2026年5月19日火曜日

知らないおうちのお庭拝見イベントに行ってきたよ!

イギリスといえばお庭!

今週は有名なチェルシーフラワーショーが開催されます。
それには直接の関係はないんだけど、週末にリッチモンドで個人宅のお庭を見学できるチャリティーイベントがあったので観てきました。

イギリスで一般のお宅のお庭を観る機会は NGS(リンクします)を利用する方法があります。
NGS は全国規模です。
それとは別にこういった地域のチャリティー活動のために公開している個人宅もあるのです。

ということでどんな感じだったかちょっと写真を紹介したいと思います。

私はオンラインでチケットを購入しました。
お天気が気になるなら当日購入することもできます。
チケットとの交換(もしくは新たな購入)はいくつかのお庭(すべてではないので注意)もしくは本部として使われているセントマサイア教会で行います。
リッチモンドの丘という立地に加えて高い尖塔があるので、遠くからでもよく見える教会。
中にはお茶とケーキが用意されていました。

この教会のお玄関で予約名を言って受け取ったチケット。
中には公開されているお庭の地図が入っています。
サイトの中の地図は大まかなもので番地などが載っていませんが、これにはちゃんとした住所が記載されています。
そして各おうちの前にはこんな看板が出ているので間違えることはないと思います。


このおうちは自然科学のドキュメンタリー番組で有名なDAさんのおうち。
この通りは素敵なおうちがずらっと並んでいます。
彼のおうちは残念ながら公開されていません。


それではまず一軒目!
公開されているお庭はほとんどが裏庭。
かなり奥行きがあるのを全部オープンにせず、垣根を作ったり、アーチを作ったり、ベンチを置いたりしてわざわざ曲がりくねって進んでいきます。

小さな吾妻やもありました。19世紀中ごろのものだそうです。
シャクナゲが満開でした。

石が敷かれていたり、遊び心があって楽しいお庭でした。
アヤメかな?
きっと他の季節にはまた違ったお花がこのお庭を彩るんでしょうね。
お庭の突き当りはガラス張りのスタジオになっていて、絵をかいたりする場所のようです。
それほど幅はありませんが、いろんな場所から違った楽しみ方ができて素敵だなって思いました。

他にもたくさん写真を撮ったので、また改めてご紹介したいと思います。




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2026年5月17日日曜日

歴史が詰まったお屋敷ホテル、クリブデンハウス


この間すごく久しぶりにクリブデンへ行く機会がありました。
以前は夕方空港で終わるVIPのお客様をランチにご案内することが多かった場所。
ヒースローも近いし、景色もきれい、そしてお料理もおいしいと3拍子揃った場所です。

ここはハリー王子がメガンさんとウインザー城で結婚式を挙げた前夜、彼女がお母さんと泊まったホテル。
入り口はこんな感じです。


中に足を踏み入れると少し暗い。
入って左手の北のドローイングルーム(居間)
こういったお屋敷は明るいと雰囲気が出ません(笑)
暗いのがちょうどいいんです。

お仕事までまだ時間があったのでコーヒーを持ってきてもらいました。
メニューなんて野暮なものは置いてありませんでした(頼めばもちろん持ってきてくれるとは思うけれど)
イギリスでは欲しいものを言って、なければ何ができるのるか聞く人が多いように思います。
日本からのお客様は最初に何があるのかを見てから決める人が多い。(←だからメニューを読む時間がかかる)←さらにみんなが何を注文するのか見てから決める人も多いです。
時間の効率を重んじる日本と、それほどではないイギリスといった構図が逆転する事例のひとつだと私は思っています。

朝のコーヒーを5つ星のホテルで注文すると大体7ポンドから10ポンドというのが最近の相場。
ここは無料でした(笑)
そういったこともよくあります。
ロンドンでも宿泊客のためにロビーに飲み物のセットがあって、泊っていなくてもその関係者だったら好きに飲んでも文句を言われることはないと思います。
私の経験なので、ご自身で判断してください。
気になるなら係に聞けば判断してくれます。

このお部屋にはこのお屋敷に住んでいたある女性の肖像画がかけられています。
ずいぶん久しぶりに来たのに、同じ場所にかかっていて、ようこそって迎えてくれたみたい。

サージェントという画家が描いたナンシー・アスターの肖像画です。
ちょっと顔の部分をアップにしてみましょう
したたかで、気の強そうな女性に見えます。
ナンシー・アスターは女性で初めてイギリスの国会議員になった人。
男性ばかりの世界でいろいろ大変だったと思います。

