2016年3月29日火曜日

一人旅で、テイクアウェイばかりじゃつまらない

今日のロンドン情報ブログリストはこちら(リンクします)

よく旅情報のサイトで見かける質問に
「一人旅なんですが、食事はどこがいいでしょう?」

答えを見ると、サンドウィッチ屋さんとか、デリとか…。
ま、それも悪くないんだど、あったかいものも食べたい。


私はよく一人で外食します。
お仕事が半日だけだったり、勉強会の前後とか。

ロンドンにはいたるところにレストランがあるので、食べる場所には困りません。
ただ、一人だと注文しにくいレストランも存在します。

みんなで取り分けたりするものや、おしゃべりを楽しむための食事とかね。

一人でごはん食べる時って、やっぱり求めているものが違う。
味も大事だけど、それよりも居心地っていうか、のんびりまわりを気にせずに自分のペースで食べられるところ。

この間大英博物館に行った帰り、ちょうどお昼時だったのでフラッと入った面白いレストランを紹介します。

中華街。
シャフツベリー通り沿い。
ランチタイムには目立つ看板が表に出ています。
 中を覗くと一人で食べている人も多い。

最初に見た時は回転寿司かと思いました。
が、カウンターにはおひとり様用のお鍋が…。

どうやら回転寿司の要領で、お鍋の中身を各自で選ぶらしい。
お皿は色でお値段がわかるようになっています。

 いろんなものが回ってきます。

まず席に座って飲み物を注文します。
そして、スープの種類とたれを決めます。

私はチキンのスープとハウス特製のたれにしました。

あとは好きなものを好きなだけお鍋に入れて食べるだけ。

お得なランチセットは緑のお皿を4枚と麺が付いて9.30ポンド。

緑のお皿には、鳥の胸肉とかもあります。
高いお値段がついてたけど、和牛とかもあった。
しゃぶしゃぶにしようかと思ってウエイター君に聞いてみました。
「どれくらい薄くて、何枚入ってるの?」
そうしたら、「切る人によって薄さは違うけど、2~3枚かなぁ。あんまり薄くないよ」だって。
なので注文しませんでした(笑)

こちらは乾燥湯葉。
長く煮ても結び目のところが固いので、2つ目からは解いてから入れました。


豪快ですねぇ。
即席めんが回ってきました。
しかも袋入りのまま(爆)


おうどんが回ってきたから入れてみたけど、ハズレ。
ま、期待してなかったけど。

 小道具の使い方とかもメニューに書いてあります。

ごちそうさま。
スープがすごくおいしかった。
お野菜と湯葉とお豆腐だけでいいかな。
スープ屋さんだと思えば、9.30ポンドは安いと思います。

ワイン2杯飲んでお勘定を頼んだらこれ。

微妙に思ってたよりも高いので細かくチェックしてみました。
そうしたらセットメニューではなく単品で計算されていました。
緑のお皿が魅力的ではなかったので、それよりも安い黒いお皿を代わりにとったのが原因らしい。

なので、セットメニュー料金に計算しなおしてもらいました。
2ポンドちょっとだけど、間違った金額は払いたくないし。

一人でもお鍋ってアイディアがいいなって思いました。
それから、鳥のおだしは本当においしかった。
スープ屋だと思って、ランチタイムに再訪すると思います。

お得なセットメニューでなければ、たぶん行かないと思う。


Shuang Shuang (リンクします)

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2016年3月27日日曜日

かっこいい騎馬近衛隊

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この写真はナイツブリッジの騎馬近衛兵宿舎の中。
勢ぞろいしているのは、これから任務に就く騎馬近衛兵たち。


これは10時半ごろ。
これから閲兵式なのです。
身なりが整っているかどうか、お馬さんも兵隊さんも詳しくチェックされます。
何とチェック項目は約50‼
もしも、誰か不適格な人がいた時のために、スペア要員まで待機しています。
写真右手の人がそう。
残念ながら今回は出番なし(笑)


このチェックで点数がいい順番で、この日の任務が決まります。
間違いがないかどうか、しっかりと確認。
騎馬近衛兵は、この宿舎を出たら詰所まで通勤(笑)します。
その詰所では馬無し(2時間人目にさらされるつらい仕事)と、馬に乗って1時間だけ門に佇む仕事に就きます。

閲兵式での得点が高い方から楽な方の任務に就きます。
なので、身だしなみは丹念に準備します。

すべてのじゅんびが終わったら、バッキンガム宮殿を経由して、ホースガーズプレースまで向かいます。

これは門を出るところ。

門の向こうはハイドパークです。


騎馬兵さんたちがお仕事に行ってしまった後は、軍の供給庫にお邪魔しました。

これは騎馬兵の士官クラスの人のヘルメットです。

「被ってみたい?」って聞かれたので、即答。
YES!!!

