2022年10月31日月曜日

ハッピーハロウィーン

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今年のハロウィーンはかなり手抜き。
でも作らないと縁起が悪いとティムちゃんが言うのでテキトーに作りました。

カボチャもデリバリーでスーパーマーケットから手に入れました。
底からギザギザにくりぬいて種を掻き出した後、
単純に目と鼻と口をくりぬいただけ。
ティムちゃんはムンクみたいな顔にしてほしかったみたいだけど、カボチャが縦長じゃないのでそれらしくないです。
底がギザギザなので、お皿に明かりが漏れてちょっと面白くできました。



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2022年10月27日木曜日

車を売ることにしたけれど…

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去年、腰を骨折したティムちゃん。
もうすっかり治っているのですが、お天気が悪いときなんかは膝が痛いそうです。
骨折以前は何ともなかったので、きっと骨折が原因なのかなぁ?
長く歩くと腰も痛いらしく、お散歩にも行きたがりません。

車も車高が低いので乗り降りが嫌だと言って乗らなくなって久しいです。
なのでバッテリーもあがってしまって、9月の末に新しいバッテリーに取り替えました。

正直、ロンドンに住んでいれば、公共の乗り物もあるし、必要なら車の手配もできるので、自家用車を持つ必要はないです。

私たちが乗っている車は、このブログを始めてすぐ位の時に購入したもの。
2010年にメルセデスの正規中古ディーラーから購入しました。
2万ポンドくらいだったと思います。

今回売りに出すことにしたので、外装もきちんとした方がいいだろうといくつか小さな傷があったのを専門の業者さんにきれいにしてもらいました。

「売るんだったら別にそのままでいいんじゃないの?」
私はそう思ったんですが、傷のある状態で売りたくないんですって。
その分安くすればいいじゃんって思うんですけどね。

500ポンド弱払って、満足できる状態にして、さて、だれに売るか、ということなんですが、イギリスには車の買い取りサイトがあって、ナンバープレートを入れると買取価格が出てくる便利なシステムがあります。

もちろんかなり安く設定されています。
だってその車を売って儲けが出ないとお商売になりませんからね。
直接プライベートで売る値段の2/3以下のお値段。

でもプライベートで売るのは、買いたい人の問い合わせに答えたり、おうちに車を見に来たり、お金のやり取りがあったり、面倒なこともいろいろあります。
だったら安くてもそういった煩わしさがない方がいいって思いますよね。

私たちもそう思ってコンタクトしてみたら、本当に安い。
ま、全然乗らないんだし、安くてもいいかって思って指定されたガレージに持っていったら、書類のチェックがあって、その後再査定で20%くらい下げられたお値段が提示されました。
ティムちゃんは「そんなふざけた値段で売るほどお金には困っていない」とカンカンで結局売らずに戻ってきました。

お友達から日系のサイトに広告を載せてみればってアドバイスもあったので、載せてはみましたが、結局オファーは無し。

折しもフラットの駐車場のメンテナンスがあるので車を路上駐車にしたら、速攻傷をつけられてしまいました。
わかるかなぁ?

ちょっと大きくしたら見える?



明日、その傷を直しに、また専門の業者さんが来てくれる予定です。
これでまた200ポンドくらい払うんだろうなぁ。
安くてもいいから、売っちゃえばって思うんですが、ティムちゃんはそういう問題じゃないっていうし。
なんだかティムちゃんの変なプライドのおかげで無駄なお金ばっかり出て行ってる気がします。







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2022年10月25日火曜日

パブの歴史を調べてみよう!

