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2026年9月11日金曜日

2001年9月11日のメモリアル

今日からちょうど25年前、私はコッツウォルズの終日観光のガイドをしていました。
バーフォードという、坂道が特徴のマーケットタウンにバスを駐車する時、ティムちゃんから携帯に電話がかかってきて、ニューヨークでテロがあったことやロンドンに戒厳令が出されるかもしれないというニュースを伝えてくれました。

まだスマートフォンもなかったので、事情の収集は誰かと電話で話すだけ。
旅行会社に連絡を取って、ロンドンに戻った後のお客様の行動などを色々相談したのを憶えています。
私が観光のご案内をしていたグループは、夜は自由行動で夕食もばらばらにとる予定だったのを、戒厳令など万が一のことを考えてホテルでグループとしてのディナーに替えたり、お友達がテロに巻き込まれているかもしれないと心配されている方のケアをしたり忙しく過ごしました。
幸いにもバーフォードが最後の訪問地だったので、その後は帰路につくだけ。
お仕事が終わった後は列車とかではなく、タクシーで帰宅したんだったと思いますが、その辺のことはあまりよく憶えていません。

この事件でお亡くなりになられた方々はアメリカ人だけではなく、他のたくさんの国籍の方たちがいました。

中にはイギリス人やイギリスの住人も含まれます。
その67人を含む、このテロで亡くなったすべての人たちを記念するメモリアルガーデンがロンドンには存在します。
場所はグロブナー広場。
ロンドンの中心地、メイフェアの真ん中です。

以前、この広場に面してアメリカ大使館が建っていました。
広場にはルーズベルト大統領の像もあります。
この像は第二次世界大戦後、英米の友好を記念してイギリスの市民たちの寄付で設立されたそうです。
この像の脇には日本の桜の木があって日英桜植樹プロジェクト(リンクします)で日英親善のためのもの。

また、広場の南側には第二次世界大戦の記念碑、イーグル飛行隊記念碑が建っています。
ポートランド石の柱とアメリカのワシを模ったブロンズ像の記念碑で、バトル・オブ・ブリテンの際にイギリス空軍の3つのイーグル飛行隊に所属した244人のアメリカ人戦闘機パイロットと16人のイギリス人戦闘機パイロットを追悼しています。

そして広場の東側に今回紹介する9月11日のメモリアルガーデンがあって、これはテロから2年後の2003年に除幕されました。



木製のパビリオンの前面にある柱は、樫の木。
3枚のブロンズ製の銘板は、命を落とした67人の英国市民の名前が記念されています。


そして、詩が刻まれた記念碑の下には、樹脂で保存された世界貿易センターから回収された鉄骨の一部が置かれています。

ガーデンといわれるだけあって、周りにはいろいろな植物が植えられて、それらには英国種と米国種の両方が含まれているそうです。
ローズマリー -は友情と追悼、
ツタ は忠誠の象徴、
ユリ -は純粋さと魂、
フロックス -は伝統的な愛の証、
コーンフラワー -は治癒力、
そしてホワイトローズ・サリー・ホームズ は9月に咲く白いバラで、メモリアルガーデンの中心です。
ベンチもあって、ゆったり座って物思いにふけることができる場所。

このグロブナー広場が、今日は午前7時から午後6時30分まで一時閉鎖されます。
ここでは毎年9月11日の追悼式典を行っているのですが、今年は25周年記念ということもあり、規模が大きい式典だそうです。

この追悼式典は、2001年9月11日のテロ攻撃で命を落とした67人の英国市民の遺族とその招待客、要人、そして地域社会の人々が集まって敬意と追悼と哀悼の意を表します。
追悼式典の安全のために閉鎖ということです。



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2026年9月7日月曜日

王道の展望台はやっぱりシャード?

久々にシャードへ行ってきました。

ここ最近、このブログでも無料の展望スポットをいくつか紹介しています。
そういった場所と比べると、有料のシャードはどうか?

