よくお客様から「イギリスは街並みが揃っていてきれいですね」といわれます。
「いいわねえ、地震のない国って」とも言われます。
でも実は陰でかなり努力をしているんです。
写真はストランドとオールドウィッチの角。
工事現場なんですが壁の窓の向こうに青空がのぞいているのが見えますか?
古い建物は壁一枚を残して取り壊し、新しい建物をその壁にくっつけるわけです。
勿論壁が崩れたりしたら大変なので、支えの為の鉄の枠組みで保護しています。
ところがどこでも古い街並みのみが見られるわけではありません。
いい例は金融街のロイズ保険銀行。
サー・リチャード・ロジャースの作った近代的な建物は有名ですが、よく見ると古い建物の壁が一枚だけ残っています。
そこから50メートルも東に進めば通称ガーキン、30セントマリーアクスの建物。
西に進めばハリーポッターの撮影にも使われたレデンホール商店街。
古いものと新しいものが混沌としているように見えますが、妙に調和がとれているように見えます。
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