青の洞窟・本番

とうとうカプリ島での滞在が、残り1週間になったので、青の洞窟を訪れることにしました。
下見の時のお話はこちら。
通常の観光のグループがマリーナグランデから船で来るのとは違って、私たちはアナカプリからでている、青の洞窟行きのバスを使って、陸地からのアプローチです。
9時20分ごろ到着したら、すでに階段のところには10人くらい並んでいました。
お船のほうは５隻ぐらいかな?
大きなグループは3-4人ずつ小船に乗り換えています。

階段側では2-3人ずつお船に乗っていきます。
10分ほど待って、私の順番が来ました。
小船に乗ったら、まずはじめに、お金を払う順番に並びます（笑）
このお船がチケット売り場。揺れているけれど、船頭さんにお金を渡すと、チケットとお釣りをくれます。小さな紙幣がなくて、50ユーロだしたんだけど、問題なし。
さすが儲かってるなぁ。
左が小船代。
7.50ユーロと印刷されているんですが、手書きで8.50に変えられています（笑）
どうやら最近値上がりの模様。
右のチケットは洞窟の入場料4ユーロです。お金を払ったら、洞窟の入り口に移動して、中からお船が出てくるのを見ながら、私たちの順番を待つのです。これが結構怖い。
だって、本当にすごく小さいところからお船が出てくるんだけど、船頭さんが波のタイミングを見計らってるのが外からでもわかるんです。
ね、ギリギリでしょう?今日は波がほとんどありませんでした。
ちょっとでも波が高いと、洞窟には入れません。
私たちがIiRiccioに来た時も実はお休みでした。
あの日も「こんなくらいで?」って思ったんですが、実際に出入りを見ると危険なことが判ります。
いつか水位が上がって、ここへは入れなくなる日が来るというのは、あながち噂だけではなさそうです。
待っている人たちは、お船が出てくるたびに、「おおーっ」と声にならない声を上げます（笑）いよいよ私たちの番。船頭さんが、「船の中に横になって、手や腕を出さないように」と注意してくれます。
寝ながらカメラを構えている私、見える?これがその瞬間の写真。ちょうど洞窟に入ったところ。すぐに、「さあもう体を起こして」って言ってくれます。この写真は失敗。
カメラをオートにしていたんだけど、フラッシュのおかげで全然色が違います。
フラッシュなしにしたいんだけど、暗くて操作できない。いろいろ手探りで操作して、やっと写真が撮れました。
きれいでしょう?
実際はもっともっときれい。4-５隻の船が洞窟に入っているはずなんだけど、奥はまったく見えないので、混んでいる印象はありません。
別の船頭さんが、何か歌っていて、あっという間に出口に近づいていきます。
多分、中にいたのは３分くらいかな?私は満足しました。
入場料が高いって言う人もいるみたいだけど、船頭さんたちの生活を考えると、不安定な要素も多いお仕事だから、こんなものかなと思います。
一人12.50ユーロって、この崖の上でカンパリオレンジたった1杯分なわけだし（笑）

おまけ。
怖がりベイビーのティムちゃんは、結局どうしてもお船に乗りたくないといって、階段のところでずーっと待っていました。
写真係に徹していたので、私がお船に乗っているところもちゃんと撮ってくれました。