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週が明けてから、ティムちゃんも私も毎日テレビにくぎ付け。
どんな面白いドラマを見ているかっていうと、政治ドラマ。
実は国会の中継をずっと見ているのです。
ブレグジット関連で、ここのところ議論が盛り上がっている英国の国会。
特に今日は昨日の議決を受けて公表された、ブレグジット合意についての全容について、メイ首相が国会で質疑応答に対応しています。
サマリーだけで通そうとするには、何か隠しているに違いないという斜め目線で見ていたブレグジット合意案。
蓋を開けてみれば、やっぱり国境の問題です。
たまにお客様から、UK と GB ってどう違うのって聞かれます。
答えは簡単。
GB はグレートブリテンということで、ブリテン島のこと。
この島にはイングランド、ウェールズ、そしてスコットランドの大部分が含まれます。
それにいろんなところに散らばっている島と、北アイルランドを加えるとUK、グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国となるわけです。
ざっとラップトップに描いたので、細かなところは正確ではありませんが、色のついているところがUK。
緑が北アイルランドで、この部分はブリテン島ではなくアイルランドの島。
なので、地続きでユーロ圏に面しています。
ブレグジットの一番の問題点がこの国境をどうするかということなのですが、合意案では、北アイルランドとブリテン島の間の海「アイルランド海」が国境になりうるわけなのです。
ロンドンオリンピックの時にも、チームGB という名称で北アイルランドの人たちが怒ったことがありました。
ロンドンオリンピックに、北アイルランドの選手が2人しか参加せずに、その二人も個人競技ではなくチーム競技だったことも、チームの名前「チームGB」に由来していると言われています。
ま、名前にグレートってつけたい気持ちはわかるけど…。
スコットランドも残留派の人が多いだけに、この先UK がどうなるか心配です。
11日の議会で、ブレグジット案が国会を通過するかどうかが目下のところ最大の焦点。
しばらくはテレビを見続けることになりそうです。
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