2026年10月23日金曜日

大改装中のリッツホテル、アフタヌーンティー最新レポ!

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先日、お客様とリッツでお茶する機会がありました。


ということで、豪華な内装を見て!
以前お茶したことがあったり、リッツにお泊りしたことがあれば「あれっ」って思うかも。
アフタヌーンティーのお部屋が変わっているからです。

今リッツは大改装中。
建物のピカデリー通り側(北側)は工事の覆いがかかっています。
そこで南側にこの初夏できた新しい入り口からのアクセス。
ドアをくぐった後、階段を数段上がってまっすぐ進みます。
途中左手の明るいお部屋はダイニングルームで、それを通り過ぎたらクローク、そしてその脇の階段を降りるとお手洗いに行くことができます。
その階段は映え写真の舞台と化していてひっきりなしに誰かが写真を撮っています(笑)


お茶には職業柄何度も来ていますが、リッツの強みはサンドウィッチ。
他の場所よりも頭一つ抜きんでて美味しいです。
パンが美味しいだけじゃなく、中身とのコンビネーションもいい。

でも今回はケーキ類の見た目が全て茶色だったスタート地点から「あれっ」と思いました。
以前はもっと華やかだった。
そしてテーブルの間を美しいケーキ類が乗ったトロリーが運ばれてきたものでしたが、今回は見かけませんでした。

最初に出てくる3段トレーに乗ったケーキ類は3種類、手前からパイナップルのケーキ、ブラウニー、シューペイストリー。
ウェブで他の人たちの写真を見るとブラウニーだったものがイチゴのケーキとかだと色がアクセントにもなっていますからたまたま全て茶色の日だったのかもしれません。
私はパイナップルのケーキがとっても美味しいと思いました。
お客様はブラウニーが一番おいしかったそうです。
甘いものは苦手なのでお替りを聞きに来てくれたのですがお断りしました。
キャロットケーキなどもあるということですが、それも茶色だろうし(笑)

残念だったのは、スコーン。
ふわふわだったんです。

よく日本でスコーンのことを「ふわっと軽い」とか「ふわふわ」とかって表現したりするのを見かけるんですが、それはスコーンじゃない!
どうしても食感を表現したいなら「もさもさ」かなぁ(笑)


見た目はスコーンそのものなのに、パンみたいな食感。
どうしちゃったのリッツ???
本場のイギリスでガラパゴス・スコーンに出会うなんて、ちょっと残念。
でも日本で日本の人が求める味がこれだったら、日本のお客様にはいいのかも。
ただ、本場のここ英国で、しかも伝統的なリッツで、このスコーンはちょっとどうかと思いました。

実は私たちのテーブルの横が日本語を話す人たちだったんですが、そこにシェフの格好をした人が登場。
どうやらお友達みたいです。
ということはこのふわふわスコーンは彼女が作ったのかも?
もしかしたら日本人らしいテーブルにはふわふわスコーンが出されるのかもしれない。

ということでリッツにメールしてみましたら、F&B(食べ物と飲み物セクション)担当の方からお返事がきました。
長いので肝心な部分だけ紹介すると;
リッツでスコーンを作っているペイストリーシェフは8年前から同じ人。(国籍は書いていなかった)
スコーンは同じものをすべてのテーブルに出している。


ということで柔らかめのスコーンがお好みならリッツがおすすめです。

それにしても高くなりましたよ!
リッツのアフタヌーンティー、いくらくらいすると思いますか?

何とひとり95ポンド。
それにサービスチャージが付くのでふたりだと合計は 213.75ポンド。


この話をお友達のガイドにしたら、ちょうど同じ週にティーの予約ができなかった方をリッツのシークレットガーデンバーにお連れしたんですって。
お茶とサンドイッチとサラダでお茶をいただいたらミニマムチャージが75ポンドでトータル200ポンド以上だったと聞いてびっくりでした。
しかもガーデンなので、他のテーブルでは葉巻を吸っている人もいたらしいです。
どうしてもリッツに行きたかったらしいけれど、コロナ前まではロビーやバーでお茶だけ10ポンド以下でいただくこともできたことを考えると、ちょっとお値段の上がり方に驚愕するばかりです。

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2026年10月21日水曜日

大英博物館のロゼッタストーンと象形文字の秘密

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大英博物館は私が大好きな場所のひとつ。

もう2000回以上足を運んでいるのに、それでも新たな発見が毎回あります。

でも、私がガイドになったころに比べるとずいぶんいろんな変化があります。
まず、見に来る人が増えた!

