2026年1月31日土曜日

Kicks から靴ひもが届いた!


明日はもう2月。
今月最後のブログ記事なのでこの話題を終わらせておきます(笑)
興味があれば過去記事もどうぞ。



過去記事まで興味がないという人のためにザっとあらましを書いておくと;
① ティムちゃんからピンクのスニーカーをもらった
② あまりにもピンクすぎるので靴ひもを別の色にしようと決めた
③ いろいろ試してライトグレーの靴ひもが欲しいと決めた
④ 6mm幅で110‐115㎝の靴ひもを手に入れるのは意外に大変

オリジナルのスニーカーと靴ひもはこんな感じ。
写真はHOKAのサイトから
ね、ちょっとピンクすぎでしょ?
シルバーもかわいいと思ったけれど、結んでみるとちょっと品がなかった。
結んだ時の写真は撮らなかったのでひもの色だけ紹介しておきます。
濃いグレーも結んでみると今ひとつ。

ライトグレーが一番ピタッと来る。
これはティムちゃんが注文してくれた靴ひもなんだけど、オーストリアの会社でこだわりを持って作っているところらしい。
でも、その割に届いた靴ひもは注文よりも幅が広くて長い。
計ってみると幅は8mm、長さは120㎝。
長いのもちょっとイヤ。
110㎝がぴったりかな?
注文と違うとメールしたら、±2mmは仕方ないって。
でも新しいものを送ってくれるそう。←まだ届いていません。

新しいものがちゃんとサイズ通りに届く保証は無いので、自分でKicks(リンクします)という靴ひも専門のお店で注文してみました。
ライトグレーの平ひも、6mm、120㎝というのを注文。
靴ひもは7ポンド、送料が少しかかるけれど、それを含めてもオーストリアの会社に比べると半額。
注文から5日後の配達。
幅が2mm違うだけでずいぶん印象も違います。
長さは真ん中の部分をくくって調節しました。

やっと理想のスニーカーになってうれしいです。
履くまでにここまで手間をかけたので、なんとなく愛着も沸いてきました。
このスニーカーでお散歩に行くのが楽しみです。




イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月29日木曜日

インドでニパウイルスの症例!

数日前からSNSでちらちらとニパウイルスについて目にする機会がありました。
インドで発生して、現地で5人ほど隔離されているというニュースを見たのは1月26日のこと。
いずれもインドやタイのメディアです。
一昨日(1月27日)からはイギリスのメディアでも取り上げられるようになりました。

英国健康安全保障庁の公式ブログ(リンクします)で取り上げられたのも一昨日のこと。

私は今回初めて知ったニパウイルス。
1999年に初めて確認された後、これまで発生した場所はかなり限られているようです。
現在のアウトブレイクはインドとバングラディッシュの国境である西ベンガル州。
そして、バングラデシュでは毎年症例があるようです。
他にもこれまで症例が見られたのはマレーシア、フィリピン、シンガポール。

ニパウイルスは現在まだ治療法もワクチンもないので、死亡率が40%から75%と非常に高いそうです。
インフルエンザのような症状だけではなく、脳炎を引き起こすとかなり危険で、いったん収まったように見えても数年後に再発する可能性があるなんて、とても怖いです。
潜伏期間は通常4日から2-3週間を超える場合もあるそう。
ヒトへの感染は、感染した動物やその分泌物との直接接触、感染したフルーツコウモリの糞、尿、または唾液に汚染された果物や果物製品(生または半発酵のナツメヤシジュースなど)を食べることによって引き起こされます。

コウモリが持っているウイルスだということでコロナを思い出します。
コウモリにもいろんな種類がいて、ニパウイルスはマレーオオコウモリ(Pteropus vampyrus)などのフルーツバットが宿主。
フルーツバット(果実を食べるコウモリ)なんてかわいい名前だけではなく、フライングフォックス(空飛ぶきつね)というあだ名もあってかなり大型みたいです。

イギリスにはインドやバングラディッシュに所縁がある人たちがたくさん住んでいます。
でもこれまでイギリスでニパウイルスの症例はないそうなので、あまり気にしなくても大丈夫な気はします。

人から人へは罹患した人の体液に触れるとか、濃厚接触で感染するようなので予防を第一に考えるのが肝心なようです。





イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月27日火曜日

靴ひものその後

お待たせしました!
ティムちゃんがクリスマスに買ってくれたスニーカーに別の靴ひもをアレンジしたいと色々考えている続編です。
いや、誰も待っていないのはわかっているんですけどね(笑)


ティムちゃんが注文してくれたライトグレーの靴ひもが届きました。


6mmの幅で115㎝って注文して、いつ発送されるかオーダーのアップデートを毎日チェックしていたティムちゃん。
10日くらいずっとステイタスが製作中のままだったのに業を煮やしたティムちゃんが何度もメールで催促して、やっと届いたのがオーダーから2週間後。

