2013年2月28日木曜日

ロンドンのラーメン事情

 かねてから、評判を聞いていた Bone Daddies  (リンクします)に行ってきました。

最近ロンドンではラーメン屋さんが次々とオープンしています。

少し前だけど、麺屋一点張(リンクします)も記事にしました。
評判はまちまち。
私は、一点張は汚いし、おまけにまずいと思います。
私の体験が例外だったわけではないことが、友人からの報告でも明らか。
でも、それほど悪くないと思う人もいるみたい。

Bone Daddies は、内装もきれいだし、おしゃれでキッチュな感じです。

ウェイティング・スタッフも愛想がよくて合格。
レビューでもサービスがいいって書いてあった。

さて、それじゃあお味は、というと・・・
これ、友人のF ちゃんが頼んだ豚骨ラーメン。
TONKOTSU RAMEN
with spring onion, chashu pork
(20 hour pork bone broth)
£ 11

20時間煮込んだ豚骨スープだって。
これ、見た時に、「こっちを頼まなくってよかった」って正直思いました。
だって、ものすごくギトギト感・・・。

スープを味見させてもらったけど、ちょっと苦手な味でした。
デモね、九州のお友達は、ここスープが最高って言ってたから、好みの問題だと思う。
でも、F ちゃんも私も九州出身じゃないし(笑)

 こっちはしょうゆラーメン
SOY RAMEN
with mizuna, onion, nori, chashu pork
(chicken bone broth)
£ 9

こちらもかなりこってりのスープ。
あっさりタイプが好きな人は、止めた方が無難です。

麺はふつう、良くも悪くもない。
逆にチャーシューはただのローストポーク。

日本風の焼豚を想像していると、ちょっとちがうかも。
豚バラをロールにしてローストしてあるのかな?

意外においしかったのはたまご。
おでんの卵みたいなんだけど、ちょっと半熟。
どうやって作ったのかちょっと気になる。


これは今日のお勧めで見つけた、パドロンペッパー(スペインのしし唐)
ウェブのメニューには載っていません。
確か、6ポンドくらいだった。
ま、まぁまぁかな。

 サービスも速いし、回転を見込んだメニュー。
だからおつまみで長居しないように配慮なのか、一品料理はたくさんありません。

これはテーブルの上のセット。
お箸は竹製?エコなんだと思う。
意外に高級感があっていいかも。
常備されているのは、すりゴマ、ラー油、おしょうゆ。
そして、白い蓋のビンの中ににんにく!
これは、ガーリッククラッシャーで、そのままお皿にってカンジみたい。
もうひとつの敏にはヘアゴムが入っていました。
髪をしばって食べなさいってことだと思う。

結論、おしゃれだし、話題にはいいと思うけど、味は私の好みではありませんでした。
でも、こってりが好きな人にはいいと思います。

ロンドンのラーメン屋さんでは、ナゴミのラーメンが今のところは一番私好み。



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2013年2月26日火曜日

チャリティーウォーク「子供と歩くロンドン」



恒例のチャリティーツアーのお知らせです。

在英の方ややロンドンに滞在予定のお友達にお知らせ下さるととってもうれしいです。





3月17日 日曜日 子供と一緒に歩くロンドン 11:00~12:30

  • 集合場所 地下鉄テンプル駅 
  • 「あれはなに?」「これはどうして?」そんな角度からロンドンを歩いてみます。 
  • 子供のココロを持った大人のみの参加も大歓迎です。 
  • 子供のみの参加は受け付けていません。
  • 解散場所はセントポール大聖堂を予定しています。
  • 歩く距離は1.5マイル程度、歩きやすい靴でお越し下さい。 
  • このウォークは階段が何箇所か含まれます。

