2018年10月30日火曜日

ロンドンのおいしいお肉屋さんはどこ?

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国によって食材に求めるものって違います。

日本ではお肉に柔らかさを求める人が多いのですが、イギリスでは柔らかさよりも味の深みを求める人が多いです。
じっくり寝かせてお肉のうまみを引き出すというエイジングという言葉も一般的になってきました。
ここ10年くらいで、一般の店でも熟成肉を扱うところが増えてきましたし、レストランのメニューでも、産地や品種に加えて、何日寝かせたなんて書かれることが多くなってきました。

今日紹介するのは、ロンドンのお肉屋さん。
特に熟成肉に特化しているお店です。

西ロンドン、バロンズコートにある小売店と、北西パークロイヤルに卸部門と倉庫があります。

数日前に、ある撮影のため、お肉屋さんの熟成用冷蔵庫にお邪魔してきました。

衛生上の理由で、耳までしっかりヘアネットをかぶります。
薄手の白いコートも着て、準備万端。

こちらが今回お世話になった、HG WALLTERŞ のローワンさん。
 Production Manager の肩書です。
撮影の現場はこんな感じ。
冷蔵庫の中でなくても寒いです。
 もちろん冷蔵庫の中はすごく寒い。
熟成の部屋も、1℃以下。
ゆっくりと日数をかけてじんわりと水分を抜いていきます。
こんな風に表面にはカビが生えてくることも。
 チーズとおんなじです。
奥の明るい壁は、ヒマラヤ岩塩。
冷蔵庫と塩のダブル脱水。
おひげカバーをしているのはカメラマンのジョー。
私たちはお肉には触らないけれど、お部屋に入るだけでも、健康上の質問状にサインしたり、手を消毒したり大変でした。
そして、一度に入れる人数も限られているので、クルーの何人かは外で待機。

ダイレクターのトムが右手、細かなアングルや動きの指示が出ます。

 こちらは脂肪分が少ないシャロレーという品種で、第2次世界大戦後にフランスからイギリスに紹介された品種です。
そういえばガイド試験に名前が出てきたの思い出すななぁ(笑)

この品種は13か月未満のものを使うそうですが、ホルスタインのような乳牛は7歳くらいのものも使うそうで、一口に牛肉といってもいろんな種類で全く味が違うそうです。

ここのお店は有名レストランやハロッズなどの百貨店にも卸しています。
何人かでまとめて買うなら卸しで買うのもいいけれど、一般の人は小売りのお店に行く方が便利だと思います。
WG WALTERS の小売店(リンクします)
地下鉄ディストリクト線のバロンズコートそば。

ローワンさんにステーキ2枚切ってもらいたいって本当に思ったんだけど、お買い物の荷物をもって撮影現場でお仕事できないので諦めました。

なので、ティムちゃんに電話して、「今日の晩ご飯にはステーキ食べたい」って伝えました。

イギリスのお肉はスーパーマーケットで買うとこんな感じです。
 これはオーガニックのサーロイン。
品種は書いていませんでした。
熟成させているわけでもない。
これで1キロ当たり30ポンドくらい。
1枚、225g前後というのがイギリスでは普通かな?

ティムちゃんが焼いてくれるとこんな感じでテーブルに出てきます。
ごちそうさま!


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2018年10月29日月曜日

自転車タクシー&デリバリーのサービス

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ロンドンの北西、パークロイヤルという地域には工業団地がいくつかあります。

そんな一つに熟成肉で有名なお肉屋さんの卸部門があるのですが、そこで見かけたのがこの人。
お肉屋さんから包みを受け取っていたので、
「これから配達ですか?」って声をかけてみました。
車で配達している人もいたので「このお肉屋さんはお肉のクオリティーだけでなく、エコな取り組みもやっているんですね!近場があなたで遠くが車ですか?」って聞いてみたら、独立したサービスだと教えてくれました。

ペダル・ミー(Pedal Meリンクします)

基本はウォータールー橋から5マイル以内で人と物の両方を運んでくれるサービスだそうです。

でも定期的な利用にはエリア外も対応してくれるそうです。

こんな風にちょっと離れた場所からエコにものを届けてもらうなんて、イギリスの配達業界は色んな分野に特化してきているようです。

それでは熟成肉の話はまた今度!

