2024年2月28日水曜日

パスタメーカー買ったよ!

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最近あまりおいしくないおうどんばかり食べているので、もうこれは作るしかないかなと思って、自分で足踏みうどんを作ってみましたが、やっぱり手間がかかりますね。

以前から仲良くしてもらっているドイツの Phary さん(リンクします)からヌードルメーカーで簡単に手打ちうどんが楽しめるというお話を聞いていたので、私も真似して買ってみることにしました。

パスタメーカーで検索するといくつか出てきます。
使いやすそうなのは、ヨーロッパではおなじみのブランド「フィリップス」です。
家電類で有名だし、これでいいかな、そう思って買ってみました。 
日本でも家庭用製麺機として販売されているようです。

アマゾンでも売っていましたが、購入はフィリップスの公式ウェブサイトから。
今朝、届きました!
おとといの夜注文して、今朝の配達だから早い。
配達はDPD という会社。

麺の太さや形が決まるアタッチメントが8種類同封されていて、なんとペンネも作ることができます。
ラザニアのようなシートもできて、そちらは餃子の皮を作るのにも使えるとか。
中華そばやお蕎麦もおうどんもこれ一台(まだ試していませんが、ネットにレシピが色々出てきました。
箱を開けてパーツを洗って早速きしめんに挑戦!
「なぜきしめん?」と思いました?
どのアタッチメントを使えばおうどんになるのかわからなかったので、平麺にした(笑)のが理由。
だって、どれも穴が小さいんです。
もっと太い穴のアタッチメントもあるのかな?

平麺の幅は3種類ある中の真ん中サイズにしました。

作り方は簡単。
強力粉と薄力粉とタピオカ粉を適当に混ぜて塩水を入れるだけ。
日本のものは基本の捏ね時間が5分らしいですが、イギリスのは3分です。
追加でもう3分足すことができます。

説明書をよく読まずにスタートしたので追加の捏ね時間を足す方法がわからずに、一旦出てきた麺を機械に戻す方法を取りました。
なので捏ねたのは4分くらい。

とっても簡単。
こんな風に出てくるまで、本当にあっという間。
機械が働いてくれている間に天かすを作って準備。
シイタケとわかめを入れたおだし。
6分くらい茹でて冷水で洗って茹で具合を試したらいい感じ。
こちらが出来上がり。
麺類が好きなら絶対に買うべき(笑)

後片付けが心配でしたがパーツは簡単に取り出せるし、そのまま食洗器に入れるだけ。
唯一手間だなと思ったのは麺の太さを決める白いアタッチメント。
穴の中に麺の生地が詰まった状態なので、一つひとつ専用の器具できれいにしました。
といっても数分で終わる作業です。
お湯につけた後に生地が柔らかい状態でお掃除しましたが、乾燥させて突っつく方が簡単かも。

今回は粉類が250g、塩水は100mlでした。
粉を入れると塩水の量が指示されるシステムです。
この量でたっぷり2人分。

明日は何を作ろうかな?




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2024年2月25日日曜日

ロンドンのはちみつ

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しばらく前の話ですが、イギリスで売られているはちみつの多くが品質に問題ありとニュースになりました。
平たく言うと、お砂糖を原料にしたシロップが混ぜられたものをはちみつと偽って売っているということ。
スーパーマーケットで売られている普通のはちみつということで、びっくり。
でもよく読んでみると、かなり安い値段のはちみつらしいです。

あるスーパーマーケットで売られているものだと 340gで75p(142円)
円での値段は1ポンド190円で計算しました。
確かにあり得ないくらい安いので、疑ってみるべき。

原材料にブレンドはちみつと書かれていれば、混ぜ物がされているということです。
ところがこのはちみつは原材料は「はちみつ」と書かれています。
そして原産地は「xx国で生産されたものがイギリスで瓶詰め」となっています。

瓶に入ったはちみつが本物か偽物かというのは、素人にはなかなか判断がつかないですよね。
水に溶けにくいのが本物とか、
ティッシュに数滴落として水分がティッシュに広がったら偽物とか、
お酢と混ぜて泡立ったら偽物の可能性が高いとか、
色々な見分け方がネットで検索できます。