やった~、似合う?


調子に乗って平の兵士のヘルメットもトライしてみました。
飾りの部分にエナメル細工がない以外にも、重さとか被り心地が全く違います。

騎馬兵たちは、こんな長いブーツを着用しています。
普通の革製なんだけど、これを蜜蝋を擦り込んで、まるでエナメル皮のように見えるまで磨くんです。

そういえば、11月に陸軍音楽隊のグレッグさんからお話を伺った時(リンクします)にも、靴磨きの話を聞きました。


立派な制服ですよね。
軍のユニフォーム支給庫で盗難アラームが設置されているのはここだけだそうです。
なぜかというのは他の部隊と比べて段違いに高額だから。

この制服、ひと揃えいくらくらいだと思います?


答えは…



…士官のものが2万ポンド、
平で1万3千ポンド位だそうです。
170円で計算したら340万円と221万円。
オリジナルは支給だけど、無くしたら自費で購入しないといけないんですって。

馬子にも衣裳。

どおりでみんなカッコよく見えるわけだ(笑)


この騎馬兵のお兄さんたちを見たいなら、ホワイトホール通り。
10時から4時まで詰所にいます。
雨でも風でも毎日。

11時には交代式もありますよ。
是非どうぞ。



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2016年3月25日金曜日

マジカルミステリーツアー

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この間、リバプールでマジカルミステリーツアーに行ってきました。
この小さなのは、プライベートツアーで使われている車。

普通は大型バスです。

でも大型バスでの案内はすべて英語。
日本語での案内がよければ、日本語ガイドと一緒に乗ればいい。
貸し切りの場合は私がマイクを握ります(笑)


貸し切りではなくて、いろんな国の人たちと一緒なのも面白い。

これがツアーのチケット。

出発は、リバプールの観光名所アルバートドックから。

ビートルズストーリーの出口そばだから、そっちを最初に見てからがいいかな?
解散場所はリバプールの繁華街だから、ここまでまた戻るのに15分くらい歩かないといけないし。


大型バスも貸し切りバスもルートはおんなじ。
だけど、下車の箇所は貸し切りの方が多いです。

その理由は小さな車だから、大型バスが入れないところにも入れるってこと。
なので、貸し切りでも人数が多いと大型バスだから、気を付けて。


例えばここはリンゴスターが少年時代を過ごしたところ。
小さな車だと、この通りに停車して、おうちの前で写真が撮れる。
この地域は再開発される予定だったので、家屋のすべてが現在は空き家。
どうせ壊しちゃうんだから、何してもいいだろうということで、リンゴのおうちのレンガも一部が取り去られたり、道の名前が書いてあるプレートも誰かが持っていってしまっています。

この通りを保存しようという運動があって、取り壊しは免れました。

きれいに戻すの大変そう…。

ここはリンゴの歌ったセンチメンタルジャーニーのジャケットカバーの背景に移っていたパブ。
シングルマザーだったお母さんが大好きだった歌をカバーしたもの。


有名なペニーレインも行きますよ。
この通りをずっと上がったところにバスのターミナルがあって、ビートルズの4人が集まるのに都合がよかったらしい。

ジョージハリソンのお父さんがバスの運転手だったので、ここから彼のバスに乗ったらただでおうちまで帰れたなんてエピソードも。

日本では考えられないかもしれないけど、イギリスでは今でもたまに運転手さんのお友達とか家族がフラッとバスに乗ってきて、料金を払っていないのを見かけることがあります。

この建物がペニーレインのバスシェルター。
この周りにはエプスタインが4人を連れて行った床屋さんとか、歌に出てくるお店なんかが並んでいます。

さて、ジョージハリソンは4人の中では貧しいながらも一番まともな家庭で育ちました。
これがそのおうち。
お花が飾ってある方です。


これが通りの名前、アーノルドグローブ。
ビートルズが有名になった後も、ジョージはこの通りが忘れられませんでした。
お風呂もない小さなおうちだったけれど、幸せな少年時代だったそうです。