一言で言えば快適です。

先ず並ばないのがいい。

これはタイミングにもよると思います。
ただ、無料の展望台がいくつもある今、明らかに以前よりも空いている印象です。

観光地が混むタイミングというのはチケットを買うふりをすれば大体わかります。
あと何枚残っているとか、まだ余裕がありますとか、色んな情報が出てきますからね。
買うふりというのは購入サイトでチケットの日時を決めてお買い物かごに入れるまでをシュミレーションするって意味です。
その時に選んだ日時が売り切れだったら混んでるってこと。

展望台が混むのは開館時、それからランチ後、それから日没の前後。
この間シャードに行ったのは日曜日の10時開館と同時。
15人くらい、同じ時間帯の人たちがいましたがスムーズに入場できました。

チケットは印刷してもいいけれど携帯のウォレットに入れていたり、添付をその場で開けて見せるといった人たちが殆ど。
自動改札にかざすだけで、係員もいるから、わからなければ手伝ってくれます。

その後エアポートスタイルのセキュリティーを抜けたらリフトへ。
シャードの展望台へはエレベーターを2基乗り継いで、そこから階段で展望フロアにアプローチします。
エレベーターから階段に変わるこのフロアにお手洗いがあります。

これはオープン時にはビジターには開放されていなかったもの。
なので昔はセキュリティーを抜ける前、売店のフロアにお手洗いを案内していましたが、今は必要なくなりました。

展望フロアにバーを作ったし、シャンペン付きのチケットも売るようになったから必要になったんでしょうね。
イギリスでは何にでもシャンペンを付けて客単価を上げようとします。
お茶(アフタヌーンティー)にもシャンペンを付ける国ですからね(笑)

因みに普通のチケットは 28ポンドからで、シャンペン付きにするなら25ポンドの追加です。
バーではカクテルなんかも作ってくれます。

お茶やコーヒーも注文できるカウンターがあって、小さいテーブルもありますがお食事の提供はありません。
多分火を使えないんじゃないかな?
他にも、エリアが小さいので食事を出してもコストがかかるだけで収益につながらないんだと思う。




この日は晴れていたので遠くまできれいな景色が楽しめました。

タワーブリッジもクッキリ。
遠くウェンブリーのスタジアムも臨めました。←写真には撮らなかった(ブロガー失格)

こっち側にウェンブリーが見えたんだけど、遠くに焦点が合っていないので拡大して切り取る価値がなく諦めました(笑)
肉眼ではきれいに見えたので、写真の腕が悪いのか、私のXperia 10 の機能かは謎(絶対に腕の方)

テムズの北のスカイガーデンもちっちゃいね!

このバーがあるフロアのさらに上にも展望フロアがありますが、この日は少し遅くから開くようで時間的に待てなかったから行きませんでした。
そこはシャードの最上階で、壁がない部分もあり、結構スリルがあるフロア。


さて、お土産屋さんなんですが、ロミオのぬいぐるみがなくなっていて、小さなピンバッジと絵本にロミオの名前があるだけ。
シャードとロミオの組み合わせのバッジ。
スタッフにロミオのことを聞いても古株のひとりが知っているだけでした。

古い記事(2013年)ではチケットのお値段が30ポンド弱だったようですが、その後35ポンドくらいだったのが記憶にあります。
ということで今現在(2026年)に28ポンドというのはビックリです。
他の観光地のチケットはこの10年で倍くらいになっていますから、実際の感覚ではシャードの価格変動は半額って感じです。
やっぱり無料の展望台の存在が大きいんでしょうね。

ガイド目線からすれば、お金に余裕があるならシャードがおすすめ。
でも晴れていないならもったいないかも。
晴れていたらその場で行ってみるというスタンスが便利だと思います。

無料にこだわるなら3週間前に頑張ってスカイガーデン(リンクします)のチケットを取るか、120フェンチヤーチ(リンクします)の低いけれど快適な展望台がいいと思います。

リンクしたスカイガーデンの記事はまだ知名度が低い頃で空いていましたけど、今はとても混んでいるので、入る時も出る時にもお手洗いにも、何もかも並ばないとけません。
エレベーターもぎゅうぎゅうで快適とは言えない。
なのでそういったことも含めるとシャードの方が今はいいんじゃないかと思います。


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2026年8月30日日曜日

包帯を巻いたゴッホのつもりだったんだけど…

この有名な絵はロンドンにあります。


ナショナルギャラリーではない。
「え、聞いたことないかも」
そんな人もいるかもしれません。
大英博物館やナショナルギャラリーに比べると知名度は今ひとつかもしれませんが、とっても素敵なギャラリーのひとつです。

