2019年6月29日土曜日

カメの手を食べてみた!

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ホリデーでは新しいことに挑戦するのも楽しいです!

ヨーロッパの海沿いの街で、たまに目にすることがあって、とても興味をひかれたのが「亀の手「」

特異な姿で印象に残って、調べてみたら珍味だということがわかりました。

珍味ってビミョーですよね(笑)?
美味しいのかな?

いつか試してみたいと思っていたのですが、いつ見てもお値段が高すぎたり、その気にならなかったり。

リスボンの郊外でも見かけたのですが、結局他のレストランに行ってしまって食べる機会がないまま。

ところがやっとっその機会がやってきました。

ポルトのシーフード専門店で、見かけて、即オーダー。
だって機会を逃したくなかったので。

その時の動画です。


私たちが行った時は、担当のウェイティングスタッフがサージオ君で、親切にいろいろ案内してくれました。
 このレストランは材料の重さでお値段が決まるといったスタイル。
事前にどのお魚がどれくらいの重さで、どんな料理法がおすすめか相談に乗ってくれます。


結局選んだのは、前菜にティムちゃんがスープ。
私はイカの天ぷら。



それから二人ともヒラメのようなお魚をグリルしてもらいました。
テーブルまで焼いた状態で持ってきてくれてから、テーブルの脇で骨から外してお皿に盛ってくれました。
高級店なら当たり前のサービスだけど、このお値段で、そこまでやってもらえるとは正直思っていなかった。

とってもおいしかったし、海鮮のお店の割には良心的なお値段でした。

お魚が好きな人にお勧めです。

ティムちゃんが選んでくれたワインはこちら。
内装はモダンで簡素。
でも子供連れでも来やすそうなカジュアルな雰囲気です。

こちらがお勘定。
後で気が付いたのですが、亀の手が載ってない。
ひとつかみ位で、8ユーロ前後だったと思います。

Ostras & Coisas Restaurante SA(リンクします)

ウェブにはメニューが載っていません。
それは仕入れでメニューが変わるからだそうです。

でも全体にリーズナブル。



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2019年6月27日木曜日

ポルトガルの救急医療ってどんカンジ?

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タイトルだけ見たら、お気楽レポートに見えますが、今回のホリデーで実体験したことをご案内したいと思います。

私は普段からおっちょこちょいで、よく転んだり、ケガをしたりします。

今回のホリデーはポルトガルのポルト中心地をベースにしているのですが、ドウロ川までは徒歩圏、大西洋まではタクシーで15分くらいです。

大西洋沿いは、きっと素敵な貝殻がたくさん見つかると思って、ずっとティムちゃんに行こうって言っていたのですが、いつ行ってもビーチに貝殻は無し。

きっと、明け方にお掃除しているんだと思います。
貝殻デストロイヤーのお話(リンクします)

そこで、こういったお掃除ができない、岩場のビーチに行こうとティムちゃんとお出かけしてきました。

ね、こんなところなら、貝殻用のロリーも入ってこれないでしょ?

 そして、こういった岩場には、ロックプールといって岩に囲まれて行き場のなくなった海水がたまった場所があります。
 こんなところでカニとか小さなお魚を捕まえたりするのも楽しいです。

ティムちゃんから「あぶないからきをつけて」って言われて、この写真を撮ってすぐ後、岩場で滑って転んでしまいました。

 幸いにも、すぐそばを歩いていた人が気づいてくれて、パニックになったティムちゃんに声をかけてくれたそうです。
そして、本当に幸いなことに、この人が看護師さんで、すぐにビーチの救急隊を呼んでくれただけではなく、しばらく意識がなかった私のそばにいて、慌てるティムちゃんと私の面倒を見てくれました。

 頭を打ってもうろうとしていた時に、いろんなくだらないことをつぶやいていたそうですが、その一つが、夜にインド料理食べに行こうって言ってたのに、私が怪我したせいで病院に行ったらレストランにいけないからごめんねっていうことだったそうです。

私は覚えていないのですが、この助けてくれた人と、ビーチの救急隊の人にお礼のメールを出さなきゃいけないから、メールsドレスを携帯にタイプしてもらったり、記録のためにって自分の写真を撮ったりしていたそうです。
せっかくなので載せておきます。
顔中、血だらけだったのも、きれいに洗ってくれました。
 ヒールとかじゃなくて、もちろんスポーツシューズだったのに、岩場は危ないんだなぁ。
これは救急車の中。
頭を打って、一時的でも意識がなかったので、念のためにスキャンを受けるために病院に運ばれました。
救急車からは歩いて病院に入りました。
そうしたら救急室に運ばれて、そこで黄色いテープを手首に巻かれました。
この色で緊急度合いが示されるようです。
それぞれの色の人がどれくらい待っているかがモニターでチェックできる仕組みでした。
こちらは私の手首。
患者ナンバーと名前や生年月日が書かれています。
こちらはティムちゃん。
付き添いの人ってことだと思います。
番号は入ってなかった。

