2024年10月31日木曜日

ハロウィーンのカボチャ

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かぼちゃは重いので、OCADO (店舗がない、イギリスのスーパーマーケットでオンライン注文で自宅まで配達してくれるサービス)で10月25日に配達してもらいました。
楽ちんだけど、どんな形のカボチャが来るかは運次第。
大体の大きさは選べますが、機械で作っているものではないので個体差はあります。

いつもはどんなものを彫ろうかと色々考えたりするのに、今年はなぜか届いた後は食品貯蔵庫に置いたまま、すっかり忘れてしまっていました。

思い出したのはハロウィーンの当日、晩ご飯が終わった後!

毎年やっていることをやらないのは何となくすっきりしない。
ティムちゃんに「そういえばカボチャすっかり忘れてた!」って言ったら、
「ほんとだ! Bad Luck にならないように作ったほうがいいよ」と言う。
縁起物の扱いですね(笑)
なので、チャチャっとテキトーに作ることにしました。

魔女とか、猫とか、トトロを彫ったときもあるなぁ。


シンプルなものと言えば、、やっぱり顔ですよね。
かぼちゃの向きを決めてしっかり向き合う。
ちょっと小ぶりで傾いた感じのパンプキン。


ということで、制作時間15分ほどで作ったのがこちら。
今年も底の部分を丸くくりぬいて、ろうそくの上にかぶせるタイプにしました。
炎の高さによると、天井が焼けて危ないのでサイズには十分気を付ける必要がありますが、ふたをくりぬくタイプよりも設置が楽です。


お部屋を暗くしたらすごく怖くて大満足!!
実は向かって左側の目は黒目の部分を切り落としてしまったのですが、底から切り取った皮を小さく切ってはめ込みました。
わざわざ黒目を丸く残すのが難しいので来年もこの方法にしようかな。




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2024年10月29日火曜日

ロンドンの市庁舎を見学してきたよ!

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イギリスにロンドン市はふたつあります。


ひとつは金融街とか旧市街地とよばれている、ローマ人が作った町。
2000年の歴史があります。
大きさは約3平方㎞で人口は8500人ほど。


もうひとつはグレーターロンドンとよばれる場所で、外国人も含め、一般の人たちが考えるロンドン市。
こちらは約1570平方㎞のサイズで約900万人の人口があります。

今日紹介するのは大きな方のロンドン市の市庁舎です。

以前はテムズ川にかかるタワーブリッジの脇にありましたが、現在は東に移転してしまいました。
この、片側が丸いシルエットの建物がそうです。

グレーターロンドンの政治は、地方政府という考えが生まれた時代からLCC(London County Council)という組織が担っていました。

その組織が1963年にGLC(グレーターロンドンカウンシル)となって範囲も権力も大きくなっていきます。
その当時の市庁舎がこちら。
現在ロンドンアイのお隣にそのまま建っていますが、中はホテルやアトラクション施設として使われています。
さて、ロンドンは元々労働党のサポーターが多いので、ロンドンの政治は労働党。
80年代には当時の政府であるサッチャー時代の保守党と争う場面も多かったそうです。
サッチャー政権では Small State(小さな政府)が公言に掲げられていたので、大きな組織であったGLCも縮小の対象になります。
そして1986年に GLC は解体されることになってしまいます。
で、その後ロンドンの政治がどうなったかというと、グレーターロンドンの中を33の地方自治体に分割して行うようになったのです。
33の地方自治体のうち、31はバラー(区)とよばれるもので、残りの2つはシティー(市)です。
シティーはウエストミンスターとロンドン。
ロンドン市(上で説明した小さい方)は歴史上の既得権力があるので、通常グレーターロンドンの中は32の区と1つの特別市があるといった表現がされます。

書きながら思っていますけれど、めちゃめちゃややこしいですね!!(笑)

私はロンドンのガイドになる時にこういった歴史も勉強しているので、無理なく頭に入ってきますけれど、ロンドンに住んでいる人たちでもこの辺のことがわかっていない人たちが多いです。