日本語ガイド協会のページ(リンクします)でその他のツアーの予定もご覧下さい。

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2013年2月22日金曜日

チャリティーツアー「けいおん!」聖地ウォーク

恒例のチャリティーツアーのお知らせです。

在英の方ややロンドンに滞在予定のお友達にお知らせ下さるととってもうれしいです。

私のツアー以外にも、たくさんのツアーがあります。
JRTGAのサイト(リンクします)でチェックして下さい。




3月15日 金曜日「映画けいおん!」ウォーク 11:00~13:00
ツアー参加費は特に設けていませんが、お一人10ポンド以上の寄付をお願いしています。
集まった寄付金は100%東北の観光業の推進事業へ送られます。

集合場所 ホテル・アイビス・アールズコート(Hotel Ibis Earl's Court)
メールにてご予約下さい miki@mikibartley.com


公共の乗り物なども利用しますので、オイスターカードをご用意ください。
トラベルカードの場合はゾーン1-2が必要です。


ツアーの内容 
日本で2011年12月に公開された「映画けいおん!」に登場する場所を歩きます。
製作時の裏話なども盛り込む予定です。







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2013年2月21日木曜日

最近の桃太郎君

現在19歳の桃太郎君、将来はアーティストになりたいので、とある美大に在学中。

イギリスの芸術大学ではかなり専門的な勉強をします。
そこで、専門コースを選択する前に、ファウンデーションコースを1年受講するのが普通。

これは1年間をかけて、どんな分野を選ぶかを見極めるためのコースです。
それぞれの分野を試したり、また希望の職業などのアドヴァイスなどもあります。


例えば桃太郎君を例に取ると、写真、映像、絵画の3つのエリアに興味がありました。
でもファウンデーションの後、桃太郎君は絵画を本格的に選ぶと決めたようです。

もともと桃太郎君はクリエイティヴな仕事をしたいと言っていました。
そのために何を学ぶべきか、やっとそこに繋がる道が見えてきたところです。

希望の大学コースも自分で調べてきて、在学生にコンタクトを取ったりもしました。
コンタクトは、ファウンデーションコースの先生からの情報と、FBなどで調べたみたいです。

イギリスでの大学受験はUCAS(リンクします)という専門機関が扱っています。
1月の半ば(オクスブリッジはその3ヶ月前)までに、希望の大学の学部を申請します。
選べるのは5つまで。
そして各大学からの連絡を待ちます。
面接の日時とか、試験の有無とか、学部によって様々。
そうしてその諸々が終わった後にオファー。
オファーというのは、夏に発表されるA レベルの結果次第で合格ですという条件提示。


芸術以外の学部に進む場合は、各大学でのオファーが先、その後に試験です。
そこで、オファーの後も、夏まで結果を待たないといけないのです。
でも芸術の場合は、既に去年の夏に試験の結果が出ていますから、面接が後。
つまり、面接の結果、ほとんどすぐに合格かどうかが分かるのです。

桃太郎君の場合は先週木曜日に大学での面接を受けて、月曜日にお知らせが来ました。
第一志望のコースに合格です。
おめでとう桃太郎君。

昨日は早速(合格したら買ってあげる約束をしていた)ラップトップを探しにいきました。
寮生活ではラップトップを使って、週末におうちでは自分のデスクマックを使うそうです。

学生寮の手配も3月に入ったらすぐに申し込みをしないと。
寮もいろいろ見てきて、入りたいところは目星もつけてあります。
これも、合格した学生から申し込みができるので、早くわかった方が有利。


桃太郎君はこれまで一人暮らしの経験はありません。
これまでは、なんでも回りの大人が世話をしてくれる環境にいました。
日本ではそれが当たり前かもしれませんが、イギリスでは18歳から大人。
自分の身の回りのことは、自分でできるようにならないと。

ティムちゃんはたまに桃太郎君のことを「Little Lord Fauntleroy」とよぶことがあります。
これは小公子セドリックの称号で、何不自由ない、恵まれた子供を揶揄する呼び方です。