カルテが用意されていろいろ書いてあるけど、名前や住所はティムちゃんが受付で登録してくれたそうです。
応急手当のお部屋でベッドに寝かされて額を二針縫いました。
前歯の左手がちょっと欠けてる。
でも薄い上唇(自分の顔の中では一番好きじゃない部分)がぷっくりしてちょっとうれしいかも(笑)
今のところは擦り傷が主で、スキャンも問題なかったし、待ち時間は長かったけど、4時間後に病院を後にしました。

それにしてもビーチで色々な戯言を言っていたという、ティムちゃんからの報告が面白かった。
本当にくだらないことを泣きながら延々としゃべっていたそうです。


それからビーチの救急隊の人たちが結構かっこよかったです。
見たい?

nadador salvador という資格の人たちで、一人は英語が堪能だったそうです。
ティムちゃんが色々話していたそうですが、私は実は全く覚えていません。
無意識でも連絡先を聞いておいてよかったです。

通りがかりの看護師さんと救急隊の二人には、お礼のメールを出しておきました。
病院では、イギリスのレジデントだと言ったら費用は全く掛かりませんでした。
カバーの高い、旅行保険にしっかり入っているので、、費用の面は心配していませんでしたが、自分のミスでポルトガルの人たちにお世話になって申し訳ないなって思っています。

昨日は一日アパートメントの中ですごしました。
かなり顔がはれていましたが、今日はちょっとましかな。

これから食べ損ねたインド料理に行ってきます。
ティムちゃんは「僕が殴ったと思われないか心配」だそうです。
ビーチで転びましたって何回くらい言わなきゃいけないかな?

皆さんもビーチの岩場はお気を付けください。




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2019年6月26日水曜日

薬局のお姉さんに勧められた、雰囲気のすてきなレストラン

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薬局のお姉さんのおすすめで、格好には場違いのレストランに入ってしまいました。


ちょっと、市場にお買い物。
なので、Tシャツにショーツ、しかもスッピンという出で立ちだったので、一歩入って後悔。
ちゃんとテーブルクロスがかかっていて、セッティングもちゃんとしたレストラン。
もちろんレストランもお商売なので、嫌な顔もせずに迎入れてくれますが、ちょっと気まずい。

ちゃんと予約して、もしくはまともな格好で来ている、他のお客さんに悪いなぁと思ってしまう。
このメモは薬局のお姉さんがくれたもの。
「おすすめよ」って言ってたので、今行けってことかと思ったら、ちょっと違いました。
この手のレストランは、きちんと予約して、ちゃんとした格好で行きたかったな。
お店の中にはアンティークのお皿とかが飾ってあって、いい感じです。
 お店の入り口もアズレージョのタイル。


いつも行く、お気に入りのカジュアルなレストランでは2ユーロ前後の野菜スープが、このレストランでは6ユーロ。
それでもロンドンよりはずっと安い。
こちらはティムちゃんが注文したカルドヴァーディ(緑野菜とポテトのスープ・ポルトガルの定番スープ)
メインも伝統的なお料理を、ということで塩漬けタラのグラタンみたいなものを選びました。
ティムちゃんがお肉料理を注文したら。こんな風に運ばれてきて、テーブルの横で盛り付けてくれました。
ご飯食べに来た~って感じがしてうれしい。
ところが私のお料理は、食べている途中にたくさんの骨や皮を発見。
お魚の切り身が表に出ている状態のお料理なら、骨も皮も気になりません。

でも、これ、お魚は材料の一つとはいえ、見えない状態。
なので、危ない。

そこでウエイターさんに、骨がこんなに入っていますって言ったら、「魚に骨が付いているのは当たり前みたいに言われてびっくり。

去年、リスボンでも同じようなお料理を何回か食べましたが、骨が入っていたことなんてあ地ませんでした。
なので、「お魚に骨があるのはわかるけど、お料理によるでしょう?切り身とかじゃなく、材料の一部だから骨も皮も取るのが当たり前、第一危ないじゃないの」そう言ったら、「ポルトではこれが当たり前」って言われてしまいました。