調べてみると私がガイドを始めた1990年代には400万人ほどだった年間入場数が現在は650万人。
どこのギャラリーも混んでいるわけですね。
現在は混みすぎないように入場は無料ですが予約が必要になっています。

各ギャラリーも混雑に対応してルールが設けられていたりする。

例えばミイラの部屋のいくつかはガイド禁止。
5人以内の少人数であってもダメという決まりです。

そして、ロゼッタストーンの周りもガイド禁止。
いつもすごい人だかりだから、これも仕方ないです。

では実際ロゼッタストーンのガイドするときはどうするか。
実は別のギャラリーにレプリカがあるので、そこで詳しくお話をしてから本物を見に行きます。
こちらがそう。
本物と同じ大きさ。
レプリカだから触ってもいいしね。
場所はエンライトメントギャラリーといって、もともと図書閲覧室だった部分。



この碑石には3種類の文字が刻まれています。
赤で囲んでみましたよ!
上から象形文字、デモティック、そして古代ギリシャ文字の3種類。
というのもこの碑石が彫られた約2000年前のエジプトではこの3種の言葉が利用されていたから。

象形文字は英語でヒエログリフといいます。
「神聖な彫刻」という意味で、5000年ほど前からエジプトで石に刻まれたものが存在しています。
ロゼッタストーンが彫られた時代、象形文字はエジプトの僧侶たちが使っていました。
民間の文字を使わないので彼らの間だけで知識を保つのには好都合。

民間の文字は真ん中のデモティック。
文字が進化していくと、象形文字よりもっと簡単に書くことができるように絵が少なくなっていって民間の人たちが使いやすくなったものがデモティックです。

そして一番下は当時のエジプトの王族、マケドニア系なので古代ギリシャ文字。

さあ、それでは古代ギリシャ文字からデモティック、そして象形文字といった風に訳せるんじゃないかと思いますよね。

でも失われている部分がかなりあります。
特に象形文字の部分。
なのでそんなに簡単に翻訳は進まなかったのです。

ところでイギリスがこのロゼッタストーンを手に入れる前にフランスのエジプト科学研究所は碑石の表面にインクを縫って紙に写し取ったコピーを何部も作っていました。
ですから碑石の研究はフランスとイギリスとで、別々に同時に進行していました。


さて、象形文字の部分を一部拡大しますね。
丸で囲まれた文字群が識別できますか?
いつも通りピンボケ写真で失礼(笑)
なるべく自分で撮った写真を使いたいので←腕を磨けばいいのでは?

実はロゼッタストーンに出てくる象形文字の丸で囲んだ部分には長いものと短いものがあって、こちらは短いもの。

こういった丸で囲んだ文字群はカトゥーシュとよびます。

イギリスのトマス・ヤングという学者が象形文字に魅入られたのは1814年ごろのこと。

トマス・ヤングはこのカトゥーシュが「プトレマイオス(Ptolemy)」というファラオの名前を表すことに気づきました。

当時の学者たちは「ヒエログリフはすべて絵(概念)を表す表意文字だ(つまり漢字のようなもの)」と考えていました。
でも彼は名前などの固有名詞は、文字がアルファベットのように特定の「音」を表している(つまり平仮名やカタカナのようなもの)と考えました。
トマス・ヤングはその後、象形文字の複数の文字の音価(発音)を正しく特定しました。
そして、ロゼッタ・ストーンに刻まれていたデモティックの研究を進めて、その多くを解読・翻訳することに成功しています。
また、デモティックがヒエログリフから派生したものであるという文字の連続性も発見しています。
彼はこういった内容を1819年にブリタニカ百科事典の「エジプト」に匿名で発表しました。

