この夏にオープンしたばかりの、ナショナル・フットボール・ミュージアムに行ってきました。
イギリスも含めて、ヨーロッパの人たちは本当にフットボール(サッカー)が大好き。
フットボールの選手達がプロになったのは、ほとんどが労働者の町でのこと。
ミドルクラスの人たちは、余暇でスポーツを楽しみます。
対して、労働者は余暇はありません。
そこで、お給料をもらわないと、プレイする時間が取れなかったのです。
マンチェスターにはその中心も含めて、たくさんの労働者の町があります。
世界で初めての工業都市。
また、労働組合や、生協も生まれました。
お金をもらって、フットボールを生業にする人たちもいたわけです。
現在のフットボール選手たちから、こういった歴史を想像するのは、非常に難しいです(笑)
さて、今年のロンドンオリンピックの少し前にオープンした博物館。
マンチェスター大聖堂の北側に位置しています。
マンチェスターの市中はそんなに大きくないので、ここへも徒歩でアクセス可能。
入場料は無料です。
中は、ガラスの壁のおかげでずいぶん明るい。
4階まで、こんな風に吹き抜けになっています。
これは、3階の特別展示で見つけた絵です。
常時展示ではないので、次回はもうなくなっているかな?
フットボールをテーマにした、アートがたくさん並んでいました。
パッと見は、イギリスの地図。
でも、近づいてみると・・・・
その場所の、フットボールチームの名前やロゴがいっぱい。
大砲は、アーセナル。
チームが始まった場所が、火薬の工場があった場所。
今はロンドンの街中ですが、テムズ川沿いの、下町からスタートしています。
右上の小鳥はカナリア。
ノーリッチのチームは、ユニフォームが黄色いので、「カナリア」があだ名。
ここは有名シェフのデリア・スミスがオーナーなので、場内のパイが美味しいそうです。
イエローカードやレッドカードも展示されていました。
ボールの歴史も分かりやすい。
救世主に扮したエリック・カントナには、笑ってしまいました。
これは、カントナの復活がテーマだそうです。
昔、問題を起こして、選手生命が危ぶまれた後、見事に返り咲いたんですって。
上に、入場料はただと書きました。
でも、お試しコーナーがいっぱい。
実際にシュートしてみるとか、ボールを使ったゲームだとか。
そういったものは有料なので、結構お金がかかるかもしれません。
シュートのコーナーなんかは、1回2.50ポンドでした。
サッカーファンなら、マンチェスターに来たついでに、是非、行ってみて下さい。
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3 件のコメント:
何年か前に『Looking for Eric』という映画を観たのを思い出しました。
11月の中旬にロンドンに少し遊びに行くのですが、どれくらいの防寒が必要でしょうか?
教えて頂けたら嬉しいです(>_<)
mew さん、こんばんは。
イギリスのお天気は、その週によって大きく変るので、断言はできません。
でも11月だったら、日本の12月くらいでいいと思います。
ロンドンは、屋内がそんなに寒くないので、重ね着できるものを持ってくるといいと思います。
私は冬でも中は半袖、その上にカーディガンかジャケット、寒くなるとその上にコートってカンジです。
お答え頂きありがとうございますm(_ _)m
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