特に建物がいい。
天井からの採光。
その光がらせん階段を照らします。
印象派の絵画が目的であれば最上階のお部屋。
なのでリフトで一気に3階まで上がることもできます。
でも、階段もぜひ体験してほしいです。
私は高所恐怖症なので、この写真は恐怖と戦いながらかなり苦労して撮りました(笑)
ブロガー魂(爆)

こちらも有名な絵です。
マネの晩年の作品。
そのうちちゃんと記事にします(ホントか?)
誰もいないので好きなだけ見とれていても大丈夫。

他にもゴーギャンやセザンヌといったおなじみの画家の作品が並んでいます。


印象派の絵がたくさんある、こぢんまりした美術館。
ただ、有料なんですよね。

でも、だから、国立美術館などの無料の場所と比較するとすいています。
なのでゆったりと絵を楽しみたい人にお勧めです。

あれは、ここに来たかった日、早く着きすぎてしまって 、まだ開館前だったからお散歩に行ったんです。

コートールドがある場所はサマセットハウスという大きな建物の中で、ウォータールー駅からウォータールー橋を渡ったらすぐ横。
中庭がある大きなサマセットハウスの北西角、北側からアプローチするゲートの中といった方がわかりやすいかも。
入り口が地味なので通り過ぎてしまう人が多いんです(笑)

何だか長くなってしまったので、ゴッホの絵は次回!


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2026年8月18日火曜日

120 Fenchurch のガーデン

最近、スカイガーデンとホライズン22で展望台に上がれない日が何日かあったみたいです。

リフトの故障だったり、貸し切りイベントだったり、メンテナンスだったり、いろんな理由があると思います。

そんな時の代替えというわけじゃなく、そうじゃなくても行ってみればという屋上ガーデンが「120フェンチャーチ」

ここの一番の魅力は予約なしで並ぶだけってこと!
警備員さんのはなしではお天気によって行列の長さはいろいろだそうです。

私はこれまで5回くらいしか行っていませんが、いずれも10分以内に入場できました。
他にもお手洗いがひとつ下の階にあって、全然混んでいないのも魅力。
スカイガーデンのお手洗いはひどく混むときがあって、最近は全く利用していません。

この写真はひと月ほど前に撮ったもの。
ブログに載せようと撮ったのに、すっかり忘れて他の記事を書き続け、ずっとブログ用の写真フォルダに残っていました。

きっと季節でお花は変わると思うので、今行ったら違っていると思います。

少し、中世のハーブガーデンを思わせるような幾何学的な植え込み。
角を曲がると違った草花が顔を出して展望だけじゃなくガーデンが楽しめるのがいいと思います。
展望も、もちろん楽しめます。
遠くに臨めるのはドックランドのビル街。
左から二つ目、とんがり屋根のビルが中心のカナリーウォーフです。
タワーブリッジやロンドン塔も見えます。
緑だけじゃなく、お花があるのはいいですね。
屋根があったりするわけじゃないので風も気持ちいいし。
こんな感じのパネルが張り巡らされているだけなので、開放感があります。

ところどころに座れる場所もありますが、かなり小規模。
アジサイがたくさん咲いていました。
ひとつ下の階(階段でもアクセス可)にはレストランもあるので、行列が長ければそこと併せて行けばいいかも。




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2026年8月14日金曜日

歴史のおさんぽ

どこを歩いても何某かの歴史を感じることができる街、ロンドン。

しがない観光ガイドの私が住んでいるフラットさえ100年前に建てられています。
200年前、300年前といった場所も多いのですが、もっと古いものをという方におすすめなのがロンドンの壁!
約2000年前のもの(驚)

旧市街地のあちこちで見ることができますが、ロンドン塔の近くが観光の合間に行きやすいと思います。

最寄り駅は地下鉄のタワーヒル駅。

そして、実はこの駅構内にもローマ時代の遺跡があるんです。
ただ、ちょっとわかりにくいのが難点。

タワーヒルの駅に着いたら西向きの地下鉄プラットフォームへどうぞ。
中心地からサークル線やディストリクト線でアプローチしたら逆向きのプラットフォーム。
駅入り口からの階段を下りたら左側にぐるりと回りこむ。
西向きの地下鉄の最後尾近くの壁です。
わかりやすいように赤い矢印を入れました。

これなんですが、暗いし汚れているしよくわかりませんよね。
昔はライトアップされていたそうです。
タイルで囲まれてしまっていますし、奥が黒っぽい石なのはわかりにくいかも。
プラットフォームの柱にちゃんとローマ時代の遺跡(城壁の一部)だと書かれています。
興味がある人のためにちょっと大きくしておきます。

それでは駅を出たらもっとわかりやすい遺跡を見に行きましょう!

