2026年1月5日月曜日

宴会料理はお好き?


ティムちゃんがよく言う言葉のひとつに「Less is More」というのがあります。
例えば私の説明が長いと「Less is more(説明が長すぎ、もっと簡潔に=もうわかったから黙れ)」と言って私をイラっとさせます(笑)

「Less is More」は直訳すれば「少ない方がもっとある」となって、わけがわからないですが、「加えない方が結果がいい」という時に使うことが多いです。
それはインテリアだったり、お料理だったり、お出かけの服装だったり、ジャンルはいろいろ。

ティムちゃんのように「沈黙は金」みたいな使い方はかなり皮肉屋さんかも。


さて何でこんな書き出しかというと、先日とても美味しいお料理をいただいてきたのですが、たくさん種類がありすぎて、もっと数が少なければもっとよかったのにって思ったからです。

場所は A WONG。
このブログでも何回か紹介しています。
人気店で予約が難しいのでお客様とはほとんど行きません。
どちらかといえばお友達や家族と行くために予約して、ワクワクしながらその日を待つカンジ。



最近は夜はコース料理のみでアラカルトで注文できなくなったので行く機会がありませんでした。
というのもティムちゃんも桃太郎君もコース料理が好きではないから。
自分でひとつひとつ選びたい派。
私はコース料理は自分で普段選ばないものが含まれていることが良いポイントだと思うんですけど、やっぱりそういった考え方って人によって違います。

ということで、このふたりをコース料理のレストランに連れて行くのはなかなか説得が難しい。
特に桃太郎君はレストランのお値段に対してシビアな意見を持っています。
「その価値があるなら払うけれど、ロンドンのレストランは高すぎ」だそう。
でもやっぱり家族そろってレストランに行くのは楽しいし、ちょっとくらい高くてもその価値はあると思います。


さて前置きが長くなりすぎた A Wong の夜のコース料理。
THE COLLECTIONS OF CHINA "The Banquet" というタイトルそのまま、中華料理のあらゆる側面を宴会コースにまとめたというもの。
お料理の数はなんと30種以上。

こちらがお食事が終わった時に受け取ったメニューです。
アンドリューのハンコとサイン入り(笑)

ティムちゃんはアンドリューのお父さんが町中華のお店を開けた時からの知り合いなので、アンドリューを子供の時から知っている。
なので、最近彼がテレビに出たりミシュランの星を獲得したりするのを見ると感慨深いものがあるって。

残念ながらこの日アンドリューはお店には出ていなかったので会えなかったんですけどね。

お料理の数が30以上と言いましたが、ひとつひとつ出てくるわけではありません。
6つのコースにまとめられていて、それぞれのコースに何種類ものお皿が出てきて各自で取り分けるスタイル。

例えば一の膳には8種類、八寸って感じ?
この写真のお料理が出る前にかなり辛めの味付けがされた牡蠣が出てきたのが最初。
テーブルのサイズは小さいわけじゃないけれど、一度に出し切れない。
これはリンゴのスライスに横の煮込みみたいなものを乗せていただくスタイル。
メニューが出てくるときに口頭で説明があるんだけれど、もちろん全然覚えていません(笑)
後でメニューを貰うことがわかっていたので、答え合わせは後でって思っていたけれど、私の記憶力を過信しすぎていました(笑)

何種類ものお料理に合わせるワインを選ぶのは大変。
ペアリングメニューもあるのですが、今回は自分たちでセレクトしました。
最初はイタリアのドライな白をグラスで。
次のお料理は点心です。
アンドリューの得意料理、小籠包も出てきました。
ここのは本当にデリケートで美味しい。

白ワインはあっという間に終わってしまったのでお次はカリフォルニアのふくよかな白。
フルーティーで何にでも合いそう。

そして少し大きめの蒸し器が出てきたら…
中はキャヴィアとトリュフが乗った点心でした。



次はカリフォルニアのピノノワール。
凝っている演出で次から次へとお料理が出てくるので、とても写真に収めきれません。

ティムちゃんが好きなラムバーガー(右手のお鍋)も出てきました。

そろそろ食べることにも集中しないと(笑)
本当にどれもおいしい。
やっとメイン(というか、デザートの一つ手前)

これなんかはお豆腐のスープ。
菊のお花をイメージしているそうです。

最後にフルーツでおしまい。
単純なチェリーとオレンジの切ったものをそのまま出したように見えますが、もちろん違います。

お勘定はこちら。

結局4時間ほどレストランで飲んで食べて、本当に宴会って感じでした。
すごく楽しかったし、どれもとてもおいしかったんだけど、もし写真を撮っていなければ、それぞれのお料理がどれくらい記憶に残ったのか興味があります。
Less is More だったかもね。

工夫されたお料理の数々、美味しいワイン、たっぷりとした時間、と素敵な時間を過ごすための要素はすべてそろっています。

お値段も結構するので以前のように頻繁に行けませんが、逆に頻繁に行くと特別感がなくなってしまうのかもしれない。
さすがミシェランの二つ星なんですが、以前のようなアラカルトで気楽な街の中華料理屋さんだった頃が懐かしいなぁ。




イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

0 件のコメント: