イギリスではクリスマスにトップチャートに輝くとかなり名誉なことのようです。
毎年世界中でたくさんの歌が生まれるわけですが、やっぱりこの時期にはプレゼントに歌を送る人も多いですからね。
もちろん最近は実際のレコードやCDなどを買うことはほぼなくなりましたが、ダウンロード数で人気というのは数値に出ます。
クリスマスナンバーワンは実物の売り上げ、ダウンロード数、ストリーミング数を合わせた数字だそうです。
イギリスの歴史を紐解くと、クリスマス直前の1週間の売り上げをチャートにしたのは1952年から。
ただ、特にクリスマスヒットとしてトップを争うようになったのは1973年だそう。
それ以降クリスマス用の(といえば語弊があるかもしれませんが)名作が数多くこの世に出てきました。
2024年のクリスマスナンバーワンは、何と Wham のラストクリスマスでした!
80年代の歌です。
実は直前まで現首相をからかった歌がかなりいい線を行っていたので、おそらく労働党による裏工作があったのではという懐疑派もいるくらい(笑)
実際のところはわかりませんが、労働党のメンバーがみんなでラストクリスマスをストリーミングしているところを想像すると可笑しいです。
首相、キア・スターマーをからかった歌は「Sir Starmer and the Granny Harmers」というバンド名、歌のタイトルは「Freezing This Christmas」
観てみたい人のためにYouTube の動画を貼っておきます。
冬の光熱費サポートを取りやめて年金生活者を苦しめているという政策をパロディーにしたものでメロディーは1974年に流行った「Lonely This Christmas」です。
こういったのがイギリスのユーモア。
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