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今日紹介するのはソーホー地区にあるパブです。


名前は「ジョン・スノウ」

外観はなんてことはない普通のパブ。
ソーホーの Broad Street  と Lexington Street の角にあります。
このパブの前には昔風の手押しポンプがあるのですが、ポンプの取っ手がありません。
ポンプの敷石に、説明書きがあります。

このポンプは公衆衛生の画期的な医学的なリサーチのひとつであることを記念して2018年7月20日に再設置されました。
実際のポンプではなく、以前あったもののレプリカです。

19世紀の中ごろ、この場所(当時の名前は Broad と Cambridge の角)に水汲みポンプが設置されていました。
1854年のコレラの大被害時にニューカッスルで医師の訓練を受けたヨーク出身のジョン・スノウ医師が行ったリサーチが、のちの疫学の基礎になります。
ジョンスノウはコレラの死者を地図上に書き出して死者が密集する場所のポンプからの水が原因ではないかとの仮説を立てました。
この地図がソーホーのコレラ死者を表した地図。
ブロードストリートは黒い点が密集している中心の通りです。


この観察で、それまでは空気感染だと思われていたコレラが経口感染だと考えたのです。
そこで件のポンプの取っ手を外して水を汲めなくしたところ、この地域のコレラ患者が減っていきました。
その後、水道会社を2社 (Southwark & Vauxhall と Lambeth の2社)を比較して、どちらの水を利用するかでコレラの死亡率が5倍以上違うことも突き止めて、水が原因だと確定したのです。



このパブは1870年にニューカッスル・アポン・タインという名前でオープンしましたが、ジョンスノウの功績をたたえて疫学の基礎100年を記念し、1955年に「ジョン・スノウ」と改名されました。
新しいパブの看板は、当時王立医学会の疫学と予防医学部門の会長であったオースティン・ブラッドフォード・ヒル卿によって除幕されたそうです

イギリスにはいろんなパブがありますが、名前には興味深い史実が関係していることも多いです。
パブに行ったら、飲むだけじゃなくて、名前の由来を調べてみたりするのも楽しいものです。


  


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2022年10月20日木曜日

ビーフレンダン作ってみた!

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桃太郎君はこの夏リッチモンドにおうちを構えてから、週一くらいのペースでおうちにご飯を食べに来ます。

ガールフレンドの Bちゃんが一緒の時もありますが、ほとんどは彼ひとり。

何が食べたいか聞くときもあれば、私たちが作りたいものを出すときもあります。
先週は「マレーシア料理のビーフレンダンを食べたい」というので、頑張って作りました。

私は食べたことすらありません。
名前もビーフルンダンなのか、ビーフレンダンなのか、困惑気味(笑)

少し前にティムちゃんと桃太郎君で「おいしいマレーシアレストラン」の話をしていて、桃太郎君がトライしてみたとあるレストランのビーフレンダンを気に入ったという流れのようです。

レシピをいろいろ見てみると、かなり幅があって、スパイスの種類なんかもいろいろです。
要約すれば「スパイスをいっぱい入れたココナッツミルクで煮たビーフシチューのようなもの」で、マレーシア、インドネシア、ブルネイで人気のお料理のようです。
入れるスパイスは地方によって、家庭によっても違うので、適当で良さそう(笑)
それよりも、カレーのように「次の日にもっと美味しくなる」というのを読んで、前日に作って一晩寝かせることにしました。

こちらが材料です。

チャック(牛肉の肩ロース)1.5kg(緑の葉っぱはこぶミカンの葉)
バナナシャロット 10個
赤とうがらし 5本
しょうが1かけ
ガランガル 1個
シナモンスティック 1本
クローブ 5本
スターアニス 5個
カルダモンポッド 10個
レモングラス 3本
タマリンドペースト 大さじ3
こぶみかんの葉 5枚から10枚

ココナッツシュガー 大さじ2
ココナッツミルク 1缶
なたね油 少々
塩 大さじ1



作り方

1、バナナシャロットをざく切りにする。
2、レモングラスの白いところ(根元から3㎝くらいまで)を薄切りにする(残りは縦に切って包丁の背で叩いて5に加える)
3、トウガラシ、ショウガ、ガランガルをみじんに切る
4、1,2,3をフードプロセッサーに入れてペースト状にする。

5、お鍋に菜種油を入れてスパイス類を炒めて香りを出したらスパイスを袋に入れる。

これが袋(笑)スパイスは食卓に出すときに取り出すので袋に入れると便利!

