先日、桃太郎君が住む、エディンバラへ行ってきました。
ロンドンからエディンバラへは、飛行機と鉄道が一般的な方法です。
私は飛行機が嫌い。
しかも秋なんて、風が強い日もあるだろうし、迷わず鉄道をチョイス。
でも、正直なところ、エディンバラは飛行場が町から近いし、リッチモンドからヒースローもすぐだから、急いでいるなら飛行機の方が便利そう。
鉄道だとロンドンのキングスクロスから特急で4時間半ほどです。
さて、イギリスの鉄道、高いとの評判ですが、早割があります。
乗車3か月ほど前からチケットが売り出されます。
当日切符で乗車時間の制限なし(ピークの便でも乗れるもの)だと普通で片道£151.50。
ファーストで同じ条件だと£237.00。
これが早割だと、普通で£20前後、ファーストでも£50前後で手に入ります。
ラッキーだと直前でも割引切符が手に入ります。
(条件は鉄道会社の規定によります。購入可能なのは発車の15分前から前日の夕方まで幅が広いです)
イギリスの鉄道は車両が指定車と自由車に分かれていません。
同じ列車に混載です。
そして、指定席の方が安いのが普通。
これは自由度が低くなるから。
座席の上に小さな紙のカードが刺さっているのが分かりますか?
これが予約票。
窓の上に電光掲示が出る場合もあります。
これがある席は指定席、なければ自由席ということ。
なので、空いているところに座ることも可能です。
予約票の下のグレーの部分、今回ブログの記事にするためによく見てみました。
そしたら、この票を座席から抜いたら200ポンドの罰金と書かれていました!
そして、この票がある席に許可なく座ったら50ポンドの罰金らしいです!!
知らなかった~。
割り当てられた席が嫌で、自分の予約票を抜いて、別の席に座る人を良く見かけます。
抜くのはまだまし。
そのままにしていたら、空席なのに予約済みと思わせてしまいます。
混んでいる時には、傍迷惑な行為です。
さて、早割切符はお得なのですが、規制があって予約した列車にしか乗れません。
乗り遅れたらアウト。
発車前なら有料で変更できます。
割引切符をさらにお得にするのがレイルカードの存在。
イギリスにはいろんなレイルカードがあって、有料ではあるものの、割引が受けられます。
1回使えば元が取れるものも。
例えば今回利用したのは「二人で一緒カード」
その名の通り、二人一緒に乗るときに割引があります。
このカード1枚で、二人分の切符が1/3割引きになるというもの。
カードは30ポンドなので、エディンバラに1往復で十分元が取れました。
これ以外にもシニア、若者、家族と友達、色々なカードがあります。
割引率や利用できる区間などは、各カードによって違います。
ロンドンの1日乗車券が割引になるカードもあります。
オンラインで切符を買う時には、レイルカード番号は聞かれません。
乗車時の提示がない時も多いですが、携帯は義務付けられています。
さて、こちらがオンラインで購入して、自宅でプリントアウトした切符。このまま列車に乗れます。
自動改札は通れないので、開いているところからプラットフォームに入ります。
開いているところがなければ、係員に切符を見せて通してもらう感じです。
ファーストのいいところは、ゆったりした座席と、飲み物付きの食事サービス。
今回乗ったのはヴァージン鉄道。
ヴァージンは朝ごはんがおいしいのですが、残念ながら11時まででおしまい。
それ以降、ブランチ、ランチ、夜にはディナーと内容が変わります。
こちらは、イギリス名物ソーセージロール。
ファーストクラスだけあって「贅沢な」と肩書付き(笑)
お肉たっぷりで、サクサクのパイに包まれています。
なかなかおいしいソーセージロールでした。
こちらはモロッコ風のラム。
クスクスとヨーグルト添え。
量が少ないのに結構閉口しましたが、美味しかったです。
こちらは地中海風のチキン、ティムちゃんは甘すぎると言って、かなり残しました。
飲み物はソフトドリンクはもちろん、ビール、ワイン、ウイスキー、ジンなどがあります。
欲しいと言えばいくらでも持ってきてくれますが、聞きに来てくれるタイミングはうまく間が開いています。
ワインは飲めないくらいひどくはなかったけど、美味しくもありませんでした。
ヴァージンの場合、食べ物のメニューは週替わり。
ウェブでチェックできます。
注意が必要なのは、週末のサービスは期待できないこと。
ファーストに乗るなら週日の方がいいサービスです。
皆さんも割引を利用して、イギリスの晩秋を楽しんでください。
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