そんな桃太郎君ですが、最近、お料理に興味があるみたい。
材料のお値段とかも、聞いてくるようになりました。

というか、お友達の大学寮に遊びに行ったりするうちに、自炊の必要があることに、気付いた様。

毎日の朝ごはんも自分で用意するようになりました。
変なものばっかり食べてます。

ここ1ヶ月くらいはツナマヨ。
缶詰のツナ缶をお皿に開けて、マヨネーズをたっぷりかけて、混ぜるだけ。
あまりにも見かけがひどいので写真は載せません(笑)

その前は、やっぱり1ヶ月くらい、お豆腐におしょうゆをかけて、ぐちゃぐちゃにしたもの。
そして、それを毎日食べていました。

クロワッサンとかブリオッシュのサンドウィッチも続いたなぁ・・・(笑)

お友達が泊まりに来た時なんかは、私たちが用意することがほとんど。

でも、おととい、留学していた日本のお友達が帰国する前に泊まった時は自分で作りました。

じゃ~ん。
 目玉焼きは黄身が壊れちゃってるし、しかも焼きすぎ。

「ちょっと、それじゃああんまりじゃない?」と意見したら、

「あ、いいこと思いついた!」といって冷蔵庫を開けて、生ハムを出しました。
そして、ベーコンの横に並べようとするんだけど、薄いので上手くできない・・・(涙)
まぁ、これからの訓練が楽しみです。


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2013年2月20日水曜日

ロンドンの下町って怖い?

今日紹介するのはロンドンの下町にあるレストランです。

ここにはお友達のねこなすさんと一緒に行きました。
ねこなすさんはここからそんなに遠くないところに住んでいて、ブログも書いています。


ロンドンを、地域で分ける言い方のひとつに、西か東かというのがあります。
昔、ペットショップボーイズの歌にWest End Girlsってありましたよね。
テムズが東に向かって海に面しているので、ロンドンの東側は工業地帯でした。
また波止場などで働く労働者や、移民の多い街でもあります。
今はウエストエンドにある中華街も、シャーロックホームズが書かれた頃にはイーストにありました。
ホームズがアヘン窟に忍び込んだりしたところです。
今回のロンドンオリンピックは、そんな東ロンドンの経済的なな復興なども目的だったのです。
エスニックで、アーティストが多い、面白いエリアではあるのです。


実は、今回行ったレストランの近くに、マッサージをやってくれる日本女性がいます。
マッサージはすごくよかったので、本当は通いたいのですが、リッチモンドからは遠すぎ。
せっかく寛いだ後、2時間近くかけて家に戻るのがイヤで、1回きりになってしまいました。
でも、それにもまして、本当は、私がこのエリアが怖いのです。
こういったことを書くと、きっと、住んでいる人に失礼だとかって言う意見があるかもしれません。
でも、怖いものは怖い。
上手く言えないけど、街の持っている雰囲気がダメ。
歩いてる人がみんな悪い人に見えるし(そんなことないのは頭では分かってます)
何となく緊張して、いるだけで疲れちゃう。
ロンドンに20年以上住んでいても、これまでこのエリアに縁がなかったのが原因かも。
知らないところが怖いっていうのは誰にでもあることだろうし。

でも、ウォルサムストウの、あるエリアが最近人気らしいので、ねこなすさんに聞いてみました。
きっと、ステキなところもあるだろうと思って。

で、一緒に来たのがここ、Eat 17(リンクします)です。

このレストランのあるエリアは、ウォルサムストウ・ヴィレッジとよばれています。
でも、ヴィレッジな感じがするのは、このレストランのある通り100m前後のみ。

ねこなすさんに「これでヴィレッジなの?」と失礼なことを聞いたら
「まあね、でも裏にかわいいおうちが何軒かあるから、ちょっとそっちも見る?」

ということで、ぐるりと裏側に行ってみました。

かわいい教会でしょう?
有名なウイリアムモリスはこの近くで生まれて、この教会で洗礼式を受けました。


お隣には郷土博物館みたいなVestry House Museum


こんなかわいいおうちもあります。
15世紀の木骨造り。


さて、くるりとお散歩を楽しんだ後は、Eat 17 に戻ってランチです。
これは、入ってすぐのエリア。
飲み物だけでもアリみたいです。

こちらはねこなすさんの注文したサツマイモのパイ。
Sweet potato pie, roasted shallots, goats cheese
& thyme, buttered spinach (V) £9.50