一番いいのは信用できる場所で買うってことかな。
巣箱のある場所で買うのが安全かな。


ロンドンではしばらく前からロンドン産のはちみつが人気です。
あまり知られていないけれど、いろんな場所に巣箱が置かれてはちみつが採取されています。
例えばリッツホテルやロイヤルランカスター、ゴーリングなどは自前のはちみつがある。
フォートナム&メイソンも自分たちで作っているはちみつがあります。
バッキンガム宮殿のお庭でもはちみつが作られています。

何でこんなことを書いているかと言えば、先日ロンドンのランベス宮殿図書館ではちみつが売られていたから。

図書館ではちみつ?
そうです。
この図書館があるのはランベス宮殿のお庭。
800年の歴史を誇るエコロジーが徹底しているお庭です。
ウォータールーの駅から徒歩数分なので、是非どうぞ。

ひとつ8ポンド。

建物に入ると大きな窓からお庭も見えます。

この建物は2020年に手作りのレンガで作られました。
リファレンス図書館なので貸し出しはしていませんが、古い蔵書で知られています。
場所柄(ランベス宮殿はカンタベリー大司教のロンドンのお屋敷)宗教関連の蔵書が有名です。

お味のレポートもしたいけど、この間買いに行ったらカードマシーンが壊れているということで買えませんでした。
現金を持っていく方がいいと思います。








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2024年2月21日水曜日

おうどん食べてきた

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先日、半日でお仕事を終えて、自宅に戻ってからランチしようか、中心地で何か食べてから帰ろうか悩んだ挙句、ウォータールーからリッチモンドの列車に乗るまで時間があったので、駅中の丸亀うどんに入ってしまいました。

別の支店だけど、過去に2回行ったことがある。
この時はお仕事の下見。
ここに行きたいというお客様がいたので。

そしてお客様と一緒に行ったのが2回目。
で、今回3回目。

列車が出るまで25分しかないので、さっと食べて急いで出ました。
注文したのは肉うどん。

以前にもまして麺が重い。
硬いけど、コシはない。
お出汁は無くて、肉うどんのたれみたいなものが少しかかっている程度でした。
かなり甘い、すき焼きっぽい味。
これで12.45ポンド、日本円で2400円。


満足だったか?
そんなわけないでしょ(笑)

で、その数日後、やっぱり半日のお仕事の後、ソーホーで終わったのでコヤに行ってきました。
コロナ後行くのは初めて。
以前はふらっと寄ったり、おうどんキットを宅配してもらったりしていました。
でもしばらく足が遠のいていたので、この間のお口直しにちょうどいいかと思って立ち寄りました。

「こや」は黒板料理が楽しい。
その日の特別料理でおつまみっぽいものもある。
この日はアサリの酒蒸しがありました。
もちろん注文しましたよ!
でもね、火を通し過ぎでアサリはぺちゃんこだったし、砂抜きがちゃんとされていなくてジャリジャリ、とても食べられなかった。

お店の人に話したら、すぐにお詫びが返ってきた。
もしかしたら(確証はないけれど)他にもクレームがあったのかな?
というのは作り直しますって言われなかったのが理由。
ランチには遅い時間(2時頃)だったから、用意してあったアサリの容れ物の底の部分だったのかも。

その後、ひやアツのてんぷらうどん。
ひやアツというのは冷たいおうどんに熱いお出汁ということです。
天ざるうどんに大きめの天つゆって見た目。

以前よりも麺が重い。
前はもっと美味しかった気がする。
もしかしたら私の好みが変わったのかな。
お勘定をお願いしたら、アサリのお代は引いてありますって言われました。
ま、ちょっとしか食べずに下げてもらったから、そうなるとは思っていたけれど。
こちらとしては、それ以下もそれ以上の対応も求めていないから、ピッタリの結果。

このアサリのことは書こうかどうしようか考えたんだけど、書いた理由は:
①どんなレストランでも失敗はあり得るから、砂入りのアサリはそれほど悪いこととは思わない。
②お店の謝罪もすぐだったし、私も出されたものを下げてもらうのに謝ってお互い様の関係。

