トルコから帰ってきて、しばらくばたばたしていました。
が、今日やっと時間が出来たので、ゆっくり絵を観ようとナショナルギャラリーまで出かけました。
ロンドンでは、いつも、何か特別な展示がどこかで行われています。
ナショナルギャラリーでは、今日から9月8日までフェルメール展。
「フェルメールと音楽」というタイトルです。
ナショナルギャラリーには常時展示でフェルメールが2点。
「ヴァージナルの前に立つ若い女」
「ヴァージナルの前に座る女」
ナショナルギャラリーではないけれど、ロンドンで見ることができる作品のひとつ。
「音楽のレッスン」
これは王室のコレクションで、バッキンガム宮殿の一般公開中はそこで観ることができます。
でも今年はこの特別展示のために、バッキンガム宮殿にはありませんからご注意。
たまにお客様の中で「これが観たいから、バッキンガム宮殿に来ました」なんて人がいます。
フェルメールの作品を各都市でひとつひとつ観ていくなんて計画の方。
行ってみたら、作品が貸し出されていた、なんてことにならないように。
これは、普段北ロンドンのケンウッドハウスにあります。
「ギターを爪弾く女」
でも現在改修工事中なので、しばらくナショナルギャラリーに居候しています(笑)
この作品は今日はじめて観ました。
「ヴァージナルの前に座る若い女」
上の4点がほぼ同じ大きさなのに対して、これ、すごく小さな作品です。
幅も20cmくらいしかありません。
これはニューヨークの個人コレクションから貸し出されているそうです。
ずっと偽物だと思われていたのですが、細かな調査でフェルメール作と認定されました。
ロンドンにお越しなら、是非足を運んでください。
入場料がかかります(8ポンド)
でも36点しかないフェルメールの5点が集まっているので、価値はあります。
曜日によっては音楽会も開催されます。
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