2010年2月17日水曜日

手作りかまぼこ

最近デスクワークに追われていて、ちょっと気分転換に何か作ってみることにしました。

私はお料理が大好きなのですが、殆どの場合、作り方にはこだわりません。
というか、天邪鬼なので、レシピに「こうしなさい」と書かれていることは、その通りにやらないことが多いのです。
なんでも自己流に変えてから作るので、とんでもないものが出来上がる場合もよくあります。
まあ趣味ってそんなもの・・・(笑)

今日は、かまぼこを作ってみることにしました。
なぜなんでしょう?
何となく食べたくなったから。
もちろん初挑戦です。
日本食のお店で売ってはいるけれど、食品添加物とか、たくさん入ってそうだし。
グーグルで「かまぼこのレシピ」を検索したら、かまぼこを材料にしたおかずがたくさん出てきました。
根気よく探すと、かまぼこの作り方がありましたが、出てくる写真を見ると「食べたくないなーこれ」ってカンジ。

形も不恰好で、ねんど細工みたい。
色だってちょっとグレーだし。
何でそんな色になるの?

材料は魚と塩水その他。
3つサイトを見つけましたが、3つとも違います。
・・・ということは自分で適当にやっても大丈夫そう(笑)

お魚屋さんでタラの切り身を買ってきました。
骨も皮も取ってある「プレミアムフィレ」という部分。
おうちで計ってみたら250gありました。
白いのはコーンスターチ、おおきなスプーン1杯です。
塩はティースプーンくらい。
それからたまご、白身だけ使うつもりです。
蜂蜜みたいなのは、Agave Nectar という名前で、どこかのジャングルで取れる木の汁で、蜂蜜よりもほのかな甘さ。
最近気に入ってて、お砂糖の代わりに使っています。
いい加減なことを載せる前に、パッケージをみたら、メキシコの植物ですって。
ジャングルとかの方が面白いのになぁ。
カロリーはお砂糖と同じなんだけど、味がいいんです。
今回は小さじに1杯弱くらい入れました。
お魚をザク切りにして、他の材料と一緒にフードプロセッサーへ。
たっぷり2分はかけたかな?
取り出したらこんなカンジ。かなりもっちりしています。
木の板なんてないので、パウンド型に入れるシリコンシートの上で整形しました。
濡れている手にとって、丸めて延ばして乗せるだけ、簡単極まりない作業。
もっと厄介だと思っていたので、逆に拍子抜けしました。
美味しそうに見せるには、やっぱり色が大事です。
ピンクとかにしてもよかったんだけど、どうせだから焼き色をつけることにしました。
オーブンをグリルに設定して、5分くらいかなーと思っていたのですが、2分過ぎに変なにおいがするので開けてびっくり。焦げる寸前でした。・・・というかちょっと焦げてる?
シリコンシートの方はボロボロ。
でもね、すごくいいにおい。
味見したい欲求に駆られましたが、何せ2分しかグリルしていないのであきらめました。
シリコンシートのおかげで、手で持ち上げたら簡単にはがれました。
今度はこれを蒸し器に入れます。
面倒なので(何でもそう)大きなスティーマーを出す代わりに、小さな竹のスティーマーを使いました。
これは小さなお鍋の上に乗せるタイプです。
10分くらい乗せて、様子を見に行ったらこんなカンジになっていました。スティームが足りなそうなので、少し温度を高くして更に10分くらい。
何となく、飲茶みたいな匂いが漂ってきます。
取り出してふたを開けたら、冷たい空気で少ししぼみました。
軽く押してみると弾力があります。
お皿に移して冷蔵庫へ。
冷たくなったらお皿に盛り付けて出来上がり。
美味しかったけど、思ったよりも弾力はありませんでした。
一晩とか置くと、変わるかな?
明日、残りのもうひとつを食べてみます。

9 件のコメント:

ゆき珠 さんのコメント...

こんばんは~
とっても美味しそうに出来てるじゃないですか!
色もとっても綺麗!
弾力が足りないと感じるのは、工程がひとつ抜けているからだと思いますよ。
フードプロセッサーだけじゃなくて、すり鉢でしっかり粘り気をだしてあげないと、弾力がでないんだと思いますよ。もしかして、“すり身”の語源ってすり鉢でするところから来ているのかも・・・
最近作ってないので、私も作ろうかな?
私は大量に作って冷凍保存をして、一品足りないときに熱々のさつま揚げのします。

phary さんのコメント...

すごい、私も作って見たい!
さつま揚げとかがんもどきぐらい
お正月に北P水産で買ったP文の紅白かまぼこははっきりいっておいしくなかったのよ。冷凍になった性だと思うんですが、あの口当たりのために大枚はたいたかと思うと悔しい!
ゆき珠さん、作り方を是非教えてっ!

miki bartley さんのコメント...

ゆき珠さん、おはようございます。
我が家にはすり鉢はありません(涙)
塩を多めに入れるといい、っていうレシピもあるんですが、それもちょっとね。
さつま揚げ(私は大阪なので、テンプラと言います)の方が食感は楽しめますね。
私、次回は薄く延ばして、それほど熱くせずに、焼きかまぼこにしようかとも思っています。
蒸さなかったらどうなるかなーと思って。
市販のものはかなり粘着剤とかが入っているみたいですね。

miki bartley さんのコメント...

Pharyさん、おはようございます。
あの口当たり、やっぱり時々食べたくなりますよね。
私のかまぼこは茹でたかまぼこ並の食感でした。
おうどんに入っているカンジ(笑)
デモね、やわらかくもないんですけどね。

今度、コーンスターチの変わりにタピオカ粉とか、ゼラチンとか入れてみようかなぁ?
もしくはゆき珠さんがレシピをアップされるまで待とうかなぁ?(笑)

ゆき珠 さんのコメント...

えっ!?あたくしが・・・レシピアップするんですか?
先週末に日本のお土産で《さつま揚げ》を頂戴したばかりなので、しばしお待ちくださいませね。

みきさん、すり鉢はお一つあると便利ですよ。
ロンドンなら手に入るでしょうから、是非!・・・私は愚かにも日本から持ってきました。。。

phary さんのコメント...

横レスです。
すり鉢、私も日本から持ってきましたが一度も使ったことがありません。(←おろかに輪をかけてる)なのでこれを機会にすり鉢デブーじゃなかったデビューしたいです。だからゆき珠さん、さつま揚げなんかさっさと食べちゃってレシピアップしてね。

miki bartley さんのコメント...

ゆき珠さん、Pharyさん、
すり鉢って、溝があるので、洗うの面倒じゃないですか?
スパイスのための、小さくって溝なしのは持っているんですけど。
英語では Mortar and pestle といいます。
グーグルすると写真が出てくると思います。
このかまぼこのペーストを作ったときは、すごくべとついて、後片付けがとても大変でした。
さつま揚げみたいに、熱い時に食べちゃう方が歯ざわりはいいみたいです。

でもとりあえず、ゆき珠さん、レシピアップお願いします。
コメントは残さないけど、読んでますよーって方たち(在ヨーロッパ)から結構催促されています(笑)
ということで、よろしくっ。

匿名 さんのコメント...

初めまして。
幼稚園に通う息子がアレルギーのため
手作りで蒲鉾を・・・と思い、
レシピを探しているうちに、こちらに
たどり着きました。

おせっかいですが、色々なレシピを見て
知ったポイントをお知らせします。

まだ作ってないのですけど(^^;)

ポイントは3つです。

しっかり脱水
(切り身にした時点で2時間、脱水シートなどに巻いて冷蔵庫)。

粘りが出るまで混ぜる
(すり鉢orフープロ内で)。

成形したら、室温に1時間おく
(蒸す前に。夏は冷蔵庫内で)。


特に、蒸す前の1時間が、弾力を出すのに有効みたいです。

私も、これから作ってみます。

miki bartley さんのコメント...

匿名さん、こんにちは。
ヒント、ありがとうございます。次回作ってみるときの参考にさせていただきますね!