ところがフランスではジョアン・シャンポリオンが1822年9月27日パリで開催された碑文・文芸アカデミーの会合で象形文字の解読を発表しました。
まるで一人で謎を解いたかのような発表に気を悪くしたトマス・ヤングは1823年に『象形文字文学とエジプトの古代遺物に関する最近の発見の報告(リンクします)』を出版しました。
そして、挑発的な副題「シャンポリオン氏によって拡張された著者のオリジナルのアルファベットを含む」を付けています。

その後もシャンポリオンは象形文字の研究を続け、1836年(死後4年後)に『エジプト語文法』が出版されています。
そしてヤングの方はイタリア人言語学者アメドロ・ペイロンからの助言がきっかけで晩年の数年間をデモティックの研究に費やしました。
そしてこちらも彼の死後、1831年に『古代エンコリアル文字によるエジプト語辞典の基礎』として出版されました。

1829年にヤングが亡くなった後、彼の未亡人はウェストミンスター寺院に彼の功績を称える銘板を設置するよう運動しました。
そこには、彼の数々の業績の中でも特に、「エジプトの象形文字を長きにわたり覆い隠していた謎を初めて解き明かした人物」として彼の名が刻まれています。

ライバル同士だったヤングとシャンポリオンですが、イギリスとフランスが敵対していた時代でなければ協力してもっとたくさんのことをもっと早く世に出せたかもしれません。

ところで象形文字って右から読むか、左から読むかご存じですか?
答えは両方!
象形文字の中に鳥や動物が出てくるので、その顔の向いている方向から読むというルールがあります。




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2026年10月19日月曜日

トマス・ヤングって誰?

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トマス・ヤングの名前を聞いたことはありますか?

彼のお墓はケント州にあるのですが、それとは別に記念碑がウエストミンスター寺院にあります。

ウエストミンスター寺院に観光で個人として入場すると、北側の入口(ガイドと一緒の時は別)から入場します。
記念碑は北入口の東側に位置する小さなセント・アンドリュー・チャペルにあるので、もし訪れる機会があれば見逃さないで。
赤い矢印が入り口で、その上の部分がセント・アンドリュー・チャペルです。

「別に、行かないし~」という方のために写真を載せておきます(笑)

細かい字でいろいろ書かれていますね。
トマス・ヤング医学博士、王立協会フェロー兼外務担当書記、フランス国立学士院会員の追悼碑。あらゆる学問分野において卓越した人物。文学と科学の最も難解な研究においても同様に傑出した業績を残し、光の波動説を初めて確立し、エジプトの象形文字を長きにわたり覆い隠していた謎を初めて解き明かした。家庭的な美徳で友人たちに愛され、比類なき学識で世界に称賛された彼は、正義の復活を希望して亡くなった。1773年6月13日、サマセットシャー州ミルバートン生まれ、1829年5月10日、ロンドンのパークスクエアにて56歳で死去。

一般にはトマス・ヤングは物理学者として広く知られています。
アルバート・アインシュタインは彼をアイザック・ニュートンになぞらえました。
彼が一番よく知られるのは、光の波動性を初めて確立した人物として。
でもそれ以外にも若い頃にお医者さんの資格も取っています。
自分の眼を研究して、1801年の王立協会の講演で、初めて「乱視」の症状を科学的に記述・報告したことでも知られています。。
他にも言語学者としても有名で、印欧語族という言葉は彼が作りました。
光や視覚の研究から三色説「ヤング=ヘルムホルツ理論」が知られるようになったり、本当に幅広く活躍した人。

ロンドンで住んでいたおうちであるウェルベック通り48番地には当然ブループラークがかけられています。
そして、そこには「Man Of Science(科学のひと)」と記されています。
彼の肩書を全部書いたら文字数オーバーですからね(笑)
シャーロック・ホームズの作者であるコナン・ドイルも眼医者さんでしたが、このおうちから2分もかからないところに住んでいました。(時代はちょっと違います)

ロンドンにはトマス・ヤング・センター(リンクします)という学際的な研究ネットワークがあります。
インペリアル・カレッジ、キングス・カレッジ、クイーン・メアリー大学ロンドン校、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、ブルネル大学ロンドン校、ロンドン・サウスバンク大学など約100の研究グループが提携して科学、産業、社会における課題に取り組んでいます。
各分野にわたって研究をつなげる役目みたいな感じで、それをひとりで行ったトマス・ヤングそのものですね。
トマス・ヤングは自伝の中で、「一部の研究者の研究は狭い範囲に限定される一方、他の研究者はより広範な研究領域を迅速に探求する。後者が人類にとっておそらく最善だろう」と残しています。


ところで私は大英博物館に行くと、必ずトマス・ヤングの名前をご案内します。
なぜかって?