そしてこんなお話をパワーポイントを駆使して説明してくれているこの人はリチャードさん。
ロンドン市庁舎の、教育・広報担当の人です。


さて、それではこの市庁舎ではなくて、各地方自治体はどんなことに責任があるか。
1,ごみの収集と処理。
2,駐車(路上駐車や駐車場)。
3,学校。
4,地方税の取り立て。
5,レジャー。
6,社会保障と公衆衛生。
他にも建築許可とか図書館の管理などもあります。
参考までに私が住んでいるリッチモンド区のウェブサイト(リンクします)を載せておきます。
興味があれば、地方自治体にどんなサービスがあるのか、このサイトで調べることができると思います。

大きなロンドン市ではどんなことをやっているのか。
まずは予算の決定。
ロンドンをより良い市にするために、どの分野にどれだけの予算を割り振るのか。

そのための予算はどこから来るのか。
主な収入は政府からの補助金、地方税の一部、法人税、ロンドン交通局の運賃です。
今年度の予算は収入と資産合わせて約220億ポンドです。

使い道は多岐にわたりますが、公安、消防、ロンドン交通局といった生活に必要な部門に割かれる金額を考えると十分なのかそうでないのか微妙な数字。



ロンドン市庁舎には3つの部門があります。
ロンドン市長に助言するための機関ですべての会議は一般市民が傍聴(会議室の傍聴席もしくはウェブキャスト)することが可能です。
また、過去の会議の検索も可能。

市長と市長補佐のチーム。

3,市庁舎のスタッフ(約150人)。
今回案内を務めてくれたリチャードさんもスタッフの一人で、何とロンドンの初市長ケン・リヴィングストン市長の時からお勤めされているそうです。

こちらが現在の市庁舎の建物。
最寄り駅はDLRのロイヤルヴィクトリア駅。
もとは電気機器の会社シーメンズのショールームとしてロンドンオリンピックの時に建てられたものです。
その当時はクリスタルとよばれていました。
今でもグーグルの地図でクリスタルと検索すると市庁舎が出てきます。

タワーブリッジ脇の市庁舎のリースが2022年に切れた後、再リースの金額が以前の倍のお値段だったことから、もっと安いこちらに引っ越してきました。
ただ、場所が東過ぎること引っ越しの認知度が低いことで、いまだにタワーブリッジ脇にあると思っている人たちも多いそうです。

市庁舎はエアポートスタイルのセキュリティーシステムで荷物検査などもありますが、中は一般に公開されています。
セキュリティーを抜けたところにはロンドンオリンピックの聖火トーチやメダルが飾られている。
カフェも8時半から5時半まで開いています。
そして会議を傍聴するところがこちら。

間に透明な衝立はありますが、傍聴席と会議室はひとつの部屋です。
「天井から下がっている円形にならんだ明かりはロンドンの33の地方自治体を表している」とかかなぁと思って数えてみたんですが、全く無意味な数字でした(笑)
45くらいまで数えたんだけど、どこから始めたのかわからなくなって途中で諦めたから、いくつあるのかはわかりません。

アセンブリーのミーティング以外にも、このお部屋は市長のへの質問という公開イベントに利用されます。
こんな感じで、こちらも市民の参加や市長が可能です。



他にも意外な機能のひとつが市庁舎はロンドンの撮影(映画やコマーシャルなど)の許可機関があること。
ロンドンのイメージ向上のための広報の役割もしているそうです。
例えばあまり知られていないロンドンの逸話を紹介したり。
と言って教えてくれたトリビアがこちら。

シルクハットってロンドンで始まったんですって。
ジョン・へザリントンというお洋服屋さんが考案して1797年1月15日に被って変な恰好をしていると50ポンドの罰金刑になったそうです。

こんなのを集めてクイズを作ったら売れると思うんだけどなぁ(笑)