私はメインコースを頼む代わりに前菜を2つ注文しました。
そういった注文の仕方、好きです。
ちょっとずついろいろ試したい時によくやります。

Marinated grilled mackerel with beetroot salad £6
マリネしたサバと赤カブのサラダ。

フィッシュケーキ(コロッケのお魚版)
Fishcake & mayo £5
これ、ほくほくしてとっても美味しかった。
直径10cmちょっとで、厚みもかなりあります。

ねこなすさんが、かわいいって言うので、何のことかと思ったらお皿。
お魚のカタチ。

ウォルサムストウの駅からは徒歩で10分くらい。
このエリアに何らかの用があるなら、ここはお勧めです。

ウォルサムストウ・ヴィレッジに興味のある方のために、サイトをリンクしておきます。






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2013年2月19日火曜日

レストラン選び

レストランを選ぶ時に大切なのは、どんなオケージョンなのかという要素ではないと思います。
それよりも、そのレストランに何を期待しているかを考えるべき。

つまり「バレンタインデーに、ぴったりなレストランはどこか?」と考えるのではなくって、
そのレストランに行く目的をもっとちゃんと考えるべきなのです。

例えば「気軽にさっと食べられて、早く家に戻って二人の時間を楽しみたい」

それとも「高級な雰囲気のレストランで、贅沢な時間を過したい」

もしくは「話題のレストランでおしゃれな会話を楽しみたい」

単純かもしれないけど「美味しいものを食べさせてあげたい」

・・・と例を上げればキリがないです。

特に、デートの時のレストランは、あくまでも脇役であるべき。
レストランが主役になったとたんに、本当の主役であるべき大切な人が、その座を降りなければいけなくなるからです。

私の知り合いで、このバレンタインデーディナーに失敗したカップルがいます。
彼(日本人)は、彼女(スパニッシュとイングリッシュのハーフ)のために、予約がナカナカ取れない有名シェフのレストランを予約していました。
プランでは、夕方待ち合わせをして、お買い物に連れて行ってあげて、おしゃれなバーでカクテルを飲んで、ステキなレストランでご飯を食べて、高級ホテルにお泊りするはずだったのです。

完璧なプランでしょう?

デモね、彼は彼女の性格って計算に入れてなかったのね。
明るくって、人好きのする彼女は、友達も多いし、おしゃべりが大好き。
お買い物が終わった二人は、おしゃれで人気のバーに行ったんだけど、そこは予約していなかったようで、二人用のテーブルが取れなかったんですって。
で、ふと見ると、バーにお友達を発見。
そこにジョインして、カクテルを楽しんだそう。

彼のプランでは、1杯だけのカクテルのはずが、話が弾んで結局シャンペンをボトルで。
それよりも、レストランの予約の時間が迫ってきたので、追い立てるように彼女を連れてタクシー。
渋滞もあって、結局レストランに到着したのは予約の時間の45分後。
席はなくなっていたそうです。

後でチェックしたら、レストランから携帯にメッセージが入っていて、30分以上遅れて連絡なしなので、席はリリースしますって。

他のレストランを探したけど、バレンタインデーのディナーなので、どこもいっぱい。
結局泊まる予定のホテルのレストランに何とか席を作ってもらって、そこで食べたそうです。

こういった波乱万丈な展開って、私は結構面白い話だと思うんだけど。
二人は食事の間も、ホテルの部屋に入った後も面白いとは思わなかったみたい。

彼が言うには、「せっかく彼女のために、高級レストランに連れて行ってあげようと思っていたのに、彼女がプランをめちゃめちゃにして、謝るそぶりすらない。」
「ホテルでも、彼女は彼が余裕のないプランを建てたのがそもそもの間違いだと言われた。」