色はぴったりのライトグレー。

これ、一番上がスニーカーに付いてきた6mmのピンクの靴ひも。
2番目は6mmということでアマゾンで注文した靴ひも、微妙に幅が広いけれど、許容範囲。
でもグレーが濃すぎ、注文した時はもう少し淡い色だと思いました。
3番目が今回届いた靴ひも。
8mmほどの幅ですが、色はこんな感じを想定していたので幅が本当に残念。
4つ目は幅が広すぎるのは納得済みのキラキラ銀色靴ひも。
これはアマゾンで注文して返品しようとしたら「返品は必要なし、返金だけします」ということでした。
多分返品の送料が見合わないんじゃないかな。



今回届いた靴ひもは色は完璧なのに、幅が6mmじゃない!!
しかも長さは120㎝(驚)

うそでしょ~😅
早速ティムちゃんが「届いたのは注文した6mmに対して8mm近くの幅だし、長さも115㎝ではなく120㎝、これに関してどう思いますか?」とメールを送りました。
そうしたらすぐに「場合によっては2mmの誤差はあると思ってください、返品は必要ありません、新しいものをお送りします」との答え。
6mm幅のものを注文して、±2mmはひどくないですか?
それって4mmから8mmは許容範囲ってことですよね。
何のためにわざわざこの会社に注文したのかわからない。

とりあえず、既に別の会社から6mmのライトグレーの靴ひもを注文したので、新たな配達の靴ひもとどちらがいいか試すのが楽しみです。

それにしてもたかが靴ひも程度でこのやり取り。
理想の靴ひもを探す旅の続編に乞うご期待!
だから誰も待ってないって(爆)


イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月25日日曜日

今夜はバーンズナイト


今年のバーンズナイト、忙しいから行けないと桃太郎君に言われてしまったので、ティムちゃんとふたりでハギスを食べる予定。

ティムちゃんが、ベジタリアン用のハギスを食べてみたいというので私用に普通のものとティムちゃん用のベジタリアン仕様の二つを購入しました。

付け合わせはいつものようにスウィードとポテトのマッシュ。
この記事を書いている今はまだお料理前なので過去記事の写真を載せておきます(笑)

去年2025年のバーンズナイト。


こちらは2019年のもの。

そしてこちらはスコットランド料理のレストランでいただいたハギス。



参考までに過去の記事もちょっと紹介しますね。




イギリスでは年中手に入るハギスだけど、我が家ではほとんど食べません。
我が家ではバーンズナイトは1年で一回だけハギスを食べる日。
そしてバーンズナイトが終わったら他の日にも食べたいなって思うのに、結局食べるのは一年後。
きっと来年の今頃も同じようなことをブログに書くと思います(笑)



イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月23日金曜日

ペルシャ料理が好き!

桃太郎君と行った陶芸教室は午後のクラスだったので、トゥウィッケナムでランチをしてから向かうことにしました。


トゥウィッケナムにはいろんなレストランがありますが、いくつかのレストラン候補を挙げてどこに行きたいのか聞いたら「ペルシャ料理のスマックというレストランがいい」というので予約しておきました。


スマックというのはペルシャのスパイスのひとつで、私のおうちのスパイス棚にもあります。

海外邦人の人たちの間ではこれ、「ゆかり」の代用品として知られているもの。
そうです、ふりかけのゆかり。
でも正直なところロンドンだとゆかりはそんなに高くもないし、何ならスマックの方が高いかも(笑)
ペルシャ料理ではお肉やサラダにアクセントとして使うようです。

今はもうなくなってしまったけれど、ロンドンのオリンピアにYASというペルシャ料理のお店があって、美味しくてお気に入りでした。
そのレストランにはテーブルの上にスマックとチリソースが置いてありました。
2012年の記事なんだけど、メインコースが9ポンドなんてビックリ。
物価の上昇を感じます。
もし今もまだあったら、たぶん20ポンド前後じゃないかな。
14年前と比べると倍。

今回は前菜を頼まずにメインだけ注文しました。

桃太郎君はエビのグリル、
私はラムのミンチと切り身のミックス。

前菜を食べるのならペルシャのパンも注文するんだけど、今日はいいや。

そう思っていましたが、他のテーブルに運ばれていくパンを見たら食べたくなったので追加で注文しました。

ペルシャ料理のお店では普通注文してから焼いてくれます。
入り口近くにこんなかまどがあります。

お兄さんがパン生地を延ばしているところ。
座布団みたいなものに生地を乗せて、かまどの内壁に貼り付けます。
インド料理のナンも同じようなつくり方ですが、ナンよりもっと薄いものって感じです。
1分もしないうちに焼き上がり。
サクッと切ったものがテーブルに届いたのは注文しで3分後くらい。
お肉やサラダと一緒に食べると美味しいです。

こちらがお勘定。
やっぱりアルコールがないと(ワイン1杯だけ)安いですね。
チップは別で£62.15(日本円で約13000円)

スマックがある通りはチャーチストリートという通りでレストランや小売店が並ぶかわいい通りです。

テムズ川もすぐそば、教会があるのでそんな名前になっています。


イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月21日水曜日

桃太郎君と陶芸教室に行ってきたよ!


