イギリスの Netflix で「不適切にもほどがある」を扱い始めました。
英語では Extremely Inappropriate! というタイトルです。
日本にお住まいの方はご存じだと思いますが、昭和と令和の時代背景や考え方が交差するコメディードラマ。
今の時点(2024年3月25日)でエピソード5まで配信済み。
私は昭和生まれで、日本で育った後、海外で生活しています。
きっと、いま日本に帰ったら、主人公の小川市郎と同じように感じるかもしれません。
浦島太郎みたいですね。
このドラマの影響もあって、ちょっと昭和っぽいことを書いてみようということで、今回のタイトルになりました。
バブル時代を経験していない若い人は聞いたことがない言葉かもしれません(笑)
バブル時代を経験していない若い人は聞いたことがない言葉かもしれません(笑)
アッシー君とかメッシー君。
ミツグ君とかもあったなぁ。
本命のボーイフレンド以外に、何かに特化した頼もしい価値がある男友達に付けたあだ名。
用があるときに呼び出して、それだけの関係。
アッシー君というのは足、つまり車でどこにでも連れて行ってくれる人のことです。
お迎えに来てくれて、ドライブしてくれて、おうちまで連れて帰って来てくれる存在。
無料のタクシーみたいなもの。
メッシー君というのは飯、つまりご飯を食べに連れて行ってくれる人。
1対1のデートでなくても、女の子数人で何か食べたいものを決めて、その人に電話してご飯を奢ってもらうという、信じられない習慣です。
ミツグ君はプレゼントをくれる人。
欲しいものがあると、おねだりしたら買ってくれる人のことです。
今から考えると、ずいぶんひどい扱いのように聞こえますね。
昭和の時代には男性側からのハラスメントも女性側からのこんな扱いも、平気でまかり通っていたんです。
残念ながら私は大人になる前に海外に出てしまったので、恩恵にあずかることは殆どありませんでしたが、雑誌などに登場していたので、そういった世界観(男の子は女の子のために何かしてあげるのが生き甲斐なので、わがままを言ったりするのは却って男の子のため)は普通だと思っていました。
ティムちゃんと知り合った頃も、私にとってのティムちゃんはアッシー君やメッシー君みたいな存在で、お付き合いすることなんて全く考えていませんでした。
美味しいものが食べたい時や、行かなきゃいけない場所があると、私から連絡する感じ。
ティムちゃんからも「良いレストラン見つけたから、みきちゃんと行きたいな~」なんて電話がかかってきたり。
半年以上そんな便利なお友達だったのが、ある時「このままお友達の関係が続くのか、いつかそれ以上の関係になるのか知りたい」って言われて、ちょっとびっくりしたのを覚えています。
私の役に立つことがティムちゃんはうれしいんだろうと、どちらかと言えば彼のために連絡を取っていると勘違いしていました(笑)
結婚する前も、結婚した後もそんな関係はそれほど変化はありません。
今でも「僕が生まれてきたのはみきちゃんを幸せにするため」って言っています。
残念ながら数年前に腰の骨を折ってから、車の運転をしなくなったので、アッシー君はできなくなってしまいましたけど。
最近の私のアッシー君は桃太郎君です。
リッチモンドに住んでいれば、正直、車を運転する必要は感じません。
でも、ホリデーなどでレンタカーを借りて、いきなり運転するのも怖い。
そこで普段から運転に慣れておきたい(運転の練習台)ということ。
夜とか週末とか、いつでも出かけたい時に呼び出してって言われています。
でも、まだ運転は下手。
特に駐車はすごく下手。
ま、そのための練習だって分ってはいるんですけどね。
先日ドライブに行った時の写真。
ガソリンを入れているところを車内から撮りました。
この後、タンクのキャップを閉め忘れて運転中、横を走っていたドライバーからキャップを閉め忘れていると教えてもらってビックリ!
笑いながら「僕って注意力散漫なんだよね~」だって。
運転の練習よりも集中力の訓練して欲しいです(笑)
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