桃太郎君がスコットランドを引き払って、リッチモンドに帰ってきたのは3月初め。
スコットランドのフラットも売りに出してすぐ売れたし、順調でした。
お荷物は全て業者さんが運び出して貸し倉庫に保管してくれています。
8人くらいでやって来て、さっさと運んでとてもスムーズだったそうです。
倉庫はリッチモンドの近く。
桃太郎君とガールフレンドのBちゃんは、3月中いっぱい、たくさんの物件をリッチモンドを中心に下見した結果、候補を二つに絞りました。
ひとつはリッチモンド橋のそばに建つフラット。
集合住宅として建てられたものです。
おうちからは歩いて3分かかりません。
もうひとつはリッチモンドヒルに建つ聖マティアス教会の近くにあるフラット。
こちらはもともと一軒家だったものを改造してフラットにしたタイプ。
おうちからは歩いて20分弱といった距離。
さすがリッチモンド、両方ともエディンバラのフラットの3倍以上の価格ですが、働く二人で共同購入なので住宅ローンも問題なく組めたようです。
一時はパットニーやテディントン辺りまで候補を広げていましたが、リッチモンドに物件が見つかってよかった。
両方にオファー(買値の提示)を出して、両方からOKが来ました。
でもそこからが長い。
イギリスのおうちの売買は査定や事務手続きは煩雑なので、売り手と買い手がそれぞれ専門家を雇います。
なので自分でできることをやってしまった後は、ただ待つのみという忍耐の世界。
4月13日、提示のオファーが了承。
この後物件を専門家に査定してもらったり、登記に問題がないかなどを専門家に調べてもらいます。
4月25日、銀行からフラットの価格が適正だという返事。
住宅ローンの選択と仮契約。
つい最近金利が少しだけ上がったイギリスっですが、仮契約の時の金利でローンが組めたそうで良かった。
ま、わずかな金利ですが、住宅ローンは金額が張るので僅かでも大きいです。
6月22日、エクスチェンジ(売買契約)。
6月30日、コンプリーションといって鍵の受け渡し。
ここは私は内見していなかったので、コンプリーションの日に見に行ってきました。
キッチンとダイニングとリビングがひとつになったスタイル。
寝室は3つあって、主寝室はオンスイート(専用のバスルーム付)
日本だと3LDKっていうのかな?
居住空間は110平米。
この写真は家具があった時のもので、今はキッチンユニット以外空っぽです。
売主は有名なドイツ系銀行のバンカーらしい。
楽器とか置かれていて、いい感じ。
ひと月だけだけど、一緒に暮らした6月が終わって、ちょっと寂しい気もします。
おうちを出る時の桃太郎君の一言。
「マミィ、まだ洗濯機買ってないから洗濯持ってくる。よろしくね」
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