お得って書きました。
安いって書いてないです(笑)
ここ、アラカルトは高いと思います。
何を飲むかにもよるだろうけど、多分一人150ポンドくらいから。
でも週日のセットランチは60ポンド。
「ランチに60ポンドは高い!」
そんな声が聞こえてきそうですが、ちょっと聞いてください(笑)
まず、このお店はミシェランの二つ星。
そこで、3コースのランチです。
それだけじゃない。
アミューズやプレデザートもちろんついてくるから実際は5コース。
そして、グラスワインが前菜とメインについています。
更に食事中のお水もついていて、食後のコーヒー紅茶も含んだお値段です。
このレベルのレストランで、グラスワインと水とコーヒーを付けたら、多分その付加価値だけで20ポンド以上になりますから、実際の食事代は40ポンドを切ります。
それって、ロンドンの高級レストランではお得な部類に入ります。
Hélène Darroze(リンクします)
メイフェアのコノートホテルの中。
ロビーに入ったら、フロントの手前を右手に進みます。
重厚なロビーの暗闇の先に明かりがたっぷり。
ここは、上品で、サービスがとても気持ちのいいレストランです。
また、遊び心があるところもいいなって思います。
特別な機会にぜひ訪れたいレストラン。
今回はセットランチだったけど、ここ、アラカルトを注文したらこんなボードがメニューと一緒に運ばれてきます。
いつもメニューを訳しながら思うのですが、いいレストランって、長くてややこしいメニューが多すぎ。
でもここはメインの食材がメニューの名前なので、簡単です。
そして、ガラス玉にはそんな食材の名前が刻まれているんです。
「キャビア」とか「和牛」とか「レモン」とかいった風。
メニューの中から食べたいものを選んで、ボード上に残ったものが注文という仕組み。
ただ、これを楽しむのに20分くらいかかることも多いので、まず食前酒を頼んでから(笑)
今日はセットランチの紹介なので、ボードはなし。
普通に言葉で注文です。
こちらはアミューズ。
一口サイズでコロッケとか、カレー風味のチーズとか、これからのお食事のクオリティーを予感するのに十分です。
私は前菜にロブスターのリゾットを選びました。
まろやかで軽いリゾットなのに、ロブスターの風味はこってり。
量が少ないので、もっと食べたいと思ったくらい。
他にもフォアグラと貝柱の選択がありました。
メインにはラム。
小さなサラダが付いてきました。
他の選択は、白身のお魚か鴨。
こちらはプレデザート
甘くなかったので、よかったです。
そして、私が選んだデザートはルバーブ。
きれいでしょう?ちょうど季節ですからね。
他の選択はチョコレートもしくはババ。
実はここの名物デザートはババなんです。
ババっていうのは、簡単に言うとお酒に漬けたスポンジケーキのこと。
たっぷりとクリームが乗っていますが、このクリームを乗せる前にアルマニャックをかけてくれます。
3つの違った年代から好きなものを選んで。
この後コーヒーとお茶菓子でおしまい。
最初から最後まで丁寧なサービスで、一流レストランに来たって実感できます。
こういったレストランではお土産にお菓子を包んで持たせてくれます。
おうちに帰って開けてみたら、こんな小さなケーキでした。
軽くて甘くなくて、とてもおいしかったです。
クリームと一緒に食べたらもっとおいしいだろうな。
次回このレストランに行くときには、用意しておくことにします。
このランチメニューは平日のランチのみ。
予約が必要です。
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