「で、仲直りしたいの?」って聞いてみたら、「一応」ですって。

まぁ、こういったことってどっちもどっちだと思うけど。
デートを何回かしただけで、お互いの考え方の違いが分かってラッキーだったかもね。
私が彼だったら、ホテルでルームサービスにしちゃうかな?
キャンドルとかも用意してもらって、それってすごくロマンチック。
彼女が時間に厳しくないのは分かっているわけだし。


それよりも、何で予約したレストランに電話しなかったの?って聞いたら、したんだけど留守電にまわされたらしい。

レストランの電話なのに、オフィスアワーのみしか受け付けないとか、そんな感じだったのかも。
最近、特に人気のレストランってそういったところが多い。
それでも留守電の選択に、今日の予約に関してって項目があるはずだけど。
そしたら、確かにあったんだけど
「今日の予約ははもういっぱいです。予約をキャンセルしたい人は・・・」って風だったんですって。
だったらそこに繋いでもらって、遅れるって言えばよかったのに。

ここまで聞くと、いい人かもしれないけど、不器用で融通が利かないんだってばれますね。
レストラン選びよりも、そういった性格がいいって人を選ぶ方が先決。



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2013年2月13日水曜日

タパスが有名なパブ

先日、お友達のロンパラさんと、ランチを楽しんだパブを紹介します。

彼女はブログ友達でもあるのですが、一緒に旅行したこともあります。
好奇心旺盛で、性格はさっぱりタイプ。
話題も豊富で話していて楽しい人。
彼女のブログ紹介しておきますね。

「どこに行こうか?」
なんて時も「ここはどう?」ってアイディアを出してくれるので助かります。

何にでもお勧めを考えないといけないお仕事を普段しているので、
たまに誰かのアイディアにフォローするのは気分転換になります。

「レビューなんかでも評判が良さそうだし、行ったことのないところ」
というロンパラさんの思いつきで行った「The Duke of Sussex

ロンドンの西側、チジックに位置しています。
94番のバスの終点なので、ピカデリーサーカスやオクスフォードサーカスから1本でアクセス可能。

このパブは住宅地にある典型的なパブみたいで、土日には混みそう。
私たちが行ったのは月曜日のお昼だったせいもあって、とてもすいていました。

ガストロパブなので、毎日メニューは変わるみたい。
こういった黒板にお勧めが書かれているのがいいなぁ。
 これは奥のレストランエリア。
天井もなんだかステキ。
2007年の夏に全面改装したそうです。
 入り口のある手前は、すっきりした内装。
素朴な木の椅子やテーブルが並んでいます。
教会の椅子なんかもたくさん置いてあったから、オークションで買い付けてきたんだろうなぁ。


さてお料理ですが、スパニッシュがメインです。
そこで、いくつかタパスをとりました。

タパスといえば、これ。
パドロンペッパー。
 最近ではウエイトローズでも売っているので、手に入れやすくなりました。
以前は食べたくなったらノッティングヒルのスパニッシュ食材の専門店まで買いに行ってた。

いわしの焼いたの。

 たこ。
ちょっと量が少ないなぁ。
 ロンパラさんによると、岩に思いっきりタコを叩きつけると柔らかくなるそうです。
裏のキッチンで、シェフがタコをバシバシやってるところを想像してしまいました。
ちょっと怖い?

これは小イカのから揚げです。
出て来た時は、量も多いし油っこそうって思ったけど、サクサクして意外に軽い。
上のタコとこの小イカが同じ値段なんて、やっぱり叩き代が入っているかも(笑)

それにしても、おしゃべりを楽しむ時には冷たいものを注文した方がいい。

外が寒かったせいもあって、熱いものばっかり注文したから、すぐに冷めちゃう。
それでも、それだけおしゃべりが楽しかったって事。

週日の昼にノンビリ行くのがいいんじゃないかな?
サービスも丁寧でよかったです。



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2013年2月7日木曜日

簡単な手作りパイのおやつ

私は甘いものよりも塩気のあるおやつの方が好きです。

今日紹介するのは、小腹がすいたときに美味しいおやつ。
または、ディナーの前菜として使ってもいいし、
もしくは飲み会のおつまみにもぴったりな一品(笑)