6、袋に入ったスパイスをお鍋に戻して4のペーストを加える。

7、ビーフを加える。
8、ココナッツミルクとココナッツシュガーとタマリンドペーストと細切りにしたこぶみかんの葉っぱ(1/3は取っておいて翌日仕上げに入れると香りがいい)を入れて中火で1時間ほど煮る。
9、火からおろして味を調えて、冷めたら冷蔵庫で一晩寝かせる。
10、20分ほど煮て、スパイスの袋を取り出したらテーブルへ。
バスマティライスと一緒にどうぞ。

5分間、たっぷりの熱湯で茹でたバスマティ米はバナナの葉で包んで蓋つきの器に入れて150度のオーブンで30分ほど温めます。

お皿にもバナナの葉を敷いてレストランみたいでしょ?

ビーフレンダンはお鍋ごとテーブルに出します。

桃太郎君もティムちゃんもおいしいって言ってくれたのでうれしかったです。
前もって準備しておけば、当日することがあまりないのが良かったです。

簡単な野菜サラダ(レタス、トマト、キュウリ、リンゴをフレンチドレッシングで和えたもの)を一緒に出しました。
さっぱり風味がとてもよく合いました。

作ってみて思ったのですが、ココナッツミルクはフルファットの方がおいしいと思います。
ティムちゃんが脂肪の少ないものを使えというのでそうしましたが、こくがなくて、翌日ココナッツバターを足しました。
こぶミカンの葉は冷凍のものを使って香りが良かったです。
乾燥のものだと今ひとつかも。 
タイの食材店だとフレッシュなものか冷凍ものが手に入ると思います。
葉の軸を取って細かく刻んで使用しました。
食べる直前にも入れると香りがすごくいいです。

作った時はビーフがちょっとドライかなって思ったのですが、翌日はしっとりした食感に変わりました。ソースも深みが出て、前日に作るのはお勧めです。




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2022年10月17日月曜日

キーガーデンに入っちゃった!

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ロンドンには「高級住宅地」といわれるエリアがいくつかあります。

郊外の、お庭がある戸建ての並ぶエリアもありますが、中心地では戸建ては難しい。
そして、お庭はもっと難しい。

バッキンガム宮殿の西側の地域は「ベルグレイヴィア」という地域で、大使館や高級ホテルが多いエリアです。

そこにあるのがイートンスクウェア。
この地図の中央、斜めに細長い緑の帯が6つ見える場所。
この6つのお庭をぐるりと大きく取り囲むように、テラスハウスが並んでいます。

お庭の側から見たおうちはこんな感じ。

お庭には鍵がかかっていて、鍵を持っている人だけが利用できる。
それがキーガーデンというわけです。

入り口には看板が出ていて、お庭のルールが記されています。
こちらは近くにあるチェスタースクウェア(イートンスクウェアの右下の2本のお庭)のもの。
ルールのひとつ目が「利用は鍵の保持者に限る」です。

映画「ノッティンヒル」でヒューグラントとジュリアロバーツが柵を乗り越えて公園に入るシーンがありましたよね。
(夜だから閉まってる)公園に入ったと思ってる人が多いんですが、あれはキーガーデンだから閉まっているんです。


さて、そんな公園になんで入ることになったのか、というのが今日のお話。

先週から何日間かにわたってヴィヴィアン・リーのファンのお客様をご案内する機会がありました。
ファンクラブ、とかじゃなくて個人のお客様です。

ヴィヴィアン・リーは「風と共に去りぬ」が有名なので、アメリカ人のイメージがあるかもしれません。
が、生まれはインド、イギリスで活躍した俳優で、人生の大半をロンドンで過ごしました。

彼女が住んだおうちがいくつかあって、イートンスクウェアはそのひとつ。

ここはサービスアパートメントで、彼女はここの1階に住んでいました。
なので、建物には記念碑が入っています。
お玄関の横、工事の足場が組まれているのでちょっとわかりにくいでしょう?
大きくしたらこちら。
この建物の中に、ドアの横の呼び鈴の数だけフラット(アパートメント)が入っています。