彼女の政敵だった一人で有名なのはウィンストン・チャーチル。
禁酒を広めようとしていた彼女とお酒が大好きなチャーチルだからそりが合わないのも想像できます。
ナチスドイツに対する考えも彼女のサークルとチャーチルは真逆のものでした。

ふたりが毒舌でやり合ったというエピソードには事欠きませんが、私がいつもご案内するのはある夜の出来事。
いつものようにお酒をたくさん飲んでいたチャーチルとそこにやってきたナンシーとの会話です。
👗「まぁウィンストン、あなたベロベロの酔っぱらいじゃないの!」
✌「マダム、私は確かに今はひどい状態ですが、明日になったら素面になります。ところがあなたは明日になってもひどい(≒見た目がひどい)まんまじゃありませんか」
👗「ウィンストン、もしあなたが私の夫なら、コーヒーに毒を入れてやるわ!」
✌「マダム、もしあなたが私の妻なら、喜んでそのコーヒーを飲むよ」

さて、このお屋敷はナンシーと夫のウォルドルフ・アスター子爵が住んだ場所です。
もう一度お玄関の写真を出しますね。

北にむいた正面玄関です。
屋根の近くにはラテン語で掘られた文字。
POSITA INGENIO OPERA CONSILIO CAROLI BARRY ARCHIT A MDCCCLI と書かれています。
各ラテン語の意味は;
Posita: 建てられた
Ingenio: 天才
Opera: 努力
Consilio: 計画
Caroli Barry Archit[ecti]: 建築家チャールズ・バリー
A[nno] MDCCCLI: 西暦1851年

ということで建てた建築家バリーを讃えたもの。
因みにこのバリーは国会議事堂(ビッグベン)の建築家でもあります。
ネオゴシックの国会議事堂とはえらく違うスタイルですが、火災で焼失してしまった元の建物のスタイルを遺すためのデザインです。

ビッグベンと少しだけ似ている時計塔もちゃんとある(笑)
どう?何となく面影があるでしょう?


こちらがお屋敷本体の設計図。
下の横に細長いのはテラスで、南側の眺望のため。
景色がどんなだか見たい?
ちゃんと写真を撮ってきましたよ!(←さすがブロガーって褒めて!)
もっと晴れていれば水面が青いテムズ川がはっきり見えるんだけど、この写真だとわかりませんね。
お屋敷の周りをぐるっと歩くこともできます。
小さな階段が見えるでしょう?
こんなかわいらしい燭台が飾られています。

このドアの脇には侯爵の私室がありました。
なので、この燭台はそこへ行く階段と侯爵専用のお庭への道を照らすために備えられたそうです。
スタイルは19世紀にイギリスで人気だったエジプト様式で1870-1890年頃に作られたもの。
古代エジプトで奴隷にされていた黒人を象徴しています。
こういったアートはイギリスでは負の遺産として考えられていますが、隠して無かったことにするのではなく、過去を学習して正面から向き合おうという姿勢が取られることが多いです。

この燭台の脇にもそういった内容が書かれた小さなパネルが設置されていました。
パネルに書かれている一部を紹介しますね。
「今日、ヨーロッパの彫刻における黒人の描写は、多くの人々に動揺と苦痛を与えています。私たちは、植民地時代の歴史が私たちの場所の根幹に織り込まれているという事実を検閲したり否定したりするつもりはありません。これらの彫像を含むクリブデンは、国にとって重要なものとして指定されているグレード1に登録されています。そのため、私たちは奴隷制度と奴隷貿易の恐ろしい歴史を認識する形で、これらの彫像を再展示し、再解釈する作業に取り組んでいます。これらの彫像がイギリスと世界の歴史について何を表しているのか、ぜひ考えてみてください。」

週末にのんびり泊るのには少し重い話題かもしれませんが、イギリスのいいところはやっぱり歴史がある建物を普段使っているところだと思います。

ま、この建物は19世紀半ばなので、正直イギリスでは古いうちには入らないんですけどね。

ロンドンの街中を歩いていて建物にラテン語が書きこんであったらぜひ訳してみてください。(AIを使ったり、グーグルレンズで見れば簡単!)
いろいろな歴史がわかって面白いと思います。



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2026年5月15日金曜日

配車サービスで納得いかなかった話

イギリスでは利用している人も多い「配車サービスアプリ」

私も利用することが多いです。
よく使うのは自宅から空港まで。
リッチモンドからヒースローまでは公共の交通機関でもアクセスできますが、配車サービスを使うと時間が半分に節約できます。
加えて車内で書類に目を通したりできるし、他の乗客を心配したり、乗り過ごしたりといったリスクがありません。
その代わり公共の乗り物に比べると費用が大幅に高くなります。

