2007年4月19日木曜日

ウエストミンスター寺院の裏

ウエストミンスター寺院の裏手はレストランの砂漠地帯です。
以前国会議事堂の追加試験を受けるために3ヶ月ほど通った場所なのですが、その時もお昼に何を食べようか頭を悩ませたことを覚えています。
食べることに貪欲なおかげで、友人家族からは「前世は鮫だったに違いない」と思われていますが、好きだから仕方ありません。
イギリスに来ることに決めたときも、周りの友達からは「でもみきちゃん、食事はどうするつもり?」というのが友人大多数の最初の質問でした。
「ローストビーフの国に行くんだ」というのが頭にあったんですけどね。
でも来てみたら、日本と同じで各国の料理が食べられるし、他のヨーロッパよりずっといいことがわかりました。パリやローマに比べてもレストランの「バラエティーとクオリティー」はロンドンが一番です。
高いのが珠にキズですけれど。
ヨーロッパの有名レストランでメニューを見ると、素材がイギリス(UK)からのものがたくさんあります。
加えて植民地などからのアイディアを取り入れる柔軟さも持ち合わせています。
ラーメンやカレーライスが日本の国民食になった事と似ています。
フランスやイタリアは食のプライドが高すぎてきっとそうはならないでしょう。
ところでそのイギリスに和食のレストランが雨の後の筍のように建ちはじめたのが数年前。
ろくなレストランの無い、ここウエストミンスター寺院の裏にも一軒出来ました。
名前は「熱海」。
日本人じゃないよね、このネーミング。
実は中国の人が経営しています。
この近くに安い食べ放題&お持ち帰りの中華レストランを2件持っていて、全く逆のコンセプトの和食を開いたわけです。
結構気に入っていて、何度か食事をしに行ったことがありますが、ZumaとNobuの中間くらいといった感じ。
今日はここでお昼ご飯。
フランス人のお友達、マーティーンと待ち合わせです。
もう行かなきゃ。
帰ってきて、お昼寝から目が覚めたら続きを書きます。

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