ロンドンのトラファルガー広場の管理もロンドン市庁舎の管轄。
トラファルガー広場の4隅にのうち、3つには銅像が建てられています。
3つとも伝統的で恒久展示。
北西の台は Fourth Plinth(4つ目の台)とよばれてコンテンポラリーなアートが短期で飾られます。
1999年から始まった制度で、今までいろんなアートが飾られてきました。
私が一番面白いと思ったものはアンソニー・ゴムリーが企画した「One &Other」というもの。2009年の夏に数カ月間、一般募集で集まった人たちが台の上で1時間何をしてもいいという企画。
着ぐるみの人とか,今のロンドンって感じで面白かったなぁ。

それでは機会があったら是非ロンドン市庁舎に行ってみてください。




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2024年10月27日日曜日

リーズナブルなウォールズリーレストラン

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ウォールズリーは、ロンドンのピカデリー160番地、リッツホテルの隣にあるレストラン。

20年ほど前に銀行だったところをレストランに改装しています。
が銀行になる前は車のショールームだったそうで、その車会社の名前がレストランの名前に。


ここでは7時から11時半まで朝ごはん、
11時半から3時までランチ、
3時から6時半までアフタヌーンティー、
5時半から11時までがディナーといった風にいつでも何か食べられるところです。

建物に高級感がある割には子供や赤ちゃんの入店も問題ない。
服装もとやかく言わないので、観光客にとってはありがたい存在です。

観光で気軽な恰好(スニーカーとか)のままでディナーが食べられるのは楽ちん。
しかも事前予約以外に当日枠の席があるのでそのあたりも利用し易いレストランです。


味はどうか。

飛び切り美味しいわけではないですが、悪くもない。
雰囲気や場所を考えると、ロンドンではお値段もお味もお得な部類に入ると思います。
チェーン展開しているアイビーカフェと同レベルかな。

これは先日3人で行った時のお勘定です。
ワインが1本、ミネラルウォーター1本を含んでひとり90ポンド弱。

ロンドンのレストランは、やっぱりワインが高いですね。
この時注文したマコンも、たぶん原価の5倍弱。

最近のロンドンでは15ポンド以下のワインを60~70ポンド位で売るところが多い。
もっと高いワインがずらっと並んでいるからそれでも安い錯覚に陥ります。
特にシャンペンの値上がりがひどい。
なので安価なプロセッコが幅を利かせているけれど、正直プロセッコにこの値段は出したくないというレストランがほとんどです。

エビのカクテルや生ガキなどが前菜では人気。
あまりハズレがない。

私は貝柱を頼むことが多いかな。
少しだけど火が通り過ぎ。
でも許容範囲。

メインにはラムのローストを注文しました。
やっぱりこちらも許容範囲といった程度。
セットメニューもあるので、もっと安くすることもできます。

早い時間に夕食を取るとお隣ではアフタヌーンティーしてたりします。
ロンドンでは劇場に行く人たちのために早くから夕食が取れる場所がたくさんあります。
でもランチはたいてい12時から。
ここは11時半からランチができるし、その前なら朝ごはんがある。
イギリスなのでかなりしっかりしたメニューも朝ごはんに含まれます。
ここに行ってみたいなら、朝ご飯が一番お薦めかな。
ま、ロンドン中心地の便利なレストランということで覚えておけばいいと思います。
内装はこんな感じ。
おしゃれしたければすればいいし、しなくても平気。
どちらでも居心地が変わらない。
客層は観光客が多そう。

効率と収益がよさそうな、経営が上手なレストランだと思います。



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2024年10月25日金曜日

ナショナルギャラリーのゴッホ展に行ってきた!