ヴィヴィアン・リーはここで肺炎で亡くなりました。
このフラット(2ベッドの物件)が2014年に売りに出されたときの値段が約60万ポンド。
1ポンド170円で計算すると1億円ちょっと。

あら、ロンドンは不動産が高いって聞いたけど、大したことないわね。
そう思いました?
このお値段は20年のリースのお値段なんです(笑)
そして、10年近く前のお話。

この建物の前でうろうろしていたら、がっしりした体系の男の人が「何か御用ですか?」と声をかけてきました。
お客様をご案内する前に歩いた下見の時にも見かけた人なので、多分ここのドアマンかな。
なので、少し情報が聞けるかと思って話をすることにしました。
「実はヴィヴィアンの大ファンというお客様をガイド中なの、ここに住んでいたんでしょう?すごいところで働いているのね、うらやましいわ」ってカンジです。

そしたら案の定「そうだよ、僕はいろんなことを知っている」と得意モードに切り替わり。
彼女が住んでいた時は1階部分だけだったけど、今はメゾネットに改造されたから倍くらいのサイズになったんだ、とか。
このキーガーデンは彼女が大好きだったんだ。
よく散歩をしていたんだよ。
有名人でも、この庭は鍵がかかるから誰にも邪魔されずにのんびり過ごせる場所なんだ。
ヴィヴィアンが亡くなったのは1967年だから、この彼がまだ生まれる前だと思うんですが、まるで見てきたような話しぶり(笑)

でもそんなことを指摘すべきじゃありません。
「すごい!何でも知っているのね!今日あなたに出合えた私たちはなんてラッキー!」
そんな風に言うのが正解です。
なぜなら話が弾んでもっと情報が引き出せるから。
「僕は鍵を持ってるからね。中を見てみたい?実は記念碑が入ったベンチがあるんだよ!」

ということで特別に入れてもらったキーガーデン、そしてヴィヴィアンのベンチ。
記念碑をちょっと大きくしてみました。
きれいに手入れがされたお庭。
ここをヴィヴィアンが歩いたということで、お客様は大喜びでした。
ドアマンの彼に丁寧にお礼を言って、私たちはここを後にしました。


こんなことをブログに書いてドアマンの人に迷惑が掛からないのって心配されるかもしれませんね。
イギリスは寛容な国。
ケースバイケースですが、通りかかった観光客に誰も利用していないのを確認したうえでお庭を見せる程度でお咎めを受けるとは思えません。
ブログの許可もちゃんと聞いてありますからご安心を。







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2022年10月10日月曜日

丸亀うどんに行ってきた!

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ロンドンに何店舗もある丸亀うどん。

最新店は、この秋にオープンしたばかりのオックスフォードサーカス店です。
お客様にご案内する予定なので、一足先に下見に行ってきました。

私は丸亀うどんは初体験です。

場所はオックスフォードサーカス駅から南に徒歩2分のリバティーの北側。

この写真の右手に見えるとんがり屋根の建物がリバティー、手前が丸亀うどん。
中に入ると威勢のいい「いらっしゃいませー」の声。


ここってセルフサービスなんですね。
入ったら左にカウンターがあって、うどんの場合はサイズとスープを選んで受け取ります。
注文の仕方に「うどんを選んでてんぷらを選べ」とあったので、一番ベーシックそうな「かけうどん、レギュラーサイズ、魚出汁」を選びました。
すぐ隣にてんぷらがあったので、無難そうなエビと平たい何かをお皿にとって、てんぷら用のおだしを保温ポットから器に入れてレジへ。

合計で10ポンド弱。

その後は好きな場所に座って食べるだけ。


テーブルに乗っている調味料はこんな感じ。
これだけ見ると絶対にうどん屋さんには見えないですよね?