そして、彼はこの通りの名前をホテルに宿泊する際の偽名として使っていたそうです。




こちらはセントピーターズ教会。
ここの講堂でポールマッカートニーとジョンレノンが初めて出会いました。
これがその記念のプレートです。


ストロベリーフィールドの入り口

ストロベリーフィールドの歌も、バックグラウンドがわかると一層深く楽しめます。
どんなお話なのかはツアーに参加して聞いてください。

そこから少し走っただけでジョンのおばさんのおうち。
お母さんのジュリアが、ふしだらな生活を送っていると考えたおばさんにジョンは引き取られます。
そしてこの家で育つのです。

現在はナショナルトラストが管理していて、博物館になっています。
ここの係りのおじさん。


他にもナショナルトラストが管理しているのがポールの住んでいたおうち。

こちらがそうです。

二人ともこれらのおうちに住んでいた時に母親を亡くします。
ジョンのお母さんは交通事故で、そしてポールのお母さんは癌で。

レノンの歌ったジュリアは悲しくて、聞いていると涙が出てきます。
彼は「僕はお母さんを2度亡くしている」と言いました。
「一度はおばさんに引き取られた時、2度目は本当に」

こういったバックグラウンドの話は知りたい人とそうでない人に分かれるかもしれません。

でもビートルズが好きだったら、一度は訪れるべき場所がたくさん詰まったツアーです。

とってもお薦め。



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2016年3月23日水曜日

イギリスに来たら、サンデーランチは必須 ‼

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その土地に来たら、やっぱり名物を試してみるべき。

イギリスだったら、
優雅にアフタヌーンティーしたい、
イングリッシュブレックファスト食べてみたい、
フィッシュ&チップス食べてみたい、などなど。

あんまり聞かないのは、「サンデーランチしてみたい」

サンデーランチ、おすすめ。

いろんなスタイルがあります。

レストランによっては、サンデーブランチっていう風に書いてあるところもあります。

純イギリスってカンジのところもいいけれど、気構えてしまうって人にはフレンチレストランはどう?

ソーホーにある「エスカルゴ」で、サンデーブランチ。

正直言うと、直前にランチが決まって、予算の合う純イギリス式がどこもいっぱいだったので、ここに来ました。

でも、おいしいし、お得感も十分なのでお勧めする次第。

まず、ここは24.95ポンドで食べ放題。
おぉ~。

前菜はビュッフェから選んでもいいし、メニューから選んでもいい。
週末ブランチのメニューはこちら(リンクします)


ここはロンドンのレストランで初めてエスカルゴをだしたレストラン。
以前の食レポはこちら(リンクします)

ビュッフェにはサラダとかスモークサーモンなんかが並んでいます。

私はメニューからアボカドとポーチドエッグ。
でもここにきてエスカルゴを食べないわけにはいかない。
…ので、注文しましたよ。
だって食べ放題だから、何回でも注文できるんだもん。
ぷっくりしておいし~い。
ここのエスカルゴ大好き!!

メインコースはローストビーフにしました。
さすがフランス料理店だけあって、焼きすぎてない(笑)

グレービーソースも、こってりしておいしい。


デザートにはクレープをいただきました。
お友達は前菜の一つにクレープを注文していた。
セイボリーでも、甘くても、お好みで注文できます。

お腹がいっぱいになったので、さっぱりとミントティー。

お水2本とワインを1本取って、3人で130ポンド。
ここのブランチ、11時から4時までやっています。

すごく客層がいい。
上はクラブ(紳士クラブみたいなメンバー制の場所)
なので、ステキな出会いがあるかも(それは保証しません)
ソーホーにある隠れ家みたいなレストランです。
知る人だけが知っているみたいな。

マナーっていうか、イギリスの食の常識。
例外もあるけど、普通は冷たいものを先に食べます。
なので、前菜をいくつか取りたかったら、冷たいものを先にどうぞ。
それから温かいもの。
お皿は一回に一枚。
何枚も一度に持ってくるのは、見た目よくないのでお勧めしません。
食べ終わってから、次のを取りに行くか注文した方がいいです。

ワインが比較的高めだけど、ハウスで十分美味しい。
フレンチのソーヴィニヨンかシャルドネ。
赤だとマーロー。
共に25ポンドです。
白赤両方頼むんだったらそうしたけど、赤1本だけだったのでリオハワインにしました(29ポンド)
軽くてなんにでも合う、飲みやすいワイン。

たくさん食べておしゃべりを楽しんで、基本はアフタヌーンティーとおんなじ。
サンデーランチも家族やお友達と楽しむものなので、おひとりさま用ではありません。




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