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2018年10月20日土曜日

ハーグ条約のレクチャーに参加してきたよ!

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今週のはじめに、ロンドン日本大使館が主催する、ハーグ条約セミナーに参加してきました。

ロンドンの領事館に在留届を出すときに、メールアドレスを登録しておくと、大使館や領事館からいろいろな情報がメールで送られてくるのですが、この企画もそんなメールで知りました。

桃太郎君も成人しているし、この先自分がかかわる法律ではないかもしれませんが、自分に直接関係のないことでも、正しい知識を持つことは大切だと思って、近くに行く用事もあったし、メールを受け取ってすぐに申し込みをしました。

会場のサイズもあって、50人限定。

先着順だったので、メールに気付くのが早くてラッキーでした。

今回は実際にケースを扱っている外務省の職員が講師であるということで、正確な情報を得るいい機会。

こちらは当日用意された資料。

時間通りに会場に足を運ぶとほとんどが女性。
男性はいないわけではないのですが、ほんの数えるほど。

女性の年齢は、聞いたわけではないのでわかりませんが、20代後半から30代前半くらいの人たちが中心のように感じました。
ということは、ハーグ条約に実際関わることになるかもしれないから参加したって人が大半なのかなぁ?

参加するまでは、私みたいに興味本位の人たちが多いと思っていましたから、意外でした。
でも、これも聞いたわけじゃないのでわかりませんが、なんとなく国際結婚して現地に住んでいるって感じの人よりは、駐在の人たちがお友達同士で来ている雰囲気も少しありました。


このレクチャーに参加するまで、ハーグ条約というのは国際結婚間の子供たちに対する条約だと思い込んでいたのですが、実際話を伺うとそうではなく、日本人同士の結婚でも当てはまるそうです。
ここでは結婚と書きましたが、もちろん結婚が関係ない場合もあります。

要約すると、ハーグ条約というのは、ある国(ハーグ条約の参加国)に住んでいる子供が、片親の許可を得ずに他のハーグ条約国に連れていかれたり、許可を得て連れ出したものの、約束の期間を過ぎても元の国に戻されなかったりする場合に、その子供をもとの国に戻す国際間の条約ってことです。

日本は2014年にハーグ条約に参加しました。
なので、それ以降、いくつかの国との間にまたがってこどもの行き来が問題になったケース、また、現在問題になっているケースがあるそうです。

質疑応答では、実際に当事者になりえるケースのような、具体的な質問なんかもあって、とても興味深かったです。

併せて、レクチャーの中で実際の案件の数が出てきたのも、私の興味を引きました。

日本がハーグ条約に参加してから現在まで、約300件の事案があったそうです。
そのうちこどもの両親が両方日本人だったケースも10%含まれます。
また逆に、子供の両親が両方非日本人だったケースも10%程度だそうです。
つまり、こどもが普段住んでいる国と、現在いる国の両方がハーグ条約に入っていれば、親の国籍にかかわらず、取り扱いのケースになるということのようです。

国際間の条約では往々にしてそうですが、その国の習慣や文化が違うと、同じ条約でも機能の仕方が違ってくる場合があります。
例えば日本では離婚の際に子供の親権が片親に託されますが、英国では親権という感覚自体が日本と同じではありません。
どちらかの親だけが子供に関する権利を持つという考えではないので、離婚して別居して、こどもが片親と住んでいるからといって、その親がこどもに関するすべての権限を握るわけではないケースがほとんどです。

なので、離婚して英国に住んでいるカップルがいたとして、片親が子供を連れて日本に一時帰国の際に、そのまま日本に残って、英国に帰らないでいると、英国側に残った親からすれば、もともと一緒に住んでいなくても「勝手に許可なく子供が外国に連れ去られた」ということになるそうです。
もう片親の許可なく日本に行けば「連れ去り」
行く許可は得たけど、戻さない場合は「留置」になるそうです。