てんぷらのところにギトギト感が半端ない揚げ餃子が山盛りだったから、それ用かな?
エビと平たいもの(レンコンだったら嬉しいなと思って選んだらお芋さんでした)には使わなかったです。

七味唐辛子とかがあればいいのに。

さて、肝心のおうどんですが、麵の表面がべたついてる、そしてなめらかじゃない。
食感は柔らかめ、でも重い。
おだしはとても塩辛い。
最初の一口はよかったけど、それ以上飲むのは苦痛というレベル。
私は普段から塩少なめなので、これでちょうどいいという人もいると思います。
最近行ってないけど、「こや」の方がずっといいなぁ、というのが私の個人的な意見です。

エビのてんぷらは1本2.25ポンドなんだけど、エビだと分かるのはしっぽだけ。
エビの味も食感もなく、ただ中身のない海老天って感じです。
平たいのはサツマイモに似た、でも別物のお芋さんで1.25ポンド。
両方とも揚げてから時間がたっているので、油が回っているし、衣も軽くない。
おうどんも含め、ま、こんなお値段だから仕方ないよねっていうのが私の感想。

トレーを返却するのはどこかなと思って見回したらお店の人が取りに来てくれました。
でも出口近くに返却用の場所があったので、自分で返却もできるようです。

グラウンドフロアー以外に地下にも客席があって「おうどんを持って階段を下りるのに手助けが必要なら係員がお世話します」って書いてありました。

そして出る時に見かけたトッピングのコーナー。

おネギとか天かすとかチリとかいろいろありました。
七味唐辛子もここにあった!

でもお会計の時に一言あちらでトッピングをどうぞとかって言ってくれたらよかったのに。
レジで「初めてですか、丸亀カードはお持ちですか」って聞いてたんだから、って思いました。

今週、ここでランチが入っているのでおうどんじゃないものを食べようと思います。
カツカレーかな?

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2022年10月7日金曜日

金利がどんどん上がっているイギリス

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世界のいろんな国で金利が上昇しているようですが、日本ではまだ低いみたいですね。
ネットで見てみたら、引き出しに制限のある定期預金ですら、年利0.3%とかです。

イギリスでは下がり続けていた金利が、去年末から少しずつ上がってきて、イングランド銀行の金利は現在(2022年10月)2.25%です。

これを受けて、預金やローンの金利も上がってきました。


現在2年間の固定金利住宅ローンは年利6%を超えて、この数字は2008年以来だそうです。
こういったことを踏まえてか、9月のミニ予算では住宅購入の際にかかる税金のボーダーが12.5万ポンドから25万ポンドに上がりました。
これ以下の住宅は無税で購入できることになります。
ま、ロンドンではそんな値段で住宅を手に入れるのは至難の業ですが。

預金の金利も上昇中。
5年以上前ですが、金利がいいサンタンデールに普通口座を設けました。
毎月の口座料が5ポンドかかるけど、3%の利子が入るので、結構よかったです。
でもどんどん金利が下がって、結局1%になったので、どこかいいところがあれば口座を移そうと思いながら、面倒でそのまま。
とうとう重い腰を上げて、今年の8月にヴァージンに口座を開けました。
普通口座なんですが、引き出し自由の貯金口座がセットになっていて、そこに入れたお金には1.7%の利子が付くというもの。
でもその利子が適応されるのは25000ポンドまでで、それ以上は1%。
数日前にお知らせが来て、利子は2%に上がりました。
25000ポンド以上は1.5%です。
こんな風にいくらまでの利子が何%で、それ以上はそれよりも低めというケースは多いです。
例えばバークレイ銀行の Rainy day Saver という口座では最初の5000ポンドまでの利子が5%。
でもそれ以上は0.15%しか付きません。
パッと見るとバークレイの5%の方がヴァージンの2%よりもいいように思うかもしれませんが、13200ポンド以上預けるなら、トータルの利子額が逆転します。