レストランで、気に入らないことがあったら、もう行かなきゃいいだけなので、黙ってることも多いのですが、ポルトでもタラの切り身のお料理(ロモデバカラウ)とかは骨があるのが当たり前でしたが、切り身じゃなくて、何かと混ぜてあるときは、骨なんか入ってなかったし。

なので年配のウエイターさんに、もう一度同じことを言ったら、今度は「それは申し訳ありませんでした、シェフに報告します」という答え。

で、お詫びにデザートをサービスしますというので、伝統的なケーキの一つを切ってもらいました。
アーモンドのケーキ(だと思う)おいしかったです。
何かもらうために文句を言ったと思われたくないと言って、ティムちゃんは追加でポートワインを注文しました。
ケーキのお供にちょうど良かったです。
ポルトガルって甘いものが好きな人が多いみたい。
町中にケーキ屋さんがあって、パン屋さんでも甘いものが多いです。
クロワッサンとかも甘くて、普通のものを探すのが難しい。

でも、こんな風にデザートって風に出てくるものは、すごく甘いものは少なくて、ほんわか懐かしいような甘さのものが多いです。

こちらはお勘定。
すごく高いわけじゃ似けど、ポルトの相場からしたら少し高め。
私たちがいつも行くレストランなら、この半額くらい。
でも雰囲気とははとてもよかったです。


魚料理は念のために骨が入っているかどうか聞くことをお勧めします(笑)

Restaurante "O Escondidinho"(リンクします)




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2019年6月24日月曜日

ポルトのサンジャオ祭

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名前は、その国ならではの発音によって、元が同じでも、大きく異なることがあります。


例えばヨハネ。
キリストさまに洗礼を施した聖人ということで、キリスト教の世界では大変に重要な聖人です。

でもこのヨハネという名前は、日本で通じる名前。
日本では名前を表す時に、なるべく元の発音に近い発音を利用するようです。

ところが英語圏では書かれたものをそのまま英語の発音で表します。
ヨハネを英語で読むとジョン。

これが、ポルトガルでは、「ジャオ」いう発音になるので、知らなければ」、一体誰それ状態です。


ヨハネはキリストの半年前に生まれたということで、お誕生日は6月24日。
ヨーロッパでは、クリスマスもそうなんですが、前夜が大事みたい。
イギリスと違って、クリスマスも、この聖ヨハネ祭も前夜に大きくお祝いします。

去年はちょうど同じ時期にリスボンにいて、聖アントニオのお祭りが10日ほど前。
町中でイワシを焼いて飲み歩くお祭りでしたが、聖ヨハネ祭も基本は同じ。
イワシを焼いて飲み歩くお祭りです。
ただイワシの季節ってだけで、聖人はとってつけたようなものって印象を持つ人も多いかも(笑)
昨日は、というか、今朝の明け方までポルトの街は大騒ぎで、みんながお祭りを楽しんでいました。

もしこの時期にポルトに居合わせたら、楽しめること請け合い。
なので、どんな風なのか、自分用の記録用としても、ちょっと紹介しておきますね。

前夜祭にあたる、昨日23日のお昼過ぎからポルトの街は準備で大忙し。
 ドラム缶を縦に半分にしたようなサイズのバーベキューが街角のあちこちに用意されていました。
熱源はほとんどが炭火。
 町の中では、プラスティック製の「ピコピコハンマー」が、1ユーロで売られています。
これで道行く人の頭をたたいて回るのが昨今の流行らしいです。

でも、もともとはガーリックの花を道行く人の頭に触れさせていたそうです。
 なので、伝統的にガーリックの花を持っている人もいます。

レストランでは道端にテーブルを出して集客を見込んでいるようです。

そして、あちこちでイワシを焼くにおい。
 ポークの丸焼きも見ました。
 そして夕暮れからどんどん人々が中心地き繰り出します。
 本当は川沿いが一番人気みたいです。
でも私たちは人混みが嫌いなので、お泊りしている周りをくるっと歩いてみただけ。
 それでもコンサートがあったり、屋台が出ていたりと、十分お祭りの雰囲気が楽しめました。
その時に撮ったビデオをリンクしますね。


ビデオの中でも触れたけど、一番すてきだなって思ったのは紙製のランターン。
まるでたくさんのお星さまのように夜空に浮かぶランターンはとても幻想的な眺めでした。

ポルトの街はとても賑やかで、明け方まで酔っ払いがはしゃいでいる騒音がひどかったです。
なので、静かな夜を期待しているなら、6月23日は避けた方がいいです(笑)


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