現在ハーグ条約に加盟している国は以下の98国。
 こちらはヨーロッパの国々で、赤字の国は現在日本との事案がある国です。

この表は日本との間にある事案を抱えている国とその件数。

このうち、 日本にいる子供がかかわる事案で、子供の返還要求を起こしている国はこの表で見ることができます。

イギリスに子供を返してほしいと思っている親が4人いるってことですね。
ハーグ条約では、裁判になったり、その結果強制送還もあり得るそうですが、子供のことを考えると話し合いで当事者同士が決めるのが一番なんでしょうね。
なので、そういった話し合いの機会を当事者同士で持ったり、また第3者をはさんだりして持てるようにするサポートも重要な位置を占めているそうです。

なかなか勉強になったレクチャーでした。

イギリスでは法務省が、日本では外務省が中央当局になって、当事者とのコミュニケーションをとっているそうです。

ハーグ条約について詳しく知りたい方は、外務省のハーグ条約室に直接コンタクトをとるのがベストだそうです。
質問にも答えてくれるし、資料などもそろっているとのことでした。


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2018年10月19日金曜日

ジャパンハウスへ行ってきた

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日本の魅力を海外で発信する基地のひとつとして、ロンドンにジャパンハウスができたのは今年の6月。

遅まきながら、どんなところか覗いてきました。

知り合いの女の子が中で働いていて、行ってみたいって言ったら、簡単な案内をしてくれました。

ここロンドンは、サンパウロ、ロサンゼルスに次いで、3軒目のジャパンハウスです。

ハイストリートケンジントンの大通りに面して、大きなガラスの窓から明かりがたっぷり入ります。

グラウンドフロアは、カフェ、ショップ、旅行案内所。地下は特別展示とライブラリー、2階がレストランといったつくり。

レストランはハムヤードのえんがわのシェフで、同じようなスタイルの食事がとれるようです。
以前書いたえんがわの記事(リンクします)


入ったところのカウンターが受付だと思ったら、カフェなんですって。
受付だと勘違いするする人が大半だって聞いて納得。
ミニマリストもいいけど、利用する人が気づかないのは残念だなぁ。
デザイン先行で、実際に利用する人のことをあまり考えないというのは、いろんなプロジェクトで聴く話。
メニューをもう少し目立つ位置に置いたりする工夫が、近日中にされるそうです。

入った時の印象は高級なクリニックに来た感じ。
白くて、明るくて、近未来的な冷たさがある。

まっすぐ奥に進むと、右手がトラベルインフォメーション、左手がショップ。
そんな書き方をしたけれど、基本ひとつの大きな空間で、間仕切りもないから見たままそのままって感じです。

扉を開ける楽しさというか、角を曲がって発見する驚きとかはない。
だけど、限られた空間なのに、狭く感じないのはいいと思いました。

ショップには包丁や爪切り、お台所の雑貨や食器が並んでいます。
文房具類も少し。
包装紙も並んでいました。
 こちらは使い捨ての食器。
 紙でできているから、とても軽い。
8枚セットで15ポンドから20ポンド。

包丁とかは500ポンド以上のものが並んでいて、ティムちゃんはびっくりしていました。

「みきちゃん、このジャパンハウスの目的って何?」
ティムちゃんがそう聞くので、
「日本がどんなにすばらしいか、イギリスの人に知ってもらうための紹介の施設らしいよ。ラグビーのワールドカップやオリンピックも控えているし、紹介する機会は多ければ多いほどいいんじゃない?」そう答えたら、微妙な顔をしていました。

そしてぽつりと言ったのは、
「普通のイギリス人がここに来たら、日本はこんなにモノが高いから、行くのためらっちゃうなぁって思うんじゃないかな?」

鋭いとこ突くなぁ。

ショップを置く必要があるのかっていうのは思いました。
紹介だけでいいような気もする。
そして、隣に別棟でジャパンセンター置いて、そこで買い物してもらえばいいのに。