いろんな銀行がいろんな商品を用意しているので、まめにチェックして、その際には利子だけではなく、自分がいくらその口座に入れるのかも要チェックです。








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2022年10月5日水曜日

イギリスのお財布事情

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イギリスではインフレがひどいです。

特にガス代や電気代といったエネルギーが高くなっています。

暑かった今年の夏はお料理をあまりしなかったので、電気代が思ったほど上がりませんでしたが、そんな夏も終わって季節は秋!
これからオーブンを使うキャセロール類をお料理することが多くなるので、きっとまた電気代が上がるんじゃないかと思います。

それでもイギリスでは政府からの補助が出るようで、この秋を乗り切るために各家庭に400ポンド(分割で)振込されるというお知らせが、利用しているエネルギー会社から送られてきました。

食料品の値上げもひどいといいますが、私は特にバターの値上げに気が付きました。
左の黒いのも右の黄色いのも棒状のバター。
250gで3.5ポンドです。
去年まで2ポンドくらいだったのに!
我が家では1か月に2‐3個使います。
お料理の味にかかわるので、クオリティーは落とせない。

でも節約できるところもあります。

チキンは普段丸ごと1羽を買ってさばきますから、それほど値段が上がったとは思っていませんでした。
オーガニックの鳥(1.5~1.8㎏くらい)は大体17ポンドから20ポンドくらいです。
去年は大体15ポンド前後だったかな?

ところがこの間もも肉だけが必要だったので買いに行ったらすごく高い。
骨と皮が取られた切り身でキロ当たり20ポンド弱。
以前は10ポンドちょっとでした。
でもどんな下準備がされているかでお値段は違います。
同じクオリティーのお肉でも、骨と皮が付いていれば10ポンドしません。

なので、そっちを1.5キロほど買って自分でさばきました。
ちょっとの手間だけど、取り除いた部分を計って計算したら、自分でさばいた方が少しお得。
そして、切り身として売られているものより、脂身もきれいに取り除くことができたので満足です。

骨の部分はスープストックに利用しますから無駄もないしね。

クオリティーを落とさずに、少しだけ節約する方法を紹介しました。






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2022年10月1日土曜日

久しぶりのゴーリング

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ゴーリングでアフタヌーンティーをいただいてきました。

アフタヌーンティーを最後にいただいたのは2020年2月なので、すごく久しぶり!

ゴーリングのアフタヌーンティー、以前はダイニングルームで3時からのみでしたが、新しく建て増しされたお庭のそばのお部屋で、なんと12時からとれるようになっていました。
12時(もしくは12時半)、3時(もしくは3時半)、6時(もしくは6時半)の3回制です。
昔は予約を取るのが難しかったけど、今回は2週間前でも問題なく予約できました。

お客様と3人。
テーブルに出てきたのはこちらです。

サンドウィッチは3人分ですが、スコーンは2人分、お菓子は1人分。
欲しければ、何でもおかわりが自由です。

グラスに入っているのはポセットといってレモンムースみたいなもの。
メレンゲのタルト、シュー、マカロン、チョコレートケーキという組み合わせ。
一番上のお皿にのっていますが、これらの甘いものは最後に食べる用です。

真ん中の段はスコーン。
干しブドウ入りとプレーンなもの。
そしてもちろんクロテッドクリーム。

サンドウィッチは5種類。
コロネーションチキン、スモークサーモン、キュウリ、ハム、卵。
サンドウィッチは乾燥しやすいので、一番最初に食べてくださいとのこと。


私は紅茶よりもフレッシュミントティーが好きなので、注文しませんでしたが、ここで一番人気のお茶はゴーリングブレンドというお茶です。

それ以外にもウーロンティーや白茶など、いろんな種類のお茶が用意されています。
お値段はひとり60ポンド。

でもシャンペンを勧められたり、サービス料が加わったりするので実際はもっとします。

それでも高級ホテルでのんびりお茶をいただくのは特別感があっていいですね。
ゴーリングは客層もいいので、おしゃれをしてティーするのにぴったりです。

ゴーリング公式サイト(リンクします)



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