2013年6月26日水曜日

フェルメールと音楽

トルコから帰ってきて、しばらくばたばたしていました。
が、今日やっと時間が出来たので、ゆっくり絵を観ようとナショナルギャラリーまで出かけました。

ロンドンでは、いつも、何か特別な展示がどこかで行われています。

ナショナルギャラリーでは、今日から9月8日までフェルメール展。
「フェルメールと音楽」というタイトルです。
ナショナルギャラリーには常時展示でフェルメールが2点。

「ヴァージナルの前に立つ若い女」

「ヴァージナルの前に座る女」


ナショナルギャラリーではないけれど、ロンドンで見ることができる作品のひとつ。
 「音楽のレッスン」
これは王室のコレクションで、バッキンガム宮殿の一般公開中はそこで観ることができます。
でも今年はこの特別展示のために、バッキンガム宮殿にはありませんからご注意。

たまにお客様の中で「これが観たいから、バッキンガム宮殿に来ました」なんて人がいます。
フェルメールの作品を各都市でひとつひとつ観ていくなんて計画の方。

行ってみたら、作品が貸し出されていた、なんてことにならないように。



 これは、普段北ロンドンのケンウッドハウスにあります。
「ギターを爪弾く女」
でも現在改修工事中なので、しばらくナショナルギャラリーに居候しています(笑)

この作品は今日はじめて観ました。
 「ヴァージナルの前に座る若い女」
上の4点がほぼ同じ大きさなのに対して、これ、すごく小さな作品です。
幅も20cmくらいしかありません。

これはニューヨークの個人コレクションから貸し出されているそうです。
ずっと偽物だと思われていたのですが、細かな調査でフェルメール作と認定されました。

ロンドンにお越しなら、是非足を運んでください。
入場料がかかります(8ポンド)
でも36点しかないフェルメールの5点が集まっているので、価値はあります。
曜日によっては音楽会も開催されます。








ロンドン情報ランキングに参加しています。
よかったら、クリックして応援してください。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村

0 件のコメント: