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2週間ほど前、私たちの住んでいるフラット(イギリスでは集合住宅のことをこう呼びます)の下の階の住人から水漏れについて問い合わせがありました。
私たちの下の階に住んでいるのは年を取った一人暮らしのおじいさんで、最近あまり体調が良くないらしく、普段はフランスに住んでいる娘さんがしばらく世話をしに来ています。
その彼女からバスルームを水浸しにしたことがあるか聞かれたので、もう20年くらい前に一度お風呂の水をあふれさせたことがあるけど最近はないと答えました。
彼女のバスルームの壁に水漏れの後があって、少しずつコンスタントに漏れているのか、古い水漏れの跡なのか、それとも最近のものなのか気になったということです。
間取りは全く我が家と同じなので、漏れているとしたらバスルームから。
我が家ではそんな気配はないので、もしかしたら階の間のパイプかもしれません。
先週、管理会社の人が手配した配管工がやってきて、我が家に落ち度がないか調べに来たのですが、なんと、私たちのトイレの給水タンクのパイプから水漏れがあることがわかりました。
イギリスでは調べた結果を伝えるときに面白い言い方をします。
「良いニュースと悪いニュースがあります」がよく聞かれるフレーズ。
時々、「悪いニュースとさらに悪いニュース」「悪いニュースと最悪なニュース」にとって代わることがありますけどね(笑)
今回は調査の結果、
「悪いニュースはあなたたち(つまり私のフラット)の給水タンクからの水漏れなので、責任は私たちにあること」
「良いニュースは漏れている水はきれいな水なので、階下の人たちに水漏れ以外の被害がないこと」
だそうです。
我が家のバスルームは、トイレの給水タンクがタイルで覆われた壁の向こうにあるので、普段は全くアクセスができません。
なので今回の水漏れにしても、調査に来てくれた配管工の話では、前回リフォームした時の仕事ぶりが良くなかったのが原因じゃないかとは言われましたが(実際その可能性は高いのですが)その時の業者を見つけて文句を言うほどの確証はないようです。
頼りになるブログの記録(笑)によると、前回のリフォームは2015年の8月。
今回は自分たちで配管工をアレンジせずに、フラットの管理会社が利用している業者用の会社にすべて任せることにしました。
先週その会社のタイル職人さんがきれいにタイルをはがして給水タンクへのアクセスを確保してくれて、今日は配管工が給水タンクを取り換えてくれました。
明日はまたタイル職人さんが来て、タイルをもとに戻してくれて作業終了の予定です。
リフォームの時にこういった問題が起こった時に利用できるように余分なタイルを購入したはずなのですが、どこを探しても見つけることができません。
最悪全く違うタイルをアクセントカラーのように使うしかないかと覚悟していましたが、さすがプロの職人さん。
タイルを1枚も割ることなしに、きれいにはがしてくれました。
なのでそのまま再利用できそうです。
タイル職人さん、明日は8時に来てくれるということなので、久しぶりに早起きしないと(笑)
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