それは、彼が象形文字の解読の第一歩を進めた人物だからです。
ロゼッタストーンの解読には、フランス人のジョアン・シャンポリオンの名前が出されることがほとんどです。
でも実際にはトマス・ヤングがいなければ、彼の功績はもっと遅れることになっただろうと言われています。

ということで、ロゼッタストーンのおはなしはまた今度。


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2026年10月17日土曜日

記録更新!ロンドンのフィッシュアンドチップスのお値段😱

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一昨日、久々ティムちゃんとお出かけをしてきました。
贅沢なフィッシュアンドチップスを食べに!

場所はチェルシー、地下鉄のスローンスクウェア駅から徒歩数分。
これ、お店の看板なんですけど、全然何だかわかりませんよね。←写真が下手なだけ😅
コレヌコピアという名前で、クレア・スミスのお店。

彼女はロンドンのコアというお店で一躍有名になりました。
その姉妹店としてこちらがオープンしたのは去年の冬のこと。

私は何回か行ったことがことがありますが、ティムちゃんは初めてです。
先月、お客様と行った時にどんなだったかお話ししたら行きたいとなって今回の訪問。
ティムちゃん、最近あまりレストランに行きたがらないので、早速予約して行ってきました。

コンセプトはブリティッシュ・ビストロということでイギリス料理を中心にメニューが組まれています。

なので、食前酒にはグラスでイギリスの発泡酒を注文したんですが、それ以外はイギリスのワインは置いていませんでした。
ちなみに唯一置いていたイギリスワインはサセックスのラスフィニーというワイナリーのものでグラスワインが25ポンド。

前菜には二人ともハリス島の貝柱。
ハリス島はルイス島とつながっている島でスコットランドの西側、シーフードが美味しいところ。
昔ホリデーに行った時にもシーフード三昧だった。
ルイス島で食べるべきもの(リンクします)

最近はおうちでお肉ばかり食べているので、この日はふたりともお魚の気分。
ということでティムちゃんが選んでくれたワインはバーガンディーの白。
きりっとしているけれどふくよかで貝柱にもメインのお魚にもピッタリ。

メインにはティムちゃんがフィッシュアンドチップス。←これを食べにわざわざ来ました😁
私はヒラメのクリームソースにしました。
フィッシュアンドチップスはイギリスを代表するお料理だけど、ヒラメのクリームソースってどこら辺がイギリス料理ってカンジでしょ?
でもね、二人とも同じものを食べるのは芸がないし。

で、前菜のお皿が下がったら、こんな人がテーブルに来ました。
たくさんのボトルを持ってきた。
これ、全部ビネガーのボトルです。

そして、どんな種類のビネガーなのかのメニュー。
7種類のビネガーから好きなものを選びます。
そしてフィッシュアンドチップスにかける。
モルトビネガー、
樽で寝かせたシェリービネガー、
シャルドネビネガー、
シャンペンビネガー
バローロビネガー、
バルサミコビネガー、
そしてアイスサイダービネガー。

ミシュランレストランになるとフィッシュアンドチップスって、お酢にしか工夫するところがないのか(笑)という疑問😂

さてお待ちかねのフィッシュアンドチップスです。

お魚とマッシーピー。
そして、チップス。
チップスはホクホクでとっても美味しかった。
マッシーピーはミントがかなり効いています。
私は好きだけど、嫌いな人も多そう。

