2026年4月3日金曜日

ブロッコリーがアートならレンガだってアート!

どう思いましたか?

「あれがアートだったら何だってアートじゃん」そう思う人もいるでしょうね。
しかも元々は本当にスーパーマーケットで買ってきたブロッコリーを半分に切って壁に貼り付けただけだったんですから。
「アート素材として野菜を使うなんて、素晴らしいアイディア」
そんな風に肯定的にとらえる人もいるかもしれません。


レンガ大のサイズのカラフルなアートが東ロンドンのいろんな場所で観られます。

この間のブロッコリーと共存している壁もある。

レンガは彼の作品だってわかりやすいんですが、実はレンガ以外のモチーフもあるので少し紹介しますね。

これ、なんだと思いますか?
東ロンドンの道の標識。
Scalater が道の名前で ST はストリートの略、E1というのはロンドンの郵便番号です。
その下にはベンガル語で通りの名前。
このエリアは移民の町として知られている場所のひとつ。
ロンドンの中華街に漢字で通りの名前が入っていたりするのですが、それと同じようなもの。
つまりベンガル語を話す人たちが多いエリアってことです。
ベンガル語は主にバングラデシュの人たちが使っている言葉で、このエリアにインド料理屋さんが多いのも頷ける。

ストリートアートに話を戻すと、道の標識の下にほぼ正方形の銀色のアートが見えます。
浮き彫り?
よく見ると頭でっかちな恐竜がスケートボードに乗っている化石風アート。
これもロンゾの作品です。

彼の生み出したキャラクターのひとつ、スケーターザウルスはこんな風に化石になったり、絵になったり、立体になったりして東ロンドンに点在しています。

スケーターザウルスに似ているキャラクターでお金を食べているモンスターもいる。
ロンゾはドイツから来たアーティストで2000年ごろからロンドンの街角に彼の作品が出始めたらしいのですが、お金を食べているものは不況をもじったもの。
ロンゾは有名なので企業とコラボしたりもするようです。

これなんかはコラボ作品でQRコードでウェブサイトに飛ぶことができるようになっているのが今ってカンジ!

レンガだけならわかりやすいけれど、こんな風にいろんなキャラクターが増えていったりコラボ作品が現れたりするので、ストリートアートは奥が深そう。


そういえば、以前バンクシーの動物シリーズのヤギを紹介したことがありました(リンクします)
このヤギさんは建物の改装でその後見られなくなってしまいました。
同じ時期に描かれたお猿さんのアートがこの近くにあるのですが、そちらも残念ながら消されてしまったようです。
何となくうっすらと跡が残っているのが見えますか?
下の写真と比べてみてください。


こんな風にストリートアートは姿を消してしまうものも少なくありません。
消されたり、上書きされるだけではなくて、風化して見えなくなってしまったり、壊れてしまったりするものも多い。

ただの落書きといってしまえばそれまでですが、いくつかのストリートアートはハッと何かを気付かせられたり、美しさを感じるものも多い。
どのあたりに落書きとアートの線を引くか、というのが難しい。
カラフルでグレーな世界、というのがぴったりなのかも。

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