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もう10日以上パレルモにいるんだけど、レストラン外しまくりの私たち。
あんまりネガティブな記事ばっかり書くのも何なので、ハズレのレストラン記事じゃなくて、パレルモの食について私が思ったことを書こうと思います。
私も「ロンドン不味い」とか観光で来た人から言われるとカチンとくるので、きっとパレルモ在住の人は違う意見だろうと思います。
だけど、このブログは私の意見の発表の場なので、気にしないことにします(笑)
島だけあって、新鮮な魚介も獲れるし、パレルモの近くには牛もいるらしい。
それなのに、パレルモの伝統的な食ってサーチすると、内臓料理とかミートボール系がずらずら出てきます。
ミートボールはお肉だけじゃなくて、カジキマグロとかイワシなんかも材料です。
亜種のひとつはアランチーニ。
これはリゾットのから揚げ。
お肉やお魚もパン粉が一緒についてくるものが多い。
なぜか。
それはもちろん、ズバリ、元が貧しい人たちの食べ物だからです。
内臓料理もそうだし、ミートボール系のものが多いのは、かさ増しってことですね。
6年前、初めてパレルモに来た時、おいしそうな小イワシがレストランに運ばれたのを見て、そこでランチにしたのですが、シンプルに出してって言っても、出てきたのはパン粉にまぶしたものでした。
すごく残念だった!
もちろんそれが全てってわけじゃないけど、メニューに「伝統的な」って付くと、ほぼ私の好みじゃない。
B級グルメが好きな人はパレルモの伝統料理、楽しめると思います。
私は新鮮な食材をなるべく単純に料理したものが好みです。
でも新鮮な食材は、地元とはいえ必ずしも安いわけじゃないし、単純な料理法は料理人のスキルがはっきり表れます。
こちらはマーケットで見かけたアーモンド。
今が旬らしい。
生で食べるのもおいしい。
ただ剥くのがちょっと面倒だけど、刻んでサラダに入れたり、そのままおつまみにしてもいい。
こちらはイチジク、そろそろ終わりかな。
マーケットを歩くと何が旬なのかがわかるのでお勧めです。
お魚屋さんも毎日並ぶものが微妙に違う。
今朝は、サバが食べたいな~と思って行ったらなかったから、代わりにアジを買ってきました。
3枚におろしてもらって焼いて食べたけど、おいしかった。
お魚はカポ市場のミモがおすすめ。
北側の入り口から入って2軒目のお店です。
お魚はシンプルにグリルしただけでおいしく食べられますが、レストランで焼きすぎて出てくるとすごく残念。
変なソースがかかっていたら、もっと残念。
パレルモ在住の人からおすすめされた、Supra i Mura もハズレレストランのひとつ。
パスタのソースもおいしくなかった。
肝心のお魚も、魚屋の横でレストラン何年やってるのって感じだった。
こうやって見るとおいしそうなんだけど。
パレルモで意外においしくないのがトマト。
トマトなんて、イタリアが本場だから、どこで買ってもおいしいんだろうと思ったら、とんでもない。
市場でいろいろ買ってみたけど味がないものが多いです。
違う市場、違うストールも試したけど、ロンドンで手に入るワイト島のトマトの方がよっぽどおいしい。
ただ、ここでしか見ないものもいっぱいある。
例えばズッキーニの葉っぱ。
いろんなところで見るので買ってみました。
茎と葉っぱに分けて…
下茹でしてから…
ハムと炒めて食べてみました。
茎の太いのは硬くて食べられないものもあったけど、おいしかったです。
これ以外にもブロッコリーの葉っぱの部分とか、ビタミンたっぷりとれそう!
あさりもお魚屋さんで買ってきて、スパゲッティーでいただきました。
甘みがあって、プリっとした身がなかなか。
おうちの近所であさりを買うと、いくつか殻が開かないものがあるのが普通なんだけど、ここではお魚屋さんが袋に詰めてくれる時に丁寧に選んでくれました。
お値段もロンドンよりちょっと安い。
またリピート予定です。
八百屋さんでは何をどれだけ買っても1ユーロって言われて、もろに観光客扱いですが、それでもなかなか楽しいです。
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