お酢以外の工夫もされています!
お魚はなんと舌平目、それにロブスターのムース。
お味見させてもらったけど、食感の組み合わせがとっても美味しかった。
というか、これはフィッシュアンドチップスとは言わない気もします。
ティムちゃんはせっかくだからと舌平目を選んだけれど、ブリル(ヒラメ)も選択可能。
でもムースとの組み合わせは絶対に舌平目の方が相性がいいと思いました。

私はメインにブリルのお料理を選びました。
ジロール茸とあさりとベーコン。
ティムちゃんはあさりのアレルギーがあるのでこれは全部私の!
ソースのバランスがとっても良かったです。
お魚の火の通り具合とか、とっても美味しい。
ただ、骨付きなのは意外でした。
イギリスのお魚料理で骨付きのものが注意書き無しに出てくるのはあまり見ません。

この辺でワインが終わってしまったので、グラスで追加したのはこちら。
私のクリームソースにも合うフルーティーな白でした。

デザートにはティムちゃんがチーズとポートワイン。
私はイチゴのパブロワとデザートワイン。
コーヒーは無しでお会計は564ポンド。
飲み物を入れなければひとり100ポンドちょっと。
最近のロンドンで雰囲気がよくて美味しいレストランといえば、食べ物だけで100前後というのが相場です。
それにしてもヘストンのパブ(31ポンド)の倍以上という、これまでのフィッシュアンドチップスの中で一番高い(65ポンド)レストランでした(笑)
でも素材もいいし、倍以上美味しかった!


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2026年10月15日木曜日

オックスフォード通り、いったいどうなっちゃうの?

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登録しているので、毎週お知らせが来るロンドン交通局からのメール。
昨日届いたお知らせにびっくり。
今月後半から、ロンドンのオックスフォード通りの大部分が歩道化されるんですって!
写真はウィキペディアから

するかもね、みたいなニュースは聞いていました。
でも、公共の乗り物が利用できない人たちの通りへのアクセスを考えると、実現は難しいだろうと高をくくっていました。

以下はロンドン交通局からのお知らせ。

オックスフォード・ストリートの歩行者専用化

2026年10月26日(月)から、オックスフォード・ストリートのOrchard Street ~ Great Portland Street間が車両通行禁止になります。

通行可能な南北道路

以下の道路はオックスフォード通りを横断可能なままです。

  • Orchard Street / North Audley Street
  • Duke Street
  • Stratford Place / Davies Street
  • Vere Street / New Bond Street
  • Holles Street / Harewood Place
  • Regent Street
  • Great Portland Street

※工事のため一時的に閉鎖される場合があります。

主な交通変更

10月19日(月)22:00から

  • James StreetからOxford Streetへの進入禁止
  • Oxford StreetからGilbert Streetへの進入禁止

10月25日(日)20:00から

  • Portman Street ~ Winsley Street間でバスや一般車両を迂回
  • Binney Streetは双方向通行になります

自転車など

10月26日(月)以降は、以下の利用時に歩行者専用区間を通行できません。

  • 自転車
  • ペディキャブ(自転車タクシー)
  • 電動自転車
  • 電動キックボード

ただし、

  • モビリティスクーター
  • 緊急車両

は通行可能です。

配送車両

深夜0時~午前7時は、配送・荷卸し車両の進入が認められます。

来訪者への案内

  • オックスフォード・ストリートへは公共交通機関の利用を推奨
  • 最寄駅:
    • Bond Street
    • Oxford Circus
    • Tottenham Court Road
    • Marble Arch
  • タクシー・Uberなどの送迎場所が変更される可能性あり
  • 事前にTfL GoアプリやJourney Plannerでルート確認を推奨
ロンドンがマヒしそう。
特にメイフェアやマリルボーンに泊まるなら注意が必要。
そして、渋滞が本当に悪化しそうです。

オックスフォード通りにはたくさんの路線バスが走っています。
 2, 13, 73, 74, 113, 159, 189, 274, N2, N8, N15, N73, N74, N25, N109, N136 のバスはルート変更がされて、オックスフォード通りの車両閉鎖部分に元々あったバス停は変更になります。

慣れるのにしばらくかかりそうです。



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2026年10月13日火曜日

世界遺産のブレナム宮殿に行こう!