そしてこれが一番大きな理由なんだけど、③却ってこのことでお店の印象が良くなった。
以上の3点です。

レストランで、出されたお料理にダメ出しすることは結構勇気がいります。
私の場合は、特にお客様が一緒だと、クレームを入れることで、その場の雰囲気が悪くなるのが嫌なので、まず何も言わないことがほとんど。
ひとりで食べていても、あまり言わないケースが多い。
面倒だからです。
もう行かなければいいだけの話。

なので、お料理に意見できるような親しみやすさや、ちゃんと対応してくれる誠実さがお店側にあることはプラスだと思います。

コヤはまた機会をみて行くつもりなので、今回のことはいい機会だったと思っています。


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2024年2月19日月曜日

イクラの食べ比べをしてみたよ!

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私は卵が大好きです。
鳥の卵だとウズラが大好物。

魚卵は何でも好きです。
キャヴィアもイクラもタラコもマスコも白子(卵じゃないけど)も大好き。

最近いくらはキャヴィアを買う時のついでに瓶詰を買っています。
イクラだけだと安いから送料無料にならないのが理由(結構ケチなんです)

いろんな種類があるので、今回は瓶詰めを2種類買ってみました。
以前、同じお店で缶詰タイプを買って、それはあんまり好きな味じゃなかったです。
左がケタサーモン(シロザケ)、右はピンクサーモン(カラフトマス)

魚卵は基本金気を嫌うというので、あれば缶よりも瓶詰の方がおいしい気がする。
でもそういったことは気分なのかもしれない。
蓋を開けるとこんな感じ、両方100gずつ入っています。

我が家では魚卵用のスプーンをつかっていて、素材は動物の角。
自然素材なので、どのスプーンも色や柄が違うのが楽しい。
その時の気分で好きなものを選んでいます。

さて食べ比べなんですが、ご飯を炊いていくらを乗せて食べてみたり、イクラだけで食べてみたり、味海苔に乗せて食べてみたりしました。
結果ですが、味はそんなに違いませんでした(笑)
ただケタサーモンっていう方が少しだけ皮が舌に残る感じがしました。
粒の大きさもさほど変わらない。
左がピンクサーモンのイクラ、右がケタサーモンのイクラです。

正直なところ、あまりにも味が近いので、ちょっとガッカリ。
これからは安い方を買おうと思います。
因みにケタサーモンのイクラは普段14ポンドなのが11ポンドに値下げ中、ピンクサーモンのイクラは9.50ポンド。
このお値段は、普通にスーパーマーケットで売られているものに比べると安いし、ひと瓶丸ごとご飯に乗せても後悔が無いお値段です。
上の写真は大体50gずつくらいをご飯に乗せました。

卵も生き物なので、個体差があります。
今回はこういった結果だったけれど、カラフトマスの卵が小さいと書かれた文献も見ました。スーパーマーケットで売られているイクラは50g入りのものが多くて、粒はもう少し小さめ。











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2024年2月15日木曜日

今年のバレンタインデー

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まったりおうちで過ごした今年のバレンタインデー。

朝起きたらティムちゃんからのカード。
私もティムちゃんのためにカードを用意しました。

これ、Xの広告に出てきたカード。
面白かったのでその場でクリックして買っちゃった。
これがそう。


任期中に来季は監督を継続するつもりはないと言い放ったリバプールの監督、ヨーガンクロップをもじって「ヨーガンみたいにあなたを捨てたりしない」って書いてあります(笑)

買ったことは全く後悔していませんが、それ以来Xを開けるとこのカード会社の広告ばっかり出てくるようになりました。
ま、変なもの広告じゃないんでいいんですけどね。

オンラインのカード会社は中身を印刷してくれるサービスがあるものが多いです。
このカードもパーソナルな中身を印刷してもらったので、封筒に入れて渡すだけ。
楽チンです。

それなのに前日にティムちゃんから
「明日はどんなポエムが貰えるのか楽しみだな~」なんて言われてドッキリ!
なんの準備もしていませんでした。

なので丸一日かけて作りましたよ🤣

ポエムって日本語で書くとちょっと違うイメージかも。
私たちは冗談ぽい詩を書いて遊んだりするのが好きです。
ティムちゃんはその場で即興で作りますが、私はじっくり考えてから作るタイプ。
イギリスの詩は語尾の韻を踏むことが普通なので、私は筋立ての滑らかさよりは頓珍漢な内容でも語尾を揃えることを重視して、仕上がりは冗談みたいな内容です。

