2024年2月25日日曜日

ロンドンのはちみつ

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しばらく前の話ですが、イギリスで売られているはちみつの多くが品質に問題ありとニュースになりました。
平たく言うと、お砂糖を原料にしたシロップが混ぜられたものをはちみつと偽って売っているということ。
スーパーマーケットで売られている普通のはちみつということで、びっくり。
でもよく読んでみると、かなり安い値段のはちみつらしいです。

あるスーパーマーケットで売られているものだと 340gで75p(142円)
円での値段は1ポンド190円で計算しました。
確かにあり得ないくらい安いので、疑ってみるべき。

原材料にブレンドはちみつと書かれていれば、混ぜ物がされているということです。
ところがこのはちみつは原材料は「はちみつ」と書かれています。
そして原産地は「xx国で生産されたものがイギリスで瓶詰め」となっています。

瓶に入ったはちみつが本物か偽物かというのは、素人にはなかなか判断がつかないですよね。
水に溶けにくいのが本物とか、
ティッシュに数滴落として水分がティッシュに広がったら偽物とか、
お酢と混ぜて泡立ったら偽物の可能性が高いとか、
色々な見分け方がネットで検索できます。

一番いいのは信用できる場所で買うってことかな。
巣箱のある場所で買うのが安全かな。


ロンドンではしばらく前からロンドン産のはちみつが人気です。
あまり知られていないけれど、いろんな場所に巣箱が置かれてはちみつが採取されています。
例えばリッツホテルやロイヤルランカスター、ゴーリングなどは自前のはちみつがある。
フォートナム&メイソンも自分たちで作っているはちみつがあります。
バッキンガム宮殿のお庭でもはちみつが作られています。

何でこんなことを書いているかと言えば、先日ロンドンのランベス宮殿図書館ではちみつが売られていたから。

図書館ではちみつ?
そうです。
この図書館があるのはランベス宮殿のお庭。
800年の歴史を誇るエコロジーが徹底しているお庭です。
ウォータールーの駅から徒歩数分なので、是非どうぞ。

ひとつ8ポンド。

建物に入ると大きな窓からお庭も見えます。

この建物は2020年に手作りのレンガで作られました。
リファレンス図書館なので貸し出しはしていませんが、古い蔵書で知られています。
場所柄(ランベス宮殿はカンタベリー大司教のロンドンのお屋敷)宗教関連の蔵書が有名です。

お味のレポートもしたいけど、この間買いに行ったらカードマシーンが壊れているということで買えませんでした。
現金を持っていく方がいいと思います。








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