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久しぶりにブレナム宮殿に行ってきました。

ここは単なる観光地というわけではなく、本物の公爵家の方々が現在もお住まいのお屋敷です。

その宮殿を包むように広大な景観が広がります。

この後ろ姿はそんな宮殿に努めて約20年というアキコさん。
ブレナムでは、宮殿内はオーディオガイドで観光するのが決まりで、観光の案内をすることを許されているのは宮殿専属のプライベートガイドだけ。
私たちブルーバッジガイドはバックグラウンドのご案内を外でするのみ。
オーディオガイドじゃなくて、一緒に歩いてガイドしてほしい時は宮殿のプライベートガイドを雇うことになります。
日本語ができるのはアキコさんだけなので、彼女をプライベートガイドとしてリクエストすることもできます。

料金はちょっと高い(2026年現在、250ポンド)ですけれど、価値はあるので是非。
ひとりから30人までで同じ値段だから人数が少ないほど割高になる仕組み。
この間そんなアキコさんのガイドを聴く機会があって、一緒に宮殿を回ったのでとても勉強になりました。
彼女が向かっている方向には人口の湖があって、その向こうに有名な木があります。
この木のことは以前紹介しました。
上のリンクの記事中にも出てきます。
ハリーポッターの木。
この写真を撮った時には向こう側までお散歩を楽しみました。
でも今回はお屋敷の中だけ。
それでも2時間くらいかかりましたけどね。

ブレナム宮殿はウィンストン・チャーチルの生家です。

そんな彼の生い立ちにまつわる展示のコーナーも興味深いです。

これ、チャーチルの髪の毛です。
大人の時代の写真や映像しか見たことがなければ、こんなかわいい巻き毛が生えていたなんて嘘みたいですよね(笑)

ウィンストン・チャーチルは絵心があったことでも知られます。
これはあるクリスマスに彼が描いた絵。
たくさんのボトルを開けた記念(笑)
でね、真ん中のグラスに彼自身を描いています。
思い出に残るパーティーだったんでしょうね。

こちらが彼が生まれたお部屋です。
そしてその脇に飾られていた死亡証明書。
せっかくなら場所がら出生証明書の方がよさそうな気もします(笑)

宮殿の昔のキッチン部分から豪華なタペストリーがかかっている装飾のお部屋など見応えたっぷり。

イギリスのお屋敷ならではの呼び鈴!

今でも使われているお部屋がいくつかあるそうです。

お庭も広いので1日がかりでも見きれません。
サッと見るだけでも半日は滞在する価値があるところです。

観光の時間以外に公爵ご一家が実際に使っている部分は写真禁止になっています。
そのためにソファーの位置をずらしたりといった準備も観光の前後にあって大変だそう。

そんなお話もアキコさんから教えてもらいました。

オックスフォードや宮殿があるウッドストックに泊まってのんびり観光がおすすめのところ。
ぜひ足を運んでみてください。



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2026年10月11日日曜日

ロンドンのガイド料金っていくら?

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最近はインターネットのおかげで情報が手に入りやすい。
旅行の各パーツのお値段もわかるようになりました。
飛行機代がいくら、ホテルがいくら、観光地の入場料がいくら、ガイドがいくら。
全部たしたら旅行の費用、そんな風に考えてしまいます。

でもそんなに単純じゃない。
一番大事なプランニングの費用を考えない人が多い。
いつ飛行機に乗って、どのホテルを何泊予約して、そこまではどんな方法で行って、といった行程を考えるという時間や頭脳の費用です。

この間も「旅行会社に頼んだら実際の費用よりも高かった」というお客様がいました。
こんな風に思う人は自分で全部アレンジしてみればその大変さがわかるかもしれません。

例えば私は観光地のチケットを事前購入したりする際には5%の手数料を取っています。
ネットで簡単にできる手続きですが、手間がかかることは確かだし。
予約するためにはその日の行程を決めて、何時にそこへ行くのかも考えないといけません。
ただ、パーセンテージだと無料のチケットの場合に手数料がただなので、来年から無料のチケット用に一定額をチャージしようか考えているところ。
というのも往々にしてそんなチケットの方が予約するのが大変だから。


