2022年8月9日火曜日

オランジェリー美術館

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セーヌのほとり、モネの睡蓮で有名なオランジェリー美術館を訪れました。
ここもミュージアムパスが使えます。

入り口にはパス用の行列があって結構並んでいましたが、公認ガイドと一緒だったので行列をスキップして入場できました。

ここも人気の場所ですが、ルーブルと違って、ゆっくり絵画を楽しめるのがいいですね。

モネはイギリスに住んだこともあるし、イギリスの美術館にもたくさんの作品があるので、私にとってはおなじみの画家なのですが、やはり彼が設定した空間で楽しむという点では、イギリスの美術館よりも、このオランジェリーやジヴェルニーが鑑賞にふさわしいと思います。

東西南北を意識して展示された作品。
ゆったりとした空間で思い思いに作品を楽しむ人たち。
やっぱりこういった空間が素敵です。
方角や時間によってさまざまに変わる池をそのまま体感できるように設計された空間。
なんとも贅沢ですね。


オランジェリー美術館、私は地上階しか知らなかったのですが、今回初めて地下のギャラリーも訪れました。
公認ガイドによると、30分以内で出ることが多いので、地下まで寄ることはほとんどないそうです。
もったいない!
地下のギャラリーにもたくさん素晴らしい作品が展示されています。
もし行く機会があったら、ぜひこちらも忘れずに訪問してください。

私が一番いいなって思ったのはこちら。
ココ・シャネルの肖像画。
画家はマリーローランサン、ともに女性です。
ココはこの肖像画が儚げで、自分のダイナミックさを表していないという理由で受け取りを拒否したとか。

もう一つ、私がいいなって思ったのはルソーの作品。
田舎の結婚式をモチーフにしていて、なぜかとても心に訴える作品です。


最後にびっくりだったのが、お手洗い。

なんとウォシュレットだったんです。
全部じゃなくて、私が入った個室がそうでした。
地下にあります。

意外な出会いが美術館の醍醐味(笑)




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