2012年10月17日水曜日

ナショナル・フットボール・ミュージアム


この夏にオープンしたばかりの、ナショナル・フットボール・ミュージアムに行ってきました。

イギリスも含めて、ヨーロッパの人たちは本当にフットボール(サッカー)が大好き。

フットボールの選手達がプロになったのは、ほとんどが労働者の町でのこと。

ミドルクラスの人たちは、余暇でスポーツを楽しみます。
対して、労働者は余暇はありません。

そこで、お給料をもらわないと、プレイする時間が取れなかったのです。

マンチェスターにはその中心も含めて、たくさんの労働者の町があります。
世界で初めての工業都市。

また、労働組合や、生協も生まれました。
お金をもらって、フットボールを生業にする人たちもいたわけです。

現在のフットボール選手たちから、こういった歴史を想像するのは、非常に難しいです(笑)

さて、今年のロンドンオリンピックの少し前にオープンした博物館。

マンチェスター大聖堂の北側に位置しています。

マンチェスターの市中はそんなに大きくないので、ここへも徒歩でアクセス可能。

入場料は無料です。
中は、ガラスの壁のおかげでずいぶん明るい。
4階まで、こんな風に吹き抜けになっています。

これは、3階の特別展示で見つけた絵です。
常時展示ではないので、次回はもうなくなっているかな?

フットボールをテーマにした、アートがたくさん並んでいました。
パッと見は、イギリスの地図。
でも、近づいてみると・・・・
その場所の、フットボールチームの名前やロゴがいっぱい。

大砲は、アーセナル。
チームが始まった場所が、火薬の工場があった場所。
今はロンドンの街中ですが、テムズ川沿いの、下町からスタートしています。

右上の小鳥はカナリア。
ノーリッチのチームは、ユニフォームが黄色いので、「カナリア」があだ名。
ここは有名シェフのデリア・スミスがオーナーなので、場内のパイが美味しいそうです。

イエローカードやレッドカードも展示されていました。
ボールの歴史も分かりやすい。
救世主に扮したエリック・カントナには、笑ってしまいました。
これは、カントナの復活がテーマだそうです。
昔、問題を起こして、選手生命が危ぶまれた後、見事に返り咲いたんですって。

上に、入場料はただと書きました。
でも、お試しコーナーがいっぱい。

実際にシュートしてみるとか、ボールを使ったゲームだとか。
そういったものは有料なので、結構お金がかかるかもしれません。

シュートのコーナーなんかは、1回2.50ポンドでした。

サッカーファンなら、マンチェスターに来たついでに、是非、行ってみて下さい。

よかったら、クリックして応援してください。にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村

3 件のコメント:

mew さんのコメント...

何年か前に『Looking for Eric』という映画を観たのを思い出しました。
11月の中旬にロンドンに少し遊びに行くのですが、どれくらいの防寒が必要でしょうか?
教えて頂けたら嬉しいです(>_<)

miki bartley さんのコメント...

mew さん、こんばんは。
イギリスのお天気は、その週によって大きく変るので、断言はできません。
でも11月だったら、日本の12月くらいでいいと思います。
ロンドンは、屋内がそんなに寒くないので、重ね着できるものを持ってくるといいと思います。
私は冬でも中は半袖、その上にカーディガンかジャケット、寒くなるとその上にコートってカンジです。

mew さんのコメント...

お答え頂きありがとうございますm(_ _)m