ところで、夏の間にプロフェッショナルガイド協会で決められた来年のガイド料金が出そろいました。

イギリスの日本語観光ガイドはフリーランスです。
全員。
「特定の旅行会社でよく仕事をしている」とかっていうガイドもいるけれど、基本はひとつひとつのお仕事を契約してお仕事します。
私が知る限り、社員として旅行会社から雇用されているガイドはいません。

なぜかというのは、単純に費用の問題。
雇用関係になると社会保険とか有給とか、いろんなお金がかかりますからね。
コンスタントに必要があればいいけれど、ガイドのお仕事って毎日何人必要といった風に決まっていません。
ロンドン中の旅行会社がひとりもガイドを必要としない日もあれば、同じ日に同じホテルから出発で20人必要なんてこともあり得ます。
アウトソーシングしないといけない職業のひとつ。


フリーランスなので、自分の値段は自分で決めればいいわけですが、ある程度の目安になる金額として、毎年の最低ラインがプロフェッショナルガイド協会から発表されます。

来期(2027‐28年)の外国語ガイド(日本語ガイド含む)の料金は半日が268ポンド、終日が427ポンドとなります。
円に換算すれば半日で5万円ちょっと、1日だったら9万円弱。

もちろん旅行会社を通すとお客様が払う金額はそれよりも高くなります。
それは旅行会社がお客さまやその行程を考慮してアレンジしている安心なガイドだからという理由。
私はお客様から直接予約を受けるだけではなく、旅行会社からお仕事を請ける場合もあります。
日本語ガイド協会に載せている私の紹介写真をイラストにしてみた😉

そんな場合は「みきさんがぴったりだと思います」ということで打診がきます。
直前の依頼でなければ、誰でもいいというわけじゃなく、ちゃんと合いそうな人選をしてるってこと。
旅行会社を通すのが嫌なら、自分でガイドを選んで、何回もメールのやり取りをして、自分にぴったりなガイドを探すという選択もあります。
旅行会社経由の手配はそういった煩雑な手間を省略できる分、割高になります。
旅行という、非日常な場所や時間を共有するガイドとは、性格や価値観が合う合わないで体験値が大きく変わります。
日本語のガイドを探しているならイギリスの公認日本語ガイド協会のサイトを見てみるといい。
たくさんいるのできっと自分にぴったりなガイドに出会えると思います。
自己紹介を読むだけでもバラエティー豊かで興味深い。

もしくは信頼している旅行会社に相談するのもいいと思います。


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2026年10月9日金曜日

プレミアムボンド3年目の結果

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さて、2023年の秋から持っているイギリスのプレミアムボンド。
写真は今回の記事には関係はありませんが、お金の話なので英国銀行(笑)




お待ちかねの今期の結果発表です!
誰も待っていないのは知っていますが、もう毎年恒例ということで(笑)

2025/26年の結果
11月 1つの賞金
12月 賞金無し
1月  賞金無し
2月  賞金無し
3月  1つの賞金
4月  賞金無し
5月  2つの賞金
6月  賞金無し
7月  2つの賞金
8月  賞金無し
9月  賞金無し
10月 1つの賞金

賞金がなかった月が7か月!
そして今期の賞金最高額はたったの50ポンドでした。
去年の1000ポンドと比べると、まったく惨めな結果となりました。

賞金のトータルで年利を割り出したら、何と0.83%という結果になりました。
元金は無事とはいえ、インフレ率を考えるとかなり目減りした計算になります。
初年度が年利換算で3.25%、翌年は6%以上だったので甘くみていましたが、こんな年もあり得るんですね。
もちろん、0.83%あっただけましで、最悪のケースだとまったくゼロの可能性もあるわけです。
どうしようかな。
利子がちゃんと付く定期預金に入れようかな。

今現在、イギリスで普通に預けることができる口座だと、4~5%といった年利が一般的。
だけど、その利子には所得税がかかります。
ま、大した額じゃないけれど、税金を払った所得を銀行に入れて、さらに税金とかって気分的に嫌←利子は所得なんだから仕方ないけど。
そして、インフレ率を考えるとそういった預貯金は魅力があるとは言えない。