韻を踏むというのは語尾の音を揃えてリズムを生み出す効果があります。
例を出すと最後「すべて世は事も無し」で終わるブラウニングの春の朝(上田敏の訳)

Pipa's Song(春の朝)

The year's at the spring,(時は春、)
And day's at the morn; (日は朝(あした)、)
Morning's at seven;(朝は七時(ななとき)、)
The hill-side's dew-pearl'd;(片岡に露みちて、 ) 
The lark's on the wing;(揚雲雀(あげひばり)なのりいで、)
The snail's on the thorn;(蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、)
God's in His heaven-(神、そらに知ろしめす。)
All's right with the world!(すべて世は事も無し。)

1行目と5行目、2行目と6行目、3行目と7行目、4行目と8行目の語尾が揃っているのがわかります。
これ以外にも2行ずつ韻を踏んだり、パターンはいろいろ。

私が最近夢中になっているのは2行ずつの韻を繰り返すもの。
もしくは最初から最後まですべて同じ韻にするというバカげたスタイルです。
鍵になる言葉を決めたら、それと同じ韻の言葉を10個くらい書き出して、それらの言葉が行の最後にになるようにしたものを物語になるように並べるのです。

例えば今回作った詩は最後の文を「You're my Valentine」にしたかったのでそれぞれの行の最後を「アイン」の語尾で終わるような言葉を集めました。
Wine, Headline, Calvin Klein, River Rhine, Design, Fine, 等々。
ことば同士のつながりに脈絡がなければないほど物語に仕立て上げる面白さがあって楽しいです。

ティムちゃんは毎回私が作ったバカらしいポエムを楽しんでくれます。
書いた紙やカードはベッドサイドのテーブルに置いて、何回も読み返してくれるので作り甲斐があります。

私が韻を踏んでいる言葉を探すのによく利用するサイトを紹介します。
単語を入れてRhymes をクリックするだけ。
是非作詞を楽しんでみてください。


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2024年2月13日火曜日

おだてるって英語で言える?

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今日はパンケーキの日です。
朝からいろんなニュースでパンケーキにまつわるお話が紹介されているイギリス。

そんなひとつにジョークがありました。

Q; How do you make a pancake smile?(パンケーキをにっこりさせるのはどうすればいい?)
A; Butter it up!(バターを塗れ)

初めて聞く言い回しだったのでティムちゃんに聞いたら「Butter up」というのは何かをしてもらおうと下心を秘めて褒めることだと教えてくれました。

30年も住んでいるのに、まだまだ知らない言い回しがたくさん。
言葉って奥が深いです。

ただ褒めるではなくて、おだてるという意味あいのようです。
気になったので、他にどんないい方があるか調べてみました。
Bootlick (ブーツをなめる)とか、Apple Polish(リンゴを磨く)とか他にもいろいろ出てきました。
ブーツはたまに聞くけれど、リンゴの方はイギリスで聞いたことはありません。
アメリカでは聞いたことがあるので、同じ英語といっても言い回しって国によって違いますね。

他人のブーツを舐めるとかりんごを磨くのは何となく意味が分かる気がしますが、いったいバターを塗ることにどんな「おだてる」意味があったのか気になります。

そこで調べてみると、インドの寺院でギー(バターオイル)が使われていることに関係があるようです。

インドでは牛は神聖な生き物で、牛乳から作られるバターから不純物を除いたギーが「純粋さ」を表すそうです。
そこで、寺院の明かりとして使う燃料もギーが使われているんですって。
インドの寺院にはたくさんの神様の像が祀られていますが、その儀式にもギーが使われ、願い事がある人は神様の像にギーを塗ってお祈りをしたそうです。
特にシヴァ神にミルクやギーをかける習慣がこの言い回しの始まりになったという説があります。

