2014年9月28日日曜日

イギリスのケーキ

この間、オクスフォードのマーケットに行きました。

お客様をオクスフォードにご案内差し上げる時、各カレッジも面白いのですが、市場の中とか、生活感のある場所に行ったりするのもおすすめ。

お肉屋さんやお魚屋さんを覗いて、普段食べているものの説明なんかします。
この間も「意外にたくさんのお魚が売られているのね」と、びっくりされました。

ケーキ屋さんもあります。
お誕生日のケーキとかはマジパンやアイシングでデコレーションされています。
特別注文なんかもできるみたい。

右下のいちごのデコレーションには
「お母さん、おたんじょうびおめでとう」って書いてあります。

ハンドバッグの形のケーキもかわいい。

よく見たら、ルイヴィトンのタグが付いている。

凝っていますねぇ。

 で、さらによく見たら・・・
「おたんじょうびおめでとう、さおりちゃんへ」

ルイヴィトンが好きな子なんだろうなぁ。
留学している子なのかなぁ?
ホストファミリーのお母さんが注文とかしたのかしら?
それともお友達が注文したのかな?

イギリスに遊びに来たら、ぜひマーケットにもよってみてくださいね。
面白いものが見つかるかも。




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2014年9月25日木曜日

カーディフ城

カーディフ城はカーディフの駅から徒歩で10分くらい。

そしてカーディフの駅へはロンドンから2時間。
なので、十分日帰りが可能です。


駅からまっすぐショッピング通りを北上すると、お城の入り口。
各国語でウェルカムって書いてある。
このところ中国語に押されがちで、日本語を見ることがない場所も多いけど、
ここにはちゃんと日本語で「ようこそ」って書いてある
・・・・・・・はずだけど。


あれ?
よっこそ???

そりゃないでしょ~と思ったら、「う」の上が取れているだけみたい(笑)

門をくぐると何となくウォリック城みたい。
この中は自由に見てもいいし、ガイドとまわっても楽しめます。

ビクトリア時代に改装された、豪華絢爛なお屋敷の部分がステキ。
これはアラブの部屋の天井。
わぁ~ってため息が出ちゃう。

豪華なのもそのはず。
ここはカーディフを作ったといっても差支えない、ビュート侯爵のお気に入りの部屋。
 ビュート侯爵は石炭のための港をカーディフに作って、大金持ちにおなりました。

これなんかは子供部屋。
おとぎの国の登場人物がちりばめられています。
 真ん中の赤ずきんちゃん、わかりやすいでしょう?


じゃあこれは?
木と鳥しか見えないでしょう?
実は見えない王子様がいます。

ちょっと赤でラインを引いてみますね。
ほら、見えたでしょう?


ちゃんとバスルームもあります。
シンクの手書き模様もステキ。

もちろんお手洗いも水洗。
小さな丸いところにある、レバーを引くそうです。

 屋上まで来たら、ちょっとしたお庭の空間。
 今はありませんが、当時はたくさんのハンギングバスケットがきれいだったそうです。
このおさるさんは、ダイニングルームの壁にありました。
お口にくわえている木の実が、実はベルになっているのです。
プライベートでご飯を食べたいとき、用があるときだけ召使を呼んだそうです。

所要時間は1時間半強です。






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2014年9月21日日曜日

クリフトンつり橋からの眺め

 さて、先週からブリストルの見どころをいろいろ紹介しています。

ブリストルの街(リンクします)
SSグレイトブリテン(リンクします)
ブリストルの渡し舟(リンクします)

ということで、今日はブリストルの西端にある、クリフトン吊り橋を紹介します。

これは橋のすぐ近くにある記念碑。
高さや長さといった情報が刻まれています。


こんな橋が、エイボン川の谷間を跨ぐように架けられています。
どれくらいの谷かというと…


こちらがブリストルの町側。
 そんなに大したことない?


 じゃあこっちは?
 小さな車が見えますか?
橋の高さは、あのレベルから、75メートルくらいかなぁ?


こんな角度のほうがわかりやすい?
高台の上にあるお城のようなものは天文台だそう。
 下にある、黄色いバルコニーが、物見台。
怖そう!!


これはこの間紹介したブルネルが設計しました。
鋳鉄でこんな橋を造っちゃうなんてすごい。
 まだ若かった時に、設計のコンペがあって彼のデザインが採用されたそうです。
ちょうど、ロンドンでハンガーフォード橋をかけ替えていた時だったので、その廃材をリサイクルして、費用を安く抑えることに成功したそうです。



さて、この橋は昼間見てもきれいですが、夜もステキ。
こんな夜景が楽しめます。


お食事しながら見るのもロマンティックでしょう?

ちょうどそばにホテルがあります。
そこのレストランのテラスから見てもいい。

これは、前菜で食べたホタテ。
普通は3つくらい並んでいるけど、ここは二つだけ。
まぁ、量的には文句はないけど。
普通よりもちょっと大きかったし。


メインにはシンプルにステーキを頼みました。
ミディアムレアって頼んだんだけど、ちょっと火が通りすぎだった。
好みのものより1グレード下げて注文したほうがいいかも。

ご一緒させてもらったお客様のフィッシュアンドチップス。
地ビールで衣を溶いているので、カリッとおいしく上がっていました。


帰りは下りの坂道をてくてく25分くらいかけて歩いて中心まで戻りました。



 これはその途中で見かけた看板。
どこでもジャパニーズスシが人気のようですが、フィッシュ巻きかぁ・・・。




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2014年9月19日金曜日

渡し舟に乗ってみよう!