いつもの私のお料理と同じ、簡単だけど、待ち時間はちょっと長い。

でも、大概の家庭にあるもので作るから、わざわざお買い物に行く必要はないはず。
さて、材料なんですが、いつも分量がいい加減な私。
なので、今日は気分を変えて、ちょっとまじめに計ってみました。
といっても材料を計って揃えたのではなくて、逆。
大体これくらいかなーって量を秤に乗せて重さを確かめてみたのです。

でも、計らなくっても、いつも何とか形にはなるので、面倒な人は適当で大丈夫です。

まず、小麦粉。
今日はイギリスで普通に売っている、セルフライジングを使いました。
でも、プレーンの薄力粉でも、結果にたいした違いはありません。
300g、ボウルに入れます。
そこに卵を1個。
次はお鍋にラードを入れます。
普通に売っている包みの半分、計ったら125gありました。
そこにラードの約半分の水を加えます。

火にかけて、こんな風に水が沸いたら火から降ろします。
 ラードがゆっくり解けていく間に、卵を小麦粉の中に隠しちゃいます。
 で、一気に解けたラード水をボウルに入れます。
そんなに熱くない筈。
 手早くゴムベラでまとめます。
ゴムベラをボウルの淵に沿わせて、くるくるボウルを回していくと、簡単。
 パイ生地の作り方って、いろんな本に出ているけど、みんな面倒。
この方法が、私にとっては一番簡単です。

ここまでで、ラードを溶かす時間を入れなければ、1分ちょっと。
パイ生地は袋に入れてしばらく冷蔵庫で寝かせます。
私は1時間以上寝かせることがほとんど。
 この状態で冷蔵庫に入れれば、3-4日はヘイキだと思う。

さて、今度はパイの具を作ります。
たまねぎ2個は薄切り。
 チョリッソも刻みます。
 オリーブオイルでたまねぎを炒めて、茶色くなり始めたらチョリッソを加えます。
塩は入れなくても、チーズとチョリッソの塩気で十分。
 パイ生地をちょっと正確じゃない半分に分けます。
大きな方を薄く延ばしてフラン型に敷きます。
今日使ったのは、10インチの型、約25cmです。
 たまねぎとチョリッソを入れます。
「足りないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、大丈夫。
パイが厚いと一切れ食べるのが大変。
 そこに下ろしたチーズを加えます。
たっぷり。
たっぷりに見えないので、横からも写真を撮りました。
ね、たっぷりでしょう?
 これで200gくらいかな。
私はチェダーが好きなので、チェダーにしましたが、お好みで。
ブルーチーズとかもいいと思う。

残りのパイ生地も薄く延ばして上からかぶせます。
こんな風に麺棒に巻いたら、生地を簡単に移動できます。 
 下の生地の淵には牛乳を薄くなぞっておくと生地がくっつきます。
で、余分な生地は切り落とします。
 淵には上からフォークで模様をつけます。
 ナイフを使って所々に切込みを入れておくと、蒸気が抜けます。
これで、冷めた時に中身がベチャっとしません。
刷毛で、パイの上にも牛乳。
 残りのパイ生地で、葉っぱをたくさん作って牛乳で貼ります。
 もっとツヤツヤにしたければ、溶き卵を塗るといいです。

180度のオーブンで30分焼いて、オーブンを切ったら、そのまま10分おきます。

 熱いと切りにくいし、形も崩れるので、15分位してから切り分けます。
 チョリッソとチーズの味が決め手。
燻製の香りだけをわざとつけたチョリッソとかは、絶対に使わないで。

ベジタリアンにしたければ、チョリッソは省いてもかまいません。
その代わり、たまねぎとチーズの量を少し増やすといいです。





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