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アムステルダムのゴッホギャラリーに行ったのはロンドンに住んで間もないころ。
まだ観光ガイドの学校にも行っていなかった。
ティムちゃんと結婚する前。
親友の女の子とふたりでロンドンでもヨーロッパでも遊び歩いていた時。
その時は折角だから行っておこう程度で、特にゴッホに思い入れもありませんでした。
でも今では彼のバックグラウンドがよくわかって、行ってよかったと思っています。

ゴッホに限らず、美術館で絵を観るのはもちろん楽しいのですが、その絵が出来上がるまでの道のりというのを最近、以前よりももっと考えるようになってきました。
有名な絵をただ見るだけじゃない、もっと深い観賞の仕方。
美術館もいろいろな特別展示でキュレーションに工夫をしています。


私は以前、ゴッホがそれほど好きではありませんでした。
でも、35歳を過ぎたあたりからかなぁ、年々少しずつ彼の絵が好きになってきました。

今回のロンドン・ナショナルギャラリーでのゴッホ展は「詩人と恋人たち」という副題がついて、主に1888年から1890年、彼がアルルとサンレミに住んでいた時代の作品を中心に展示されています。
つまり彼が亡くなるすぐ前。

現在12月8日までの一般チケットはほぼ売り切れで、その先のチケットは11月に売り出されるそうです。
いま売りに出ているものは土曜日と日曜日に僅かですがチケットがあるみたいです。

メンバーになるとまだまだ空きはあるので、どうしても見たければメンバーになるのもいいアイディア。
またメンバーの特典として、有料展示は無料だし、しかも何回も行くことができます。
それにもまして、行列に並ばなくてもいい!!
ナショナルギャラリーの前、右側にも左側にも人が並んでいるでしょう?
ここ最近は毎日こんな感じ。
特に午前中の行列が長いです。

そして1週間ほど前から、セキュリティーが強化されて、処方箋があるお薬と赤ちゃんのミルク以外の液体は持ち込み禁止になりました。
バッグ類のサーチも念入りなので、予定は大目に見ておいた方がいいです。

さて、今回の展示で、特によかったと思う作品をいくつか紹介しますね。

この絵は展示の最後の方にあった作品です。
木の幹の周りの草花の生命力というか、可憐な花がたくさん咲いていて、わ~って気になりました。
木の幹の描写もすごい。

やっぱり作品を間近でいろんな角度から観賞できるのが美術館の醍醐味ですね。
絵の具の立体的なところとか、本当によくわかる。



今回の特別展ではいくつかのお部屋に分けて全部で61点もの作品が並んでいます。
一つのお部屋ではスケッチがズラリ。
普段目にすることがないので、とても見応えがありました。

あるお部屋にはひまわりが2点。
左がナショナルギャラリー所蔵のもの。
右はフィラデルフィア美術館のもの。
実は今年はロンドンのナショナルギャラリーができて200年。
そして、このひまわりが購入されてちょうど100年なんです。
右手のひまわり、バックグラウンドが水色なのはミュンヘンのひまわりと似ています。
実はこの作品、ゴッホが真ん中の絵も含め、この並びで黄色い家の内装を考えていたというものなんです。

テオに宛てた手紙の中に描かれていたスケッチ。
真ん中の絵は子守唄というタイトルで、ロープを持っている(それを時折引っ張って繋がれたゆりかごを揺らすため)女性が描かれています。
彼女自身もロッキングチェアに座っているので「揺れ」がテーマ。
海に出て船で揺られている漁師さんたちが心地よさを感じることができるだろうという表現が、これまたテオに宛てた手紙の中にあります。

特別展の中はこんな感じです。
ゆっくりと自分のペースで鑑賞できる。
立ち止まって5分、10分のんびり見ていても大丈夫。
座ってゆっくり見ることもできます。
実はこの写真はお部屋の中央に置かれたベンチに座って撮ったもの。
ちょっと遠いですけどね。



こちらはゴッホの自画像。

こちらはゴッホ美術館から借りてきた黄色い家の外観。

私、ゴッホの濃い青が好きです。
水色ではなくて、深い青。
この自画像のバックや、上の絵の空の色。


自画像の隣には黄色い家の内装。
ベッドの上にかけられた絵のうちのひとつが隣に飾られている自画像だそうです。


今回の展示で私が一番惹かれた絵がこちら。
ローヌ川の星空。

吸い込まれるような青い夜空に大熊座が輝いています。
ドン・マクリーンという人が歌ったヴィンセントを聞きながら観てほしい。
You Tube をリンクします。
この曲は1970年ごろのもので、ドン・マクリーンがゴッホについての本を読んだ後に作ったもの。
ただ、彼はニューヨーク生まれで育ったのもそこだから、彼のいうゴッホの星空というのはもう一枚のアメリカのニューヨーク近代美術館(MoMA)美術館所蔵の方だと思う。
この作品は今回の展示には含まれていません。
こっちの方が有名だけど、私はローヌ川の星空の方が好きだなぁ。