この間の日曜日、桃太郎君と陶芸教室に行ってきました。

クリスマスに桃太郎君が贈ってくれたプレゼントのひとつです。
去年と違っておうちから徒歩圏内、しかもお昼なので安心。

今回はなんと4時間の集中クラス。
スロー(ろくろ)とピンチ(手びねり)を体験してきました。。

参加者は私たちを入れて10人ちょっと。
まず、スロー組とピンチ組に分かれて途中で入れ替えといった風です。
このお教室は桃太郎君が半年のコースを取ったことがあるので、どちらを先にした方がおすすめか聞いてみました。
「絶対にピンチを先にやるべき、スローはとっても難しいからね」というのが桃太郎君の答え。
フーン、スローってゴーストの映画に出てくるあれ、簡単そうだけど。

「ま、桃太郎君よりは絶対に私の方が器用(何の根拠もない自信)だから、すごい作品を作ってびっくりさせよう!」
そう思いましたが、とりあえず最初は素直にピンチ組の大きなテーブルへ。

出来上がった作品はオーブンにも入れられるということなので、ティムちゃんのためにコテージパイ用のお皿を作ることにしました。

普段は3食分くらいのサイズのものを作るので、一人で全部食べられるサイズがいいなぁと思って。

オーブンに入れやすいように取っ手があったほうがいいなぁ。
横にはかわいいハートマークをいっぱいつけたらティムちゃんが喜ぶだろうなぁ。
色々考えながら、粘土細工の感覚で楽しい。

結構すぐにできたんですが、どっしりと作りすぎたのが原因なのか、置いておくとどんどん形が潰れてしまう。
多分取っ手が重いのも理由のひとつ。
そこで上下逆さまにして細かな作業を続けました。

桃太郎君はろうそくを入れる穴あき模様の器を作っていましたが、丁寧にゆっくり作業して私のものよりずっと薄く仕上がりました。
この左の伏せてあるお皿が私の作ったもの。
ひとり用の土鍋くらいのサイズです。
一番右端の穴あき模様が桃太郎君が作ったもの。
ま、この状態ではまだどうなるかわからない。
焼き上がりはきっと私の方が素敵な気がする(根拠は全くないけど)


この日のクラスで作ったものはひとり4つまで焼いてもらえるので、ピンチでこのお皿、スローでは徳利とお猪口をふたつでちょうど4つになる予定なので、時間はあったけれど二つ目のピンチ作品は作りませんでした。

クラス用に飲み物が出されていたので、それを飲みながら他の人たちの作業を眺めたり、リラックスして過ごしました。


さて、後半はスローに挑戦。3-4人にひとりの先生が付いて手助けしてくれながら作業するのですが、意外に難しい。
ろくろの真ん中に粘土を置いて基礎の形(回転焼きみたいなサイズ)を作るのにも、かなり手こずりました。
初めはそこをいい加減にしていたためか、真ん中をくぼませて高さを出すと崩れてしまい、何回もはじめからやり直し。
先生からは「焦らずにゆっくりと」って言われるのですが、指で押さえるのが強すぎたり、縁が広がりすぎたり、1時間半ほど失敗ばかりで何も作れないまま。
結局、先生が手を貸してくれて何とか基本の形がひとつと基本ぽい形がひとつの合計ふたつができました。
全然満足じゃない(涙)

私のは写真中央のお湯呑みみたいな形ふたつ。
本当はこの基本の形から広げてお皿にしたり、壺の形にしたりする筈なんだけれど、これ以上は時間切れでした。
他の人たちのはみんな作品に仕上がってる。

こちらは桃太郎君の作品のひとつ。
ちゃんとお皿になってる。
色を2種類から選べるので、自分の名前の後にイニシャルで色の指定をします。
桃太郎君はSSという色、マットで緑と青の間くらいの色を選びました。
私はツルツル仕上げにしたかったのでピンチのお皿は白を選びましたが、スローの作品は正直どうでもいいと思って同じ白にしてしまいました。
こうして写真を見ると十分お湯吞みとして使えそうなのでもう一つの色にすればよかったなぁ。

色を付けてくれるのは先生たち。
そして焼かれて出来上がるのは4週間後くらいです。

楽しかったけれど、自分が思っていたよりも不器用なことがよくわかりました(笑)
後、基本をおろそかにすると失敗しやすいという、とても大切な学びになったのは収穫。

桃太郎君、素敵なプレゼントどうもありがとう!





イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月19日月曜日

イギリスの私立小学校に行ってきたよ!

ドラゴンスクール(リンクします)というのは実在するイギリスの学校の名前です。

150年ほど前に「オックスフォード私立小学校」として設立されました。
できてすぐの頃、スポーツ対校試合の際、学校のモチーフとしてすぐそばに流れるチャーウェル川にたたずむアオサギをシャツに刺繍したそうです。
でも、それが下手で「アオサギというよりもドラゴンみたい」と言われてドラゴンが学校のニックネームになりました。
場所はオックスフォード、チャーウェル川のほとりで、良い教育の私立小学校として有名。
3歳から12歳までの子供たちがここで教育を受けています。


イギリスの教育は私立と公立で在席生徒の年齢が違います。

公立の小学校はY1(4‐5歳)からY5(9‐10歳)まで。
私立の場合、小学校はプレップ(パブリックスクールの準備)とよばれて、Y4(7‐8歳)からY8(11‐12歳)の5年間。
これはパブリックスクールが13歳から始まるために、それに合わせてスタートしたから。
そしてプレップの前に日本でいうところの幼稚園である、プレ・プレップ(意味は準備の準備ってところ)があります。
普通はレセプション(3‐4歳)、Y1(4‐5歳)、Y2(5‐6歳)Y3(6‐7歳)の4年間。

ドラゴンスクールには、このプレプレップとプレップの2校があります。
生徒たちがドラゴンとよばれているのがちょっと面白い。
卒業生には有名な俳優であるヒュー・ローリーやエマ・ワトソン、テニスで有名なティム・ヘンマンなどがいます。

私立ということで、無料である公立小学校とは違い授業料が必要。
そしてその費用は寮を利用するかどうかで大きく違います。
寮生ということになれば学費は£16590。
これ、1学期分なので、1年だとこの3倍必要。
そしてもちろん課外授業や音楽のレッスン、制服といったプラスアルファが必要になるので、年額で考えると日本円で約1200万円前後です。

高いですか?
もちろん安くはありませんし、誰でも入れるというわけではありません。
プレプレップからプレップに進む生徒が多いようですが、プレプレップには入学試験はありません。
選抜は体験入学という形です。
実際にすでに在籍しているドラゴンたちとクラスを体験しながら合う合わないを見るわけ。

クラスは公立校が30人までなのに対して20人という枠はありますが、実際の授業はもっと小さな人数でした。
特に年齢が小さな学年では5人程度のグループで授業が行われていて、のびのびとした授業風景。

子供たちはみんな元気で自分の意見を発言することに慣れていて、自信のほどがうかがえました。

桃太郎君は小学校は公立でしたが中学校からは私立校に通っていました。
大学に入った時に、やはり、公立校出身の子供たちとの違いを感じたそうです。
彼によれば、そのひとつが「自信」だそうです。
自分のことを信じるというのは当たり前に聞こえるかもしれませんが、なかなか難しいことのひとつ。
自己肯定感は小さい頃からの周りの環境が大きく影響します。

ドラゴンスクールの最高学年は12歳で、その年の子供たちと話す機会がありましたが、自分の意見をちゃんと持っているという以上に、考察や構築といった意見の拠り所がしっかりしていて本当に感心しました。
お仕事柄いろんな学校を訪れますが、今まで訪問した色々な学校(幼稚園から大学まで)の中でもトップクラスだと思いました。

ティムちゃんは13歳まで私立のプレップに通ってから進学校であるグラマースクールに進学しましたが、大学へは行っていません。
桃太郎君は11歳まで公立校で、その後は私学、そして大学。
桃太郎君のガールフレンドは私立プレップの後に公立校、そして大学。
私は高校卒業までは公立で、その後、海外のビジネススクール、そしてブルーバッジの取得コース。
それぞれ全く違うバックグラウンドですが、共通しているのは自分が好きな業界でお仕事をしているということ。

みんな自己肯定感は高めなので、選んだ学校が全てではないのは理解できます。
それでも子供にとって良い学校を選ぶというのは大切なことで、そのためには海外の学校も選択の視野に入れるという保護者も多い。
なのでドラゴンスクールでも海外からの子供たちが一定数受け入れられています。
また、そのおかげで国際的な文化の交流が小さな年齢から自然に行われているわけです。

ドラゴンスクールに在籍している日本人の生徒から意見を聞いたら、やっぱりバックグラウンドが違うこともたちとの交流はとてもいい影響があるということでした。
「ドラゴンスクールに来てよかったと思うことは?」という問いに
「違う文化圏のお友達との意見が交換できること」という答えがはじめに返ってきました。
将来の世界のリーダーシップをとる子供たちには必要なことかもしれないですね。






イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月17日土曜日

西洋のドラゴンと東洋のドラゴンって違うの?

以前、バッキンガム宮殿の東翼を紹介した時(リンクします)に、シノワーズリーについて少しだけ触れました。

シノワーズリー(Chinoiserie)というのは、イギリスを含め西洋文化での中国趣味のことです。
イギリスでは18世紀の半ば過ぎから人気が高まりました。
特にプリンスリージェント(のちのジョージ4世の皇太子時代)が集めたコレクションがよく知られています。
それまで人気だったロココ調に融合してユニークな文化が広まりました。

貴族たちのお茶の文化にもその影響があって、イギリスの陶器ブランドの発展にもつながっています。
初めの頃は中国から輸入されたものの図柄をまねたものも多いです。


さて、中国風の柄で人気なものといえば、ドラゴンもそのひとつ。
漢字で書くと「竜」ですね。

もちろん西洋にも「竜」というコンセプトはあります。
セントジョージがドラゴンを倒すといったおはなしにも登場します。

そうです。
西洋のドラゴンは悪者なんです。

対して日本を含め東洋のドラゴンは神獣。
だから倒す対象ではありません。
他にも西洋のドラゴンと東洋のドラゴンにはたくさんの違いがあります。

このお皿を見てください。
これ、両方ロイヤルウースターというブランドのものなんですが、どちらがシノワーズリー時代のものかわかりますか?




西洋のドラゴンは深い森の奥や洞窟に住んでいる(つまり生活基盤は地面)
なので飛ぶためには翼が必要です。
対して東洋のドラゴンは空で生活しています。
飛ぶための翼は必要ありません。
お魚が水の中を泳ぐように空を泳いでいるのです。
見た目も西洋のドラゴンが翼をもった爬虫類の形をしているのに対して東洋のドラゴンはそのパーツによっていろんな動物のモチーフが混じっています。
例えば身体は蛇、頭は大きくて目も大きくラクダのようです。
そして角はシカのようで、お魚のような鱗を持っています。

ということで、Aのお皿は西洋ドラゴン、Bのお皿は東洋ドラゴン。
東洋のイメージに忠実なシノワーズリー時代のものはBということです。
ちなみにAのお皿は1970年代のもの。


日本では龍神ということで恵みの雨を降らせたり、信仰の対象にもなっています。
干支の中にも出てくるので生活にもかかわりが深いです。

干支といえば、今年は丙午ですね。
丙というのは、むかし中国で10日ごとをまとめた時に使っていた十干のひとつ。
日本では「甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)」の10種類。
中国の陰陽の考えが基になっていて「え」で終わるものは陽、「と」で終わるものは陰なんです。
そして十二支(じゅうにし)は12年で一周する木星の位置を示すための考えで「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種類があります。
これに十干にを組み合わせた年の数え方は60通りあります。

60歳のお誕生日を「還暦を迎える」という言い方があるのは暦が60種ひと巡りして還ってきたという意味です。

十二支(じゅうにし)は全て動物の名前ですが、辰だけが実在する動物ではありません。
辰とは龍のことです。
そしてこれらは時刻を表すためにも利用されていました。
草木も眠る丑三つ時なんて、怖いお話の冒頭に出てきますよね。
これはひとつの十二支が2時間を表していた時代に、その2時間を30分ごとに区切っていた時の数え方。
丑の刻は午前1時から3時までなので、丑三つ時というのは2時から2時半ということです。
午の刻は11時から1時。
なので12時のことを正午というのは午の刻の真ん中ということになるので、その前を午前、その後を午後というわけです。


最近では龍神様を本気で信仰する人は少ないかもしれません。
イギリスでもドラゴンは物語の中に出てくる生き物と考えられています。
怖いというイメージがあるドラゴンですが、この国ではウェールズの国旗にも出てくる親しみがある獣。

そしてイギリスには生徒たちのことをドラゴンとよぶ学校もあるんです。








イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月16日金曜日

美味しいスモークサーモン

イギリスではいろんな会社がスモークサーモンを作っています。

特にロンドンベースのお店では塩味が強すぎないものが主流。

よく名前が知られているのに、まだ食べたことがなかったお店のものを、この間ティムちゃんとお取り寄せしてみました。
電話で問い合わせをしたら、私たちの味覚には oily がオススメだと言われたのでそれを注文。
他にもミディアムとドライがあります。
オイリーはまったりした味で、名前が意味するほどの油っこさはありません。
他のテイストのものと比べてみれば違いがはっきりしたかもしれませんが、ふたりだとそんなにたくさん食べられないので仕方がない。