タワーヒル駅を出たら右に曲がってください。
その並びにレオナルドホテルがあります。
駅からすぐ。
この写真で建物が切れていいるところが駅ですから。
通りから中へ入るとローマ時代の壁がドーンと突き当りにひかえています!
これがそう。
ちゃんと案内板も出ているので興味があったら読んでみて。
かなり長いセクションなのが見てもらえると思います。

ローマ時代の地面は今よりもっと低かったので、下の方もしかっり見てね。
壁に向かって一番左手は壁のアーチをくぐれるようになっています。
ローマ時代の壁は今から1800年位前に築かれました。
その時代のものには薄いレンガが石の間に入っています。

壁は途中で途切れますが、ロンドン塔の方向に一部がまだ途切れた先にも残っているのが見えると思います。
土台の部分の幅はとても広い。
そして石の大きさが整っています。

ローマ人がイギリスから引き揚げてしまった後、壁は時代とともに荒廃していきますが、中世に再び崩れた上の部分が建て増しされます。
ローマ時代よりももっと薄くて作りも緻密ではありません。

このエリア以外にもローマの壁の遺跡は旧市街地のあちこちで見られます。
ぜひ探してみてください。




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2026年8月6日木曜日

ルックアウトに行ってきたよ!

最近ロンドンの金融街では屋上やビルの一部の階から展望が楽しめる場所というのがいくつもできています。

このブログでも紹介したことがあるのがスカイガーデン(リンクします)
無料チケットの予約は3週間前なので、予定がわかっているならイチオシ。
お金を払うのが嫌じゃなければシャードの展望台(リンクします)

予約が必要で景色以外は何もないホライズン22(リンクします)

ただ、ここは現在閉鎖中。
こんなお知らせがビルの前に出ていました。
知らずに来た人たちに係員が対応していましたが、予約済みの人にはちゃんとメールでお知らせがあったらしい。

ルックアウト(リンクします)はホライズンと似たような感じです。
場所もほぼ同じ、というか、隣のビル。
少しルックアウトの方が小規模です。
でも景色は十分楽しめる。
この間撮ってきた写真をいくつか紹介します。

手荷物検査を受けた後、エレベーターで50階まで上がります。
このリフト、1基7人乗り。
というわけで行列はあんまり進みません(笑)
50階のフロアはイベントスペースとして借りることもできるようです。
なのでそういったイベントに来ると景色もついでに楽しめる。
ヨガとかやっているみたいです。

さてこちらは北西のバービカン地区。

こちらはセントポールや国会議事堂も臨める西側
テムズが大きくカーブしているのが見えますね。

こちらは南側のスカイガーデンとシャード。
タワーブリッジとロンドン塔も左手に見ることができます。

ちょっと大きくして見ました。

そんなに広くはないけれど、こじんまりして短時間で楽しむのに向いていると思います。

このフロアにはお手洗いもありました。
予約は無料だけど、リリース後すぐにした方がいいです。
2週間ごと月曜日のリリースです。
入り口で予約の時間とか結構念入りに調べていました。


ここからほど遠くない場所にワン・レデンホール・テラス(リンクします)というところがあって、それはビルの4階。
予約なしでフラっと入れるというので行ってきました。
本当に誰も並んでいない。
そんなに高い場所じゃないからガラスの中じゃなくて風を感じることができます。
でも正直なところ、別にここに上がらなくてもいいかなって思いました。
このビルで働いているのなら、お弁当食べに来るのにいいかなって感じです(笑)
一応、撮ってきた写真をお見せします。

スカイガーデンの手前のグレーの屋根はレデンホールマーケット(リンクします)です。
近いだけあって、周りの建物のディテールはよく見えます。
観たいかどうかは別問題(笑)
突き当りがエレベーターで、この見えている部分だけアクセス可能。
エレベーターの裏手側はレデンホール・ビルディングとロイズ保険会社。
ともにサー・リチャード・ロジャースの建築です。
このエリアは建築のお勉強している人には楽しいところ。

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