先日コッツウォルズで Honesty Box を見かけたので、利用してきました。
ブログの記事にぴったりだと思って(笑)
Honesty Box というのは無人販売所のことです。
商品とお金を入れる箱が置いてあって、自己申告で支払いをする仕組みです。
自動販売機は無人ですが、お金を払わないと商品が受け取れないものは Honesty Box とは言いません。
田舎をドライブしていると、お野菜や卵なんかが置かれていて、値段が書かれていたりするのがそう。
今までにもホリデー中に利用したことがあります。
わざわざ記事にしたことはなかったんじゃないかな。
それではなぜ今回は記事にしようと思ったか。
それは商品がアルコールだったから(笑)
訪れたのはコッツウォルズのビール醸造所、ドニントンです。
週末だったのでしまっているのはウェブでチェック済み。
ブラウン神父のエピソードのひとつ醸造所の娘(S4E2)のロケーションがたぶんここだと思って、その確認をしたかったんです。
イギリスだと Now TV(リンクします)
こちらが醸造所の建物。
やっぱりここでした。
エピソードを観ながら、見たことあると思った。
ここで殺人事件が起きるなんて!!(笑)
この正面の建物の左手に車庫みたいになっているエリアがあって、さび付いた冷蔵庫があります。
その脇には地図や値段表が壁に張り出してあります。
冷蔵庫の中はこんな感じ。
上の段にビールと一緒に缶があって、そこにはコインと書かれていました。
大きなものがパイント(568ml}、小さなものがハーフパイント(284ml)です。
これも売っています。
値段表大きくしました。
ビールは1本2.5ポンド。
グラスは2ポンド。
私はビール3本とパイントグラスを1個買いました。
合計9.50だけど、おつりはもらえないので10ポンド支払い。
イギリスでは、私も含め、細かいお金は気にしない人が多いです。
日本に住んでいる人はおつりとかもきっちりしていますよね。
たまに個人商店のレジで数ペンスのお釣りをもらえなかったとかって話を聞きますが、
逆に数ペンス足りなくても大丈夫なことがあって、半端なおつりはレジの横の募金箱に入れたり、そのまま受け取らなかったりする人も多いです。
そんな話をお客様にしたりすると、日本ではありえないって言われます。
「1円を笑うものは1円に泣く」とかって言われたこともあります。
私は1ポンドを笑うことはないですが、泣いた人も知りません。
無人販売は人の正直さをあてにしたお商売ではあります。
治安とか、モラルとか、いろんな要素が影響する仕組みなので、こういったお商売が成り立っているのを見ると嬉しい気持ちになりますね。
ところで現金を持ち歩かない人も多いイギリスらしく、私も普段は現金を利用しません。
非常用の現金を少しだけキーホルダーに忍ばせてあるのですが、今回はそれが役に立ちました。
おうちに帰ってから写真をチェックしたら、オンラインで支払いも可能でした。
時代に対応していますね!
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