面白いですね。

これは大英博物館所蔵のシヴァの像。
ブロンズ製です。
石で作られたものは、ひび割れを防いだりするためにミルクやギーをかけたという理由もあったそうです。




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2024年2月11日日曜日

持続可能なレストラン

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先日、プロフェッショナルガイド協会の講習で「持続可能な観光業のレクチャー」を受けました。
午前中は教室での講習、ランチをはさんで午後からは実地のツアーです。

そのランチがおいしかったので、読者の皆さんとシェアしたいと思います。


持続可能という言葉はいろんな意味を含んでいます。
このレストランでは旬のものをなるべく近くから届けてもらうことや、調理中やその後の無駄を少なくすることを心がけているそうです。
こちらがそのステートメント。
こういった意義はもちろん大切ですが、実際にビジネスにするためには「おいしい」ってことも大切。
そしてレストランとしてのサービス部門も大事です。

ここはとてもフレンドリーなサービスでした。
10人以上のグループだったので、事前予約がされていましたが、いろんな接客を見ていて、ウェイティングスタッフが自信を持って受け答えをしていたのが印象に残りました。

内装はこんな感じであっさりしています。
私はバーガーとチップスを選びました。
ジューシーなバーガーにカリッと仕上がったスキニーチップスがおいしかったです。

キッチンはオープンで、働いている人が見えるのがいいですね。
帰り際にと声をかけて写真を撮らせてもらいました。
「おいしかったです、どうもありがとう」のお返事がこの笑顔。
レストランはバーモンジー通りの入り口。
お花が飾られているのはロンドンらしいかな。
10年近く前に始まったスタイルです。
ここは裏手に屋外のコーナーもあります。
大人数でも対応できるので、グループに向いていると思います。
持続可能だとか、そういった意義も大切だけど、ここはそれ以上に普通に食べておいしい、行って楽しいレストランのひとつでした。
なのでお勧め。
是非どうぞ。



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2024年2月8日木曜日

手打ちうどんを作ってみたよ!

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ビャンビャン麺を桃太郎君と食べてから(リンクします)コシのあるおうどんが食べたくなった私。

シティーのコヤに行こうと思ったらいっぱいで、代わりに行った回転寿司もハズレだったし、フラストレーションはたまるばかり。

じゃあ作ればいいじゃない(海外住みアルアル)ということでレシピを探してみました。
色々出てきた中で、キッコーマンの手打ちうどんレシピ(リンクします)がハードルが低そうなので参考にしました。

中力粉がないので、強力粉と薄力粉を半々にして300g。
いつもの私と違ってちゃんと計りました!
レシピ通りならここでジップ袋に入れるんだけど、パン作りの時はそのまま捏ねるから袋は無視することにしました。

塩水を用意して回しかけ。
乾燥しないように一回り大きなボウルを被せてしばらく置きます。
パン生地を発酵させる時にこんな風にしています。
この後手で捏ねはじめたんだけど、パン生地と違ってかたい!
とてもじゃないけど捏ねられないし、水分が足りない感じ。
なので少しずつ水分を加えて(それがすごく難しい!!)ジップ袋登場(敗北)
踏んでたたんでを繰り返して、袋のまま1時間ほど寝かせました。

半分だけ取り出して薄く延ばして切り分けるんですが、なかなか薄くなりません。
3㎜とか書いてあるけど、無理。
結局5㎜くらいまで頑張って切ったのがこちら。
茹でて冷水で〆たのがこちら。
かなり太いです。
その後お出汁に入れて温めているときに配達が来て、いただいたのは20分後くらい。
まあまあおいしかったけど、手間に合うほどの満足ではなかった。


残った半分はさらに1時間くらいしてから延ばして、一旦細く切ってからさらに平たく延ばしました。
幅広のきしめんみたいな感じ。

天かすを手作りして。
カリカリでおいしそう。
しめじとオクラを入れたお出汁でいただきました。

これはおいしかった。
また作ってみようかな?
延ばす前の寝かす時間は2時間くらいあった方がいい。
細く切ってから再度延ばす方がずっと簡単に薄くできます。
あと、水分は基本の量よりも10%くらい多めの方がよかったです。
ただ気温やお台所の湿度などにも左右されると思います。





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2024年2月5日月曜日

鉄道が好きなら参加して!

