鴨の卵

最近イギリスでは鶏以外の卵が流行っています。
デジタル放送だと100近くのチャンネルがあるので、どこかで必ずお料理の番組を見ることができます。
勿論お料理専門のチャンネルもあって、暇なときなどは結構長時間見てしまいます。
土曜日の朝はBBC1でサタデーブレックファストという番組があって、ゲストの有名シェフが卵3つを使ったオムレツを作るというコーナーがあります。
スタートからお皿に乗るまでをストップウォッチで計って、その記録がボードに残りますからみんな必死です。
仕上げまで構っていられないので、見た目もあまりよくないオムレツが殆どですが、1分半くらいで出来ちゃいます。
そのコーナーでも何人かのシェフが、鴨やガチョウの卵で作ったオムレツの話をしていました。
好奇心旺盛な私は早速ウエイトローズに出かけて買ってきました。
写真は鴨の卵とふつうのMサイズの鶏の卵です。
随分大きいでしょう？
ガチョウの卵は買いませんでしたが高さは10センチくらい。
なんだか大きすぎて、気持ち悪いのが買わなかった理由です。
ピキピキっと割れたところから、恐竜の赤ちゃんが出てきそうな大きさです。
ゴジラの映画に出てきたみたい。
卵の味は、というとゆで卵は鶏の卵よりも少しだけ「淡白なのに甘みがある」ように思いましたが、気のせいかもしれない、というぐらい些細な差です。
桃太郎君は｢好きじゃない｣とは言ったもののちゃんと残さずに食べました。
食感はゆで方にもよると思いますが,歯ごたえが鶏の卵ほどない感じでした。
オムレツにしたら桃太郎君は気付かず食べてしまいましたから、差はあまりない模様。
値段も鴨の卵が1.98ポンド、鶏の卵が1.89ポンドと大して変わらないし、大きさの分だけお得感があります。
うちではよく桃太郎君が味を見ます。
違うブランドのミネラルウォーターなんかも味がわかりますし、コーラの種類もブランドだけでなくボトルかどうかまで当ててしまいます。
子供の味覚って鋭い。