なので利用するときはその両方を天秤にかけて「今日はこっちにしよう」と決めるわけです。

私が普段使っているのは Uber 。
桃太郎君は Uber は高いから他のサービスと使い分けているそうです。
今は本当に何社も配車サービスがありますからね。

私もUber が高いと思ったことはあります。
特に、ロンドンの主要駅や空港から利用した時。
利用客が多い場所や時間だと「あれ、ブラックキャブと変わらないのでは?」ということがあります。
ただ、金額は前もって提示されるので納得して乗るかどうかを決められます。
他には車のカテゴリーが選べるのが便利。
エグゼクティブとかだと車も運転手もいいカンジ。
逆に普通のカテゴリーで結構クセのある運転手さんにあたったこともあります。
なので余裕がある場合はエグゼクティブのカテゴリーを指定する。


さて、本題。

先日、ロンドン郊外から開始、終了というお仕事がありました。
見積もりを出すときに旅行会社から「経費込みで出してほしい」といわれました。
これは英系の旅行会社ではよくあること。
「xxポンドくらいになると思います」だと、実際の費用と違ってくることがありますからね。
他にも「意外に時間がかかったので、見積もりには出しませんでしたがオーバータイムが付きます」とかも困りもの。
法人のお客様によくあるのが「見積もりにすべて含めて、追加請求は無し」というスタイル。
今回は「行きはタクシー、帰りは公共の乗り物」で予算を割り出しました。
受注した後、公共の乗り物でどうやって行くのがベストかなと思って調べてびっくり。
リッチモンドから3時間近くかかると出てきました。
「そんなわけはない、きっと何かの間違いでは?」
そう思っていろんなルートを調べたのですが、最短2時間半。
失敗したなぁ。
でも公共の乗り物の前後にタクシーを使うと1時間半程度で行けることがわかりました。
かかる時間と価格もハイブリッド(笑)

当日、行きは自宅から Uber 。
チップを入れて80ポンド。
無事にお仕事が終わって、さて自宅まで3時間はちょっときつい。
そこで桃太郎君と話した後に調べていた 他社のアプリ(念のためにダウンロードして支払いカードも登録済み)を開けてみると30%オフのキャンペーンをやっていて、自宅まで46.70ポンド。

もう乗るしかないですね。
チップを入れても50ポンドちょっと。
そこで車を手配しました。
そうしたら15分ほどで来るとの案内。
でもすぐに「ドライバーがキャンセルしたので他のドライバーを手配します、もうしばらくお待ちください」とのお知らせ。
加えて「プライオリティーサービスを利用するともっと早く5分ほどで配車できます」
でもね、金額は95.11ポンド。
自分が楽に帰りたいだけで急いでいるわけではありませんから「プライオリティーサービスを利用します」ではなく「金額を重視して長く待つ」方を選びました。
やがて運転手の名前と車種の情報が来て、それから10分ちょっとで車も来たので自宅まで楽チン。
アプリによれば40分で到着だそう。
どのルートで行くのかなと思ったら高速を少し利用して一般道に降りる最短ルート。
のんびりバックシートで寛いでいたら、思っていた場所で高速を降りずにどんどん行きます。
「次のジャンクションまで行ってそこから降りるのかな?」
いいえ、結局かなり遠回りにはなりますが、高速を最大限活かしたルートで距離は倍くらいですが、時間は1時間10分ほどで自宅に到着。
思っていたよりも時間がかかったけれど、無事についたことだし、チップはいくらにしようかな、そう思ってアプリを開けたら請求額が95.11ポンド。
もうびっくり。
同時くらいにクレジットカード会社からのお知らせで「さきほど要請があった45ポンドの支払いはあなたがしましたか?」
カードのアプリでチェックすると 配車アプリからのオリジナルである46.70ポンドがまず請求されていて、次いで45ポンドちょっとが請求されていたので「これは私ではありません」と返すと「ではこの請求は却下します」という返事がカード会社からありました。
数分後に調べると、45ポンドの代わりに95.11ポンドの請求が元々の46.70ポンド弱と並んで請求になっていました。