地下のコーナーは数か月おきに内容の変わる特別展示のコーナーで、現在はメタルがテーマでした。

日本の伝統的な技術と最新のテクノロジーが紹介されていて、とても興味深く楽しめました。
 包丁もいっぱいあるよ。

 これは、ただの金属の塊に見えるでしょう?
今回の展示で、一番すごいって思ったのがこれ。
実は「工場」って言葉が浮き出るようになっているんです。

燕三条という新潟のエリアで、武田金型製作所というところが作っているらしい。
 隙間がないピッタリの構造なので、ひっこめると全く見えなくなっちゃう。
言葉が出てる時の写真も撮ったと思ったんだけど、探してもない。

で、はじめ見た時は、元の塊から文字の部分を切り取っているのかと思っていたら、とんでもない。
別々のパーツとして作ったものなんですって。
誤差が1000分の3ミリメーターなのでできる魔法。

ビデオを探したのでリンクします!



それからこちらは研磨の技術。
 これは以前どこかで読んだことがある。
日本は研磨の技術が世界一だって。
アップルの製品の鏡面は日本で磨いてるって話は今もそうなのかな?

こちらはビジターが自由に使える図書館で、時々ワークショップなども行われているそうです。

かなり質の高い展示で楽しめました。
日本が好きとか興味があるって人だけでなく、芸術一般に興味があれば十分楽しめるんじゃないかと思います。

ジャパンハウス(リンクします)



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2018年10月14日日曜日

ロンドン金融街のおうどん屋さんへ行ってきた!

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ロンドンのおうどん屋さん、KOYA のウェブサイトを久しぶりに見たら、いつの間にか金融街に2号店ができていました。

Bloomberg Arcade という通りで、キャノンストリート駅とマンションハウス駅の間、歩道の通りでレストランがいくつか並んでいます。

KOYA の前には黒板が出ていて、今日のおすすめ料理が書かれていました。
そんなに遅い時間じゃなかったけれど、すでにお料理のひとつは売り切れ。
お客様と一緒だったのですが、何でも好きなものをってことだったので、日本酒飲みたいですって遠慮なく言って選んでいただいたのがこちら。
すごく久しぶり!
フルーティーでおいしかった!

こちらは KOYA の定番料理、豚の角煮。
アップルタイザーで煮ているそうです。

これは、なんとエビの頭。
焼いたのは食べたことあるけど、揚げてある。
カリッとしてるんだけど、油っこくて、2つ以上はいらないってお味でした。

きのこのなめたけ。
以前食べた時よりもおいしい。
前はちょっと酸味があったけど、この時はいい感じでした。

写真は撮らなかったけど、とんかつ美味しかった!

さて、KOYA のおうどんはあつあつ、ひやあつ、ひやひやの3通り。

私は猫舌なので、いつもひやあつ。
これは冷たいおうどんに熱いお出汁ってこと。

ソーホーのお店ではひとつの器に入っていたけど、ここはおうどんとお出汁が別々に出てきました。
テーブル席だからスペースあるからかしら(笑)?
温泉卵は前から別だったんですけどね。
全部入れたらこんな感じ。
久しぶりのおうどん、とっても美味しかった!

ソーホーのお店は、カウンターだけだし予約できないんだけど、こっちのお店は予約できるのもいいなぁ。

以前行ったソーホーのお店の記事もリンクしますね!



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2018年10月11日木曜日

新品なのに、長年愛用したような味わいのある靴を手に入れる方法

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 おしゃれなお客様と、紳士用品店が並ぶ、ロンドンのジャーミンストリートでお買い物。

この通りには、シャツ屋さん、靴屋さん、散髪屋さん、チーズ屋さんなど紳士に関するお店がずらっと並んでいます。

え、チーズ?

「真の紳士はパクストン&ウィットフィールドでチーズを買う」
そう言ったのはウインストンチャーチル。

そのチーズ屋さんがあるのも、このジャーミンストリートなんです。

チーズ屋さんから、すぐのところに靴の名店、クロケットジョーンズがあります。

今日は、ここでホンの最近始まった、ユニークなサービスを紹介します。

この人は以前クロケットジョーンズの別のお店で副店長を務めていたビスマークさん。

靴造りや靴のケアはもちろん、真の靴の専門家です。
彼が専門家として担当するのが「パティーナ」というサービスなんです。
 作業中にお話を伺ってみました。

こちらは新品の靴。
本当はもっと濃い色合いだったんですが、特殊なクリームを使って色を落としているところです。
元の靴はこちら。
 何で、新品の靴にそんな加工をしているかというと、色を落として保湿した後、新たに色を加えて、アンティークの靴のような仕上げにするためだそうです。

イギリスの人は古いものが好きだけど、こんなサービスがあるのは知りませんでした!