 ブリストルは貿易の町でした。

昔、フランスからワインがこの国に運ばれてくる時は、ボトルではなくて樽のまま。
ボルドーからブリストルに入ってきて、ここでボトルに詰められたそうです。

イギリスで一番長いセバーン川から、エイボン川に入ったところにあるのがここ。

ストーンヘンジの石だって、ブリストルを通過していったんです。
動力が限られていた時代、重いものは水の浮力を利用して運ばれました。

ブリストルはそんな歴史があるので、川のあちこちに船着き場があります。
単純に渡るだけのものもあるし、少し遊覧気分を楽しめるものもあります。

街の中心からゆっくり西に歩いていくと、SSグレイトブリテン号が見えてきます。
 この辺りには橋がないので渡し船が一番。
10人くらいは問題なく乗れる小さな舟。
一人1ポンド弱。
 川沿いにはいろんなスタイルのおうちが建っています。
あっという間に着いてしまいました。
SSグレイトブリテンの中はすごく見ごたえがあります。
1時間くらいあっという間に経っちゃうので、余裕をもって行った方がいい。
お土産屋さんとカフェもあります。

SSグレイトブリテンのお土産物屋さんでティムちゃんが買ってくれたテディ。
お船だけあって、救命胴衣を着けています。
これは、ちゃんと脱げるようにもなって入れ、感心しました(笑)
 いっぱい置いてある中からティムちゃんがかわいいのを選んでくれたんだけど、後でよく見たら顔に小さなシミがついていたので「スポット」と名付けました。

お船の見学が終わった後は歩くのが面倒だったので町の中心までお船に乗りました。
 渡るだけのものよりはちょっと大きめ。
ブリストルの中心まで行く船で、SSグレイトブリテンから10分くらいかな?
このお船は1ポンド50ペンスでした。
 中心に近づくと川沿いにたくさんのレストランやバーが並んでにぎやかになってきます。
 疲れて休憩中のスポット君。
渡し舟、ブリストルでお勧めの交通機関です。



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2014年9月17日水曜日

世界初のスクリュー船でコスプレを楽しむ

さて、ブリストルの観光名所、一つ目はSSグレートブリテンです。
これは、世界で初めて作られた、蒸気スクリュー船。
有名なエンジニア、ブルネルが設計したもので、ビクトリア時代。
オーストラリアに移民した人たちが利用した時代もあります。
当時、最も大きく最も早い船だったわけです。

それでもいつか船の寿命はやってきます。
修理をしながら100年近くも活躍しましたが、晩年には長い航海には耐えられないということで、アルゼンチン沖で浮かぶ倉庫として使われていました。
フォークランド諸島沖で錆びれるままになっていたのを、造船されたブリストルまで、8000マイルかけて運んできたのです。

今ではブリストルのドライドックに保存されていて、船全体が博物館になっています。
ドライドックに保存なので、水面下で見えないはずの部分までよく見学できます。

お船の博物館ということなら、ロンドンのベルファスト、グリニッチのカティーサーク、ポーツマスのヴィクトリーなどが知られています。

ヴィクトリー号の記事(リンクします)

ここはそれらと同じくらい興味深く楽しめる場所。
ブリストルの観光では一番のおすすめです。
SSグレートブリテンの博物館(リンクします)

お船の中がどんなだか再現されているので、雰囲気がよくわかります。
これはキッチン。
これは何のお魚かなぁ?
軍艦ではなく、人を運ぶための船として作られたので、お部屋の部分も面白い。

1等、2等、3等まであったんですって。
船客の日記や資料を元に再現されています。

これは2等の船室。
共同のお風呂やトイレもあります。
 トイレのドアのひとつは開けようとしたら、中から声がしました。
10センチくらい開いたところで、「ちょっとすいませんが、」って英語で。
人が入っているのかって思っちゃいますが、これは冗談の仕掛けです。
イギリス人って本当にユーモアが大好き。

 こちらは1等船室の保健室。
 1等船室は窓のあるお部屋なので開放感があります。

デッキも広々して眺めがいいです。
川沿いにはかわいいおうちがたくさん。
 立派なマストも立っています。
そして、なんとここに一般の人が登ることができるのです。

もちろん命綱付き。
歩いている人、見えますか?
最近始まったサービスのひとつで、まだ誰も落ちて死んだ人はいないそうです。
 冗談を交えて、さらっと係員が教えてくれました。

中ではエンジンが動いている部分もあって、そこも人気ポイントです。

船室のベッドに寝転んでみたり、その当時の服に着替えて見たり、いろいろ体験できるのもここのおすすめポイント。

ビクトリア時代の服や小物もいろいろ用意してありました。
似合うかな?
 「ちょっとティムちゃん、何してるの~」と声をかけたら・・・。
 色々な帽子を試していました(笑)
大人も子供も楽しめます。

お船の周りにも当時のドックを彷彿とさせる小道具がいろいろ。

図書館もあって、イギリスが誇るブルネルの資料なんかも揃っています。
2016年までには、ブルネル博物館として、さらに深くブルネルのことを勉強できる場所にする予定だそうです。






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