何の冗談かと思って 配車アプリ のカスタマーサービスに連絡したら、それはご不満でしょう、でもこの金額には不審な点はないという返事。
なので事のあらましを簡潔に説明したら「私には返金の権限がないので上につなぎます」となって、これで大丈夫かと思ったら甘かった。
「46.70ポンドというのは事前決済許可の金額で実際の引き落とし額ではないこと、この時間は忙しかったので結局は95.11ポンドが正しい金額であること、なのでこの金額には問題がないから返金はできません」と返ってきました。
「でもプライオリティーサービスは断って、長く待つ代わりに提示の低い金額を重視するを選びました」といっても「プライオリティーサービスを断ったこととは関係なく、需要と供給のダイナミック価格なので金額に問題ない以上返金はできません」の一点張り。
その後はいくらコンタクトしても自動返信サービスのセリフが返ってくるばかり。

酷いと思いませんか?
過去に Uber で遠回りをされて思った以上の金額になったことがあったのですが、カスタマーサービスに連絡したらすぐに差額を返金してくれたことがあったので、きっと この会社も同じような対応だと期待していたら全く違いました。

こうなったらクレジットカード会社に連絡して差額を返金してもらおうと思います。
イギリスではクレジットカードでの支払いがオンライン上の取引の場合、納得できないものに関して払い戻しを請求できる制度「チャージバック」があります。

それにしても私の文って長いですね。

ここまで読んでくださった貴重な読者の皆さんにちょっと耳寄りな情報←そんなに大した話ではない(笑)
ネットで同じ配車サービスの請求に不満を持つ人たちの経過を検索した時に出てきた情報なのですが、イギリスの消費者法の中にセクション75(リンクします) というのがあって、これによると100ポンド以上3万ポンド以下のカード請求額に問題がある場合(未受領品、不良品、供給業者による虚偽表示、または会社が倒産した場合など)はクレジットカード会社も責任を持つというものです。
つまりこの法律によって返金を求めることができるというもの。
(上に書いたチャージバックとはまた別)

請求は通常オンブズマン(リンクします)に苦情の申し立てをするというルートですが、普通はセクション75に沿って手続するといえば(特に少額の場合は)その時点で返金されることが多く苦情の申し立てまで行かないケースがほとんだだそう。

残念ながら私の請求額は100ポンド未満なのでセクション75は使えないのですが、カード会社の返金がスムーズにいかなければオンブズマンに苦情を申し立ててみようかと思っています。

正当な金額との差の50ポンド程度のことで時間をかける価値があるかどうかは微妙(というか、時給で考えるとありえない)のですが、お金じゃなくて筋を通したいんです。

ま、でもこの一件のおかげでセクション75のことなんかも知ることができたし、ブログの記事にもなったので(←そこ?)まあ気分的にはかなり落ち着いているんですけどね。
Bolt のカスタマーサービスとのやり取りはスクリーンショットに残してあるし、のんびり対応したいと思います。

とりあえず件のカスタマーサービスのチャットには「オンブズマンに苦情を出す」とメッセージしました。
そしたら5分くらいでビジネスチームから返事がありましたが、今度はダイナミック価格ではなく、私が95.11ポンドの料金を承認したと言ってきました。
だから返金はできないって。
アプリの操作はスクリーンショットしない限り手元に情報が残らないので言われ放題。
私が許可した金額が46.70ポンドなのか、95.11ポンドなのかも担当者によって意見が違うみたいだし、配車サービスとのやり取りはあきらめて、クレジットカード会社に申し立ててみました。

カード会社のカスタマーサービスで事情を話したら、手続きは決済の2週間後にアプリから自動で申し込みできるそうです。
そして手続きには1か月くらいかかることもあるそうですが、話した内容から「まず問題なく返金されると思います」と教えてもらえました。

あ~よかった。


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2026年5月13日水曜日

蒸気船に乗ってみたよ!

テムズ川ではいろんな船を見ることができます。

そんなひとつに木造の蒸気船があります。
名前はウィンザー・ベル号。
何と、現在でも乗船できるというカテゴリーではイギリスで一番古い木造の蒸気船。
今でも石炭で動いているんです。

先日そのウィンザー・ベル号に乗船する機会があったので、ちょっと紹介したいと思います。
小さく見えますが、これで60人乗りですって。
客室はいくつかあって先頭の部分はこんな感じ。

こちらはエンジンルームです。
中に白いつなぎを着たエンジニアがいるのが見えます。

私はお客様と30人弱といった人数で1時間半ほどのクルーズを楽しみました。
ロンドンを西に少し出たところ。
テムズ川の景観の素晴らしいエリアです。
鳥の声が聞こえて、それ以外はとても静か。
お船の中にはお手洗いもあるし、飲み物や食べ物もアレンジできます。
チャーター船なので、コースもお好みで。
ただ、速度は非常に遅いです。
例えば車だと10分くらいの距離が蒸気船だと1時間(驚)
テムズには水門がいくつもあるので、そういったものもコースに含めると興味深い。

