今日はコッツウォルズのパブを一つ紹介したいと思います。
週末に田舎のパブでランチ。
とってもイギリスらしい響きでしょう?
「田舎」という言葉は日本語と英語でずいぶんとそのニュアンスが違います。
英語で田舎といえば、人の手が入らない美しい景色や、古くからその土地に住んでいる人たちの伝統といった、一朝一夕に手に入れることができないものを連想する人が多いと思います。
ゆったりと流れる時間の下、庭の手入れをしたり、長い散歩で季節を感じたり、丁寧な美しい生活。
なので、田舎に住む、田舎を訪れるというのはポジティブな響きなのです。
英語で「あなたは田舎に住んでいるんですね」と言えば、暗に「うらやましいです」といった感情が含まれる場合も多いです。
日本語で同じことを言えば「都会なら当然あるものがない場所」といったネガティブな響きの場合があるそうです。
確かに田舎には、交通が不便だったり、エンタテーメントの種類や文化施設があまりなかったりします。
それでも田舎は魅力的。
それは、イギリスでは「便利さ」がそれほど大事だと思われていないのが原因かな?と思っています。
日本では便利って大事ですよね。
「もっと便利になるように」ってなんでも進歩させるのが日本。
「不便?でも昔からそうだから」ってなかなか変えないのがイギリス。
もちろんすべてに当てはまるわけではありませんが。
さて話をパブに戻すと、紹介するのは Fox Inn(リンクします)
外観はこんな感じ。
裏には広い駐車場もあります。車で来る人も多いんでしょうね。
フィッシュ&チップスを食べたかったんだけど、前日に食べたばかりなのでビーフの頬肉を煮込んだものを注文しました。
すごくガーリックが効いていた!
こちらは穴の中のヒキガエルというお料理。
これはグリーンピースが付いてきました。
こんな風にお野菜が付いていたりいなかったり、パブでのお料理はいろいろ。
苦手なものがあれば、事前に聞けば取り換えてくれることも多いです。
アクセントが異常にポッシュというのが桃太郎君の意見です。
田舎らしい内装です。
名前が FOX だからか、あちこちにキツネの剥製が置かれていました。
イギリスでは動物の剥製はヴィクトリア時代に大流行しました。
今でもアンティーク屋さんで見かけることがありますが、人気はそれほどでもないようです。
名前が FOX だからか、あちこちにキツネの剥製が置かれていました。
イギリスでは動物の剥製はヴィクトリア時代に大流行しました。
今でもアンティーク屋さんで見かけることがありますが、人気はそれほどでもないようです。
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