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ロンドンの地下鉄にはいろんな秘密があります。

秘密は大げさ?かもしれない。
昔使っていたけれど、今はもう一般の人の目に触れなくなった部分とか、使わなくなってしまった駅とか。

そんな部分は映画やドラマの撮影に使われていることも多いです。

例えばオールドウィッチの駅。
私がロンドンに来た当時はピカデリー線の駅のひとつとして利用されていたのに、1993年に閉鎖されてしまいました。
でも、閉鎖される以前から、地下鉄が運行されていない週末などに撮影が行われていたりしたそうです。
そして閉鎖された後でも、撮影のためなどに、実際に動くことのできる地下鉄が設置されています。
映画では「V for Vendetta 」
ドラマでは「Sherlock S3 E1」などが有名かな。


今回紹介するのはロンドン交通博物館が主催するそんな秘密ツアーのひとつです。


まず集合場所はベイカーストリート駅前、シャーロックホームズの像。

そこで名前を確認されて、首からかけるビジター用のタグを受け取り、荷物検査と服装チェックの後出発です。
荷物検査は危険物を持っていないかどうか。
服装チェックは歩きやすい靴や動きやすい服を着ているかどうかのチェックです。

ひとつのツアーに係は3人。
そして、私が参加したツアーの参加者は12人でした。

このツアーは一般の人も参加できます。
が、私が参加したのはプライベートツアーで、プロフェッショナルガイド協会がアレンジした CPD の一環です。
CPD というのは専門職の人がライセンスを取った後も、それに甘えることなく継続して勉強を続けて切磋琢磨するためのプログラム。
ガイド協会だけでなく、ライセンスが必要な専門職の分野ではよく知られたコンセプト。



このブログでは、このツアー内容から興味深そうな部分を少し紹介したいと思います。


まず、世界最古の歴史を誇るロンドンの地下鉄ですが、オープンしたのは1863年。
ということで今年は161年目。
その一番古い駅のひとつがベイカーストリート駅というわけ。
元々はメトロポリタン鉄道という名前でした。
こちらがその路線図。
ロンドンの北西に伸びる路線が延長されて、そのエリアに住宅のデベロップメントが進みます。

通常、ロンドンの鉄道駅の上には乗客のためのホテルが建てられました。
でも郊外のメトロランド(メトロポリタン線上の新興住宅地)に呼応するように、ベイカーストリートの駅の上には高級フラット(マンション)が建てられました。
約200戸弱という、1930年代当時は最大の規模。
そして上階には使用人用のエリアも設けられたので、利便性はそのまま、使用人のスペースを自宅内に確保する必要もなかったそうです。

建物にはレストランも作られて、その広告は今でも駅構内で観ることができます。

はじめは汽車が走っていたこの路線。
工事はカット&カバーといわれる方法。
地下といっても浅いところを走っていましたから、自然光を取り入れたデザインです。
こちらは建設時のイラスト。
こちらが現在のプラットフォーム。

汽車ということは煙や水蒸気が出るわけで、通気口は重要でした。
こちらがベイカーストリートの通気口のひとつで、現在も換気口として利用されています。
その空調のために通路上に置かれた重い鉄の扉。
この角度を変えることで空気の流れを変えることができます。

こちらは深いプラットフォームから地上に続くエスカレーター。
天井に明り取りのガラスが並んでいますね。
これがそれを外から見たところ。
ガラスの汚れが目立ちます(笑)
奥の白い建物はチルターンコート。
始めに紹介した高級フラットの裏側。
表と裏でずいぶんデザインが違います。

フラットの地下にはメトロポリタン鉄道の社員のための施設などもあって、なんとライフル射場があったそうです。
設計図でも確認できます。
もちろん今はもう使われていません。
これが使われていた当時の写真。
何と1996年まで利用されていたそうです。

マジですか?
つい最近なので、聞き違いかと思って質問してしまいました。

ダンブレインの事件(リンクします)の後、銃の利用についての見直しがあって閉鎖されたそうです。

ベイカーストリートの駅以外にも、いろんなツアーがあるそうなので、歴史や鉄道、交通機関に興味があればとても楽しめるツアーです。






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