身に着けていたアクセサリーの模型なども展示されていて、ご丁寧にケースの中だったから本物かと思ったらレプリカでした。
これはそんなひとつ、金とトパーズの十字架。
弟のチャールズからプレゼントされたものらしい。
こちらもギフトショップで購入可能です!

それではギフトショップに売られているものをいくつか紹介しておきます。
ここのオンラインショップでも手に入るようです。

嵩張らなくて記念になるといえばキッチンマグネット。
ひとつ約800円。


オースティンが思春期に冗談半分で書いた「イギリスの歴史」
手にとって思ったこと「薄っす!(笑)」ヘンリー4世からチャールズ1世までカバーしています。
アクセサリーも色々ありました。
陶器のペンダントは結構かわいかった。
お値段も数千円からとお手ごろ。

紅茶やマグのコーナー。
テディーもオースティン仕様です。
ラバーダックはいろんな種類があって、ミスター・ダーシーとお風呂に入りたければいいんじゃないかな(笑)
エコ・トートはしっかりした作りで22ポンド(4500円くらい)。
上のマグは限定版で1万円くらいでした。
ということでジェーン・オースティンのファンだったら行ってみるといいと思います。
1時間ちょっと、あっという間に経ってしまいます。
何人かでジョージ王朝風にコスプレして遊びに行くのもいいかも。

バースのものはティールームがあるけれど、ロンドンのものにはありません。
館内にお手洗いは3か所、ただしギフトショップにはないのでミュージアム部分に入場した後です。
リフトがないので身体が不自由な人には不向きです。
階段はこんな感じで、ツアー開始の3階までかなりあります。
階段の先は2階ではなく折り返し地点です(笑)
それではぜひ楽しんできてくださいね!


イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





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