パティーナ加工された靴はこんな風。
すごーい。
年季が入った靴に見える!!

ビスマークさんのデスクの上には、たくさんのブラシや染料が並んでいます。

手の温度で柔らかくなったシアバターとか、アーモンドオイルなんかも保湿のために使ったりするそうです。

丁寧に刷り込んでいく、完全手作業。
そして世界で一つだけの靴が出来上がるそうです。
どれくらいの時間がかかるのか聞くのを忘れてしまいましたが、忍耐が必要って言ってたので結構長くかかるんじゃないかな?

費用の方は靴が140ポンド、ベルトなどの小物は70ポンドだそうです。
何でも持ってる人に、ちょっとユニークな贈り物。

クロケットジョーンズ(リンクします)




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2018年10月10日水曜日

美味しくて簡単なシードパンのレシピ

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私はお料理が大好きで、パンも自分で焼いたりします。
ただ、作るのはプレーンなものが多い。

ちょっと凝ったものとかは、買う場合もあります。
最近、ティムちゃんがあんまり炭水化物を摂りたくないといって、ヘルシーなシードパンを買うこともあります。
買うと、400gから500gの小さなもので5ポンド前後というのが相場。
自分で焼いたらもっと安いのと、何が入っているのかわかるのもいいなぁと思って焼いてみました。

上手にできたのでレシピを載せておきます。

ブログに載せようと、全工程を写真に撮りました!

こちらが材料。
スペルト粉 (全粒) 150g
モルトグレイン強力粉 100g
チアシード 30g
ヒマワリの種 30g
リンシード  30g
カボチャの種 30g

ここに載っていないのに入っているのは;
ぬるま湯 100mlくらい
塩 5g
ドライイースト 大匙1
オリーブオイル 大匙 3

まず、シード類以外の材料をボウルに入れます。
 そこにぬるま湯を加えるのですが、分量はあくまでも目安。
水分が足りないものにお湯を足すよりも、緩いくらいの種に粉を足しながら硬めにする方が楽です。


種はボウルの中ではなくて、外に出して5分くらい捏ねます。

平たくして畳むってカンジを繰り返せば簡単。
こんな風にきれいにまとまるまで。
 この写真を撮った時には、この後そのままで1次発酵させて、それからシード類を織り込んだのですが、昨日は1次発酵の前にシード類を織り込みました。

その方が簡単だし、結果もよかったので、そちらをおすすめします。

どうやるかというと…

これが分量のシード類。
 ワークトップにそのまま広げます。

写真の種は1次発酵が終わったものが載ってるけど、無視してください(笑)
 ふたつ前の、種が丸くなっている状態のものを、このシード類の上に置いて、平たく手で押さえつけます。

裏に返して、反対側にもシードがたっぷりくっついたら、クルクル種をまいて、そのまままた手で平たく抑えます。

それを繰り返して、ワークトップのシード類がすべてパン種に織り込まれたらボウルに戻してラップして室温で1時間半ほど置きます。
1.5倍から、2倍くらいになるはず。

ボウルから取り出したら、簡単に形を整えます。
それをシートをひいた焼型に入れて、30分ほど室温に置きます。
 ファンアシストのオーブン、220℃で35分。

焼きあがったらラックに取り出して冷まします。
切り口はこんな感じ。
ふわっとしたパンじゃなくて、密度の高いしっかりした味わいのパン。
トーストしてバターをたっぷりのせてどうぞ。

パン全体の栄養価ですが、炭水化物は他のパンよりも低め。
繊維やたんぱく質、オメガ3とかビタミン類も取れるので ヘルシーだと思います。
何よりも変なものが入っていないのが魅力。

時間のある時に、ぜひ作ってみてください。





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