とりあえず好みの味だったのでまた注文するつもり。
以前比べたもの(リンクします)のどれよりもよりもこっちの方が美味しい。

お昼が重かった夜に軽食としていただきました。

ティムちゃんはシンプルにアボカドとレモンで。
私?
いろんなものを入れてサラダにしました。
オレンジ、ザクロ、アボカド、トマト、ジャガイモ、そしてスモークサーモン。
こんなにたくさんの材料を混ぜるならどんなスモークサーモンでも変わらないってティムちゃんに言われてしまいました。

正論すぎて返す言葉もない。

そしてその後にまた「Less is More」って言われました(笑)
このフレーズに関してはついこの間記事にしましたよね(リンクします)

スモークサーモンが好きなら、ぜひ試してみてください。



イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月13日火曜日

靴ひも



去年のクリスマス、ティムちゃんからのクリスマスプレゼントのひとつはスニーカーでした。

欲しかったのか?
別に(笑)

ティムちゃんはよく「みきちゃんは僕と桃太郎君の愛のバブルに包まれて、世界で一番幸運な人」だと言います。
ふたりともいつも私を幸せにすることだけを考えている、という意味らしいです。

桃太郎君にはガールフレンドの Bちゃんもいるし、お仕事も頑張っているから、四六時中私を幸せにすることばかりを考えているわけではないと思います。
もしそうならマザコンすぎだしちょっと気持ち悪い(爆)

でもティムちゃんがいつも私に何をしたら喜ぶかを考えているのは事実。
この靴の件だって、全く覚えていませんが、私がある時ピンク色のスニーカーが欲しいと言ったそうです。
それ以降いろんなピンクのスニーカーをさりげなく打診していたら、ソフトなピンクとかベイビー・ピンクとかじゃなくて、フューシャ・ピンクのスニーカーへの反応が一番良かったらしいです。

ティムちゃんの前で不用意に「これ素敵ね」とか「こんなの欲しいなぁ」と言えば、高確率でその年のクリスマスやお誕生日にプレゼントとして私のもとに届きます。
なので普段からなるべく服やアクセサリーを褒めないようにしています。

正直なところ、今年はルイヴィトンのロブスターバッグがクリスマスに登場するかもしれないとちょっと恐れていました。

この記事を書いた後に「やっぱり私は欲しくない」とティムちゃんに念押ししておいたので、大丈夫だろうとは思っていましたが、なんとなく食卓にロブスターが並ぶことが増えたので「きっとロブスターバッグのことを考えているんだろうなぁ」と不安だったのです。
我が家では魚介の専門店やお肉屋さんからのお取り寄せ、そしてワインの注文はティムちゃんの担当(笑)

さて、スニーカーに話を戻すと、プレゼントにもらったのは HOKA というブランドのもので超ピンク。
靴ひももピンク。
かわいくないわけじゃないけれど、ピンクすぎる。

そこで、靴ひもを他の色に替えてみようと思い立ちました。

大坂なおみ選手が2024年のUSオープンで緑色のリボンが付いたテニスウェアを着ていたの憶えていますか?

ナイキの白い靴にもグリーンのリボンが後ろに付いていた。
あんな風にコントラストがきれいな組み合わせは楽しいだろうなって思ったんです。

さて、もらったピンクのスニーカーですが、HOKAのロゴ部分はシルバー。
そこでシルバーの靴ひもを探してみました。
HOKA のスペアパーツで探してみたけれど、シルバーは見つからない。
スニーカーに付いてきた靴ひもは幅が6mmなので、サイズさえ合えば何でもいいやと思ってネットで探してみました。
6mmってなかなかない(涙)
やっと見つけたのは8mm。
穴に通ればなんとかなると思って、キラキラのシルバーを注文してみました。

結果、すごく下品な組み合わせ(ティムちゃん談)
「ソールがライトグレーだし、ボディーとの間にライトグレーの層もあるからシルバーよりもライトグレーの方がいいと思う、どうしてもシルバーが良ければシルクっぽい控えめな光沢のシルバーがいいと思う」

ということで次はグレーの靴ひもを買ってみました。
ネットで買ったので、やっぱり色味が違う。
思っていたよりも濃い。
そんな私を見ていたティムちゃんが張り切ってライトグレーの靴ひもを探して注文してくれました。
ライトグレーならHOKAのスペアパーツとして売っているものが簡単に手に入るのに、わざわざ外国の靴ひも専門店に注文したそうです。
「ヨーロッパで作っている靴ひもは最近珍しいんだよ。今はほとんどがアジアで作られているからね」だそうです。

今はそれが届くのを待っているところ。



イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月11日日曜日

簡単なおつまみ

今日紹介するのはゲストが多い季節に便利なおつまみ。

イギリスではおつまみを食べずに飲むだけという人も多いのですが、カトラリーが必要のない、文字通りのおつまみくらいの軽いものはやっぱり手を出す人が多い印象。

このおつまみはもう30年位前にパリのワインバーで出されたもの。
材料も3つだけだし、どれも日持ちするので材料を揃えておくとサッと出せて便利です。

人間が美味しいって感じるのは甘みと脂と塩ってよく言いますよね。
このおつまみはそのどれもが入っているので合格かも。

まず材料。
左からチーズ(私は穴の開いているタイプを使いますがエダムとかもいいカンジ)
サラミ。
干しブドウとか。

作り方;
サラミとチーズを干しブドウくらいのサイズに切って全部混ぜるだけ。
それぞれ同量くらい(でもちゃんと計ったことはありません)
簡単でしょ?

