お仕事でたまにあるのが建築関係の視察。
ロンドンは古い建物が多いのですが、新しいものが無いわけではありません。
「開発地区」とよばれているエリアもいくつかあって、ロンドンの中心地だとキングスクロスとVNEBエリアがよく知られています。
多分日本の方がよく行かれるのはキングスクロスではないかな。
お客様をご案内しに数か月に一度は行きます。
キングスクロスはその名の通りでキングスクロス駅の周り。
ではVNEBエリアはどこかといえば;
V ヴォクソール
NE ナインエルムス
B バタシー
この3つを合わせた開発地域です。
227ヘクタールという巨大な地域で、この開発には地下鉄ノーザンラインの延長も含まれて、全体で約18500戸の住宅と約18500の雇用が見込まれています。
キングスクロスも面白いのですが、そちらは53ヘクタールなので約4分の一の規模。
いつか記事にしようときれいに晴れた日に写真も撮りに行っているのですが、まだ書けず(笑)
でも私はVNEBの規模が凄いので、どちらかひとつしか見る時間がないのならこちらをお勧めすることが多いです。
ついでにこの間紹介したバタシー発電所のリフト(リンクします)に乗ったら全景がよくわかります。
そして時間があまりないならキングスクロス(笑)
VNEBではランベス橋のたもとにあるランベス宮殿やお庭の歴史博物館といった古い建物と上手に擦り合わせが必要な部分もあれば、ウォータールー駅からの鉄道路線の脇といった安全上の規制が多い立地、アメリカ大使館がある高層ビルのエリア、そしてバタシー発電所の外観の保存指定といった風にたくさんの要素が絡む興味深い場所。
テムズ川沿いというロケーションは開放感があってイベントなどにも向いています。
船でのアクセスも可能。
こういった開発はグレーターロンドンが主導していきますから、各資料はそこから手に入ります。
ロンドン市庁舎に行った時(リンクします)にも開発の際のいろんな話し合いが市庁舎であるなんて話を聞きました。
このエリアの縁にあたる場所に日本の企業がかかわったビルが完成したということで、次回はそちらを紹介したいと思います。
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