というのも利子が無税になるISAの枠が来年から小さくなるので、お金をどこに入れようか悩みどころ。
これまで ISA は年間2万ポンド(約400万円)が無税で利用できたのに、来年からはその額が12000ポンド(約240万円)に減額になります。
その分も含め、リターンを考えると投資に余分に回してもいいんだけど、リスクも伴うし、キャッシュ化のタイミングとかも考えないといけない。
やっぱりある程度の金額は手続き無しでサッと出せる口座に置いておくのが安心。
多分このままずるずると「プレミアムボンドを持ち続けることになりそう(笑)

来年はどんな結果になるのかなぁ?


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2026年10月7日水曜日

お庭拝見!

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みなさんはイングリッシュガーデンってどんなものを想像しますか?
英国式のお庭、その規模によってイメージはずいぶん変わります。
例えば自然な風景を大切にした景観式庭園というスタイルが幾何学で庭を飾るイタリアやフランス式に代わって人気になったのが18世紀。

イギリスでお屋敷のお庭を観ると建物のすぐそばには花壇が中心のお庭が置かれ、さらにハーブガーデンや果物が壁沿いに植えられたキッチンガーデンなどが楽しめます。
それらとは全く別に広い敷地に目をやると、遠くに池があったり、そこに橋がかかっていたり、なだらかな丘が臨めたり、そういった景色が風景式庭園で、ほとんどの場合は人工的に造園されたものだったりします。
規模が大きいので、庭と認識しない人も多い(笑)
具体的に聞いてみると、郊外や田舎の小さなお庭に芝生を敷いて縁にボーダーといわれる帯状に草花を植えたものとか、奥行きのあるお庭の突き当りにベンチを置いて、そこまでの間に植え込みを巡るように踏み石を並べたりして曲がりくねったルートを作ったりとかをイングリッシュガーデンとイメージしている人が多いようです。




イギリスのお庭が観たいというリクエストを旅行会社にあげるとキューガーデンとかウィズリーとかを勧められたりするんですが、お客様が観たいものは一般のお庭だったりするケースが多いです。

自分のお庭と比べたりしたい、一般の個人のお庭を観てみたいってことです。

そんな時に役立つのがNGSのシステム。
NGS というのはナショナルガーデンスキームの頭文字です。
個人宅の美しい庭を一般公開して、その入場料などをチャリティー団体に寄付する歴史ある組織です。

今ではネットでの検索が主になりましたが、以前は黄色い本にリストアップされることが庭自慢の人たちの夢だったりしました。


つい先日もそんなお庭のひとつを訪ねる機会がありました。
この季節には珍しいリクエスト。

ロンドン郊外の、よく手入れされた個人のお庭。
お庭を見せてもらいながらお話ししたり、お茶をいただいたり、素敵な時間を過ごすことができました。

話題に上がったのは気候の変化。
というのも、こちらのお宅では以前は芝生を敷き詰めていた部分があったのを今年の春先に暑さに強いハーブ類を中心にした今のスタイルに切り替えたそうです。
また、鉢植えには全てコマを付けた台座をセットして移動が簡単にできるように工夫してありました。
そういった工夫はお天気に合わせて鉢の位置を柔軟に変える時にとても役立つそうです。

オリーブの木はまだ数年という若さですが、高さを出すためにリングが使われていました。
リングに土を入れることで、地植えなのに高さをかさ増しすることができるテクニックです。

今年はヒートウェーブが何回もあったロンドン。
暑さだけではなく急な寒さに対応したり、粘土層があるために地中の水分があるということも留意しないといけないとか、ただ好きなお花を植えるだけではないんですね。

大きな木の陰にあった、何年もかけて育っていた苔が全てダメになってしまったのが今年一番残念だったこと、だそうです。
そういえば日本の庭師の人たちもイギリスで苔が人気だけど、乾燥して中々育てられないという話を聞いたことがあります。

こういった個人宅は春に観る機会が多いのですが、今回お邪魔したのは秋。
探せば対応してくれるおうちがあるかもしれないので、イギリスのお庭に興味があったらNGS (リンクします)を利用してみるのもいいと思います。





イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





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