チーズと干しブドウとサラミを混ぜたら出来上がり。
パーティーとかならスプーンを添えると便利。
でも家族だけなら文字通り指でつまむといいです。
甘み、塩味、そして脂のバランスがとてもいい。
これをつまみにするとワインもいくらでも飲めるので要注意(笑)



イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月9日金曜日

何もかもがデジタル!今度は税金も”Making Tax Digital”

一気にというわけではなく、収入が高い順に3年くらいに分けて導入が始まる仕組み。

私は来年2027年の4月から完全にデジタル移行の予定です。


ただ、急に何もかも変えてしまうことに不安があったので、実は去年の9月からいろいろなシステムを試し始めています。
税務署と繋げるのは政府公認の会計ソフトウェアである必要があります。
英政府公認の会計ソフトウェアにもたくさんの種類があるし、利用金額も色々。
経費の支払いも、これまではプライベートで利用するクレジットカードを使っていましたが、新たにビジネス専用のクレジットカード口座を開けたりして準備中。

一昨日にはAPTGプロフェッショナル観光ガイド協会(リンクします)の CPD でも税金のデジタル化についてのレクチャーがあったので参加しました。

今まで認識していたことが裏付けされてちょっと自信が付いたかも。
やっぱり基本は自分に合ったソフトウェアを利用して、お金の出入りを透明化するってことみたいです。
でも現在認定されているソフトウェアはかなりの数に上ります。

その中で自分に合うものを探すなら、やっぱり早く始めて色々試してみるのが一番の方法。
会計士を使っているのなら、その会社との相互性も視野に入れる必要があります。

最近はイギリスにYMSのシステムを使って滞在している日本からの渡航者も多いです。
もし働いているなら、雇用システムが自営業でないことを再確認しておいた方がいいです。
毎月振り込みがあるからって、雇用主がいると思い込んでいても、実際は保険システムの節約などの理由で個人事業主になっていたりするケースも時々耳にします。

オフィス勤務でも委託という形になっていたりするケースもあるので給与明細はきっちり調べておくべき。
特に2025 年 4 月 6 日から雇用主の ナショナルインシュアランス率は15%に増加して、その適応も年間 5,000 ポンド以上となっています。
雇用でなく個人事業主への委託ということになればそういった費用も払う必要がなくなります。
給与明細などを確認しておくとその辺りの詳細が出ていると思うので、必ず確認した方がいいです。

以前、オフィス勤務の知り合いが個人事業主の制度を利用されて、本来ならあるべき有給休暇などの権利が適応されていなかったことなどが明るみに出たことがあります。

お互いが納得しているのなら犯罪とは言えないかも知れませんが、会計知識がない人たちを安く雇用するグレーゾーンといった体だったと記憶しています。

話を個人事業主会計のデジタル化に戻すと、9月から4か月間試してみた結果、経費の漏れがほぼなくなりました。
これまでは、例えばちょっとした支出は、それが経費であってもすっかり忘れて計上しないことがよくありました。
例えば鉄道の運賃。
ロンドン交通局の会計は既に個人用とお仕事用のオイスターカードに分けているのでそのままお仕事用のものを計上するだけなんですが、ロンドン交通局以外のトラベル経費は領収書の管理が雑で年度末に計上し忘れということがほとんど。
それがクレジットカードをお仕事用にして、会計ソフトウェアにカードを紐づけしたことで100%計上できるようになりました。

また、これまではエクセルでインボイスを作って、それをPDFにしてお客様や旅行エージェントに送っていたのですが、インボイスの発行もソフトウェアから直接するようになったので、そういった手間がかなり省かれました。
それらが携帯で完結するのも嬉しいところ。
これまではエクセルを使用するのにどうしてもラップトップが必要だったのですが、9月からほぼ不要になっています。