これはボルターズ・ロックという水門に入ったところ。

ボルターというのは製粉業者のことで、このエリアに製粉所があったことにちなみます。
この建物があるのはテムズの中の島の部分。

今向いているのは進行方向の逆。
階段が見えるでしょう?
そのわきに門があるんですが、それが今から閉まります。

写真の中央のグレーの部分が門なんです。
門が閉まりました。
写真左手の川の縁の水面を見てください。
縁すれすれまでお水があります。

お船のロープをしっかり持っている船長さん。
これからこのロック内の水の量がどんどん減って1.5m以上水面が下がるんです。

さっきの門の中央あたりから水が漏れているのが見えますか?
縁ギリギリまで水があったのに、ずいぶん下がったのも見えますよね?
門の向こうの水面はさっきから変わっていないので、そこから水が漏れ出ているのです。
この後は進行方向側の門が開いて、この低い水面のまま進んでいきます。

この水門での作業は全部で20‐30分くらいだったと思います。
外から操作を見たことはあったけれど、お船の中からロックを体験したのは初めてだったので、とても興味深かったです。

イギリスの季節はこれからこんなのんびりした景色を楽しむにはぴったりの時期です。

チャーター便を手配するのは大変だけど、定期運航しているお船に乗ってみるのもいいかもしれません。




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2026年5月11日月曜日

フィッシュアンドチップスの最高峰?

「有名な英国料理は何?」と聞かれると「フィッシュアンドチップス」を挙げる人も多いと思います。

私もいろんなところでフィッシュアンドチップスを食べた経験があります。
レストランだったり、ヴァンのテイクアウェイだったり、専門店だったり、もちろんパブでも。

先日、イギリスの著名シェフ、ヘストン・ブルメンタール(Heston Blumenthal)が手掛けるガストロパブ「ハインズ・ヘッド」に行く機会がありました。
こちらがそのパブ、ブレイというテムズ川沿いの小さな町です。
ハインズヘッドというのは雌の赤鹿の首という意味。
看板もその通り。

一応はパブという括りですが、レストランとしてご飯を楽しむ人の方が多そう。
だってミシェランの星を持っていますからね。
ここの名物のひとつが英国料理の代名詞「フィッシュ&チップス」
ということで注文してきましたよ!

Chunky Chips & Fish £31 (2026年5月初頭のレートで約6600円)
もちろんこれに飲み物やサービスチャージが加わるので、予算は一人当たり1万円近くだと思って差し支えないと思います。

さて、でてきたのはこちら。


おぉ~、ちょっと角度を変えて撮ってみましょう(笑)
ソースは右からカレーソース、タルタルソース、そしてマッシーピー。
衣が本当にカリッカリそうなのが写真でもわかりますよね。
チップスの左手にはアトマイザーみたいなものが見えます。
これはオニオン・ヴィネガーだとウエイター君からの説明。

チップスとかお魚に振りかける用。

イギリスでは揚げ物にヴィネガーをボトルからジャブジャブかける人も多い。
でもそうするとせっかくのカリカリの衣が湿ってしまいます。
だからスプレーで吹きかけるというアイディアだと思う。

さすがミシュランの星を取るだけありますね!

さて、ではお味はどうだったか。

あくまでも私の個人的感想です。

衣はザクザクといった感じです。
サクサクではない。
何が違うかといえば、フォークを刺してナイフを入れると衣が割れる。
なので食べるのに苦労しました(笑)
衣が剥がれてしまうんです。

フォークですくうようにすれば食べられますが、一口分をフォークで普通にサクッと食べるのが難しかったです。←単に私が下手なだけかもしれません(笑)
お魚はハドックだと思いますが、メニューには特に記載されていません。
タラではありませんでした。
レストラン業界の人に聞いたことがあるのですが、フィッシュアンドチップスのメニューにお魚の種類を書かないお店は、その時々で安く手に入るお魚が変わるためだそうです。

中の火の通りはちょうどいい。
今回のお魚はホロホロした食感なので、これもちょっと食べにくいです。
ということで衣とお魚がボロボロになってしまいました。
このメニューはお魚よりも衣が主人公って感じの仕上がりで、しかもその衣が油っこくて私の好みではありませんでした。
でもチップスはホクホクで美味しかったです。
ロンドンで食べられるフィッシュアンドチップスの方が、私には合うようです。




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