2024年10月7日月曜日

バーツ病院の修復現場を見てきたよ!

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イギリスには古いものが多いので、それらの修復や現状維持のためにコンサベーションチームが組まれて活躍する場面が多いです。

ひっそりと行う場合もあれば、「見てみて!私たちはこんなことをしています!」といった公開ツアーを設ける場合もある。

今回紹介するのはそんなひとつ。
イギリス最古の病院セントバーソロミュー病院の修復などを担当している「バーツヘリテイジ(リンクします)」の活動です。

ガイド協会のプレスで紹介があったので、さっそく申し込んでツアーに参加してきました。

バーツ(セントバーソロミュー病院)はシャーロック・ホームズファンにとっては聖地のひとつ。
緋色の研究の中で、シャーロックホームズがジョン・ワトソンと初めて出会う場所がここの研究室という設定。

そんな所縁もあって、バーツのミュージアムには記念のプレートがあります。
絶対にブログに書いたはずだけど、記事が見つからない。
プレートの写真はありますよ。
ちゃんとオンラインツアー用にファイルしてありますからね(笑)
これこれ。
バーツの博物館に入っています。
他にもベネディクトカンバーバッチのシャーロックでは彼が飛び降りることで有名な場所。
(シャーロック、シリーズ2エピソード3)

実際にはバーツはロンドンで一番の循環器、そしてガン治療で有名なところです。
中央には噴水があって、それに面して病棟があります。
博物館がある。バーツの北館が現在修復中。
そしてそこにコンサベーションチームが入っています

私が訪れたのは先週。
参加には、足元を含め服装は気にしなくても大丈夫。
というのも安全靴、ヘルメット、そして安全ベストなどが貸し出されます。
安全靴のために、靴下を忘れないこととイギリスの靴のサイズを知っておくことが大事かな。
屋内のツアーなので、着替えをする部屋にコートや大きな荷物は置いておけます。
さあ出発。
この建物は18世紀のもの。
色々見ながら進んでいきます。
そして、足場を登って天井近くの修復現場へ。
わぁーすごい。
天井の飾りがこんなに間近に見られるんだ!
作業中の人に質問したりもできます。
彼女が持っている、白いフワフワのものは、なんと日本製のティッシュ。
丈夫なので修復には欠かせないそうです。
太めの綿棒が見えるでしょう?
こういった道具を使って長年の汚れを取っていくそうです。

もともとの壁はこんな緑色だったそう。
下にかかれている名前は寄付をした人たち。
20ポンド以上寄付すると名前が残されたそうでS、17世紀からのパトロンの名前が残されています。

NHSになってからも寄付は続いているそうで、そんな現代のパトロンの名前もありました。

子の北館にはグレートホールとよばれる部屋があって、そこへのアプローチは以前は大きな階段を上がっていきました。
大きな絵が2枚。
風刺画で有名なホガースの作品。
こちらは小さなコピーです。

この大広間の下の階は博物館とオフィスで、おそらく来年か再来年には再オープンの予定です。

少人数のツアーだし、質問も丁寧に答えてくれるので英語がちょっと苦手でも参加しやすいと思いました。

因みに私が参加した時は私を含めて5人。
是非どうぞ!








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