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スーパーマーケットで、品薄になっているものも多いようですが、意外に売れ残っているものもあるようです。
たくさんの人たちが保存食を求めているようで、食べきってしまわないといけない生鮮食料品はそれほど影響がないものも。
普段からパンやお菓子を粉から作っている人たちがそれほど多いわけじゃないと思うので、ちょっとこだわりのものなんかは、ちゃんと棚に残っています。
小麦粉は品薄ですが、スペルト粉は問題ないようだし、逆にパイシートなんかもちゃんとあるようです。
お肉は高級な部位は問題なさそう。
ビーフウエリントンはイギリスのお料理です。
パイ生地とパテに包まれた牛肉。
牛肉のフィレを使うので材料費はちょっとかかりますが、豪華な食卓を演出したいときにはぴったりです。
下準備さえしておけば、当日はオーブンに30分ほど入れるだけ。
とっても簡単です。
さて、材料はこちら。
牛フィレ 500g程度
チェスナッツマッシュルーム200g
玉ねぎ 半分
生ハム 広げてまな板1枚分になるくらい(表面積にも拠るけど、5枚前後)
パセリ一掴み
タイム 少々
塩コショウ
オリーブオイル
マスタード(私はディジョンを使いましたがお好みでイングリッシュでも)
卵 1個
パイシート(写真は320g)
作り方
まず食べる4時間前くらいに準備を始めます。
ランチだったら朝、ディナーだったらお昼。
前日でも大丈夫。
撮った角度が悪いので、フィレの形があまりよくないですが実際はちゃんと筒状です。
計ったら 575g ありました。
買うときはなるべく均等な筒形のものを用意するといいです。
玉ねぎ、マッシュルーム、パセリはみじん切り。
フライパンにオリーブオイルを引いて、高温にします。
あらびき黒コショウを振った、牛フィレの表面を焼き付けます。
塩は振りません。
きれいに焼き色を付けるのならあまりお肉を動かさないこと。
一つの面で1~2分くらいを6面とも。
焼きあがったらマスタードでコーティングします。
全体にこんな感じ。
お肉を焼いたフライパンを洗わずに、そのまま みじん切りにしたお野菜を炒めます。
そこへワインと水で1カップ用意して煮詰めます。
残り物のワインで大丈夫。
別に赤でも白でも構わない。
私は煮詰めるときに中華鍋を利用することが多いです。
こんな風に中身を片側に寄せても、底が見えないようならまだまだ。
塩コショウもしますが、煮詰めることを考えて塩しすぎないように!
あともうちょっとかな?
いい感じになりました。
結構適当なレシピですが、一番大事なのはこの水分を飛ばす工程。
これが緩いとパイ生地が上手に焼きあがりません。
ラップを3重くらいにして、その上に生ハムを広げます。
その上に冷ましたマッシュルームを広げてフィレを置きます。
右と左を持ち上げてから、手前からくるりと巻いて両側のラップの端をねじります。
この時なるべくぎゅっと巻くように。
この状態で冷蔵庫で冷やします。
数時間は冷やすことをお勧めします。
食べる40分前にオーブンを200度(ファン)に予熱します。
パイシートを広げて、1/3を取り分けます。
ベイキングトレイにシートを引いたらフィレよりも少し大きめにロールしたパイ生地を乗せます。
絶対にシートの上!
後でシートに移すことはすごく難しいです。
残りの生地も伸ばしてフィレの上に被せたら、周りを巻き上げてフォークで抑えます。
生地を切ってしまわないように気を付けて、好きな模様を付けます。
今回は簡単に格子にしました。
卵を割ったら白身を半分くらい捨ててときほぐします。
刷毛で全体に塗ったらこんな感じ。
オーブンで好みの焼き加減に仕上げます。
レアだったら20分から25分、
ミディアムだったら30分か3ら35分、
ウェルダンだったら40分以上。
私はレアで食べたかったので20分焼いて取り出したらこんな風。
食卓で切り分けると楽しい。
切るまで中身が見えないのでドキドキ。
あ、ちゃんとレアだ!
いただきまーす!
手間はかかるけど、それほど難しくはないので、時間がたっぷりあるときに作ってみてください。
フィレのクオリティーで味が決まるので、いいものを用意するのが肝心です。
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2 件のコメント:
すごく美味しそう!
作ってみたいです。
質問〜。食べる時のソースはどうしましたか?
Phary さん、こんにちは。ソースはティムちゃんが作ってくれました。
玉ねぎと人参をワインで煮たものにスープの素を入れてとろみをつけたみたいです。
最近コメントしてませんが、ブログ読んでいます。ドイツも大変みたいですね。どうぞご自愛ください。
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