2020年3月21日土曜日

キタ――(゚∀゚)――!! 英国航空のニューヨーク行き、事の顛末

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4月に行く予定だったニューヨークですが、手配準備やその後の顛末など記録を残しておこうと思います。

今回の旅行は、チケットの手配もホテルも英国航空を通して予約しました。

私たちは飛行機の切符が必要であれば、旅行会社から買わずに直接飛行機会社から買っています。

予約と同時に全額支払いだけど、ダイレクトに手配する方が簡単だし、何をどんな条件で買ったのか、自分で理解できるのが魅力です。

ホリデーで予約するホテルは、予約サイトを利用して、いろんな条件からリストアップしたり、地図を眺めながら立地からリストアップして、お部屋のタイプやお値段の確認をしてから直接ホテルに連絡して予約する場合が多いです。
とくにヨーロッパのホテルは、同じカテゴリーのお部屋でも広さや内装にかなり差があったりするので、実際にホテルの人と話して、どのお部屋がいいか聞いてみるようにしています。
そういった手間も旅行の楽しみの一つ。

でも画一的な大型ホテルなら、予約サイトでお値段と広さの確認できるから、そのまま予約するときもありますけどね。

今回、ニューヨーク行きの飛行機のチケットを買った時、初めて飛行機会社手配でホテルを予約しました。
一緒に買うと割引があったからです。

ニューヨークのホテル、ロンドンと同じくらいします。
高くて狭い!

選んだのは名前の知られているチェーンホテルで、マンハッタンのミッドタウンにあるホテル。
10日間泊まるので、お部屋の広さが55平米あって、都会らしい景色が天井から床までの大きな窓から見渡せるという、スイートの一番小さなお部屋にしました。


これ、今回初めて知ったのですが、英国航空で飛行機のチケットとホテルを一緒に手配すると、予約には返金不可のデポジットだけでいいんですね。
そして、決められた日までに残金を払うという選択があるのです。

ニューヨーク行きは、ティムちゃんへのクリスマスプレゼントのひとつだったので、万が一行きたくないと言われたら、デポジットの損額だけ。
デポジットの額は支払総額によって変わります。
私たちは総額が大きかったので、デポジットは総額の5%くらいでした。
まさかこんな事態になるとは思っていなかったし、いざとなれば旅行保険もあるし、それでも結構大胆な選択だったと思います。

私たちのデポジットが無効になる日は3月2日、コロナウイルスの騒動が大きくなりだした3月初め。

ニューヨークには行きたいけど、どうしようか迷っていた時期。
まだアメリカでは騒ぎになっていなかったか、なっていたかもしれないけれど、そのニュースには気づきませんでした。

そこでティムちゃんが英国航空に電話して(10分位で繋がった!)考える猶予のために1週間支払いを延ばしてもらいました。

そんなことできるの? って思われるかもしれないですね。

聞いてみなきゃダメかどうかはわからない、ということで聞いてみた結果です。
待っているだけじゃ何も変わらない。
イギリスでは、可能性は自分で考えて、あとは実行あるのみ。

で、延ばしてもらった3月9日にも、また1週間か、だめなら数日でもいいから待ってもらえるか聞いてみようと英国航空に電話しました。

でもつながらない。
「今は無理」みたいなアナウンスの後でブチっと切られます。
ファーストクラス専門のカスタマーサービスは、つながったけど、待たされたまま出てくれない。
イタリアやフランスが大変なことになっていて、その問い合わせで回線がパンク状態だったんだと思います。

私たちがどうしたかというと、ニューヨークの郊外では罹患した人がいるみたいだけど、(大した根拠もなく)マンハッタンは大丈夫じゃないかなってことで、意を決して行くことにして、クレジットカードで残金を払いました。
翌日だったか翌々日にトランプ大統領がヨーロッパからの渡航禁止にしたときはびっくりでした。
もうそこからは毎日状況が深刻になってきて、いくら何でもこの旅行はやめようということに。
英国航空からはメールがあって、フライト料金分のバウチャー(1年間有効)発券という選択がウェブ上で可能になりました。

ところがこの処置にホテル代が含まれないのです。
また、フライトの変更希望の場合や返金希望は電話しろということでしたが、電話が全くつながりません。
どうすればいいのか保険会社に電話しても、こちらも連絡がつきません。

そうこうしているうちに、トランプ大統領がイギリスからの渡航も禁止に。

ということは、フライトがキャンセルになるのは時間の問題だと思って、そのまま待つことにしました。

フライトがキャンセルになれば、英国航空から総額の返金があるはず。

そしてやっとそのお知らせが19日0時過ぎに届きました。
でも、返金の手続きは電話するようにというお達し。
6時から20時までの回線で、早起きして6時すぎに電話してもつながらない。
考えることはみんなおんなじってことですね。

でも、20日の夜にメールが入って、ホテル代含め全額自動で返金するということが知らされました。
もしバウチャーの手続きをしていても、返金が優先されるということで、また旅行するときは英国航空宜しく、みたいな締めでした。

この体験で嫌な思いをさせるより、次のセールスのための地均しみたいな印象ですが、とりあえず被害がなかったので一安心です。
ESTA の費用は自分持ちだけど、大した金額じゃないしね。

コロナウイルスの対応は飛行機会社や国によって違うことだと思います。
今回のこの記事は、イギリスで購入した、英国航空の対応ということで皆さんとシェアします。

STAY SAFE !






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