そういった手続きで、これは慣れると問題なくなると思うのですが、経費の種類がやたらあるので税金のコードを少し勉強しないといけないなって思っています。






イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月7日水曜日

ロンドン交通機関での詐欺とその防ぎかた

ロンドンは世界の大都市の中では比較的安全だと言われています。

でももちろん完全に安全な都市などはありません。
日本は世界でもかなり安心できる国なので、外国旅行に行くと身構えてしまう人も少なくありません。

でも、ただ身構えるよりも、やっぱりどんな手口があるのかがわかっていれば対策は立てやすいと思います。

ロンドンで一番注意すべきなのはスリと置き引き。
これらはロンドン以外でもあるので、万国共通の注意かもしれません。

それ以外に多く報告されているのは携帯電話のひったくり。
被害に遭ってしまったら被害届を出して、保険で処理する方法が現実的です。
タグで位置情報を確認して奪い返すなんてSNSの書き込みを見たことがありますが、正直なところ、犯罪を侵すような人のもとへ飛び込むなんて怖すぎる選択だと思います。

以前このブログでもイギリス警察への被害届の書き方(リンクします)を紹介しました。
泣き寝入りという選択は、更なる犯罪に巻き込まれる可能性を考えれば、悪い選択ではないと思います。

さて、今日の話題は最近のロンドンでよく被害を聞くインスペクター詐欺。

インスペクターというのは検査官。

イギリスではいろんな業界にインスペクターが存在します。
そのひとつがロンドン交通局。

ロンドン交通局ではキセルなどの軽犯罪で莫大な被害が生じています。
そこでそれを取り締まる検査官が存在します。

去年夏のイブニングスタンダード新聞(リンクします)によればロンドン交通局の年間被害は約400億円にも上るそうです。
そして、そういった取り締まりにも活躍する、交通局検査官の数は500人以上。

検査官たちのお給料がどれくらいか気になりますか?
いろんなサイトで数字は変わりますが、大体4万ポンド前後という数字が多いです。
日本円だと年収800万円くらい?

常習犯など、悪質なキセル行為は起訴に至る場合もあります。
2024/25年にはエリザベス線の乗客3,751人がキセルで起訴され、地下鉄では4,063人、オーバーグラウンドでは3,044人が起訴されました。

私は地下鉄、エリザベス線、鉄道、そして路線バスで検査官を見たことがあります。
路線バスでは運転手に検査官がライセンスを見せて運転手から何らかのプリントを受け取って検査官が乗客のバスパスやクレジットカード、オイスターカードなどを一枚ずつ点検しました。
検査官が乗車後、バスは普通に動くので、乗客が慌てて出発前に降りたり、次の停車場所で普段よりも多くの人たちが降車するのを見たこともあります。
そして、私が出会ったバスの検査官は普通ひとり。

鉄道や地下鉄などの検査官は通常二人ペアで見かけます。
鉄道なら隣の車両から二人一緒に乗り込んできますが、地下鉄の場合は1両の両端からそれぞれ乗り込んで検査後は真ん中のドアから出ていきます。
列車で検査官がひとりだけならちょっと身構えた方がいいかもしれません。(←ありえないわけじゃないので見極めが難しそう)

さて、最近、この検査官になりきった人がチケット検査のふりをしてカードからお金を盗むという手口が多く報告されるようになりました。
去年の秋ごろにも新聞記事を読んだ覚えがあります。
最近は小型のカード決済マシーンもあるし、何なら携帯電話でもタッチ決済できます。

検査官は普通カードリーダーのようなものでチケットを読み取るのですが、現在ロンドン交通局では携帯電話のペイ機能(グーグルペイやアップルペイ)、クレジットカードやデビットカードが交通機関カードのオイスター以外に併用されています。


日本の交通系カードとは違って、ロンドンのオイスターカードはロンドン交通局の支払いに特化していて他の支払いには利用できません。
ですからこういった詐欺のマシーンでも被害は出ないのですが、携帯ペイ機能やクレジットカード、デビットカードはタッチ決済機能があります。
というか、タッチ機能がないカードはロンドン交通局では利用できないので、オイスターカード以外のものは詐欺に遭う可能性があるということになります。

こういった検査官に扮する人たちは蛍光のジャケットを着ていたり、偽物の身分証明書を持っていたりもします。
なので中々素人ではその違いに気づきにくい。
バスはこういった詐欺まがいの人が乗客として乗ってくるときに運転手とのやり取りといった手続きがあるので比較的遭いにくい気がします(あくまでも私の印象なので保証できません)
でも地下鉄や鉄道の場合は車両から車両への移動ということで、本物の検査官かどうかの判断が難しそう。

予防策としてはなるべくオイスターカードを利用することくらいです。
私はお客様と公共の乗り物に乗る時にはやはりオイスターカードをお勧めしています。
安全面を考えると、改札を通る時にお財布からカードを取り出すとか、携帯を取り出せば、周りの人たちにどこに貴重品があるのか教えているようなものですからね。

オイスターカードには発行に7ポンドかかりますが、それで詐欺を防いだり盗難を防ぐことができるなら安いと思います。

どうぞ気を付けて、ロンドン観光をお楽しみください。








イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。