今回の展示ではいくつかの絵の上にゴッホ自身の言葉が紹介されています。
星空の絵の上にかかれているのがこちら。
テオに宛てた手紙の一部。


61点の作品が並んだ中で、いくつかをピックアップして紹介しているわけですが、私が選ぶ基準というのは私の心に刺さった作品ということで、それは訪れた人たちそれぞれが別の感情を持つものです。

例えばこれ、サン・レミの病院。
私が南仏を初めて訪れたのはティムちゃんとの初ホリデー。
カンヌから少し上がったところにあるムージャン(Mougins)という町でした。
3週間ばかり町のホテルに泊まってプールサイドでのんびりしたりテニスをしたり。

リッチモンドからは車で。
まだユーロトンネルが開通前だったし、フランスではフレンチフランが通貨だった。

フランスはパリしか知らなかった私には南仏はとても印象的でした。
プロヴァンスの岩肌の赤い色と生い茂った濃い緑、そして濃い青空。
ロンドンでは見られない強烈な太陽の下、それらの色が道路のカーブを曲がるたびに目に焼き付いたのを今でもよく覚えています。
この作品は、場所こそ違いますが、そんな南仏での思い出を色で蘇らせてくれました。

私がゴッホを考えるときにいつも思うのはオランダで生まれ育った彼にとって、南仏の色の印象がどれほどのものだったかということ。
きっと私が感じた何倍も強烈だったんじゃないかな。


ナショナルギャラリーのヴァン・ゴッホ展は1月19日まで。
とってもお薦め。
是非お出かけください。
ナショナルギャラリーの特別展示、ヴァンゴッホ、詩人と恋人たち(リンクします)







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2024年10月23日水曜日

日本の素晴らしい食品サンプルの世界!

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ロンドンにあるジャパンハウス。
いつも面白い企画で「素晴らしい日本の技術」「美しい日本」「日本の伝統」などを紹介しています。


よく思うのですが、日本に住んでいるよりも外国にいる方が日本のすばらしさには敏感になります。
ジャパンハウスを含め、いろんな場所で日本に住んでいれば、おそらく見なかったものに触れる機会が多いです。

歌舞伎をロンドンの劇場で観たり、ハイドパークで流鏑馬を見たり、春画のコレクションを見たのが大英博物館だったり。

ジャパンハウスで今行われている特別展示「Looks Delicious! 本物よりもリアルな食品サンプル展」に行ってきました。

サンプルを使ってお弁当を作るコーナーがおもしろかった!
いろんなものが用意されています。
お弁当箱の形もいろいろ。
実際に食べるわけでもないのに栄養のバランスを考えてしまったり(笑)

あれも、これも、と欲張ったので変なお弁当になっちゃいました。

喫茶店風のディスプレイも懐かしいなぁ。




日本列島の形をしたテーブルに並んでいるのは各地の名物料理。

大阪はもちろんタコ焼き!
美味しそう!!

生牡蠣やテッサもリアル。

耐震構造のハンバーガーというタイトルのアート風作品。

天丼のディスプレイは作り方がわかって面白い!
あれ、下に何か落ちてる?

アイスクリームだ!
何とこれもサンプルなんです。
しかも携帯置きなんですって!
スプーンの手前に立てかけることができるそう。


10月2日から開催のこの展示は来年2月16日まで。
私は平日の午前中に行きましたが、ガラガラでした。
ウェブサイトには予約がお勧めとありましたが、もしかしたら週末とか午後とかは混むのかも。

ジャパンハウスのウェブサイト(リンクします)





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